GODIVAとのコラボの発端
はい、こんにちは、徳力です。今日はですね、米津賢治さん、ボカロPのハチさんとGODIVAのコラボっていうのをちょっと面白かったのでご紹介したいと思います。
すいません、僕も本当ボカロPのカルチャーはよく理解してなかったんですけど、米津さんはボカロP出身のアーティストで、
ボカロPとして活動されてた時の名義がハチさんなんですよね。 で、その時に出していた楽曲のドーナツホールという曲とGODIVAがコラボっていう
めちゃめちゃオシャレなMVが 出来上がってるんですけど
ファンの人たちはめちゃめちゃ盛り上がってるからどういうことなのかなと思って調べたら、これは
もともとの楽曲が2013年、10年以上前ですよね。
6300万再生とされてましたけど、ボカロPとしてハチさん、米津さんが作った楽曲。
中でも人気がある楽曲だったみたいですね、ドーナツホール。米津さんってイラストを自分で描いてるんですよね。
当時はこの描いたイラストをちょっとCG加工するMVになっていて、それでもアニメっぽい
ギミックとかもいろいろ描いてた。ボカロPってこういうことまで、米津さんが才能あるから自分でできちゃってるってことなんですかね。
これを今回だから作り直してるんですよね。
このパターンのコラボは珍しいですよね。
宇多田ヒカルさんがコマーシャル用に昔の曲をもう一回歌い直してみたいなのがありましたけど
MVを作り直すののコラボ企業をオリガーで動くっていう。
しかも今回のね、最初のMVに比べても今回完全にアニメ…
なんかこういう映画が始まるのかなっていう映画の予告かなぐらいの完成度になってますから。
米津さんも今回これをやることにした背景をXに長文で書かれていて
未練が浄化していったみたいなことをおっしゃってますけどね。
今回これ用に書き下ろしをし、プロダクションIGを神谷監督にお願いしてMVを作ってもらったっていう。
MV自体はあくまで米津さんが作った形ですかね。
ゴディバフルスポンサードっていうわけではないと思いますけど
これがきっかけでゴディバさんとしては
ゴディバ8ドーナツホールコレクションという新しいコラボ商品を作って
もう欠品してるんですね。YouTubeの店舗で販売をするっていう。
すごい面白いなと思ったのが、これゴディバさんの提案が最初らしいんですよね。
ゴディバの担当者のセンスよって話なんですけど
ゴディバの担当者の方がこのドーナツホールの楽曲とコラボをしたいと。
今回のCMVはゴディバさんからドーナツホールで商品を出したいというお話を頂いたところから始まりました。
直感的に面白いそうだと思い立ち、それなら新たにお加工として復帰してグミたちとは協力し始めたのですが。
アーティストとファンのウィンウィンの関係
そこまでやるならやっぱりMV作り直そうとなった。
素晴らしいですよね。企業のコラボ提案からアーティストが新しい作品を生み出すきっかけになるっていう。
企業スポンサードがトリガーで楽曲が作られたのが最近も、それこそコカ・コーラとニュージーンツとか、アドサンとロッテのショコラカタブラとか増えてきてますけど。
これってゼロから作る分、利用者から自分たちのイメージに寄せられるというメリットがありますけど、
その分やっぱり新曲なんでヒットするかどうかわからないというリスクがあると思うんですよね。
ゴディバーの場合には多分担当者の人がこのドーナツウォールの楽曲を好きで企画したってことだと思うんですけど、
既にファンがいる楽曲にある意味、後から企業がコラボで乗っかることによって逆に楽曲の世界観も広がるっていう。
これファンからしてもアーティストからしてもスポンサーからしても結構ウィンウィンウィンですよね。
ショコラカタブラみたいに楽曲を作るケースもウィンウィンウィンだと思うんですけど、
新しいパターンだなと思って。
これはね、特にボカロイ時代の楽曲、今もう1回みたいなのは結構あるんじゃないかな。
この記事書いたらヨルシカさんとかも可能性あるんじゃないですかね、みたいなコメントをいただきましたけど。
ちょっと面白いですよね。
従来企業とアーティストのコラボってどっちかというとコマーシャルのタイアップソングに使うみたいな構造で、
実はその広告予算のほとんどはコマーシャル枠に消えてると思うんですよね。
変な言い方ですけど。
でも今回のこのゴディバのアチさん、ヨネズさんとのコラボはお金のほとんどは多分アーティストに行き、
あとはその商品を作るためのコストに回ってるんで、
その当然ね、要するにテレビコマーシャルとかそういうメディアロスの広告も展開してるのかもしれないですけど、
ある意味その企業の予算のほとんどがアーティストとファンのための活動に投下されるっていう意味で言うと、
テレビコマーシャルのタイアップよりも実はファンにとってこっちの方が幸せなんじゃないかなみたいなちょっと感じるコラボだったのでご紹介です。
このパターンであればテレビコマーシャル予算がない企業でもね、
コラボ商品作ってもらったらファンからしても熱いですよね。
しかもゴディバですからね。
みたいなのは今後ちょっと増えるんじゃないかなと思ったのでご紹介です。
はい、こちらのチャンネルでは日本のエンタメの未来を密かに応援したいなと思っています。
他にもこんな話してますよって方がおられましたらぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです。
今日はありがとうございます。