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今回、胡椒と今回の大冒険ということで、前回までが胡椒の
大将 大丈夫、ちゃんと一回まとめましょうか。なんで胡椒がそもそも菌と同じぐらいの価値を持っていたのか
一粒の胡椒と同じサイズの菌が同額で取引されていた。とんでもない金額ですよね。
この理由は何かというと、松本って調味料としての価値が非常に高かった。
そんな馬鹿なと思ったけど、実際に人々は調味料としての価値を感じていたらしいということを一つ見てきました。
だからペストが流行っていたこともあって、薬としての価値を感じていた。
そして肉を食べるために保存料としての価値も感じていた。
これだけ価値があるにもかかわらず、遠くインドから陸路で運んでくる物流コストが高くて値段がどんどん跳ね上がっていった。
そして間にオスマン帝国という巨大な強い国があったせいで、なかなか廉価で仕入れることができなかった。
結果としてめちゃくちゃ高くなってきた。
このオスマン帝国が、前回あまり言わなかったんですけど、詳しく話しても関係者に興味ない人には意味がないので、
とんでもなく強い国があって、西に向かってどんどんどんどん国を攻めてきていると思ってください。
今で言ったらどこの国だろうね、隣の国かどっかの国が日本をガンガン侵略して攻めようとして戦争を仕掛けてくるわけですよ。
しかも自分たちよりも明らかに強い国ですね。めっちゃ怖いわけですよ。
だから反対方向に逃げましょうという意味もあって、反対方向に故障を求めて出ていくと。
南側にアフリカ大陸がありますよね。ここをぐるっと回っていけばインドから直接故障を仕入れられるから、
オスマン帝国の脅威からも逃れられてハッピーだねということで、ヨーロッパの西の端っこにあるポルトガルとスペインが海に乗り出すスタートを切っていったというところまでお話をしました。
ここから先世界がどうなっていくのかっていうと、今回のお話を聞いていただいてる皆さんにちょっとお断りをしなきゃいけないんですけど、
今回はがっつり世界史の話が強くなります。世界史の話あんまりしてもしょうがないかもしれないんだけど、ここを分かっておくと、
他の植文化がどう交流していったのかとかが非常に鮮明になってくるので、今回はこれを分かっておいていただけるといいなと思ってます。
さてスペインとポルトガルがインドを目指して航海に出てくるわけですけど、ここでとても有名な人が多大なる影響を与えます。
その名もクリストファー・コロンブス。聞いたことあるでしょ? 聞いたことある。
コロンブス。何やった人? アメリカ発見した人?
そうね。たぶん僕らの時代の社会の教科書にはアメリカ大陸発見と書いてあるね。
違うね今。 今はその表現の仕方はあまりにもヨーロッパ人中心すぎると。
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ヨーロッパ中心すぎる? それこそアメリカ大陸にもともと住んでいた人たちからすると発見とは何事だと。
確かにそこにあったからね。 そう。俺たちは1万年以上ここに住んでるんだと。
なのにお前たちは発見ってどういうことだと。ということでアメリカ大陸到達という表現に今変わってるらしいですよ。
到達ね。 そう。フラットな目線でね。
何せよヨーロッパ人がアメリカ大陸に到達するきっかけを作ったのはコロンブスというふうに言われています。
なのでこのコロンブスという人は実はアメリカ大陸到達だけではなくて食文化に多大なる影響を与えた人。
コロンブスが。 コロンブスが。本人全く自覚ないと思うんだけど。
ないだろうね。 この人はもうひたすら探検ばっかりしてる人なので。
ああそうなんだ。 でも実はその食の目線で見ていくと世界中の食文化に多大なる影響を与えた一人であることは間違いないと思います。
コロンブスが成し遂げたことの一つはこれね胡椒を探しに行って胡椒じゃないものを見つけたせいで変わっていくんだけどそれがまず唐辛子ね。
唐辛子。 だからコロンブスがアメリカ大陸発見のきっかけを作ってなかったらなんならキムチないよね。
キムチがない。 韓国にキムチが到達しないとキムチは発生しないですよね。
ああそういうことか韓国にはなかった。 韓国にはもともと唐辛子は存在しません。そうなんですよ。
大料理が唐辛子でめちゃくちゃ辛いでしょ。あれもないんです。コロンブスが南米の方に行ったからこそあっちの国が辛くなっていく。
南米にしかなかった。 もともと南米大陸原産でそこから外に出ることはなかったので。
じゃあそこから韓国までどうにかこうにか伝わって韓国で辛いものが食べられるようになったそういうことです。
当時の韓国、韓国というか朝鮮半島ですねは辛いものが食べられていませんでした。
じゃあ唐辛子は南米にしかなかったの世界的に。 そういうことですそういうことです。
じゃあアジア圏にはなかった。 なかったです。結構知られてないよねこれね。
それは知らない。インドとかかと思ったこれまでの流れ的に。
これはまた全然違うところから来るんですよ。同じように南米大陸にしかなかった食べ物として有名なのはジャガイモ。
ジャガイモ。 今ねドイツではジャーマンポテトと言ってジャガイモが欠かせませんけど、
この大航海時代でコロンブスが南米大陸に行かなかったらジャーマンポテトはないわけですよ。
すごいね。 あとイタリア料理ね。イタリア料理といえばトマトじゃないですか。
トマトトマト。 トマトもアンデス原産なので大航海時代を迎えるまではヨーロッパにトマトないですから。
ちょっと待ってアンデスってどこ? 南米大陸。ペルーの辺り。
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ペルーの辺りにある。 なので実際そこの場所までコロンブス本人は行ってないんだけど、
この人が南米大陸到達のきっかけを作ったせいで世界中にジャガイモやトマトや唐辛子あとトウモロコシねこういったものが広がっていくと。
かなりの数。 かなりの数。 ってかメジャーな野菜だよね。
かなりメジャーですね。世界の穀物野菜の生産量別でいくと1位の麦、第2位がトウモロコシ、第3位米、第4位ジャガイモですから。
ほとんどじゃん。 コロンブス様々というとちょっと語弊があるけど、きっかけになったわけですね。
そういうことなんだね。 ということで、前回かな番外編の時に平賀元内とウナギの話をちょろっとしましたけど、
コロンブスさんもわりとこの食文化の世界では重要人物の一人と言っても過言ではないので、
あえて今回は食から若干離れてですね、このクリストファー・コロンブスという人はどういう人だったのかを軽くやっておこうと思います。
コロンブスの話に行くんだね。 全然食と関係なくなっちゃうけどね。
まあでもコロンブスちょっと面白そうだけどね。 ちょっと変わった人ですね。
この人は1451年にジェノバで生まれます。今のイタリアですね。
ちなみにこの1451年っていうのはコンスタンティノープル陥落の2年後、前回出てきましたね。
オスマン帝国がビザンツ帝国を滅ぼした翌々年に生まれてると。かなりの混乱期に生まれてるわけですね。
ジェノバというのはもともと商人の街、商売立国してるちっちゃい都市国家ですね。ここの毛織物職人の息子として生まれました。
職人の息子。 多分この人職人制あんまりやってなくて、どっちかというと商人として活動する期間が長かったみたい。
ジェノバっていうのは船で交易をしている街だったので、その商船に乗り込んで取引をするところに加わっていたらしいですね。
当然この頃東側にはオスマン帝国が来ていますので、交易が閉ざされていますから、
ジェノバからポルトガルやスペインに対して交易をするのが中心の商売になってきます。
その影響もあって1480年29歳の時にコロンブスはポルトガルに移住します。
結構な距離どうしたの? 船で普段から往来してるからね。
ああそういうことなのか。 行った先に定住しちゃったみたいな感じです。
街は今の首都ですねリスボンに定住をして、何をしていたかというと公開紙としての仕事をしながら弟と一緒に地図の製作販売をしてます。
地図の製作? そう、地図の製作をしてる。なんでかね、やっぱり船乗りだったからかな。また兄弟で仕事してる。
うちみたいだね。 うちみたいだね。
ここで地図の製作販売してることで地球がどうなってるんだとかっていうのにちょっとリテラシーが上がってきてる状態。
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この商売を通じて大変重要人物と出会うんです。
重要人物。 重要人物。トスカネリという人に出会うんですね。
トスカネリ、何の人? これね、地理学者。地球はどうなってるのかとか地理はどうなってるのかとかそういう学問をやってる人ですね。
この頃になると宗教革命とかがあって、宗教革命の話する?ややこしいからちょっと省きますけど、ざっくりよね、ざっくり。
宗教革命が起こる前までは世界はこういう風になってるよという説明を全部教会がしてました。
だから地球が平らであると教会が言えば全国民がそうだと思い込んでいたんだけど、宗教革命が起こることによって、本当かよ教会の言ってること。
ちょっと違うことあるんじゃないのという気風が高まってきてます。
それによって地球の地図を改めて見直したところ、なんとギリシャ時代のソクラテスとかの時代に地球は丸いんだと言っている書物がたくさん出てきましたと。
へえ丸いんだと。 もう実は紀元前の頃に地球は丸くてこのぐらいのサイズだろうという計算した天才がいたんですね。
天才だね。 だいぶ天才だよね。 紀元前でしょ。
紀元後かな。それにしても相当昔ね。千年以上前のところでそれが出てきて、この時代は宗教革命以降はだんだんと地球は丸いんだろうなというのがちょっとずつ学者の間で広まってきていたんですね。
で、トスカ・ネンリも地理学者ですからそれを知っています。で、この地理学者トスカ・ネンリは地球のサイズを自分で再計算をしてみました。
すごいな。 で、これもともと書いてあった地図よりも改めて計算してみたらだいぶちっちゃそうだよということをこの人が言い出すんですね。
だいぶちっちゃそう。 今書いてある地球は丸いっていう地図よりも西回りの距離はだいぶ短いよ。だから西に向かっていけば結構早くインドにたどり着けるよということをトスカ・ネンリが言い出すんですね。
地球半分なくなったってことだね。 そういうこと。 今の感覚で言うと。
ギュッとアメリカ大陸分丸ごとギュッと縮めたような感じ。 そうじゃないと行こうとは思わないもんね。
これを地図を作って打っていたコロンブスは丸呑みするんですよ。 鵜呑みにしたのね。
マジかーこっち来たら絶対近いよっていうことを言い出すんですね。自分はもちろん航海術持ってますから船さえ与えてくれれば絶対行けるという信念を持ち始めるんですね。これを持って起業しようとするわけですよ今風に行くと。
確かに行けば金と同価値の交渉でしょ。大儲けだよね。 だいぶ儲けられるから。今で言うとベンチャー的な起業をしてベンチャーキャピタルVCの人たちから融資を欲しいですっていうことを言い出すわけです。金がない。
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その融資を頼みに行く相手がいきなり国王。ポルトガル国王のジョアン2世に直接お願いしに行きます。 どうやって行ったんだろうね。
どうやって国王に行けたんだろうね。 国王でしょ。そんな簡単に会えたのか。
だって今の日本でちょっと考えてみて。今、総理大臣ないしは天皇陛下に直接頼みに行くようなもんだよ。 今どこにいるかすらわからないのにね。
どうやらポルトガルだし、ポルトガルっていうのはエンリケ公開王子がいたじゃない。その海に乗り出した人。その人の血縁なわけですよ。このジョアン2世っていうのはエンリケ公開王子の老いっ子の子供かなぐらいの人なので、海に出ることに対してリテラシーが高かろうという見込みもあったっぽいですよね。
そうだよね。地球平だって言ってる時に平の先行ってみようって言った国王でしょ。その老いっ子。 老いっ子のさらに子供ぐらいかな。この頃にはジョアン2世が派遣した船が結構アフリカ大陸と行ったり来たりしてたっぽいんですよね。
コロンブスも公開史として1回か2回ぐらいはアフリカ大陸に船で渡ったことがあるっぽいですね。ここですごいなと思うのが、ジョアン2世にめっちゃ気に入られるんですよ。なんでか気に入られるんだよね。
ジョアン2世がちょっとこれ面白いからよし1回考えてみようって言って受け取って国王様は王室に所属してる数学者たちにちょっと計算してみってこの地図あってるか。要はこのプランがベンチャー企業が持ってきたこの経営計画が適正かどうかをコンサルタントに委ねるわけですね1回。
その数学者たちが1回地図計算し直すわけですよ。その数学者たちの方が優秀だったんですね。どう計算してもそんな近くねえよって。
地球半分ぐらいずれてるってこと。どこまでかわからんけど計算上は違うと。
違うと。アメリカ大陸があるとは思ってないけどアメリカ大陸ない状態で太西洋太平洋くっついた距離を想像してみるとわかるよね。
ものすごい距離あるね。
どうやって補給すんのとかなるよね。
確かにね。島ない前提だからね。国もないし。
ただ海だと思ってるからこれ絶対無理だよっていうのを数学者が結論を出す。皇室の周りに議会の議員さんたちがいっぱいいる。貴族たちがいっぱいいるんでこれはもうダメだと。
王様やめましょうって言って大反対を食らうんで断られるというのが一つの理由ですね。
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あとコロンブスビジネスマンとして結構シビアな条件つけるんだよね。
会社を起業するときに株式当初お金をもらって役員報酬はこのぐらいねっていうようなこと言うんだよね。
コロンブス社長なんで。だから条件としてはインドに行って得た利益の10%は俺のものだと。
10%?
そう。結構だよ。当時の感覚するとだいぶ。当時もう税率が9割とか言われてる時代だからね。
税率が9割。
商人とか農民、例えばフランスとかスペインとかポルトガルの一般人が国に納めてる税金が9割ぐらい持ってかれてる。
すごい量だね。
っていうような絶対的に王室の方が強い時代に10%へ起こせって。
元々搾取されている環境なわけですよ。農民であっても。
少ない中でも9割とか空気税とかいったらどんどん税金を徴収して農民は過労死で生きてるような世界観なんですねこの時代。
その分貴族だけでも貧富の差がヤバい状態の時にどこの馬の骨ともわからないベンチャー企業がやってきてこういうビジネスやるから
持って帰ってきたやつの金のうち10%はくれ。ただその稼ぐ金額おかしいでしょ。
農民だったらじゃあ500万のうち450万持ってかれてうわきついわって言ってる手残り50万じゃない。
500億稼いでくるんで10%へ起こせって言ってるわけですよ。
そういうことか。
例えば会社だったらさ今手元に100万あるんでこれを含めてとかやるわけですよね自己支金っていうのは。
ゼロですからねこの人。
妊婦も要は船に乗ってくる水平さんじゃないね水産とか船乗りたちも船自体もそこに行くまでの物資も全部ポルトガル国王持ちですから
全額出してくれ見つかって儲かったら10%くれって言うんだよね。
ここまではいいよねなんとなくお金の話なんでプラスアルファで到達したインドの土地の統治権そこのボスにしろって言うんだよね。
ボスにしろと。
そこの土地のボスにしてくれと。でそれとプラスアルファで貴族の地位をよこせと。
優勝権をつけてたからさすがにポルトガル王室の周りの貴族たちも飲めんていうことになって断られます。
そういうことなんだ。
だいぶ粘ったらしいんだけど断られた頃にちょうど奥さんが死んじゃうんだよね。
リリスボンで奥さんと結婚してて王様のとこに行って粘ってたんだけどその間に奥さんが亡くなっちゃって
ほんぼりしてはもうどうしようみたいななってたときにもういいわこの国やってられって言って旅に出るんですね。
で隣のスペインに行くんですよ。スペインのなんかよくわかんない田舎の修道院にちょっと居候させてもらいながら息子と二人で暮らしていて
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その修道院の修道師さんですね牧師さんにその話をしたところそれは面白いと。
俺が取り継いでやるスペイン国王に居に行こう。また国王行くんだね。
すごいねまた国王なんだ。 そうだからポルトガルでダメだったらライバルの
ポルトガルとスペインってライバル関係ですからね。ポルトガルに若干出し抜かれてるスペインとしては面白くないわけですよ。
だからこっち側に話を持ってったらもしかしたら聞いてくれるかもしれないという思惑もあったかもしれないですね。
でスペインのイザベラ一世という女王に頼みに行くんですね。ここの国は女王様だったので。
でまた気に入られるんだよ女王様に。 すごいね何その人望というか。そんなに面白かったのかな。
わかんないなんか人望だけあるんだよ。でポルトガルに持ってったのと全く同じ条件で全く同じ話をするの。
そしたら全く同じ理由で断られる。全く学ばないんだよね。 学ばないんだ。
十杯を起こせ総督にしろというようなことも言うしまた計算されて全然無理だよみたいなされるのね。でしょんぼりしてその修道院に帰ってくると。
そしたらその修道士の牧師さんたちがいや行けるはずだ待ってろ俺が説得してやるって言って。
まだ人気があるんだろうね。この教会の方とその親戚とか知り合いの貴族の人たちが一生懸命王室を説得するんだよね。
でその説得をしまくった結果OK金出すよって言ってくれる。 出しちゃうんだ。
5年くらいかかるんだけどね。6年か。1485年にスペインの女王様に一家目に頼みに行きます。
その後承諾されるまで6年かかって1491年に承諾をもらいます。
この間コロンブスが頑張ったというよりはコロンブスが居候していたお家の人とその周りの方々がめちゃくちゃ頑張って説得してくれます。
周りの人がすごい。 周りの人たちが頑張った。
6年間よく粘ったね。 この交渉の時の理由が儲かるよって。
女王様はもう気に入ってるから行く気満々なんですよ。周りの議会の人たちに言ってもこのぐらいやったら儲かるから船出して損害が出て全滅したとしても我々はこの分の損失だけで済みますよと。
ましてやスペイン人なわけじゃないのでコロンブスは。死んでもいいじゃんみたいな感じで説得をして。
まあいいか。 一体いくら貸したんだろうね。
船一石どのぐらいすんだろうね。 どのぐらいなんだろうね。ちょっと小銭出しましょうとかポケットマネー出しましょうとかそういうレベルではないもんね。
ではないではない。 この辺はハプスプール家っていう巨大な家の中にあるスペイン王国なので相当お金持ちであることは間違いないですけどね。
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本当脱線するけどこのスペイン王室の王様になっていく人ね。この人は神聖ローマ帝国っていう今のドイツあたりにある帝国の皇帝がお父さんなんですよ。
皇帝がお父さん。 そう。神聖ローマ帝国とスペインは親戚関係なんですね。
親戚なんだ。 親戚というか親子なんですね。
お父さんが別の国の皇帝で息子はスペインの王様みたいな。
なんならこのヘルペニセっていう王様は一回イングランドの女王様と結婚して一瞬イングランド王にもなる。
なんだろうね。王様の子供は王様になる的な感じなのかな。
この辺は巨大な家があって国を超えた超越したハプスブルク家とかブルボン家っていう巨大な伝統ある家みたいなのがあってそこが婚姻政策をもってどんどんどんどんいろんな国に勢力を広げていくっていう戦略を取ってるんですよ。
日本で藩とかを結じるみたいな時と一緒。 そうですね。日本でも戦国時代に政略結婚するわけじゃないですか。
あれをヨーロッパ中でやってた。 国単位で。国の方大きいイメージだけどすごいね。
なんならこれ後々ハプスブルク家って遠く広がっていってロシア皇帝とも親戚になってっちゃうんだけどそういう巨大な家なのでもしかしたら財力が強かったのかもわからないですね。
そんな背景も一応あります。詳しくは自分で世界史読んでください。僕のすすめは中学高校で配れる参考資料とかすごくわかりやすいので、ああいうの読むといいと思います。
1491年にOKって言われて1492年翌年ですね。公開日誌があるので8月3日にスペインを出航します。8月3日に出て10月12日ちょうど2ヶ月ちょっとぐらいだよね。
8月12日にサンサルバドル島というカリブ海の島に到達します。ここをこのコロンブスさんはやったインドだって思うわけですよ。
インド向かってるからね。 これ勘違いした理由がコロンブス自身の公開日誌に書いてあったっぽいんだけど肌の色を見てインドだと思ったらしい。
肌の色? そこに住んでいる方々の肌の色が赤道近い国なのでカリブ海ですからね。日焼けしてるわけですよ。
元々コロンブスがイメージしていたインドの方々の肌の色がこんな感じだったので、たぶんここインドだっていうことになるんですね。
肌の色で判断なんだ。 そう。というのもこの時代ヨーロッパ人でまともにインドの人に直接会ったことのある人ってほとんどいないんですよね。
これよりもだいぶ前の時代ですけどマルコポーロが東方圏文録って言って陸路を旅して黄金の国ジパングっていうのを書いた書物ですね東方圏文録っていうのは。
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東の方のアジア周辺を旅してそれを本にして書き記したものがあってそれを元にしたイメージで認識してるので。
写真ないから。 写真ないからね。当たり前だけど。
言葉から受け取ったイメージのみ。 そういうことです。なのでここはインドだと思うわけですよ。やったーと。
そしてここからどうやら反対側にも海が広がっているのでここを出て行った先にはまだまだ他の島があるはずだと思ってすぐに出港をします。
そして10月30日。2週間くらいですね。2週間後くらいに現在のキューバに到達します。
キューバ。アメリカの車がレトロカーがある。 そういうピンポイントか。俺野球で来るかと思ったけど。
野球ね。車の昔のレトロカーがいっぱいあるってよくテレビで見るからさ。そのイメージの方が。
なるほどね。あのキューバですよ。あのキューバに到達をしてコロンブさんは何と言ったか。ここがジパングだと。
ここがジパング。 インドの向こうにはジパングがあると思ってたので。
ジパングがある。 日本ですよ日本。
インドの向こうに日本あったの。
さっきのマルコポーロの東方圏文録によるとインドとその向こう側にジパングという国があるらしいということは書物では知ってたわけですね。
そこが黄金の国だ。たぶん金閣寺かなんか見たんでしょうね。
そうなんだ。
あら。やった。ジパング着いたから絶対金があるぞって。
そうか。東方圏文録自体が逆回りだから。
いや気づくでしょ。インドから日本に行くってこの書物自体は東に向かっていったわけじゃん。
そうですね。東方圏文録は東へ東へと記述が言ってるはずですね。
コロンブスは逆を言ってるんだからもちろん西に向かってるんだからその日本ジパングが先に来るっていう考えは及ばなかったんだ。
だと思いますよ。本人に聞いてみないとわからないんですけどインドに来たから近くにジパングがあるはずだくらいの認識なんですね。
でコロンブス困るわけですよ。金がない。
ないでしょ。だってキューバってそんなに大きな島じゃないでしょ。
そうですね。当時のジパングは金山があったんで金は取れましたけど。全然違いますからね。ここでビビるわけです。
しょうがないからもうこれ一回物資の関係も一回変えないといけないですよね。でしょうがないから金の代わりに現地の人たちがつけてた金細工耳飾りとか愛のブレスレットとかをもらってお土産にもらって帰ります。
27:00
帰っちゃうのこれで。
一回帰っちゃう。お土産に持って帰ったものが金細工の飾り物ですね。とタバコと捕虜。
捕虜。急に捕虜。
この当時の人たちってアフリカ大陸なんかをどんどん植民地化していって奴隷化しようとするんですよ。なのでこの人言ってますよ。コロンブスもニシンド諸島に到達した時点でたくましくて健康そうでガッチリしてると。よく走るし動くと。この人たちは奴隷にとってもいいって。
そんな感じで連れて行くの。
だいぶひどいよね。この人たちを連れて帰ると。これで行けるよっていうのをまたプレゼンするんですよね。女王様に対して。結果としてコロンブスは計4回西に向かってチャレンジをします。
4回も行ったんだ。
一応4回目に今のペルーとかメキシコのあたりに1回上陸してるっぽい記述もありましたね。1492年に到達してから1504年までの間に4回なので12年間航海を行ったり来たりしてると。
めっちゃ投資してもらったね。
だいぶ投資してもらいました。ただこの間にスペイン国王としてはコロンブス一人に任せてるわけではないのでいろんな人をどんどん送り込んでいきます。
そうなんだ。
ポルトガルも隣の国ですから同じようなことを考える人が出てくるんですね。ポルトガルもアメリカ大陸に乗り込んでいくということを競争を始めていくわけですね。
コロンブスが先に行き出して何かいろいろ持って帰ってきたら
行けたという事実だけを知らされるわけですね。
断ったポルトガルはやべえってなるよね。
なりますね。行けたんだったら俺もってなる。どんどん船を出していろんな人たちが到達上陸をしていくということになるわけですね。
コロンブス自身は1506年最後の航海の2年後に亡くなるんですけど亡くなるまでインドだと思ったらしいんですね。
ここちょっと憶測も入るんだけど前回もちょっと言ったけど女王様に献上するものの約束に故障を献上するっていう話が含まれてたじゃない。
だからこれどうしても故障を渡さないと契約が成立しないわけですよ。
まあそうだね。
でもインドじゃないから絶対に存在しないわけじゃない。
ないね。
アメリカ大陸当時故障がないんで存在しないものをずっと探し続ける羽目になるんですねこの人が。
4回も言ってるけど見つかるわけがないもんね。
見つかるわけがないんで。でも女王様には故障を届けなきゃいけないんですよ。
約束だからね。
約束だから。で、クニクの策で現地にあった辛いものをこれが故障の親戚ですって言って献上するんですね。
そういう手に出たんだ。
そう。もう詐欺だよ。完全詐欺だよ。これがその実が赤かったのでレッドペッパーですって言って出すんですね。
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おーレッドペッパー。
レッドペッパー。英語でレッドペッパー。日本語になると何ですか?
唐辛子。
唐辛子です。
だからレッドペッパー。
そういうことなんです。
ペッパー関係ないじゃん。
関係ない。ペッパー全く関係ないんですよ。
故障でしょだってペッパーは。
今は唐辛子のことチリとかいう言い方の方が中心になってきてるんだけど、この人は故障だって言い張りたいがためにレッドペッパーってずーっと言い続けた。
むちゃくちゃだね。
おかげで英単語がレッドペッパーになっちゃった。
コロンブスの約束を守るためだけに唐辛子の名前レッドペッパーになったってこと?
そういうことですそういうことです。
だからねもしかしたらひょっとしたらだけどここインドじゃないかもって気づいてた可能性は個人的な考えですよ。
あったんじゃないかなと思うんでね。
まあそうかもね。
スースーここインドじゃないかもしんないけど、いやここインドだって言い張んないとまずいみたいな。
まあすごい金額借りてるしね。
そう約束したしね。
約束しちゃってるもんね。違えたらまずいよね。
たった故障のためにだよ今の現代人からするとですよ。たった故障のために国王に嘘つく。
でも大儲けするつもりで言ってるもんね。
そうなんでね。
見つかってないってことはもしかしたら大儲けできてないかもしれないもんね。
そういうことですね。
っていうことは資金回収できてない。
できてないですね。基本的にできてないんでこの人1506年に亡くなるときはもう完全に地方でしょんぼりと失意のまま亡くなってきますんで。
そんな感じで亡くなるんだコロンブス。
ちなみにこのコロンブスが故障だと言い張ったレッドペッパーが冒頭にも言いましたけど日本にまで到達する勢いで世界中に広まっていくわけですよね。
日本にも七味唐辛子ってあるじゃないですか。
ああ七味唐辛子ある。
唐辛子ですかねこれ。
ああそうか唐辛子だ。
これがなんで広がったかというとまず防虫剤として非常に役に立つんですね。
ああ防虫剤。
虫が寄ってこない。
あの小鉛筆に入れるやつ。
そうですそうですそうです。
もうそうだよね。
はい。この人たち東航路でも西航路であっても航海する間に船の中に食料積んでるよね。
はいはいはい。
この食料に虫が寄ってきたり腐ったりすると困るんで唐辛子がめちゃくちゃ活躍するんですよ。
ああそういう意味でね。
そして長い航海になるので寒い時期も当然迎えることになりますよね。
その時に唐辛子が体を温めるためにすごく役に立つ。
ああ。
食べることももちろんそうだし足先が糖症にならないようにそこに貼るということもできるんで。
ああなんか聞いたことある。冬は雪山とかに行くときに靴下の中に入れるって。
そうですそうです。
おおそっから来てんの。
そうそういうところでも非常に役に立つしさらには船に乗ってる人たちってビタミンC欠乏症になりやすいんですね。
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ああなんか前言ってたね。
解決病ってやつ。
解決病。
あのワンピースの中でも出てくるよね漫画のワンピースの中でも解決病でジョニーとヨサクが解決病でバーンってぶっ倒れてみたいな。
あのイーストブルーでね。
そうそうそうそう。
それと冒頭の方ね。
あれでこうライムを飲んで食べて復活する。あれビタミンCを取って復活するっていう。
ああそういう意味なんだあれ。
そう。まあちなみにあんな一瞬では回復しないんだけど。
確かにそんなすぐ聞いたら怖いわ。
そんなわけないんだけど。まあこれ唐辛子ってビタミンC豊富に含んでるんでそういう面でも非常に役に立ったと。
ああ食べたらビタミンCが取れると。
はい。なので東に向かう船も西に向かう船も唐辛子を見つけて以降はみんな積むようになっていくんですね。
ああ。
結果寄った先々の国にその唐辛子というものの文化を卸していくことになる。
確かに唐辛子って乾燥しても種は使えるよね。
そうね。
で長持ちだしもう完熟で取るじゃない赤いから。
はい。
ってことは種そのまま植えたらなるのかもね。
そうだね。
俺植えたことないから知らないけど。
比較的温かい温暖な地域だったら作れるんだろうね。
うん。そういう面でも卸したら種ごと持ってってるからそれは広まるよね。
ちなみに気づいてないかもしれないけどインドには昔からカレーは確かに存在してるんだけど唐辛子の入ったあの辛いカレーはこの時代以降しか生まれないですからね。
それまで辛味がないのかあんまり。
辛味は胡椒とかね。他にもシナモンとかいろいろな香辛料があるのでそっちでは作ってるんだけど唐辛子の辛さはこの時代から入ってくる。
へえ。じゃあタイ料理は当時絶対辛くない。
辛くないということですね。
タイ料理とかってさ真っ赤っ赤なやつもあるじゃん。
真っ赤っ赤だよね。
まあ四川料理も真っ赤っ赤だしさ。あれはなかったと思う。
なかったってことだよね。
それでキムチ。
はい。これで意味がわかったと思うんだけどそうなんですよ。
ちなみに朝鮮半島に唐辛子を持ち込んだのはこれいろんな説があるんだけど一説では日本人だと言われてます。
ほお。日本人。
これより少し後の時代だけど日本に先に唐辛子が到達をしていって
豊臣秀吉が朝鮮出兵をしますよね。
日本を統一した後にいろんな妙に朝鮮攻めてこい行ってこーいって行きますよね。
その時に同じ理由船で日本海を渡らなきゃいけないので
この大航海時代と同じ理由で唐辛子を加藤清政公が持参したというふうに言われてますね。
あれだっけ味噌汁の時に味噌で行こうとしたやつでしょ。
そうそうそれですね。
九州に集まって伊達正宗が味噌を配りまくって認知度を上げてたところの先が朝鮮半島って。
そういうことです。あの場に多分唐辛子を持った武将が紛れてるんで。
そうやって繋がっていくんだね。
それがどうやら読んだ方によると加藤清政という武将で熊本城を作った人だね。
36:02
名前は聞いたことある。
結構有名な武将なんだけど。
有名なので。すみません。
あの人が持ち込んだという説があります。
あくまで説なので。他の説もね。大陸経由っていう話もあるんだけど。
これ面白いなと思うのが、次回でちゃんと話しますけど、
インド、タイ、あとインドネシア、日本というところに唐辛子が部分に落ちていくわけですね。
唐辛子という植物が下ろされていきます。これがポルトガルが航海をして港を開いた場所なんですよ。全部。
ああ、そうなのか。
拠点にしていったところ。この大航海時代、この後バスコダガマという人が
西航路じゃなくて東航路。右側ね。アフリカ大陸をぐるっと回っていくので、
1998年、コロンブスが生きてる間のうちに、普通に真っ当なルートでインドに到達するんですよ。
やっぱり東ルートの方が早かったっていう。
普通に東をね、アフリカ大陸を回って通った方が早いと。
そういうことですね。ぐるっと回っていきましたと。なんだこっちの方が結局早かったんじゃねえかと。
だからこちらの東、アジア方面の東航路での正海圏。正海圏というのは海を制覇する権利ですね。
正海圏はポルトガルが牛耳ることになります。
そうなんだ。スペインは西に向かってアメリカに着いてインドだと言い張ったと。
ポルトガルは後で出てきて、じゃああいつらが西なら東行ってみようと。
どっちかというと逆ですね。ポルトガルが東に向かって始めから、
エンリケ公開王子が1430年代からどんどんアフリカ大陸を南下してるので、
コロンブスが生まれた頃にはどんどんそれをやってるんですよ。
先にもやってたんだ。
ポルトガルが東航路の方をどんどん開拓していってるので、
スペインは対抗心からコロンブスと契約を結んで西に行くという。
そういうことか。
一発逆転を狙って。
そうか、ポルトガルからしたらコロンブスが来た時に、
いやもううちらは割と下まで行ってるから、
行ってますね。
お前どこの誰かわからない奴に、そんな大愚で金は貸せんと。
そういうことですね。ポルトガルに頼みに行ったのが1484年なんですね。
この4年後にポルトガル船がアフリカの最南端希望峰を回ってるので、だいぶ行ってる。
先にだいぶアフリカ大陸は制覇し始めてた頃に、
コロンブスが来たから。
そうね、ショートカットしなくても不正規ルートどんどん開拓してってるんで。
方針が違うと。うちらはこっちをもう行っちゃってるから変えられん。
そんなにギャンブルする必要もないよねっていうのも多分あったかもしれないね。
可能性はあるよね。
そうなんです。
それも知ってたコロンブスはさっさと諦めて、
じゃあ対抗心を燃やしてるスペイン側だったらどうだっていう可能性はあるよね。
39:02
ポルトガルが行ってたからこそスペインは乗ったっていうのはあるでしょうね。
それでも6年かかったのか説得に。
だいぶ頑張りました。
よく頑張ったよねそこまでね。6年間投資してくれって言い続けるって。
頑張ったと思うよだいぶ。よく囲まってくれたと思うし。
すごい労力。
なのでこのバスコダガマが開拓した航路のメインの拠点にした港があるんですよね、いくつか。
そのところどころに唐辛子文化が落ちていくんですよ。
ポルトガル船の船長。
ポルトガル船の方にもコロンブスが唐辛子を持ってきた後にまたたく間に船乗りの間たちにこれはいいぞというのが広がるんだよね。
めっちゃ使えると。ということで当然ポルトガル船も積んで持っていくようになっていって、
それが後々寄ってる港のところどころに唐辛子文化が下ろされていく。
でカレーはより辛くなるし、タイ料理も辛くなるし、キムチは生まれるし、
それが巡り巡って明太子になって日本にもう一回帰ってくるし。
明太子は向こうで生まれたの?
明太子は中国なんだけどね。
中国にあったものを真似っこして戦後に引き上げた人が日本で明太子という名前で新商品を開発している。
あれはどこから発祥でもなくてインスパイアード中国韓国で日本製のものですね。
だから九州福岡。
そういうことか。
満州引明組の方なので。
つながった。
つながりました。
なんで九州で長崎出島とかもあったけど、辛いものって違うなっていうのはなんとなく感じてたんだけど、なんで明太子って。
歴史がずいぶん長いことを飛ぶんだけど、400年後500年後ぐらいに明太子になって日本にもう一回再上陸するわけです。
そうなんだ。
行って来いしてるんだね調味料。
めっちゃ面白いでしょ。いろんな旅してて。
面白いと思ったすっごい。
ちなみに全然話出てこなかったんだけど、一人だけ別の人ちょっとだけ紹介しておくね。アメリゴ・ベスプッチ。
アメリゴ・ベスプッチ。なんかアメリカの名前の語源になった人。
1497年以降なのでコロンブスがニシンド諸島を発見して5年後ぐらいかなスペインがこれもっと行け、もっと探検いっぱいしようぜっていうので別の人いっぱい派遣する中の一人にアメリゴ・ベスプッチがいるんですね。
スペインの人なんだね。
スペインの人ですね。1499年から1502年の間に南米大陸を探検するんですよ。
南米大陸。
せっかく到達したのでここどうなってんだここインドだよねってずっと探していくんだよね。金だったりとか鉱床だったりとかどんどんどんどん探していくんだけどじっとも見つからないわけです。
これどこまで続いてんだろうって言ってどんどんどんどん南下していくんだよね。なんかおかしくね?妙にでけえぞと。
42:05
インドと比べたらだいぶでかいからね。
だいぶでかいから気候も全然違うし南半球行っちゃってるからね。
そうだね赤道はるかに下まで行ってるからね。
南に向かってってるのにどんどん寒くなっていく。どういうこと?
そうだよ赤道から離れてるもんね寒くなるよね。
で戻ってきて1503年にこのアメリゴ・ベスプッチが論文を書くんですよ。新世界という論文を書くんですね。
新世界なんか聞いたことあるな。
この論文がヨーロッパ世界で初めて新大陸に到達したんだという論文なんですよ。
へえこれが初の論文。
そうなんです。だからアメリゴ・ベスプッチが初めてここは新大陸だということを言い出して1507年に国が発行する地図に初めてアメリカ大陸が記載されます。
その4年後か。4年後にアメリカと。
でこの時アメリカと名付けた人はもう不明なんだけどどうやらその地図を書いた人がアメリゴ・ベスプッチから名前を取ってアメリゴが男性名なんですね。アメリゴを女性名に変えるとアメリカ。
あっ女性名なんだ。
昔からヨーロッパの言語って一つの名前を男性系女性系って変える文化なんですよ。言語的に。
例えばカエサルの名前はユリウスカエサルこれ男性ですよね皇帝シザーユリウスですね。ユリウスの女性名がユリアっていうそういう使い分けをするんですよ。
へえどこで使うのそれどこで変えるの
名前がそうなんですね。ちなみにローマ帝国は代々同じ名前を継ぐのでユリウスカエサルのお父さんもおじいちゃんもひいおじいちゃんも全員ユリウスカエサルだし女性は全員ユリアカエサルです。
へえわかんないじゃんもう。
どうやってやってるのかわかんないけど。
だから何世とか言うのかな。
何世という名前が出てくるのはそこよりもう少し後の話かな。
じゃあ何代目とかわかんなくなっちゃうね。
たぶん家のお父さんおじいちゃん息子という肩書きでしか認識されてない時代が長らくあってその延長上にあるのが今のヨーロッパ社会なので今とはちょっと500年以上前だから違うけど
名前には男性名と女性名っていうのがあって女性系に変化したものがアメリカで男性名がアメリゴだそうです。
なんで女性名にしたのかよくわかんないんだけど。
まあセットで考えたのかもね。
かもね。
じゃあスペイン人が一応アメリカの名主というか。
名主になっていきますね。
なんで当時大陸に到達したのは北米ではなくて南米なんですよ。
たぶん地理的なとか海流的な関係で西に向かっていくと自然に南米に行くんでしょうね。スペイン辺りから行くとね。
45:06
結構上野の方なるよね。
地球儀で見ると比較的真横に行くと少し下がったところにカリブ海があって。
カナダ辺りは相当北上しなきゃいけないイメージになるんだと思うんですよ。
でもインド向かおうとしてたらならばちょっと暖かいとこ目指したかもね。
かもしれないね。
だってアメリカって結構ニューヨークのあたり寒いじゃん。
暖かいとこ暖かいとこって下に行けば暖かいのは知ってたよね。
だからもしかしたらこう左下にちょっと向かってたら行き過ぎたのかもしれない。
かもしれない。
場所的には。
あれですよ。今でもスペインでもメキシコでもチリでもペルーでもみんなスペイン語使ってますよね。
ああスペイン語なんだあそこ。
ブラジルぐらいですよねポルトガル語使ってるの。
ブラジルはポルトガル語なんだ。
これは次回また話しますけどここはスペインとポルトガル語のごちゃごちゃがあって
ブラジルだけがポルトガル語になるんですね。
へえ。
ちなみにこれもう故障関係ないんだけど故障が見つからなかったんだけど
故障一生懸命探しますよね。探しまくった結果スペインは南米大陸で金山見つけちゃうんですよ。
金山見つけちゃった。
見つけちゃうんですよめちゃくちゃ儲かるんですよ。
金見つけたら儲かるよね。
故障はないけど金はめちゃくちゃ儲かるんですね。
それを見てあれいいなと思って負けずっと遅れながら探検に出たイギリスが北米に着くんです。
へえ。
今のアメリカ合衆国のとこですね。
ああそれで英語圏なんだ。
そういうことです。
へえ。
アメリカ合衆国はもともとイギリスもともと全部ではないですけど
イギリスの植民地なので。
同じようにスペインの後追いでイギリスが海に出てった結果到達したのは
イギリスの方がちょっと北にありますよね。
だからそのまんま行くと今の北米に着くわけですよ。
じゃあ全部あれか今のアメリカ大陸に行く文化っていう
言語とか文化っていうのは全部ヨーロッパから真っすぐ
真西に。
真西にちょっと広がって向かった結果全部に分散して
いろんな言語が使われるようになったと。
でフランスがそこからうちもうちもって言って到達したところが
同じ今のアメリカ合衆国内に今で言うと州ですね。
そこに国を打ち立てたりとかヌーベルフランスとかっていうのを作ったりとか
あと今のカナダですねあたりをフランス領有権を持って植民地化していくので
カナダがフランス語と英語と両方使ってるわけですよ。
カナダか。
カナダ。ここから先アメリカ開拓史を自分で勉強してください。
ミニペディアぐらいでも大体わかるんで。
あれ古典ラジオにもあるって言わなかったっけ。
古典ラジオさんとかを聞いていただくとより詳しく
アメリカ開拓史はわかると思います。
ちなみにスペインが金山を南米大陸で発見して
めっちゃ儲かると思って持って帰りますよね。
この当時お金の経済価値とか経済の仕組みとか全く誰も理解してないので
48:04
ガンガン持って帰ってめちゃくちゃ金を
スペイン国内とか周りのヨーロッパで使いまくるんですよ。
何が起こるか経済が崩壊するんです。
持ってきすぎて。
そう。
貨幣みたいなもんだもんね。
貨幣の価値がめちゃくちゃ大暴落しちゃうんです。
そんな取れたんだ金。
めちゃくちゃ取れたんです。
北米では金が取れないので
違う植物の栽培とかタバコの栽培とかをやることで経済を作っていくというのが
イギリスがアメリカを開拓していくところにいくんですね。
そうなんだコロンブスのきっかけでだいぶ経済の
世界一変するでしょ。
だいぶ変わるね。
これを起こしたきっかけが金と奴隷と故障だからさ。
故障が食い込んでるんだよね。
なんならさっきも言ったけどレッドペッパーとか言っていじでも故障探そうとしてるわけだよね。
それだけすごい価値があったというか。
そう多分ねめちゃくちゃ儲かったんだと思う故障自体。
故障自体の価値はもちろんもともとヨーロッパ国中にあったからなんだけど
それを土台にして故障がビジネスで儲かるから金と同じものを探しに行く。
ずいぶん広がるねコロンブスからの流れが。
故障なめてたでしょ。
単純な話で東航路と西航路東に行くか西に行くかの誤差でしかない。
東行ったから西空いてるから西行ってみようみたいなぐらいの気持ちで行ったはずなのに
ずいぶんその後の影響が広がりすぎたね。
バタフライエフェクトみたいだよね。
ちょっとしたきっかけなのにね。
このきっかけを作ったのがオスマン帝国がコンスタンティノブル陥落からっていう。
陥落してトリデンみたいな防御の塊みたいな街を落として
ヨーロッパに東側からどんどんどんどん西に向かって
で切発もあったポルトガルとスペインが3年逆に行くしかなくなったからこそこの結果が生まれた。
なんならポルトガルに出し抜かれたスペインが到達してますね。
確かにポルトガルの方が堅実的に行ったよね。大陸に沿って行こうっていう。
沿って行こうって言っても向こう海に入れたぎってるかもしれないって言ってるのに行った国王とさ。
だって一冒険家が行くなら分かるのよ。国王が行っちゃってるじゃん途中。
せっかくに王子様ね。
王子様か。いや行かないじゃん。
行かないと思うよ。
なんでエンリケ王子はエンリケ公開王子というニックネームがついてるんですね。
へえよっぽど冒険好きなのかむちゃくちゃな人だったのか。
まあ始めだけで自分自身はそんなね希望法までは言ってないみたいだけどね。
51:01
ああそうなんだ。
そういう国策をゴリゴリ打ち出した人だね。
まあなんか先見の目があったのか冒険家としての何か持っていたのかもね。
ちょっと世界史の勉強っぽくなっちゃいましたけど、
うん。
故障を掘ったんでこんなことが起こるよという。
人の思惑が見えるのはすごい面白いね。
ちょっと面白かったねこれで。
なんかこんなに人振り回されるかって故障一つで。
ね。
まあ故障つかお金っていうか。
お金とどうか今だと何なんだろうね。
お金と権力とか国同士とライバル心。
何だろうね。
今まで戦争だったけどだんだん発見することとか新しいものを持ち込む。
そのすげえだろ俺っていう見栄の部分がちらほら国王同士の王国同士のプライドの戦い。
みたいなのも確かにあるかもしれない。
後悔という技術を持ったがゆえによりいいものを外から持ってこようとかっていうのがちょっと見えてきたなっていう。
そうだねちなみにここから戦争がなくなるわけではないんだけど国家間同士の戦い。
どっちが優位だとかどっちが領土を治めるんだみたいな争いの一番のメインが国土を取るではなくて政界権を得るっていうところにシフトしていく。
海軍国がどんどん強くなっていくんだよね。
そうなんだ海が最大の流通経路だからね。
今までは陸内だけで頑張ってたのを海だっていうことになっていくんだよね。
確かに海の上に拠点作るってないからね後悔術すべてだよね。
ここから次回の話になりますけど次回はこれをきっかけにしてスペインが太陽の沈まない国無敵艦隊を要する最強国家として君臨する時代がやってまいります。
無敵艦隊聞いたことある。
無敵艦隊。
すごい有名な話なのかな有名な話なんだろうね。
だいぶ有名な話ですよねこれはアルマダの大戦でエリザベス一世率いるイギリスが一回撃破をしてイギリスがポツポツ出始めてるところの隙を塗ってオランダがひょっこり出てきてポルトガルが持っていた東航路をごっそり奪い取ってきますね。
へえそんなこと起こるんだね。
結果として日本にやってくるヨーロッパの船がはじめポルトガルだったものが気づいたらオランダにすり替わってるわけです。
ああ繋がった。
そういうことなんです。
ネジマの来てた国が途中で変わったっていうのは最初の味噌汁とか日本文化の会言ってたけど。
ガラッと急に変わるでしょポルトガルからオランダに。これは故郷と故郷の原産地インド周辺をめぐる海上バトルを行った結果なんですよ。
ああそういうことなんだ。
ちゃんと面白かったね。
54:00
そう繋がってくんだ。
そう繋がってくんだ。
次回を楽しみに来たいと思います。ありがとうございました。
ありがとうございました。