名古屋の音大で学長時代に、副専攻制度(メジャー・マイナー制)を導入して、副専攻の修了証を発行するということをやりました。標準24単位(記憶が曖昧)の副専攻を履修すると学位記とともに修了証を発行するという制度です。 例えば、学位記には主専攻ピアノの課程を修了。副専攻の修了証として、ヴァイオリン、吹奏楽、音楽療法など他の専攻も専攻も修了したという証明書を出すという制度です。学生には好評で、意欲的な学びにつながりました。 ちなみに社会人を対象にした履修証明制度も積極的に運用しようとしましたが、うまくいきませんでした。社会人の側にそこまで学費を払ってまでのニーズがなかったと思っています。 ご紹介いただいたマイクロクレデンシャル制度に非常に共感いたします。