生成AIの影響と教育の格差
こんにちは、テキトー教師です。
現役教師をしながら、教育コミュニティの運営をしたり、フリースクールやぶこぎのスタッフをしたりしています。
本題に入る前に告知をさせてください。
今週土曜日の3月15日の20時、午後8時から第14回AIチャレンジ黙々会をオンラインでさせてもらいます。
先月は、スプレッドシートとDefiを組み合わせたGoogle Chrome拡張機能を開発した篠塚さんに、報告およびデモンストレーションをしていただいて、大変好評でした。
今回特にテーマは決まっていないんですけども、Defi、あるいはガシスタント、あるいはそれぞれ使ったアプリの報告および最新のAI共有をするかなと考えています。
興味のある方は無料で参加できますので、概要欄に貼っておきますので参加ください。
あともう一点、Tanku Support AI Luminaを先月に発表させてもらいました。
続々と登録される方がおられて、ちょっと使ってみたら来年度から生徒の方にも使いますという方がおられます。
答えを教えるというよりも、ある意味自己探求の部分で、自分が何が好きなのか、どういうところに興味があるのか、そういったものを本来は人とやっていった方がいいんですけども、
そんな人、そこに時間を取れないとか、ちょっと今日緊張するなーみたいな時に、AIであればいくらでも無限に対話ができるので、
テンポよく雑談AIで対話を数をこなして自分の考えを深めることができるAI、あるいはポスターとかプレゼンのスライドをチェックしてくれるAIもありますので、
興味のある方も興味がありましたら、ものすごいコスパの良いAIですので、興味がありましたら登録していただけたら嬉しいです。
ちょっと長くなりましたけども、本題に入らせてください。今回のテーマはですね、AIを使って格差広がるよねっていうことをちょっと言わせてもらおうと考えています。
なんでそんなことをやっぱり思うかというと、先日ですね、新井のりこさんのXの投稿を見て、やっぱり難しいなーっていう、今このテーマも喋りながらすごい歯切れが悪いんですけども、自分の中ではっきり答えが決まっていないし、まだまだずっと考えないといけないテーマだなと思いながら話しています。
この新井のりこさんがどんなことを投稿されたかというと、数学教育ですでにアメリカで困っていて、今後日本も困ることというテーマで、宿題を生成アイにさせる学生と、本当は自力解決したい学生がいると。
生成アイにとかせれば満点。自力解決だと80%すると、成績でBやCを取る可能性があると。それからどういうことが起こるかというと、数学のトレーニングの控えを全員が失ってしまうと。
どういうことかというと、これは暴論ですが、生成アイを使ったら数学なんてオーワンなんて答えが出てしまうと。ある意味大学生のゼミとかでもその論文を作成するとか、そういうのもある意味イヤイヤやってくれると。
でも、すごいそういう子だって結果で出た生成物の成績はすごい良いんですけど、いざその子たちの能力がどこまで上がったかって言ったら、ある意味生成アイの使い方がちょっとわかってるぐらいで、本来の数学の力ってのは身についていないと。
ということであれば、成績はそこまで良くないけども、AIを使わずに自力で必死にゴリゴリと試行錯誤しておいた方が数学の力はついていると。
ということであれば、授業料の対価として得られるはずのその子をトレーニングできたであろう機会を生成アイによって失われてしまって、そのまま高成績で卒業してしまう学生がいっぱい出てくるんじゃないかと。
そういうことをおっしゃっています。
今後の教育改革に向けた課題
そこからやっぱり格差がどんどん広がるなっていうふうにやっぱり思ったのは、自分の中でここはやっぱり自分でやらないととか、AIを使わずにここだけはやっぱり自分でもっと突き詰めたい。
自分でもっと自分で一時情報を実験とか経験を通じて得たいって思っている子と、全部AIに任せると。
AIが出てきたものは正しいと思って、全てそれで生成してしまう子によって格差がどんどん出てきてしまうなっていうのは非常に思いますし、懸念をしていると。
それとさらにもう一個、そもそもそのAIを使える子と、そういったAIをネット環境とかも含めて使えない子にも差が出ると思うんです。
なので、今喋りながらふと思ったのは、大きく3つの段階に2極化ではなくて3極化ぐらい起こるんじゃないかなっていうのはすごい思いまして、AIを使う、そもそもそういった技術を使えるような環境にはない子と、
AIを使えるけども、AIにコントロールされる、あるいはAIの生成物を全部のみにしてしまう子と、AIを使いながらも自分で経験あるいは自分で想像もできる子。
この3つの段階があると思いまして、難しいのは、自分でここはAI、ここは自分っていう風に考えれる子をどうやって育てることができるのかっていうのは非常に難しいなって思います。
それはやっぱり僕も探求サポーターを作って、これを子どもたちにいっぱい使ってほしいなと思うんですけども、ただどうしても生成物としてすぐにこういう風に探求を進めていったらいいですよっていうのをパッと提示しますし、
あるいは本来であれば緊張感を持って発表して、誰か友達にフィードバックをもらえる機会がなくなって、全部AIにポスターをポンってあげたらフィードバックをもらう状況にあると。
その経験というかそのトレーニングの機会をAIによって失ってしまうことで、失ってしまうことで何か大事なことが子どもに教育あるいはトレーニングできないのかなっていうのは非常に懸念をしていますし、何がいいのかっていうのは難しいなと思います。
はい、まあはっきり結論は入れてないんですけども、何ともその歯切れが悪いんですけども、この新井さんのこの投稿を見て、子どもにここはAIには頼らない、そういったことを考えれる子どもを育てるにはどうしたらいいんですかねっていう疑問を
ちょっと今回は投げかけて終わりたいと思います。
まだこの答えが出たらまた報告したいと思いますのでご意見ください。
適当教師はですね、探求サポートAIルミナーを使ってですね、探求学習をより良くできるようにしてほしいなと思っていますし、教育やコミュニティの運営であったり、勉強会、月1回勉強をしていますので興味がある方は概要欄からお申し込みください。
それでは今回もありがとうございました。