天穂のサクナヒメの概要
高見知英のゲームの話しかしないポッドキャスト、始まりました。
今回は予定を変更しまして、天穂のサクナヒメというゲームについての話をしようと思います。
もともとね、他のゲームの話しようと思ってたんですが、先日、前期に放送されていたアニメ、天穂のサクナヒメが最終回を迎えまして、
これがまもどおり、このゲームが原作なんですよね。だから、話すんだったら今日しかないだろうというようなことで、今回はこの天穂のサクナヒメの話をすることにしました。
このゲームをもともと興味を持ったきっかけっていうのは、以前にも話題話を聞いてたんですけども、2020年の発売当初ぐらいから話題話を聞いてて、
あ、そういうゲームあるんだというふうに思ってはいたんですけども、実際にやり始めたのはね、去年の末ぐらいに行われていたいっせいトライアルっていうね、Nintendo Switch Onlineの取り組みで、
1週間ぐらい自由にそのゲーム遊べますよっていうものに、たまたまこの天穂のサクナヒメが選ばれてたんですよ。
で、やってみて、これ思いのほか自分に合ってそうだぞっていうことで始めたのがきっかけでしたかね、の感じのゲームです。
で、以降ね、もう少しずつ少しずつ進めていって、とりあえずね、今年の2月ぐらいにはだいたいクリアできたかなっていう感じのプレイでいました。
すごくやっぱり面白かったです。すごい世界観もすごい純和風っていう感じのゲームですし、その他にもね、やっぱりアクションゲームとしても、まあ程よく難しく程よく優しくっていう感じだったし、
稲作のシュミレーションとしても、やっぱり難しすぎず簡単すぎずっていう感じでね、そこもまた含めてすごく面白かったです。
あの、まあ稲作っていうのはなんとなく体感するっていう意味もあって、1年が12日で過ぎてしまうんですね。
なのでそれもあって、もうスピーディーに話ができる、だから稲作ってこんなもんだってなんとなく体感できるっていう意味でもすごく良かったなっていうふうに思いました。
で、まず世界観の話からしましょうか。 世界観の方は、ヤマト、実際ヤナトっていう名前にあってるんですけども、
日本を舞台とした感じのゲームで、まあ時代設定的にはこのアニメの実況で流れてた内容だとだいたい南北朝時代ぐらいっていうふうに言われてはいますかね。
やっぱり結構戦乱が起こっていた時代で、そこでちょっと逃げ延びてきた5人の地上の、いわゆるふもとの世、人間界の方から来た人たちが、
いろいろ展開いただきの世っていうところで、いろいろ問題を起こして、その問題に関わっていた主人公のさくな姫が、
半ば追放されるみたいな感じで、ちょっと鬼がたくさん出てきている島、日の出島っていうところに調査に行ってこいみたいな感じで追い出されてしまうんですね。
で、その追い出されているさくな姫と、あとは人間界から来た5人と、共同生活を送りながら、島の謎を解いていくというゲームでございます。
で、ただ主人公は法上心と武心の子供なので、やっぱり両方の性質をちょっとずつ受け継いでいるということで、
稲作をして法作になると自分の能力が上がるという、そんな感じのパワーがあります。
で、実際そうやって何年かにかけてどんどん稲作を続けていって、能力をつけていって、ステージを進めていくっていう感じのゲームです。
で、ステージ数もそこそこに数あるし、まあボリュームもあるんですよね。
で、そしてやっぱり稲作も結構あるので、まあ割といろいろやることがあるゲームです。
で、世界観としても本当にすごくしっかりできていて、まあその先ほどのイアナとの国っていうのはもう本当に純日本っていう感じの場所ですし、
あとはその逃げてきた人間のうちの一人、ミルテっていう人が、まあ向こうの世界のフォロモス教、まあこれは話聞いてるとキリスト教だと思うんですけども、
キリスト教の宣教師なんですね。で、いろんな国を渡ってきました。
もともとがペンタニアっていう国、たぶんこれはイギリスだと思うんですが、イギリスからやってきて、イギリスというかポルトガルとかそっちかな、
なのかもしれないですけど、そっちの、まあとりあえずヨーロッパの方から来て、あとは、たぶんインドかどこかじゃないかと思われるナディートっていう国とか、
あとはこれたぶんモデルとしては中国か韓国じゃないかって思われるオーカっていうところとか、そういういろんなところを旅してついにやってきたのが、
まあ極東の国、ヤナトですね。だったわけらしいんですね。
で、そういうようなところの話とかもちょこちょこ出てくるし、ああナディートではこうだったんですよとか、ナディートの神様ってこうだったんですよという話をしてて、
たぶんこれイスラム教の話してんだろうなっていうところもちょこっと出てくるというのもあったりして、すごくなんかその辺の設定が割と現実世界に準拠してるっていう感じですね。
たぶん語る人に語らせれば、たぶん歴史の教会社的にもできるんじゃないかみたいなゲームだったりしてました。
で、そのほかにもね、たとえば日本の神様の信仰ってこんな感じだよねとか、
あとは、肥料の作り方とかもね、ちょっと昔風で、やっぱり人の排泄物を発酵させて肥料としてたがたにまくっていうような、そういうことをやるんですけども、
それをすることによって、たとえばそこについて寄生虫とかがそれを取り扱っている人の体について悪さをしてしまうことがありますとか、
そういう話になって、それは実際どうなのかとか、それを取り扱う人の感覚ってどうなのよとか、そういうような話もちょこっと触れられてたりして、
こちらはメインクエストとかでは全然出てこないんですけど、サブクエストでね、そういう話が聞こえてきて、「ああ、そこ触れるんだ!」っていうふうに思ってました。
ゲームプレイの魅力
だからそういうのもあったりして、すごく久しぶりに本当に和風のゲームをやったなっていう感じでした。
最近本当そういうのって少なくなったんじゃないかなというふうに思います。
昔だったらね、物語の舞台が鎌倉時代とか江戸時代とか江戸初期ですねとか、そういうような時代の設定としたゲームとかで結構あった記憶がありますけれども、
あんまり最近聞かないかなですかね。もちろんあるにはあるんですけどね。
いうのもあるし、やっぱり日本ならではの成人生の話とか、そういうのってわりと触れられなかったなっていうふうに思うんですよ。
それについては当時のゲームではあんま触れなかったんじゃないかな。
なのでここまでしっかりと日本の成人生とかそういうところまで触れているゲームって本当に珍しいなって思うし、
たぶんこれ語る人が語らせれば、本当にいろんなところでの話題できるよねっていうふうに思うゲームでした。
その他にもね、アクションRPGとしても結構面白くて、
主人公が着ている歯衣を使って、この歯衣を岩に刺したり壁に刺したり、
あとは敵に巻きつけたりしていろんなアクションが撮れるんですけども、そういうようなことができて、
かつ、あとは武器は包条神の娘なのでっていうのは能具なんですけども、
その能具を使っていろんな技を作り出したり、そういうようなアクションも、
まあそれもね、操作もそこまで複雑じゃないんでね。
なので、そういうのを繰り返すと、まあ割と難しくもなく、でも簡単すぎでもなくっていう、
そういういいバランスの感じのゲームができて、すごい面白かったなっていうのもあるし、
あとは先ほどの通りの農業シミュレーションとしてもね、すごくやっぱ面白かったです。
やっぱり、稲を育てて、まずは田おこしから始めて、
田おこし1年目は最初からやってくれてるんですけども、
2年目以降は田おこしをして、そして稲を植えていって、
ちゃんと水を畑に張って、ちょうどいいぐらいに張って、
あとは肥料をあげて、草とか虫が付かないようにちゃんと手入れをしてあげてっていうような感じ。
まあ実際はある程度こなれてくると、
まあ水を半分ぐらい張ってる状態で放置していればまあまあだいたいなんとかなるかなっていう感じなんですけども、
ただでも雨が降ったときはちゃんと氾濫しないように気をつけるとかね、
いろいろやらなくちゃいけなかったりして、
農業体験の魅力
まあ結構いろいろ面倒を見るところは多かったです。
で、やっぱりそういうふうにしてると、やっぱり農業の用語っていうのがなんとなくわかってくるので、
他の場面でね、農業の用語を聞くと、
ああ、それあれね、知ってる知ってるっていうふうに思ったりするし、
やっぱりそういうようなところで、まあすごく簡略化されてる、
本当にね、1年が12日しかないっていうふうなところも含めてすごく簡略化されてるんですけれども、
でもだからこそ、やっぱりユーザーが、プレイヤーが興味を失う前に、
やっぱりその要素について語りきることができる。
だからこそ、ああ農業ってこういうものなんだってなんとなく体感することができるっていうすごい面白いゲームだなっていうふうに思っています。
だからそれもあってね、本当になんか農業ってこんなものだぞっていうのが、
頭に残りやすい。そういうゲームの良さっていうのはすごくあるなって感じました。
でね、本当にアニメの方でもこれはエンディングテーマにもなってましたけれども、
最後はね、農業の中で稲を植える時に歌われる歌を、まあこれもエンディングテーマになったり、
なんかすごく良い和風な体験をさせていただきましたっていう感じのゲームです。
いやー本当にね、こういうようなものが、そしてこのゲームもともとインディーゲームなんですよね。
まあ結果的に、なんだっけ、もともとはコミケかなんかでマーベラスの人たちに見染められて、
それからどんどん話が多くなって、まあ実際にこういう商業ゲーム化したってことなんですけれども、
そういうようなパスでここまでのゲームができるんだって思ってすごくびっくりしました。
まあね、そういうところは本当ここ最近だと、例えばもともとがクラウドファンディングからスタートした百英雄伝とかもそうですし、
アニメとゲームの補完
まあ結構ね、もういろんな形のゲームの出発の仕方ってあるんだなっていうのはすごく感じるところではあるんですけれども、
その一つでもあるよねっていうのがこの天穂のサクナヒメではあります。
あとはアニメの方ですかね。アニメの方はすごくいい感じで、両方のゲームとアニメが良い補完関係になっているものだなっていうふうに思いました。
アニメの方ではやっぱりゲームのメインクエストについてあんまり触れず、基本的にはサブクエストとして人間性を深めるようなエピソードについての話題が多かったですかね。
もちろんメインクエストの要所要所については多少触れていくんですけれども、それも密接ではない感じですし、やっぱり描かれるアングルとしても全然違うんですよね。
だからなんていうか、これを見てからゲームを買って遊んだとしても全然なんか、
これ知ってるわっていう感じにあんまりならないっていう感じができて、本当にそれも含めて良い補完関係が描かれているなっていうふうにすごく感じたところではあります。
やっぱりこういうゲームだとどうしてもやっぱりこの辺は省かざるを得ないなみたいなところって結構あったんですよ。
例えば主人公さくな姫の両親とのエピソードとか、両親はどうしていついなくなったのとか、その両親とどういうような関係性だったのみたいな話って、
ゲームの方では本当にエピソードとしてチラッとしか触れられなかったんですけども、アニメだと割としっかり触れられてたり、
あとは本当にサブクエストの中でも本当に少ししか触れられなかった話を割と密接に、ちゃんと映像付きで語られていたり、そういうところもあって、
たぶんゲームだとそれやったら長ったらしくなるから、たぶんゲームの面白さが損なうっていうところがあったんですけれども、
それをアニメだからこそ流せるっていう感じがあって、この辺はすごく良かったなっていうふうに思いました。
だから本当、アニメを見てからゲームやるでも全然オッケーだし、
自分は逆でゲームやってからアニメを見たわけですけれども、やっぱりそれ両方ありだなっていうふうにすごく思いました。
そんなゲームが本当に天穂のサクナヒメというゲームでございました。
というところでね、今日の話は大体これぐらいで終わりにしていこうかなというふうに思います。
来週こそはたぶんね、No Man's Skyの予定通りお話をするんじゃないかなというふうに思いますけれども、
こんな感じでね、毎週このゲームの話しかしないポッドキャストの方ではゲームの話をしようかなというふうに思っています。
それ以外の日はね、ちえラジChatの方でいろいろと配信をしていますし、
あとは毎月2回ですね、SBCast.で、こちらはNPO法人 まちづくりエージェント SIDE BEACH CITY.の方ですけれども、
そちらの方でもいろいろと配信をしておりますので、ぜひそちらなんかも聞いていただければなというふうに思います。
というところで今日の話はこれぐらいで終わり。どうもありがとうございました。