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2024-01-14 08:38

映画「君たちはどう生きるか」は、日本と海外でかなり印象が違いそう #574

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ゴールデングローブ賞を受賞した映画「君たちはどう生きるか」は、日本と海外でかなり印象が違いそう|徳力基彦(tokuriki)
https://note.com/tokuriki/n/n6a828d9f467a
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こんにちは、徳力です。 今日はですね、映画「君たちはどう生きるか」がゴールデン・グローブ賞を受賞したということで ちょっとその関連をいろいろ調べたら面白かったんでご紹介したいと思います。
元ネタはNHKでゴールデン・グローブ賞アニメ映画賞に君たちはどう生きるかっていう記事がありまして 日本の作品がゴールデン・グローブ賞のアニメ映画賞を受賞するのは初めてらしいんですよね。
日本だとアカデミー賞の方がはるかに有名で ゴールデン・グローブ賞ってあんまり話題にならないと思うんですけど このニュースを初めに聞いたときに、あれ、僕、千と千尋撮ってなかったっけと思ったんですけど 千と千尋が受賞してたのがあくまでアカデミー賞で ゴールデン・グローブ賞は撮ってませんでした。
ゴールデン・グローブ賞とアカデミー賞は何が違うのっていうのは ちょっと僕もよくわかってないんですけど なんとなくやっぱり過去の歴史を見るとアカデミー賞の方がより世界大会に近くって
ゴールデン・グローブ賞はやっぱりアメリカ国内大会ではないんだけれども それに近いのかなって感じですね。
ゴールデン・グローブ賞もハリウッドで映画業界を専門に取材する外国人記者で作る団体が選ぶものっていう話なんで 外国人記者なんですけど、外国人記者がアメリカのコンテンツをメインに選んだと。
だからジブリのセント・チヒロがアカデミー賞を受賞したのは2003年なんですけど そのタイミングは
ゴールデン・グローブ賞はまだアニメ部門賞がなかったみたいですね。 なのでその選ぶかどうかの議論さえ行われてないっぽいです。
アカデミー賞は2003年にセント・チヒロが受賞して これは日本の長編映画としてはこの映画47年ぶりの開境だったらしいんですけど
その後 実は日本アニメ映画そういう泡立たばほぼ持ってないだと思うんですけど
ゴールデン・グローブ賞はもともと アニメ賞が作られたのが2007年からで
最初の頃はアメリカ国内で公開されてないアニメは対象外だったそうなので 風立ちぬのか何かの対象外になるみたいな議論があったみたいな
ポイントはやっぱりアメリカ国内でやっぱりの工業収入も多分評価の基準に入っているだろうということだと思うんですよね
今回君たちはどう生きるかはやっぱりアメリカ国内の工業収入がかなり良いらしく 日本では記事になってなかったんですけど直近では3960万ドル
約57億円ですね これは円換算で変わりますけど 3960万ドルでドラゴンポールスーパーが日本アニメ映画の米国における4位だったらしいんですけどそれを抜いたそうです
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過去のトップ5を見ると1位ポケモンなんですよね 1位と3位がポケモンですね 3位のポケモンは2000年のポケモンとなって本当にそのポケモンの初期ブームの時の映画公開みたいですけど
鬼滅の刃が2位 これが4950万ドル
どうなんだろうなぁ 鬼滅の刃を抜けるスピードじゃないかもしれないですけど
どうなんだろうなぁ ちょっとわかんないです 今少なくとも4位に入ったとですね ちなみに呪術回戦がすごいらしいんで
鬼滅の刃のおかげで鬼滅の刃 ドラゴンボール スーパーヒーロー 呪術回戦あたりがだんだん興行収入を増やすようになってきているところに
今回君たちはどう生きるかがアメリカで公開されてジブリ映画の記録を更新したっていう 興味深いのが
日本だと君たちはどう生きるかなんですけど 海外ではザ・ボーイアン・ザ・ヘロンですよね だから
少年とアオサギっていうタイトルの映画で 日本だとも事前に一切 アニメのシーンどころかもキャラクターも公開せずパンフレットすら映画化公開されてもしばらく販売しない
みたいな徹底した情報統制をして そっちの方が話題になって
見に行くか行かないかの議論がされた記憶がありますけど アメリカでは当然事前にピザーも公開されて アニメの映像とかも公開されて
やっぱり改めて見ると炎のシーンとか 凄まじいですよね このアニメのクオリティが
やっぱりその事前のピザーも見て 普通に少年とアオサギっていう映画だと思って見に行った人が見に行って感動して
評価が高いっていう構造になっている 結構海外で評価が高いっていうと
日本の人の反応が実は微妙なんですよね 今回も君たちはどう生きるかがゴールデングロープ賞受賞っていうニュースに対して
結構ネガティブな反応をしている日本人の人が多くて 日本は多分情報を出さなすぎたことによって
何となくその公開後賛否が分かれてしまった感じが すごいあるんですけど
アメリカではそういう余計な議論はないんで普通にシンプルに 少年とアオサギという映画として
事前予告を見た人が楽しみにして見に行って 見に行って良かったと思って評価をしてるっていう構造になってるっぽいですね
これはタラレバーなんで言ってもしょうがないですけど 日本でもこういうふうに普通にやってたらどうなってたんだろうなっていうのを
ほんとちょっと比べてみたい気がしますね アメリカだと今海外の賞のその受賞数がすごいんですよね
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これほとんどアメリカの国内の賞なんですけど ロサンゼルスフィルムクリティックスアソシエーション ニューヨークフィルムクリティックスアイワード
週ごとにいろんな賞があったり いろんな映画賞があるらしくて ゴールデングローブ賞以外にも
20個近くもすでに見列されたり受賞したり してるっていう状態で賞を取りまくってる感じですね
当然アニメ部門だと他にライバルのほとんどいないみたいな話かもしれないし ジブリ映画としてアメリカで正式に評価されるのが実は今回が
初めてだっていうのもあって多分映画関係者も 待ってましたとばかりに高く評価している可能性があるんですけど
これやっぱ日本との印象かなり違いますよね 日本だとやっぱり僕も映画見に行った後子供に見せていいんですかみたいな質問をすごいされて
青鷺のイラストだけだともうなんで 全くわかんないっていう謎の映画扱いされていて 日本では多分テレビでもほとんど映像も流れてなかったんじゃないかな
今回のゴールデンブロック賞受賞で流れてるのかもしれないですけど 相当作品のイメージは違う気はするんですよね
今回の受賞はこのままいけばアカデミーションを取れる可能性すごい高いと思うんで アカデミーションを取ったらアカデミーションを受賞作品としてオッペンハイマー辺りと一緒に
少年と青鷺っていうタイトルでもう1回公開し直したら子供たちがシンプルに見に行き直して 日本の公共収入ももっと伸びるんじゃないかなみたいなちょっと改めて思ったりしますね
映画の公開は難しいですよね 今回はプロデューサーの鈴木さんがかなり確信犯的にその宣伝をしないやり方でやったらしいので
別に当然それは外社がどうこう言えるものではないんですけど 本当に日本とアメリカで君たちはどう生きるか
ザ・ウォー&ザ・ヘルンに対するこのリアクションが全く違うのが本当に面白いなと思いながらご紹介でした
いずれにしても本当にこれがきっかけで今年も日本映画がアメリカでもっと見られる流れになるんじゃないかなっていうのはちょっと楽しみにしてるんで
まずはアカデミー賞を楽しみにしたいと思います
こちらのチャンネルでは日本の愛のためが海外に出ていくのを密かに応援したいなと思っていますので
他にもこんな話してますよって方がおられましたら ぜひコメントやDMで教えていただけると幸いです
今日もありがとうございます
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