1. 飛鳥山の窓から -TOKYO NORTH MOVEMENT-
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2024-07-18 15:22

#8-3ゲスト: 篠原正浩さん 演者とお客様とを含めて家族となる大衆演劇の文化 / 今年2月にはニュージーランド5箇所で大衆演劇を上演! 

【今月のゲスト】

篠原正浩さん

【テーマ】

・演者とお客様とを含めて家族となる大衆演劇の文化 

・今年2月にはニュージーランド5箇所で大衆演劇を上演!



東京商工会議所北支部会⻑である越野充博が

王子飛鳥山の邸宅の談話室で、北区内外の多彩な起業家、経営者の方々をお招きます。

情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。

グラスを傾けながら、北区の未来を語り合います。


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00:06
TOKYO NORTH MOVEMENT 飛鳥山の窓から
東京都北区飛鳥山。暖炉のある小篠光洋さんの部屋には、未来を思う様々な人たちが遊びに来ます。情熱とアイデアが交錯した素敵なおしゃべり。さあ、今夜はどんな話が飛び出すんでしょうか。
こんばんは、小篠光洋です。
篠原演劇企画の篠原社長をお迎えしての第3回目、飛鳥山の窓から本日もお送りしたいと思います。篠原さん、今週もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
さて、先週、大衆演劇についてちょっといろいろお話を伺ったんですけども、もう一度、大衆演劇ってどんな感じのものなのかっていうのを、篠原さんとして整理してお話いただけますでしょうか。
大衆演劇というのは、基本的に1公演2000円、もちろんお子さんによっては安くもしたりもしてるんですけども、1公演2000円で3時間半、お芝居と舞踊章を楽しめるというようなのが大衆演劇の基本ベースになっております。
基本3部構成と言いまして、頭に短い章をやって真ん中に時代劇、後半にエンタメ要素の強い舞踊絵巻になってるんですけども、それが大体の大衆演劇の基本構成になってます。
これ今時本当にものすごく安くて楽しめる3時間半だと思いますよね。
そうですね、ライバルは映画館っていうので価格設定をしておりましたので。
おにぎりが美味しい分だけ全然それだけでも違うって言っちゃった。役者さんたちに失礼だけど。
素晴らしい時間を何度か過ごさせていただいてますけれども、それからどんなことがございますか。
そうですね、舞踊章の方ですと本当に今の現代的な曲から昔ながらの演歌まで取り揃えておりますし、劇の内容というのはもう人情劇あり喜劇あり剣劇あり、時代物がメインなんですけど幅広いジャンルを上演できるようにしております。
なるほど、現代物みたいのはあまりやらない?
現代物は少ないですね。
伝統的な時代劇とかっていうものなんだけども、でもそこに最近若い観客も多くなってきた中でいろんな工夫もされているという。
そうですね、時代劇を現代風の格好でやると言いますか、着物なんですけど着物を洋風っぽい着こなしをしてみたりですとか、かつらの色、昔はもちろん黒髪しかないんですけど、そこをちょっと奇抜な色と言いますか、茶色い髪の毛もあれば。
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そういう自由さっていうのは大衆演劇らしいっていうところですかね。
そうですね、その時代の流行りに合わせて若い子にとって何か一つ馴染みがあると、やっぱり最初の取っ掛かりとして入りやすくなるんですね。
あのメイクかっこいい、あのメイクかわいいからの入り方でもいいと思うんですよ。そういう意味では幅広い層に接していただくための努力という意味でしております。
なるほど、それと本当に舞台と観客との距離の近さ、これはやっぱりものすごい魅力じゃないかと思うんですけど。
そうですね、この空気感を味わっていただける距離感っていうのは大衆演劇ならではかもしれないですね。
役者もお客さんの顔が見えるんですよ。
普通の演劇ですと、大きいところですと舞台とお客席の距離っていうのがあるんで、お客さんの反応って見えないものだと思うんですけども。
大衆演劇のこうやってお客さんが受けてる、受けてないが。
寝ちゃってるよみたいな。
ストレートにやっぱりこう伝わってくるんですね。
そうするとこの根本的な流れのお芝居ってのは決まってるんですけど、その中で、
今日は笑いが受けてるからちょっと笑いの要素を強めようですとか、
今日はしっかり見るお客さんだからどしっとやろうですとか。
結構役者がアドリブで芝居の内容をちょっと構成し直したりっていうのをその日々繰り返しているんですよ。
落語家さんに伺うとやっぱりお客さんさっと眺めて、そもそも寄生出るときにネタも決めてなくてね、
今日子供さん多いなと思うと子供さんも聞いて楽しいものとか、ちょっと年寄りが多いとこうだとかってやるって言うんだけど、
それを演劇の中でもやっちゃうんだ。
そうなんです。
すごいね。
それが毎日本番の強みだと思います。
パターンっていうか、高齢者が多いって言ってとか、すごいお笑いしてるよとかって言ったらこうだっていうのはパターンはあるんだろうけど、
それができちゃうっていうのは本当にすごいですね。
多分それは色んな地域を回ってるからだと思いますね。
やはり東北、関東、関西、九州、何が受けるかってその地域によって全部違うんですよ。
行ってその3日4日でその地域の特性をつかまないと1ヶ月間お客さんに来ていただくことって難しいんですね。
お笑いが好きな地域なのに真面目なものばっかりやってもダメですし、
そういう意味でその空気感をつかむっていうのが特化してるのかもしれないですね。
なるほどね。
それと本当にさっき非常に演劇という点で言えば安い金額でということもあって、
本当に定期的にお客さんに毎日のように来てくださってるお客さんもいるじゃないですか。
そうするとある意味目も超えてくるし、なかなか厳しいお客さんも多いって感じがするんですけどどうですか。
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そうですね。一番多い方です。60回見られる方とかっていうのもいらっしゃいますんで。
もちろん厳しい件はあるんですけども、この1年間に大体1回戻ってくるっていうスパンになるんですけども、
そうするとお子さんの成長なんかを一緒に応援できるっていう、1年前に見た同じ芝居が、
全くお子さんの成長して違うものになったりするわけなんですよ。
そういう意味で今でいう推しを推すじゃないですけども、元祖会いに行けるアイドル。
推し勝つっていうのは大衆演劇のガスタートになってるんじゃないかなとは私は思うんですけども。
お客様も含めて家族的でもあり、また本当に先ほど申し上げたように近いんですね。
そうなんです。お客様も含めて家族になってしまうというか。
一方で近い中でも特にエンターテインメントになってからのおひでりのあれがやっぱり一つの特徴ですけど。
そうですね、そこはちょっと励みになっている部分もありますからね。
昔の芸人さんでよく、やっぱり稼ぎたかったら頑張って自分をアピールしなきゃいけないよってところで、
やっぱり日々終わった後なんかでも努力ができますし、それが本人たちのモチベーションにはつながっていると思うんです。
あれなんていうんでしょうね。根付いているっていうのかな。
変な話、一番演作、二番演作、三番演作が体にくっついていくみたいにしておひでりが行くじゃないですか。
あれって結構場所とかそういうところによるとちょっとグロテスクな光景になるんだけど、
でもなんか全体の中で本当に馴染んでいるっていうのかな。
あんまりあざとくないっていうか、あれ面白いなと思いますね、あの空気感ね。
でもどうなんでしょうね。海外なんか行くとチップという制度があるじゃないですか。
昔は投げ線って言って、舞台の上に銀紙を巻いたものを投げるところから、いつの間にかあの形になったんですけども。
なんかね、面白いね。これ僕個人の感性かもしれないんだけど、ちょっと乾いたところがあって、
すごく自然でね、なんかスッと受け入れられて、やっぱり演出の中に入ってるんだよな。
で、こうターンと転換してまたこうなっていく、色が変わってとかね、変わっていくみたいなね。
そういうのも上手ですよね。
そういう意味ではお客様も一緒にこう政治を作っていただいていると言いますか。
そういう意味ではちょっと外国ではっていう話はありましたけど、
最終演劇とインバウンドの関係って言うんですかね。
インバウンドのお客様って今どんな感じですか。
コロナ以前よりも増えては来てますかね。
そうですか。
YouTubeの発信とかもずいぶん熱心に割りになられているようなんですけども、
そこもやっぱりインバウンドを意識してってどうですか。
そうですね。本当にこれはもうコロナからの取り組みではあったんですけども、
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本当にお客さんが来ていただけない状況の中で発信してみよう。
とりあえず知らないように広げてみようっていう気持ちからスタートしたんですけど、
その中で海外からのメッセージがものすごく多かったですね。
そうなんだ。
それはどういう感じのメッセージ?
ワオとかっていう。
このお祭りは何ですかっていう。
パレードをやったりしてる映像っていうのを配信もしたりしてるんですけど、
この祭りはどこに行けば参加できるんですかって結構台湾の方なんか多くて。
なるほど。
これもコロナのタイミングで継がれた篠原社長ですけど、
コロナだからこそそういう発信を始めたっていうのは、
また新たな観客を呼ぶっていうのになりつつあるってことですかね。
そうですね。ニュージーランドの方にも対戦劇の団体連れて行ったんですけども。
2024年の2月の16日から10日間、ニュージーランド5カ所で大衆演劇および講演をされたということなんです。
これがちょっと実験的なものもありまして、
実際インバウンドって言っても海外の方って実際に時代物というか、
ちょんまげの姿っていうのをどう捉えるのかなっていう反応を見たかったんですけども、
ビーチの中でサンド傘にカッパを着て殺草と歩いていくんですよ。
そうすると現地の方が喜ぶんですよ。
みんな水着を着ているようなところをわざと歩かしたりしたんですけども、
その中でものすごく拍手を浴びるといいますか、
その中のショーに参加しても、この姿っていうのは我々が思っている以上に向こうの方にとって受け入れられるんだなっていうのを
そこで学べたといいますか。
なるほど。
最初の第一歩の外国はどうしてニュージーランドだったんですか?
これはご一緒している音楽家の方が向こうの方につてがありまして。
なるほど。
じゃあ一回目はニュージーランドだけど、
これからそういう海外の公演みたいなものも考えないではないという感じですか?
そうですね。まずは日本に見に来ていただきたいですよね。
なるほど。
あと、チョンレツっていうYouTubeの足、
何レツっていうのはどこかで聞いたことがありますけども、これはどういうのなんですか?
これは本当に最初は自分たちが楽しむような企画だったんですけども、
ちょうど写真撮影、それぞれの写真撮影をしておりまして、
その中でせっかくこのメンバーが集まっているんだから、
みんなで面白いもの一本撮ろうよっていう中で、
一人が稲瀬に、カツダの種類で稲瀬ってあるんですけども、
その稲瀬にスーツで現れたんですよ。
そうしたらその姿っていうのが、何でしょう、
12:03
日本の全部があるような気がしてしまって、
サラリーマンっていうのも日本人じゃないですか、
本当にこれ日本来たらいるんじゃないの?っていうようなものを生み出したくて。
関連的には侍文化がそのまま残ってて、
スーツでみたいな感覚がね、特に外人の人なんか見るとあるかもしれないよね。
あるかもしれないですよね。
なるほど、それ面白いな。
僕ちょっと見たことないんで、ぜひまた見せていただきたいと思いますけれども、
その他にワークショップなんかも積極的に最近はおやりになられて、
刀の使い方を演じていただくとか、そんなこともやられてますよね。
そうですね、私が肌感で感じている部分なんですけども、
やっぱりインバウンドで来られている方っていうのは、
見るだけではなくてどちらかというと体験をして帰りたい、
そういう方が多いんではないかなというので、
まだ代々的にやっているわけではないんですけど、
だいたいアンケートにとって8割以上は見ることももちろんなんですけども、
その後の刀の使い方ですとか、センスの使い方が面白かったって言われる方が多いんですよ。
ここが今後、私どもの見せるだけではなくて、
一緒にこの大衆の娯楽を楽しむっていう、
一ついいチャンスになるんではないかなとは感じています。
外国の人を対象にっていうだけじゃなくて、
やっぱり日本人もただ見るとか食べるだけじゃなくて、
自分でアクティビティを何かやりたいっていうのは、
旅の一つとして、楽しみの一つとして、
考え始めている、欲し始めているところがあるから、
楽しいですよね、これやっていただいて。
そうですね。あとは人前でやりますんで、
やっぱりインバウンドの方の方が恥ずかしいっていうことが、
その場を楽しめるっていう意味で、もちろん日本の方もそうなんですけども、
そういう意味では人前、50人、100人いる前で、
立ち回りを、チャンバラをしなきゃいけない、
センスを持ってポーズをしなきゃいけないっていう部分では、
より楽しめるんじゃないかなとは思うんですけど。
外国の人が楽しんでいるように見ていると、
日本人もやりたくなったりとかね。
そういうのもあるかもしれないし。
いやー、でも本当に、何度も申し上げるんですけど、
コロナ禍の大変な時期の中で、何かをやっていくっていうことがね、
だんだんむしろコロナが明けて、花開いてきているっていうね、
そんな感じのする篠原さんの経営なんですけれども、
来週はその篠原さんがですね、
この大衆演劇を継承する本拠地としての北区とね、
どういう関わりを持っていただけるのか、
地域との関わり、そして未来に向けての大衆演劇ということをお伺いしたいと思います。
来週もよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
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