著者の紹介とeスポーツの魅力
みなさんこんにちはクムです。今回ご紹介する本はこちらですね。 eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか。
トッププロゲーマーの賢くなる力。 著者がすいのこさん。小学館から2020年8月に初版が発行されている本です。
まずこの著者のすいのこさんは1990年鹿児島県生まれのプロゲーマー。 僕も鹿児島出身なので同郷ですね。鹿児島大学大学院で焼酎製造学を専攻。
卒業後大手小中メーカー勤務を経て2017年に上京。 eスポーツのイベント運営等を行うベルプレイド株式会社に企画職として就職。
19年5月より同社のスポンサードを受けて大乱闘スマッシュブラザーズシリーズのプロ選手として活動中ということで。
この帯の方には東大卒業前に医者に聞いてわかった。 ゲームで養われる勝負能とは24歳で1億円稼げる
eスポーツ業界の本当の話ということで。 僕自身も去年PUBGモバイルでアジア公衆大会に出場されたKazemaruさんにインタビューさせてもらったんですけども。
去年ぐらいからeスポーツにちょっとずつ興味が出てきていてですね。 僕が知っているeスポーツの世界ってストリートファイターとかそういう格闘ゲームというところが自分が知っている部分なんですけども。
eスポーツと言っても他にもいろいろゲームのジャンルがあって。 この本ではスイノコさん自身がいろんなeスポーツの方にもインタビューをしていてですね。
ときどさん。ときどさんは有名ですよね。東大卒のプロeスポーツ選手。 ときどさんへのインタビューとか。あとネフライトさん。ネフライトさんがフォートナイトのプロゲーマー。
あとシャドーバースというゲームがあって。ちょっとこれ知らなかったんですけど。シャドーバースというゲームでフェグさん。
eスポーツ選手たちのインタビューとゲームやってる人だったら少なからず気になる部分。 脳に良い目が悪くならないゲームの遊び方とか。
ゲームを教育ITに生かす世界での取り組みみたいなのがいろいろ紹介されていて気になるところを点をつけているんですけども。
今2025年だからこの本が15年前の本ということもあって業界の変化が激しいので今結構変わってるとは思うんですけど市場規模ですね。
オランダのリサーチ会社ニューズの調査では2016年に542億円だったのが2018年には996億円と1000億円に迫る勢いで増加。
2021年には1815億円まで伸びると予測されているということなので今2025年なのでもっともっと伸びてるでしょうね。
eスポーツが急成長でいろんな分野会社さんが注目される中でプロゲーマーとして活躍する人も当格を表していると。
冒頭の第一章で紹介されているゲームが強い人イコール考える力がある人っていうのがあって、
スイノコさん自身も最初の方で自己紹介があるんですけども鹿児島の鶴丸高校っていう高校を卒業されていてですね。
鶴丸高校っていうのは鹿児島出身の人だったらすぐわかると思うんですけど鹿児島県で一番頭がいい公立の学校なんですよね。
プロゲーマーの努力と挑戦
ちょっと僕なんかも全然鶴丸高校に行ける学力はなかったんですけども。
僕が子供の時とかはゲームをやるとバカになるとかそんなことも大人から言われたことは少なからずあるんですけども。
でもプロゲーマーで高学歴の人って結構いるよねっていう話もこの本でやっていて。
タイトルがeスポーツ選手はなぜ勉強ができるのかっていうふうに書かれているので。
勉強っていうところがペーパーテストをこなす能力ってそれもあると思うんですけどそこだけじゃなくてプロとして活躍し続けているその理由はなんだみたいなところもインタビューとかこのスイノコさんの話を通して触れることができますね。
ちょっと引用しますね。
ゲームが強い人はなぜ頭がいいのだろうという疑問を明らかにする上でトッププレイヤーたちの反省にヒントがあるのではないかそう感じる。
というのも私が様々なプレイヤーと交流した経験からゲームが強くなる条件として以下の3つが浮かんでくる。
1.自分にとって何が課題かを見つけ出すことができる。
2.見つけた課題を解決する方法を的確に選択できる。
3.異常なまでの負けず嫌い。
ということであの頃1,2,3は僕が去年インタビューさせてもらったKazemaruさんに漏れなかってハマるので
プロの世界でゲームで勝つためにはどういったことをすれば勝ち上がっていけるかとか
やっぱりそういうところがプロのeスポーツ選手として活躍する上では不可欠なんだなっていうのは冒頭で紹介されていますね。
で各トッププレイヤーへのインタビューということでときどさんへのインタビュー。
ゲームでトップに立つためにはゲームだけじゃ全然足りないと。
ときどさんは1985年沖縄県生まれ。
著称に東大卒プロゲーマー、世界一のプロゲーマーがやっている努力2.0ということで本も出している方なんですよね。
ときどさんがプロを目指すことについて梅原さんとのこのエピソードがあって
梅原さんから最初はそんだけ学歴があるんだったらやめときなみたいな話をされるんですけど
その帰り際に本当にゲームが好きなら1回しかない人生なんだからチャレンジしてみるのも悪くないかもねって言ったんですっていう
こういう言葉がときどさんに刺さったと。
学歴があってなんでわざわざeスポーツ選手になるんだろうっていうのは
やっぱりゲームが好きっていうのは根本にないとその道には進みづらいよなと思いますよね。
ちょっと印象的だったのが当たり前のようにネット対戦っていうのができるけど
eスポーツの世界だと海外の選手たちと戦うために実際に海外に行くんですよね。
これはネット対戦とかやったことあるじゃったら当たり前のことかもしれないですけど
日本でネット対戦しようと思うと日本在住の人としかマッチングできないという
海外ともマッチングできなくはないけどラグがひどかったりとかするので
実際にアメリカ人と戦うにはアメリカに行くとか
ヨーロッパの人と戦うにはヨーロッパに行く必要があるなというのもこの本で書かれてますね。
だから日本だけで戦うんじゃなくて海外に行くことによって
これもKazemaruさんがインタビューで言ってましたね。
同じゲームでも日本人のプレイスタイルと海外の人がプレイスタイルって結構違うみたいで
だから世界一になるためには実際にeスポーツ選手自体も海外に行って
日本だけじゃなくて海外の選手たちがどんな行動どんな戦略を取っていくか
それに対して自分がどう適応してそれをどう上回るかっていうのが必要になってくるっていう話なので
やっぱりその世界に行かざるを得ないというか
eスポーツで上を目指す以上は
世界に行けば行くほど賞金とかも大きくなってくると思うので
情熱が鍵となる理由
eスポーツと世界っていうところはとても切り離せないところなのかなっていうのが思いますね。
これはネフライトさんフォートナイトのプロeスポーツ選手の言葉で印象的だったのが
こだわらないっていうことを言われていてちょっと引用しますね。
普段の練習での負けとか目先のことはあまり気にしないですね。
どんなトッププレイヤーでも勝率100%なんてことはありえないので
練習で負けたとしても負けた事実自体は気にならないです。
大事なのはそこから範囲を分析して次に繋げること。
大会で緊張せずに自分が持てる最大のパフォーマンスを発揮するために練習をしているので
練習で負けを怖がってもしょうがないと思います。
本質的に強いっていうのは結果を残すっていうことじゃないですかっていうことで
やっぱ諦めない気持ちというか
壁にぶつかってもそれにさらに挑戦していくっていう
そういうメンタリティが必要なのかなっていうふうに思ったのと
これもインタビューの中であったのが
ヒカキンさんはプロ級になるっていうのも書いてあって
これは面白いなと思いました。
YouTubeのコラボ企画でヒカキンさんとコラボしたみたいなんですけど
フォートナイトでヒカキンさんのスナイパーライフルが
めちゃくちゃ上手いっていうことで本当にその通りだったと。
あとはそのヒカキンさんのネフレイトさんへのチクバリも素晴らしかったっていうことで
今現在も活躍し続けるヒカキンさんの人柄とかも
そういうエピソードも書かれていますね。
今後プロゲーマーになりたい世界で活躍したいと思っている人に対して
何が一番大事かと聞いたところ情熱と答えたと。
プロゲーマーになることを目標にしたら
プロになった瞬間に目標を達成してしまうので
その先がなくなり何をモチベーションにしていいか
わからなくなってしまう
ゲームに対する情熱が一番大事だと思います。
自分は一番大きい目標に世界大会優勝を掲げていて
それに対して全力で取り組んでいる。
目標がこれより低いと情熱が下がってしまうからダメだと思っています。
好きなことでは最強になりたいですよねと。
この辺も戦って勝っていく人の強さを感じますね。
ちょっと第三章のところは
森浜子のゲーム経験
eスポーツっていうのとは少し経路が違うんですけど
脳に目が悪くならないゲームの遊び方っていうことで
子供がゲームを遊びすぎることに対する
弊害みたいなのも書かれてるんですけど
一方でですねちょっと面白いコラムというか
ギネス記録認定90歳ゲーマーおばちゃんの若さの秘訣
っていう文章があってこれも引用しますね。
プロゲーマーたちの取材を終えて
現行執筆を進めていく中
なんとなく行き詰まり気晴らしにネットサーフィンをしていたところ
とあるニュースが目に止まった。
90歳のおばあちゃんゲーム実況者
ゲーマーグランマーこと森浜子さん
すごい肩書きだっていうふうに書かれていて
今も現役なのかね。
ちょっと調べてみます。
えっと動画の投稿自体は
1年前で止まってるみたいなんですけど
チャンネル登録者数は54.7万人
動画は188本投稿されていて
一番再生回数が多いのが
90歳オンラインゲーマーの日常
ドーンポリス494万回再生されてますね。
すごいな。
あそうそうで森浜子さんに
ズームで取材をされているんですよね。
森さんから返事が
ズームでしたら大丈夫ですよと。
これがもうすごいなって思いますね。
90歳でズームを使いこなすっていうのは
年齢とか関係ないんだなって思いますよね。
ちょっと本に書かれている言葉を引用すると
初めてゲームに触ったのは
今から39年前だったかしら。
私の子供を大人になって育っていって
自分の時間を自由に使えるようになった頃かな。
たまたまおもちゃ屋さんに行った時に
小さい子供がゲームで遊んでいたんです。
何だろうって気になっちゃって
試しに遊んでみたら一気にハマっちゃった。
ぴょんぴょん跳ねたり
弾を打つだけのシンプルなゲームだったし
ストーリーとかもありませんでした。
だから正直内容はあまり記憶に残っていないんですけどね。
ゲームは歴39年という長いキャリアを振り返って
特に記憶に残ったゲームについて聞くと
天外魔鏡、地雷矢とか
加藤ちゃんけんちゃんとか
ゼルダの伝説は特に感激しましたね。
登場するキャラクターが可愛くて可愛くて
動いているキャラクターたちが動くのを見ていて
可愛いって叫びながらやっていました。
最近のゲームは映画のように没入できて素晴らしいですね。
スカイリムとかデイズゴーンとか
あとはグランドゼフトオートとか
どれも作り込みがとてもリアルで
見ていて現実のものなんじゃないかって感じちゃうほどで
夢中になって遊んじゃいます。
今のゲームって昔に比べて難しくなってきていて
最初は操作とか上手くいかないんですけど
攻略本を買って頑張って操作を覚えていると
だんだん上手くなっていく。
ゲームに限らないと思いますが
最初はダメでも続けていると楽しくなって
そのうちなんとかなるもんですよ。
このチャレンジ精神こそ森さんの最大の武器だ。
でちょっと後半の方に元気の秘訣っているもありますね。
これだけゲーム実況を続けていられる
バイタリティのタフさは一体どこから来るのだろうか。
元気の秘訣を聞いてみた。
いくつかあると思うんですが
まずゲームって指をたくさん動かすでしょ。
私も毎日3時間はゲームするんですよ。
下手でも毎日触ります。
2回みたいなものですね。
それがやっぱり手慣らしになるんじゃないかって。
老人ホームでも皆さん手の運動をなさっているんですよ。
やっぱり手を動かすのが大事なんじゃないかな。
ゲームを配信で遊ぶときはみんなに見られながらやるんで
程よく緊張しながら遊べますし
その方が皆さんのアドバイスをもらえて勉強になりますしね。
なんとなくそうなんじゃないかなって思います。
やっぱり好きなことを見つけてそれを楽しむのが一番ですよ。
私にとってゲームがそれでした。
好きなことを見つけるためには色々なことにチャレンジしてみること。
私もゲームを始める前には水泳もやっていましたから
水泳して帰ったらゲームしてて生活でした。
これからは見てくれた方が喜んでくれて
グラマーみたいになりたいって言ってもらえるような人になりたいですね。
そのためにもこれからもたくさんのゲームを遊びたい。
幸せですよ。今最高にねっていうふうに書かれてて
ゲーマーグラマーこと森浜子さんお写真もこの本にあって
90歳で見えないぐらいお元気な姿ですごいなっていうのをちょっと感じますね。
だから結局ゲームも元に使い方というか付き合い方というか
ゲームがダメとかいいとかっていうよりかは
ゲームやってても全然高学歴の人いっぱいいるし
大人になっても元気でゲームと遊んでる人もいるし
ただゲームにのめり込みすぎて健康を壊すとか生活を壊すとかってなると
自分もそうだし周りも不幸になってしまうから
自分自身が幸せだなっていうのを感じながら
ゲームと付き合っていける程良い付き合い方というか
っていうのができるとゲームって生涯の趣味になっていくのかなっていうのを感じましたね。
ゲームと学び
ちょっと今回はですね
eスポーツ選手はなぜ勉強ができるのか
トッププロゲーマーの賢くなる力
著者はすいのこさんで小学館から出ている本を紹介させていただきました。
また次回もよろしくお願いします。