コロンブスのビジネスプラン
おっと、前回からの続き
コロンブスちゃんと商売してんだね
もうビジネスマンなんだよね
だから、おそらくですよ、ちゃんと名分化されてなかったけど
ジェノバ商人出身のコロンブスがビジネスマンとしてベンチャー企業を起業しましたみたいな感じ
で、その事業内容が植民地とそこにプランテーション作って金銀強奪しますっていうプラ
で、戦中見たらラッキーこいつら奴隷にしたれっていうプラン
めっちゃ儲かるじゃん
奴隷はおるし、佐藤で儲かるし、金銀強奪するしっていうのをビジネスプランとして持ってた
で、これを乗ったって言ったのがスペイン
そういうことね
乗ったことによってスペインの傍若無人と黒歴史がここから始まる
ああそう
ちょっと長くなったけどどうしよう半分に割る?まあいいや行くか
サトウキビ栽培の拡大と労働力問題
この後植民地は拡大していきますもうコロンブスだけの話じゃなくてね
コロンブスの後に続く探検家の人たちがガンガンあの辺りに行くわけですよ
で、いろんな島々を発見しつつサトウキビを植えていきます
ざっと年代順に言いますね
1493年イスパニオラ島これがサトウキビ栽培の最初ですってこれ今言ったやつね
その後1508年プエルトリコサトウキビ
1509年ジャマイカ
1511年キューバ
という風にもうあの辺の島々でバンバンサトウプランテーションを作ろうとしていく
わずか20年くらいか
バシバシ増やしていくんですけど大問題があってですね
人がね労働力がね確保できるのですよ
確保できない?
地図見たらわかるけどとりあえず環境はいいじゃないですか気候はね
で、そんなに現代文明みたいになってるわけじゃないのでちゃんと森林もあるし雨も降るしいいわけですよ
あと働き手が必要なんですね
これもシリーズの初めの方に言ったけどサトウのプランテーションってめちゃくちゃ人力なんで
言ってたね
3メートルもあるサトウキビを人力で買ってですよ
あれを粉砕して絞って煮るっていう作業あれ全部人力なんで
相当な人力が必要なんですよ
ただ先住民がいるからこいつらどれにしたれって思ってたんだけど
ヨーロッパ人向こう行く時に伝染病持ってっちゃうんでね
ヨーロッパ人が持ってくるの?
そうそう天然痘とかね
ああ天然痘
まあ後にインフルエンザとかそういうのもあるんだけどいろんな病気があって
ヨーロッパ人はもう数百年の歴史の中で免疫抗体持っちゃってるんで
重症化しない限りは治るけど
先住民族は初めて出会う未知の病原菌なんでバッタバタ死んでいくんですよね
病原菌、金銀強奪、人災の影響
ああ
やばいことになる
そうか
でなおかつですよ今度人災ね
ほう
あの金銀強奪事件
うん金銀強奪
そもそも金金が欲しくて言ってるから
うんまあそれは奪うよね
奪うよねもう力づくだよね
うん力づく
普通に強盗殺人事件だよ
ああそんな感じ
そうそうそうそんな感じのレベル
ほう
で金とか銀とかって手元に宝飾品で持ってるばっかりじゃないわけじゃない
うん
先住民だってね
うんうん
で鉱山に行って掘ってこなきゃいけなかったりするわけですよ
うん
で探検家とか植入した人たちスペイン人は自分たちで掘る人数もいないし
場所も知らんしやりたくないわけじゃないですか
まあそうね
お前ら掘ってこい
うん
掘ってこいよじゃあ3ヶ月内に1人当たりこれだけの俺らの金か銀を持ってこいと言うわけですよ
はいはい
でもしこの3ヶ月以内に規定料に満たなかったら子供と老人を除くけど
お前らこの規定料持ってこなかったら両手首切り落とすかんなって
ええそんな末なの
うん
でもそれは死刑みたいなもんじゃん
うん
両手首切ったらつって死ぬやん
死ぬやん
そうそうですよ男も女も動けるものは見ないけみたいな
はあ
で実際に金とか持ってくるんだけど測ってみたらなんかちょっとあんだよな
怖いガーってキャーパサみたいなね
ええ結構だね
いう感じのことをするわけですよ
はあはあ
ということになると探す方ももう殺されちゃかなまんので
うん
必死こいて金銀探すわけですよね
はい
そうなると自分たちのもともとやっていた仕事ができなくなる
うん
基本的に農業ですよね
ああはいはい
農業をやりたいのにやらないと食料が手に入れられないのに
もう普通の農業がトウモロコシ育てたりとか麦育てたりとかができない
うん
でパンデミックが起きてる金銀強奪されて脅迫されてる
バタバタ人死んでく栄養失調になる食べるものないから
ああまあね
でまた栄養失調の時に伝染病があったらパクっていっちゃうじゃないですか
そうだね
なおかつですよこれちょっとあんまり大きな声で言っちゃうとあれなんですけど
面白半分に男は殺し女は犯したって書いてありました
書いてあったんだ
うん
まあその辺はいつの時代もなんか一緒だね
いつの時代でもっていうか多分この時代
ああこの時代のことなの
なんてイスラムやってねえしそんなこと
ああそういうことか
だからね人種差別が拡大し始めたのはこのタイミングなんで
ああそうなのなんか戦争とか争いするとそういう話がよく聞く
あったけどあの時はまだ捕虜はそんなに虐殺しないっていう概念も残ってたし
ああそうなんだ
まだねあるけどえぐいことはやるけどここまで無抵抗のものを一方的にってことはあまりしてないから
この時代が一番えぐい時代になる
ああそうなんだ
そう物扱い獣扱いをし始める
ああそうか
結果労働力絶対減るじゃないですか
減るね
大体100年間の間で80%から90%の先住民が地上からいなくなりました
それはやりすぎというかひどい話だよね90%はだってそれは労働力も足りなくなるよね
そうなんですよ
どういうつもりでやったんだろうねもうね
ね
普通に計画性がないとしか思えないね
というかこれ今日の話はこの年代ぐらいまでのスペインの話なんですけど
この続きの話を聞きたいなという方はジャガイモのインカ帝国滅亡の知りところを聞いてください
ああはいはい
これの後の時代があれなんで
そうなんだ
この後インカ帝国とかアステカ帝国に行ってもっとひどいことするわけですから
ああそうかそうかあったね鉱山の話が続いてね
ポルトガルの奴隷貿易
あれをやったのはスペイン王国スペイン帝国ですからね
そうかそうかそこで繋がるんだね
このフォーマットを作ったのは誰かというとコロンブスです
だからコロンブスはいろんな言われ方がするんだ
金銀強奪して脅迫して奪い取ればいいよね
労働力をこいつらにやらせればいいよね
それを売ればいいよねっていうのをビジネスプランとして考えたのはコロンブス
これをいけんじゃんあのモデルいいねって言って王室も探検隊もみんなやるみたいな
スペイン王室自体がそれやるみたいな感じ
ああそうなんだ
ボーナーとしてやらせるっていう感じになっていくんです
で一方その頃ポルトガル
ポルトガルはですね他にもいくつかやるんですけど
基本的には西側スペイン東側アフリカという条約結んでますので
あんまり新世界の方に行ってないんですよ
ああそうなんだ
固承の私立もう一回聞かなきゃいけないけど
トルデシレス条約っていうの覚えてるかな
名前は聞いたことあるな
スペインとポルトガルがほぼ同時期ぐらいに探検始めたじゃないですか
新世界見つけましたよねお互いに
でぶつかるとめんどくさいじゃん
いろいろカトリック側とか経済側とかジェノバとベネチャー側とか
いろいろ裏の背景あるにせよとりあえずぶつかるとめんどくさいから
住み分けしようって話をするんですよ
でローマ教皇に間に入ってもらって
じゃあこの線から東側はポルトガルね基本的に
でここから西側はスペインねっていう線を引く
あああったねその話
あるんですよありましたよね
でその線が一回大西洋のど真ん中で引かれるんだけど
いやいやちょっとおかしいよねみたいになって引き直して
最終的にブラジルはポルトガルでそっから西側とかは全部スペインね
でアフリカとかブラジルはそっから東側のポルトガルねってことになったんですよ
そっからポルトガル領なんですね
でこのブラジルがやばいの
ブラジルがやばい
ブラジルっていうのは今現在この2000年代において
砂糖の産出量砂糖きびから取れる砂糖の産出量世界ナンバーワンの座にいるんですよ今でも
あそうなんだ
で1500年代にその地位をもう作っちゃう
1500年代
そっからずっと1位
えじゃあ500年以上
砂糖の生産量ナンバーワンの座にいるずっと
すご
ちょっと感覚してもだいたい上位ずっといってもほぼ1位みたいな感じ
すごいね
なんでこれができるか
まず気候は間違いないじゃないですか
まあ気候あったかいね
年代雨林気候でさ
で水いっぱいありますよね
だって島じゃないもん
まあそうねどでかい大陸だからね
木材
当時の人口から考えたらもう無限に見えるほどの山があるわけですよね
まあそうだろうね
土地でかいですよねそもそも
でかい
もうドミニカ共和国とかね
イスパニオラ島とかね比べちゃダメですよね
まあヨーロッパの国々と比べるとねだいぶ広いよね
地中海の中の島々で作ってましたけど
桁違いますよね
そうだね
あそこでポルトガルはしっかりと砂糖プランテーション作り始めます
ああ
1520年くらいからやり始めて
そうですね半世紀50年くらいの間に砂糖プランテーションが沿岸部だけで100以上作られます
50年くらい1570年くらいかな日本の戦国時代くらいだけど
その時点でですね大西洋近辺で作られている砂糖の総生産のうち半分以上はブラジル産になりました
そんなに大きかったんだ
すごいことになるんですよ
そうなんだねアフリカとかアフリカ大陸とかよりも全然作りやすいんだね
みたいですね
1600年超えたくらいになるとまたねいろいろと真面目に働いたんでしょうね
現地の先住民の方々も奴隷ではあるんですけど技術改良を始めるんですよ
圧削機絞るやつがバージョンアップしてすげえめっちゃ効率よく
サトウキピのシロップが絞れるようになったりとか
あと釜を複数にしてね第1段階で煮る第2段階で煮る第3段階で煮るとか言って
大釜中釜小釜みたいなことやって
煮詰める効率をアップしたりとかあとステップが見えるから
関東区側からすると工程が分かりやすくなるんで効率化測れるみたいなこともあったりして
いいじゃんいいじゃんって伸びていくんですけど結局ですね労働力足んなくなるんですよ
やっぱ足りなくなるんだ
言ってもそこまで虐殺とかはしてないっぽいですけど
ある程度のことがあったのもあるしあんまりねポルトガルスそこで金銀あんま取ろうと思ってない
まあ佐藤でも儲かってるから
そっちへ行こうみたいなジェロマ承認系なんで
あの結託してるんでもうビジネスで儲けようみたいなところもありゴリゴリやるんですけど
そもそもプランテーション増えてるんでもう現地民の人口だけで賄えない上に
電線病これいたら仕方ないのでこれで人口が足りなくなって労働力が不足していくっていう状況になるんですよ
ポルトガルの砂糖生産と貿易網
でですねこれがスペインと全く違う環境にあったのがポルトガルなんです
ポルトガルっていうのは大西洋の東側つまりアフリカ大陸も自分の植民地支配地ですよね
スペインから見ると異国の地ですけどアフリカはポルトガルはどっちもポルトガルなんですよ
で何を考えたかというとまず最初にサントメ島
ギニアワン沖のねありましたねあそこからね人連れてくるんですよ
これなんでかっていうとブラジルが大量生産したおかげで安い安いって今ほどじゃないけどね
前よりもちょっと安くなった砂糖が大量にポルトガルに持ち込まれたおかげで
サントメ島の砂糖プランテーションもやってられるかこんなんって状態になってるんですよ
でプランテーションの経営厳しくなっててもうやめるどうする売るみたいな状態になったんで
なになにブラジル人足らんのうち職人いっぱいおるけど売ってやるかうちのどれ
じゃあうちプランテーション畳むんでうちのどれ売りまーすって言ったらめっちゃ高額で買ってくれるわけ
だってブラジルが伸び盛りだからこれこれこれ買う買ういくらいくらみたいな感じで
で売っちゃって空っぽになるじゃん
このサントメ島から内陸のアフリカ行ってどれ買ってきてサントメ島に集めて
三角貿易の始まり
サントメ島からブラジルに送るっていう奴隷貿易ルートができるんだよ
どういうことだ待って
サントメ島にプランテーションがなくなる代わりにビジネスセンターみたいのができると思ってざっくり言うとね
そこに商人がやってきてこの商人がアフリカに仕入れに行きます何の奴隷の
でアフリカ各地から奴隷を仕入れてきてサントメ島に集めます
編集したかどうかは知らんけどここからブラジルの各地に輸出をしていく奴隷貿易が始まる
だって自国ないだから
敵国じゃないんだ
中卸じゃないけど
奴隷の中継貿易が盛んになっていく
そうなんだ
サントメ島あたりだけで17世紀だけで56万人の奴隷が出荷されてます
56万
万
すごい人数だね
100年間の間に56万人が少なくとも出荷されたという記録が残ってるそうです
記録に残ってるだけってことはもっといるよね
可能性あるね
可能性としては
さっき前半に話したけどイベリア半島の文化都市トレド
最盛期で50万人くらいって言ったから
そうめちゃくちゃ多いその時の都市丸ごと1個だもんね
そうあれが丸ごと奴隷としてね
東京丸ごと今だったら奴隷になるみたいな感覚だよねきっとね恐ろしい
めちゃくちゃやるんですよ
このサントメ島っていうのがこの後の三角貿易の拠点になっていくポルトガルにおけるね
奴隷をブラジルとかに送るじゃないですかこの後ブラジルだけじゃなくてスペイン領にも送るんですよ
スペイン側はどうやったって人足りないからそこで奴隷貿易やってんだいい値で買うから売ってっていう低い立場で買わなきゃいけなくなるんで
これでポルトガルまた儲かるんですよ
スペインがほらメキシコあたりでポトフ銀山とか見つけて銀ガッポガッポ取ってるとか
インカ帝国から金銀強奪しまくってガッポガッポ買ってるあの金銀をゲットして代わりに奴隷渡すみたいなビジネスをポルトガル側がやる
ああそうなんだ
でこのサントメ島でその利益が上がるじゃないですか奴隷を売ったお金があるじゃん
ブラジルとか西インド諸島で作られた砂糖をその金銀で買ってこの砂糖をヨーロッパ持ってくんですよ
リスボンとかベルギーのアントウェルペンとかに持って行ってそのでっかい港に持って行ってそこで砂糖を売るわけですよ
で儲かるんですよまたね
でそのお金で今度毛織物とか銅製品とか鉄製品とかその買うんですよ
これを持ってってアフリカに行ってその毛織物とかと奴隷を交換してくるっていう
はあだいぶ複雑になったね今ね
一人の人が3箇所の拠点をぐるぐる回ってきます
アフリカでは毛織物とかの日用品を売って奴隷を買います
で新世界ブラジルなどなどでは奴隷を売って砂糖を買います
タバコとか砂糖を買い付けます
砂糖織物と奴隷と
奴隷と砂糖で今度ヨーロッパ行って砂糖と毛織物
みたいな感じでくるくるくるくる一人の船が回ってくるんですよ
で3箇所それぞれで利益が出るんですね
商業革命とアントウェルペン
ああそっかまあそれはそうね引き換えするもんね
そういうことをずっとやっています
でその拠点になっていったのがリスボンとアントウェルペンという町なんですね
へえそうなんだ
これは世界史の教科書的には商業革命って言われてるところですね
西ヨーロッパ世界における商業のシステムがガラッと変わったタイミングなんですよ
っていうのももともと大西洋の外側でビジネスをやることがなかったわけですよね
ああそうね
ヨーロッパ人の目から見た地図っていうのは当時の地図っていうのは地中海が真ん中にあって
で左側はもうここから先滝ですかなんかわかんないけどまあなかったことにして左側ね
で右側と取引をするその貿易センターになってるのが地中海あたりですよっていう感じなんですよね
だからジェノバとかベネツィアが没航してくるわけですよ
ああそういうことね
ローマもあるしっていう感じになっていくわけですね
ところが中心地がグーッと西に移動しましたよね
大西洋の周りってことになったじゃないですか
だから中心地が大西洋になっちゃったんで地中海が右端にずれていくわけですよ
ということは当然センターはリスボンになりますよね
でベルギーのアントウェルペンになっていく
ああそういうことね
でこのアントウェルペンって耳なじみない人いるかもしれない
年齢が上の人だとアントワープの方が耳なじみあるかもね
アントワープって聞いたことあるな
ベルギーなんで現地の発音だとアントウェルペンっていうのが多いらしくて
今地図表記とかね基本的にはアントウェルペンになってるはず
ああそうなんだ
ウィキとかグーグルマップとか教科書見ても大体アントウェルペン
かっこアントワープって感じかな
ああそうなんだ
あれ英語読みなんで
ああ英語読み知らんかった
で実はこのリスボンとアントウェルペンが商業の中心地になっていくんだけど
リスボンよりもアントウェルペンの方が強くなっていくんですね
ベルギーの方が
地中海から大西洋へ
ベルギーの方が何せポルトガルはヨーロッパ社会の中でも端っこすぎるのよ
ああそうなんだ
ね
まあまあ地図的に端っこだね
なんだったらボルドーとかフランスとかの方がお町に近い
はいはい
パリに行けたりとかするじゃない
で砂糖みたいな高級品買ってくれる人っていうのは金持ちなんで
貴族層とか超金持ちのビジネスマンとかなわけじゃないですか
そういうのを買ってくれるったらイタリアの商人とかフランス貴族とか神聖ローマ帝国諸公とか
ああいう人たちが多いわけですよね
そっちに近い方がいいわけだよ
まあそれはそうだね
元々商業革命以前っていうのは地中海近辺のベネチアとかのあたりの方が
贅沢品は使ってたんだよね
銀とか銀とか宝石とか古書とかああいうのをメインで扱って儲けてた
はいはいそうだね
実は北の方にあるあれ覚えてるかな
ハンザ同盟って
ハンザ同盟ビールあたりかな
ああそうそうビールの会で出てきたケルンとかね
あの辺のアインベックとかあの辺のところでね
修道院の話のあたりだった気がする
よく覚えてるね
内容は覚えてない
独立商業都市があって商業都市同士が同盟組んでるっていうのがハンザ同盟ね
商業都市と
商業都市の発展
商業都市がライバル関係なんだけどバチバチ戦うのではなくて
商業都市同士でちゃんと組合作って仲良く連携しましょうね
その方が儲かるよねっていうのをドイツの北の端っこあたり
バルト海とか北海のあたりでやってた
ああはいはいあったあった思い出した
アントウェルペンっていうのは北海に面してる
ベルギーだからね今のところなんだけど
そこにもハンザ同盟の商感がちゃんとあったりなんかして
ああそうなんだ
なんでこんなとこであるかっていうと
これを調べるのに昨日だいぶ時間食っちゃったんだけど
もともとここ羊毛の産地なんですよ
羊毛ね
フランドル地方っていうのはね
で面白いのがこれ入江というか川の河口なんですよアントウェルペンがね
ほうほうほう
アントウェルペンっていうのは北海に川が流れ込む出口のところ河口なんですね
北海の方に向かって出るんだね
北に向かって流れてる川があってそこの河口部分にある町がアントウェルペン
なおかつ羊毛とか毛織物の産地で内陸部に向かう輸送がめっちゃ便利でここ
ああそうなんだ
川が流れてるんです
物の輸送っていうのはさ今みたいに車があるわけじゃないから
馬やロバに乗せて運ぶよりも絶対船の方がいいわけじゃないですか
少人数で大量に安全に運べるだから川を登ってったほうが絶対いいよね
そうだね
日本の川みたいに急流じゃないんで
まあそうねヨーロッパって緩やかだよね
緩やかですよねもう映像で見たことあると思いますけど
ラインガーとかアブガーとかみんな緩やかじゃないですか
あそこをスーッと滑るように運んでいけるとそれがね1本じゃないんですよ
2本とか3本とか流れててでかいのは大体2本あるんですけど
1本がフランス方面で1本が南ドイツ方面
すごいなんかいい感じの幹線道路だね
そうなんですよだからフランスのシャンパーニュとか
あと南ドイツのニュンベルクとかあっちのほうまで
運河じゃないけど川が流れてて今運河になってるところもあるんですけど
あるんでもう流通めっちゃいいんですよ
いいんだね
だからねもともとこのアントウェルペンっていうのは生活用品
さっきの毛織物もそうだし穀物ねあとは木材とかね
ああいうのを流通させてたんです
なんでかっていうとこういう生活用品って金銀に比べたら安いじゃないですか
安い
大量にさばかなきゃいけない
大量にさばくためには大量にさばくためのインフラが必要
それがあるのがアントウェルペン
で佐藤は最初イタリア方面に行ってたんだけど
国際都市化とアメリカ大陸との関係
いやもうこれアントウェルペンだろだって大西洋元だし
地中海わざわざ入ってくるのはアホらしいよねっていう
でなおかつ当時のベルギーに今はねベルギーとオランダって並んでますけど
もともとあそこネデルランド共和国があってそれ以前っていうのは
カール5世の領地なんですよ
神聖ローマ皇帝のねハプスブルク系領地なんです
超巨大な家ね
はいでこのハプスブルク系のカール5世は
神聖ローマ皇帝になる前の段階でスペイン王なんですね
さっきのカトリック領夫婦の孫かひまごかなんかがカール5世なんで
でスペイン王様になってその後に神聖ローマ皇帝になってるんですね
なんならカール5世の息子のフェリペ2世
これがスペイン王様になってそのままスペイン王権務で神聖ローマ皇帝になっていくんですよ
あああったねその話
つまりです今のベルギーオランダエリアっていうのは
ハプスブルクスペインエリアの一部なんですよ
王様一人だから
そうか王様一人か
要はカール5世イコールじゃないけどほぼイコールフェリペ2世と仮にしましょう
この親子の持ってる領地っていうのは今の地でいくと
ざくってあるベルギーオーストリアオランダドイツスペインって感じ
それぞれここを権務してるんだっけか
そうなんです権務しちゃってるんです
いろんな一族としてみんな血縁だもんね確かね
フェリペなんかないと一応オーストリア外れるんだけどちょっとそれは置いといて
フワッとねそういうハプスブルク大帝国みたいなところでそのうちの一部のスペインが
砂糖を作って持ってくる
なんなら途中でポルトガルを権務しちゃったりするんで
ポルトガルもなんかポルトガルという国のままなんだけど独立してるんだけど
なんか一部だよねみたいな扱いになって
フワッとね
したらもうみんな一緒じゃんなんならフランス以外みんな一緒みたいになってるじゃん
確かに
主要国で言ったらフランスとかソイスとかイタリアは違うけど
あとみんなハプスブルクみたいな状態になるんで
じゃあ一番貿易に都合のいいアントウェルペンでいいんじゃねみたいなことになる
まあまあなるね
で超巨大国際商業都市
でかいね
なってくんですね
ここがねおもろいなと思ったのがそれまでのイタリア系ベネチアゼノバっていうのは
コロンブスみたいにその街出身の商人が各地に散っていって
ネットワークを築くっていうビジネスモデルなんですね
でアントウェルペン真逆なんですよ
そうなんだ
各地の有力商人がアントウェルペンにやってきて
そこに大使館じゃないけど支店みたいなの作ってそこで貿易をするみたいな感じ
だから国際都市になるんですね
例えばバグダットもそうですよねイスラーム帝国内の
バグダット
ちょっと一瞬出てきたかな100万人都市の
イスラームが出てくる前あたりのペルシア系の時の大都市のバグダットも
そういう国際都市化してたし例えば唐の時代の長安とかも国際都市化してた
あそこもねいろんな宗教といろんな人種ごっちゃごちゃに来て
商業しまくってたんでぼっこしたわけですからみたいなことがアントウェルペンで起きてる
ヤバいよね
そうなんだね
でこのアントウェルペンと新大陸アメリカ大陸との関係で
非常に興味深い進化が進歩が訪れる
これはですね今と同じなシステムがこの時できたんですけど
サトウキビからジュース絞って素糖にするところまでは当然現地でやります
けど生糖はアントウェルペンでやりますみたいなことをやる
そうなんだ
海賊と植民地
リスモンとか他にもあるよあるけど代表的にいくと
ヨーロッパ側で生糖最後の仕上げをします
利点はですね劣化しないため
まあ生成するからね
そう同性生成するからいいじゃん
生成した後のもの劣化されたらもう取り返しつかないからみたいな感じなんですよね
でもう一つはねマーケットに近い
マーケットまあね目の前だもんね
そうだから何が売れるかがもうめっちゃすぐ分かる
ああそっかそっかまあまあ需要と供給のバランスを取りやすいのか
そうなんですそういう意味で今のモデルとビジネスモデルと同じものができた
上にこれは結果的にかもしれないですけど
生糖業者がヨーロッパの中にあることで利益が2カ所で落ちるというか経済効果が2カ所で起きる
要は砂糖を作って売った新大陸植民地側でも利益が出るわけじゃないですか
ああ確かに
でここで生糖しちゃったらそこで利益が全部落っこっちゃうんだけど
ちゃんとヨーロッパ側にも生糖の手数料としての利益が落ちるっていう
そういう構造になっていくんですね
でこれで新しいビジネスモデルができたことで商業革命が起きる
でこれね後悔の太陽貿易大西洋貿易の中で非常に都合が良かったのがもう一つあってですね
実はこのアントウェルペンとかハンザー同盟ビールの会に出てきた先言いましたよね
ビールが手に入るって実は非常に重要なポイントなんですよ
そうなの
この当時の航海において水分補給はほぼワインとビール
ああそう腐っちゃうのか他のものだと
もう樽に水積んだところでね水どっから汲んでくるの
ああ確かに
その水はどんな状態なの
うんうん
そもそも丘流じゃないから川が緑色な地域ですよあのあたり
ああまあそうだね汚いもんね
その水汲んできてさ樽に詰めて船に乗ったらもう1週間もしたら真緑ですよ
それそうだね
飲めなくなっちゃうビールなら行けるワインなら行ける
ああそうねまあミネラルウォーターがないからねそもそもね
ちょこちょこ寄港するのはヨーロッパの近くとかねアフリカ大陸沿いとか
地中海の中だったら別にすぐ港があるんで寄れば水が飲める
ああ確かに
けど大西洋渡るとなったらこれはもうね水手に入らなくなるから
ビールとワインが手に入るとやっぱ大きいですよね
ああでも喉乾いたらビールとワインしか飲むのないって
なんかあれだね合法的に飲酒だね
まあね
仕事中に飲酒できるっていう
ああそうねここから1800年代の終わりまで仕事中酒飲んでるの当たり前の世界なんで
はあでもなんか航海中に酔っ払った船長とか嫌だよね
大丈夫だよその後だって作業革命の間さ工業機械やつ売ってる時も酔っ払ってるから
ウォルムス帝国会議の時にも酔っ払ってるし
ああ
戦争どうするみたいなこと第一次世界大戦の時なんかもちょいちょいみんな酔っ払ってるんで
そうなんだ
だってビール飲んでワイン飲んでるの朝起きたらビールだから
まあね水っていう水はないからね
特に基本的に働きたくない民族が多いのがヨーロッパの特徴ですから
近世ヨーロッパの特徴なんで
そうなんだすげえ世界だな
そうなんですよ
日本じゃちょっと考えられないね
日本は水があったからこそ真水がいっぱいあるから真面目なのかもね
どうなんだろうね
そういう国民性というか遺伝子的にこう
この時はお前水飲んどけよっていう
簡単にできちゃうくらいじゃない
それでいくとね今ちょっと脱線してるんだけど
日本人は水飲めて晴れの時ぐらいしか飲まなかったっていうのが
もうつい近代現代に入る近くまでありましたよね
あとイスラーム社会は基本的に酒ダメなんで
ああダメだね
もう宗教上ダメじゃないですか
なんか真面目に働く人たち比較的飲まねえなみたいな
すごい切り取ったらすごい当たり前のこと言ってるけどね
そういう風に見えますよね
そうねそういう区切りに見るとちょっとおもろいな
海賊たちのアルコール中毒問題
まあまあこんな状況なんで大西洋を行き来している海賊たちは
イメージ通りみんな血取り足で酔っ払ってますね
言動を知らないと
なんだっけパイレートオブカリビアンはジャックスパローか
ジャックスパロー
血取り足で歩いてるじゃない
だって航海中ずっと飲んでるからアル中になってんだよ
そっかいや飲みすぎちゃったんだね
飲みすぎちゃったっていうか1週間とかじゃないからね
ああそっか数ヶ月か
1ヶ月2ヶ月の航海だから
その間ずっとワインとビールと後には他のお酒も入ってくるけど
ずっとアルコール飲んでるから
だから海賊たちが集まったこういう周回みたいなところって
酔っ払いの限度がちょっとおかしいんだよね
であれ陸に上がっても酔っ払って酒飲んでるじゃないですか
あれなんでかっていうと船乗ってる間にアル中になっちゃってるんで
陸上がっても飲まないと手触れちゃうのよもう
もう飲まずにいられない状態だから
ああはいはいはい
だからなんかエレ騒ぎ起こしちゃうわけね
そうね笑いながら銃試し撃ちして人死になるとかさ
そういう業者があるじゃないふざけてる人
ありえそうだもんねみんなアル中だから
あれですよ黒ひげなんかやばかったらしいからね
そうなんだ
ジャック・スパローのモデルになった人ね
ドレッドヘアみたいに見えるけどそれは全部ひなわでさ
腰とか胸に銃を6丁もつけてさ
その名もエドワード・ティーチ
もしくはエドワード・サッチ
おおティーチ・サッチはい
ティーチ・サッチ・エドワード・ニューゲート
なんかどっかの漫画で聞いたような名前ですよね
某麦わらの
なんちゃらの
黒ひげティーチはもともと実在の黒ひげは
エドワード・ティーチなんで
ティーチ別の読み方するとサッチなんですよ
白ひげさんはエドワード・ニューゲートさんですよね
エドワード・ティーチが持ってる名前のもとでしょうね
それをばらしたんだよね
そういうことねだから白と黒なんだ
分けてね
実在する海賊の名前や国籍
ホーキンスとかバーソロミューとかね
実在の人物の名前なんだよあれ
そうなの?
ドレークとか
ドレークとホーキンスはイギリスかな確か
そうなんだ
イギリスの実在の海賊の名前ですね
バーソロミュー自体が
バーソロミューは貴族じゃないかな
セント・バーソロミューかなんか
だからああいうクマなんだ頭のいい
でフランスじゃなかったかな確か
スペインだったかな確かフランスだと思うけど
その実在の人物から引っ張ってきてるはず
ああそうなのかね
ですよ
ちょいちょい名前聞いたことあるですよ出てくるもんね
ドレークなんかどこの町だったかな
イギリスのどっかの町で銅像を建ってるよね英雄として
そうなの
ドレークとかホーキンスって
イギリスのエリザベス女王の配下になっちゃってるのね
だから対外的例えばスペインとかフランスとかに向かっては
この海賊たちが略奪しても私は別に
うちは国でやるわけないじゃないですか私がそんなこと
まさかまさかって言いながら完全に
イギリス王室がバックアップしてますからね
そうなんだ
バックアップして自分の王級の財産だけ足りなかったら
商人から国が借金してそれで船仕立てて
ホーキンスとかドレークにやらせて
襲うならスペイン戦を抑えなさい
あの人たち銀いっぱい持ってるよ
恐ろしいことよね
事実なんで
事実なんだ
実際そうなんです
へえいろいろやってんね
結構あの人って戦略天才なんで
エリザベス女王がそこで頑張って
スペインの力を沿いたりとかゴリゴリやったから
後にイギリス帝国に発展する石杖がそこでできるねきっかけがね
宗教と商人たち
じゃあちょうど今脱戦したついでに戻ってこよう
戻ってくる
そういう行為があってですね
スペインもごちゃごちゃするわけですよ
ポルトガルにいいようにやられたりとか
抑えたり抑えられたりとか
イギリスとバチバチしてるわけですね
婚姻戦略やなんやかんやで
細かいこと言うとめんどくさいんだけど
気になる人はメアリーとかエリザベスとフェリペ2世でググったら
いっぱい出てくるんで読んでください
その辺でちょっと揉めるんですね
イギリスはプロテスタント系ですよね
王様がてっぺんでローマ教皇じゃねえぞみたいな感じになって
そのトップがエリザベスですみたいな状態になる
フェリペ2世はゴリゴリのカトリックですから
カトリック最高ってこれ以上のものは全部ダメ
他のものは全部ダメみたいな世界作る
ネーデルランドの方も半分くらいは商人だったわけですよ
オランダとかアントウェルペンとかね
あの辺は商人がいっぱいいるハンザードームとかもあるんで
どっちかというとプロテスタント
特にカルバン派の方が商人と親和性が高いんですね
そうなんだ
予定説?
これ予定説説明説ちょっと何て言えばいいかな
予定説神様に選ばれた民が救われます
まず条件1ね
誰が選ばれているかどうかは生まれた瞬間に決まってます
その代わり選ばれた人はすでに良い行いをしています
商売とはそもそも良い行いです
これ商人喜ぶよね
カルバン派になってプロテスタント化していくんですよ
そのネーデルランドあたりが
フェリペ2世としたらさ
てめえ俺の国はカトリック脱ってんじゃねえか
って切れるわけ
ゴリゴリに締め付けたらオランダが独立戦争を起こすんだよね
それでプロテスタントが独立運動を起こして
オランダになっていくんだ
ネーデルランド北部の7州だったかな
日本でいう国名だとオランダ
今でもネーデルランド共和国が正式名だけど
経済都市の興亡
オランダって国存在しないんで
オランダって日本はずっと監修的に言ってて
今のオランダの人たちも
日本の方々とは付き合いだいぶ長いし
オランダで通ってきたんで
オランダで行ってくださいってなってるんだけど
オランダって国は存在しないです
ネーデルランド共和国なんです
ああそうなんだ
ちなみに元々ネーデルランド17州ね
さっきの領地ね
ベルギーとオランダを足したところの17州あるんだけど
その中にホーランド公国だったかな
ホーランド州って州があるんだよね
それがオランダの語源って言われてて
ええそんだけなの
はい
今オランダって国はないですね
あれ国名じゃないんだよ
元々ね
ベルギー側の10州は
しばらく独立しなかったんです
ただ独立戦争があって
スペインとオランダバッチバチ戦ってる
イギリスはスペインの力をそぎたい
そうするとイギリスは
オランダを応援して資金援助するし
軍隊も援助してあげる
さらに揉める
ベルギーもその戦果真ん中だよね
フランスも便乗してどっちに乗って
どういう風にしてくれようかな
ここでうまいことやれば
神聖ローマ帝国のパワーも
そげるんじゃねえかなみたいな動きを
お互いの利害で動き出すんだよね
その中心地あたりが
フランスとかドイツとか
ベルギーオランダあたりになっちゃうよね
そうするとアントウェルペンが
物流がねあちこち封鎖されてくわけ
いけるところといけないところができてきて
道路じゃないから川だから
川だね
行った先が敵国だったら
物流崩壊するじゃない
北海の入り口あたりも
海軍とか来たら
スペイン海軍とか当時無敵艦隊だからね
あとオランダ側に総督がいたりとかしてさ
そこで抑えられたら
商人としてはすごくやりづらい状態になって
海賊もばっこしてるし
でこのアントウェルペンが
ぐーっとパワーが落ちてっちゃう
経済商業都市だからそもそもが
経済できなかったらパワー落ちるしかないわけよ
軍隊持ってるわけじゃないんだから
で代わりに
没効してくるのが
いくつかあってアムステルダム
ロンドンブリストルボルド
アムステルダムは
オランダですね
ロンドンブリストルは
イギリスですね
ボルドはフランス
これらの国が
かつてのリスボンや
アントウェルペンの役割を担っていくことになる
まあまあ場所を変えたんだね
その中でも特に
力強く伸びてきたのが
オランダのアムステルダムと
イギリスとオランダの勃興
イギリスのロンドン
この2拠点がものすごい経済的なパワーを持ってくる
だから東インド会社といえば
オランダとイギリスなんですよ
ああそういうことね
ポルトガルとか他の国も
東インド会社持ってるんですよ
出立してるんですけど
世界中に散っていって
すごいパワーを持ってた
オランダとイギリスが
飛び出していったのがアムステルダムと
ロンドンが強いから
なんでオランダの
厚側から商業系が
強くなったのかと思って
そういう流れなんだ
これ教科書見ても載ってないかもしれないんだけど
特にイギリスとか
オランダっていうのは
これから先の
勃興の時代に何で
のし上がってくるかっていうと
軍事力じゃないのよどっちかっていうと
経済力で上がってくるんですね
だから
海賊団との戦い
東インド会社を作るんだけど
この東インド会社って武装してるんですけどね
武装してるのねまあそれそうだよね
彼らがどうやって勃興していたかというと
オランダじゃなくてどっちかというと
イギリスの話なんだけど
イギリスはさっき言ったように海賊団を
かけて操ってるんで
彼らが海賊団が
スペインやフランスの小船や
国の
軍船ですね
片っ端から襲って
片っ端から奪ってく
で西インド諸島のスペイン領とかも
ドレーク海賊団が
イギリスの
正規軍を率いて
意味わかんないでしょ
ドレーク海賊団がいきなり
イギリスの正規軍を率いる
艦隊が組むわけじゃないですか
30隻とかね
のナンバーワンのトップがドレークになって
総統みたいなで
ドレークが海軍のトップみたいな
のをエリザベスが仕切って
行ってきなさいみたいな感じで
海賊トップの海軍を
引き連れてくんだね
そう合同艦隊作って
2千何百人の艦隊
で船乗っけて
20隻だか30隻に
分譲して乗ったのが2千3百人
で海の兵士たちが1千3百人
で陸軍の
少佐以下
将校以下1000人が
乗ってて
これ何するかって言うと
西インド小島とか今のメキシコあたり
スペイン領ですねに行って
着いたら上陸して
スペインからぶんどるっていう
いうことを
やってて
それの目的で行くんだけど
途中でスペイン戦定期戦とかね
小戦とか軍戦見つけたら
やべえ見つかっちゃった
じゃないんだよ
ドレークたちからすると
早くは遭遇できたら
ラッキーと思ってる
俺たちの方が強いから
まあ強いよね
スペイン艦隊への攻撃
海賊だからね
もとね
そこも海賊のままだもんね
海賊だからマジ強いのよ
無敵艦隊以上に
海賊の方が強いの実は
無敵艦隊って割と
寄せ集め集団だったりするからね
スペインの本国の
艦隊はバチクソ強いし
スペイン領ネーデルランド
に派遣されてる総督の
軍隊ともかなり強いんだよ
なんだけど
例えばイギリスとスペインが
直接戦った戦いがこの後
出てくるのね
フェリペ2世vsエリザベスで
奇跡のイギリスが勝つっていう
アルマダノ海戦っていうのがあるんだけど
この時の海戦で
スペイン艦隊側っていうの
無敵艦隊側っていうのは
スペイン艦隊だけじゃなくて
イタリアとか他のところから
来た商船だったりとか
地中海の中の
別のタイプの海賊とかがいるんで
連れてくるんだけど
そもそもね
地中海用の船だから
外海に向いてないんですよ
まあまあそうだね
イギリスのこと舐めてるし
田舎の小国と思ってるから
だけど
イギリス側はね
結構ゲリラ戦をやる前から
ヨーロッパ各地にめちゃくちゃ
スパイ送り込んで
戦争になる前にちょっとずつ
海賊たちに
スペイン艦隊を襲わせて
1隻落ちた2隻奪った
帰ってきてって
この2隻名前変えて改造してはいこれイギリス船ね
とか言ってどんどん組み込んでっちゃったりとか
勧誘して仲間に引き入れちゃったりとか
だってスペイン人じゃない人がスペイン艦隊にいるから
落として
お前ら死ぬどうする
こっちの海賊軍に入るどうするって言ってリクルートするんだよね
そんな感じか
でゴンゴンゴンゴン仲間に入れて
ちょっとずつ削ってるところにアルバダの海戦が来る
逆風です
で船に火付けてその船ごと
神風のように特攻させるわけだよ
なんでこんなことできるかっていうと
特攻させてる
このちっちゃい船自体が
スペインから奪った船だったりするわけ
そういうね
それは惜しくないもんね
おら行けって
こっち風上じゃいボケ
飛び出しまくって夜とかでも
なんでもバンバン行かせるとかやって
それでスペインの力を削いで
お金もそういうところの
流通から奪って
島も奪って
里プランテーション奪って
元々フロリダってのはスペイン領なんだけど
そこもイギリスが奪ったり
取ったり取られたりずっと繰り返してみたいな
そういう世界が
ここからグワーって
行ったその先に出てくるのが
パイレーツオールカリビアンの
ジャック・スパロの世界観
っていう感じかな
そうなんだ
だいぶいろいろやってんね
しかも今の常識語が
通用しないような世界観だね
だいぶ違うだから現在の
ヨーロッパを想像すると
別の世界だと思った方がいいぐらい違う
だね
倫理観もそもそも違うのはあるんだけどさ
なんとなくさ
みんな全員洋服を着ているので
なんとなく
延長状だっていう認識を
僕らはしてしまいがちだけど
例えば僕ら日本人が
同じ日本人なんだけど
ちょんまげを言って
鎧かぶとを着てという時代とは
なんか違う社会だなっていうのは
直感的に分かるじゃないですか
ヨーロッパの歴史と海賊の関係
あのぐらいのギャップは確実にあるんだよね
そうだね
っていうことを思いながら
そのむちゃくちゃな日ヨーロッパの社会も
おもろいっすよっていう
ああ
あの海賊の本
そう
面白いっすよ
面白そうだね
全然メモしてないとこ喋ってるから結構
台本とっくに終わってるんですよ
終わってんだ途中から見てないんだよね
だって俺もずっと
台本見ずに喋ってるのは
台本書いてないこと今喋ってるから
確かにねだいぶ前に終わってるね
だって海賊の話書いてないんだもん
おお
確かに書いてないね
なんならアントウェルペンがなぜ
没航したのかすらあんまり書いてないんだ
勉強して
記憶の定かのことで
喋らないつもりだったんだけどなんとなく勢いで喋っちゃった
あの
海賊の話入ったあたりから
テンション上がってるよかなり
だってめっちゃおもろいもん
食とあんま直接関係ないんだけど
ただいつか
ちゃんと海賊の話もしくは
サッパ川に
回しちゃう可能性もあるんだけど
あんまり主食出てこないから
海賊戦の
おかげでというか
せいで社会変革をもたらす
ときに海賊が
影響を与えたと言われているのが
砂糖以外にも
コーヒーとかお茶とか
あるんでチョコレートとか
あと奴隷貿易に
関しては海賊抜きには語れない世界観
なんで
海賊と砂糖
それいずれやりますけど
まあね食べ物じゃないからね
海賊食えんから
そりゃね
海賊が食ってたものっていうテーマだったら
できるかな
出てくるのかな
調べたら出てくるのかな知らんけど
まあでも海賊っていう
くくりのファンはいっぱいいるからさ
まあ誰かしら
調べてブログなりにまとめてる人もいるかもしれないしね
まあまあ
海賊の話はね
まだ読み終わってないので
半分からしか読んでない状態で
ですよ
の割にはしっかり話したね
今回ね
本の読み方特殊で
頭からずっと読む
一本のラインをずっとやってるんですよ
いつも通りに
そこにしおりが1個挟まってます
それ以外にしおりが2個挟まってるんですよ
各章ごとに
並行読みしてるんですよ
1章からずっと読んでくるじゃないですか
気分によって
3章の途中まで
読んでて5章の途中まで
読んでるみたいな感じ
だから
1章から4章までだったかな
その章立てを
別々の本と見立てて
気になったところをずっと
各章の頭から読んでいくっていう無茶やってるんで
なんだっけあの本
名前
世界史を作った海賊
そんな名前だったよね
気になる方は調べて読んでみてください
はい
全然違う話だけどそういうのが書いてあるそうです
結構僕は楽しく
読ませてもらって
ます
砂糖と関係ないけど関係しそうだなと思って
試しに買ってみたら
ドンピシャでしたね
ああそう
そうね厨房でも読んでたもんね珍しくね
間に合ってないの
間に合ってないけどね
今日の台本
そうだな
今日喋った量でも多分半分ぐらいカットした
ああそうカットした
カットしたって言ってたからさ
ポルトガルの成り立ち一個も言ってないし
スペイン
レコンキスタも何も言ってないし
スペインが出来上がるところも何も言ってないし
で本当は
海賊の下りもオールカットの予定だったんで
ああ
3分の2切ったつもりだけど
ちょっと言って半分ぐらいになっちゃったかなみたいな
ああまあまあ
調べてる量からしたらそういうことだね
砂糖の部分だけ残した
って感じ
食べ物ラジオだから
砂糖は残してもらわないと困る
そうだね
調べてもわからない歴史の謎
今日ね結局1本なのに
1時間40分喋ってるね
じゃあこれ2本分割になるかな
うん
そうだね
分割
この間1時間したれるのが
嬉しいっていう人がいたんだよね
ああまあいらっしゃいますが
1時間40分長いよ
1時間40分はマジ長いと思うよ
うん
この睡眠時間この体力で
よく1時間40分喋ったな俺
本当だね
最近あんま寝てないもんねほぼほぼね
3時間4時間睡眠ですね
気をつけないと
最近寒いからさ
急にパタッと行く人もいるからさ
今日の話さ
調べても調べても
答え出てこないのよ
アントワープが
アントワープの話とか
ポルトガル没効のきっかけとかって
あれねごめんなさい今更ですけど
半分以上僕の推論ですからね
ああそうなんだ
全部環境つぶさに
見ていくとこういうことが
言えるはずだってもちろん一部はね
学者の先生方の話も
もらってますけど
過剰書きでこれが理由だって
書いてないんで
そんなこと解説してるページが見つからない
歴史の教科書読んでも
だからしょうがないから
頑張って調べましたよ
裏取りを
しながらね ただの研究を
しました ああそれは時間かかるね
だから今日の
一本で文字数にしたら
1万文字越えですよ おおだろうね
です
そうか頑張ったね
実はですね
この次が
イギリスオランダと
アメリカに続く流れに行くんですが
うん
1文字も書いてません
笑
じゃあこれ分割や
全く書いてない
来週もね掛川城
じゃないけど掛川の歴史回らなきゃいけないしね
明後日は朝から晩まで
そうですね
詳しい方で一緒にね
そんな休みを全て
歴史に費やすという
オランダの独立戦争とブリストルの興隆
ちなみにどうでもいい話
もう一個しますね
本の台本ではなくて文字原稿
これ限定でいずれ公開されるのかな
今日のお話の一番最後
海賊の部分はもともと書いてないので
オランダの独立戦争のせいで
アントウェルペンが落ちていってロンドンとか
ブリストルが上がってきましたよね
っていうのが書いてあって最後の一文が
そしてヨーロッパの里を巡る
お金の流れが変わり派遣構造が
変わったのである
で次にタイトル書いてあって
派遣構造の変化
近世ヨーロッパ里を巡る
富と権力の闘争
で止まってる
だいぶ歴史の
負荷じゃないけど
解像度上げてきたね
だから面白いですよ
ここでビールがそこで出てくるのか
今日の話
今エールしか
売ってないロンドンの話
この後にラガーが
世界に渡ってくる時代に入ってくるんで
スパイが
行ってこの時代
ドイツでは
ラガーが誕生して
うわーってなってる時代
そういうことね
今ちょうどラガーが
南ドイツで
そうかここをしっかりやると
過去のシリーズ全て解像度が上がる
そんな感じ
こうやって学習さんは話が難しくなってくる
ごめんなさい
俺学習じゃないから
調べたところの細かすぎる情報を
簡易化できてない
っていうところが多々ある
カットしない方が面白いかなと思ってる
そうだけど単語がね
めちゃくちゃ
生き生きするからさ
進出単語をさ
頭の中に留めておきながら
あれはなんだっけっていうカタカナを
覚えていくのが俺結構今回必死だった
今回もうマジ大変だと思う
なのでせっかく長いですから
2回か3回ぐらい
聞いていただくといいと思います
福祉を含めて
胡椒とビールあたりを聞くと
より解像度が上がりますね
もし余力があったら
ジャガイモの始めの方ですね
聞くとなんとなく
時代感が把握できるかと思います
じゃあここを聞いてもらったら
分かるよっていうところの音声の後に
昔の音声くっつけますか
長いよマジ長いよ
俺が大変編集するのに
昔の音声をピンポイントで探してこないから
そうねチャプターに
分かれてないからね 全然分かれてないからね
初期の頃20分ぐらいしかないから
1本
20本いったらちょっと足りないから
尺長くなったんで
来週に回しますって言ってね
4本ぐらいになるって
大丈夫ですよ皆さん今しんどいところだと思いますし
僕も今勉強大変な状況なんですけど
そうですね
佐藤のシリーズが終わってから
例えばワインとか
他の麦とかね
パンとかチーズとかを
やってあるであろう
1年半から2年後ぐらいになると
細かい説明なくても
サクッと飛ばしても
あああの背景ねって分かるぐらいになると思いますよ
あと1年くらい
かかると思うけどね軽く
あれだね
ユーチューブの方のコメントで
ソニアさんが
ラジオサポーターの
ブラジルに住んでられる
学生の時に
この話を聞いておけば
もっと楽しかったのに
っていうようなコメントを
くれてましたよ
ユーチューブの方にね ソニアさんブラジル
今日ブラジルの話出ましたよ
前回の前々回かな
あたりの話を
見てそう言ってくれてて
ちょっと俺もちゃんと
開いておけばよかったんだけど
ソニアさんがね
砂糖奴隷取り合い…
ブラジルの歴史の授業の
教科書を思い出しました
あの時代にこのラジオがあれば赤点だらけの
通知表にならなかっただろうに…
っていうので
第4話のね
砂糖って儲かるの?っていう
インドから始まる砂糖貿易っていう
動画の方にね
ユーチューブのコメントくれてます
ねえ
俺も本当にこのコメント見て
思ったよ
中学校の時にね
目の前でやってくれてたら俺は中学は歴史楽だったのに
って思ってそしたらそのまま高校まで楽
できたのになと思って
たくさんの人が
思ってると思うんですけど
僕も思ってます
自分が一番ね
なんで俺中学の時この勉強してなかったんだろうな
って思いますもんね
分かるようになってくると
なんかなんで分からなかったのかが
分からなくなってくるね
かけがわのことを
あまり知らないよね
っていう時代を
覚えてないくらい
生活の一部と化してるから
多分あれなんじゃないですか
学校の授業って
時間軸でずっと進んでいくんで
一個つまづくと
積み上げの土台のどっかで
つまづくとその後何も積み上がらない
っていう構造な気がするんですよ
ああはいはい
じゃあその辺数学とかと全部一緒か
多分ね
足し算引き算できないと割り算できないみたいな
みたいな感じだと思うんですよ
一回つまんねえなと思ったら
何かのきっかけがないと戻れない気がしていて
今回
僕自身はですよ
僕自身は大人になってから
食べ物のフックで
仕事フックで歴史を調べ始めたんで
新しいフック作れたから
入れただけだと思うんですよね
ああ
単純に歴史勉強しようと思ったらこんなに頭入んないと思う
ああそっかそっか
ただただそれだけ
そうねうちら職はね
勉強するというか仕事だもんね
そうなんです
当たり前なのに毎日振れるもんだからね
いや今日今回長くなったね
もうねえ
今ね今この瞬間ね
植民地と黒歴史、と海賊(ワン○ース)雑談
どうせ前後編にはカットだなと思ってるから
だらっと喋ってる
急にね
ゆっくりになったなと思ったんだよ
冒頭の方やばいからね
多分前編後編の前編は
多分相当話早いからね
詰めなきゃと思って
だから今日詰めてくんだなと思って
時計見て
40分過ぎたあたりかな
見て半分いってない時に
半分台本いってなかったから
あこれで早かったんやと思って
そうだから俺途中で挟んでしょ
どうする切るって
だいぶ早いなんかで言ったもんね
もう右半分
行く前にもう50分なったからさ
あれこっから50分
行くのかっていう
そうなんですよ僕時計見てないんですけど
感覚的に左半分
終わった段階でやっべえなと思ったんで
まあこれで
30分40分いってるわ
しかも冒頭でオープニング
喋ってるからこれ無理だなって
まあ無理だったね
まあまあ案の定2時間ですよ
まあねゆったりね
じゃああと20分ぐらい喋れますか
そんなに?
別に喋ることあるよ
いくらでもありますよ
明日もよくあるんですよ
まあまあゆったら僕ここ3日間
3時間睡眠
ですからね
寝たほうがいいんだよ
俺もずっと寝てなかったけど
ある日急にバーンって来るからやっぱり
もう今朝来てたもん
来てたね今日目死んでたもんちょっとね
真っ赤だったしね目がね
昼から喋るのやめて
体の動かすペースを落として
セーブしてきたこの収録のために
そういうことね
なんか昼
すげえ機嫌悪いのかなと思うぐらい静かだったよね
ずっと喋ってなかった
もうこんなことなかなかないからね普段
セーブモード
ずっと喋ってるタイプだからね
もうガチセーブモードですよ
本当に無言だから
今日これ終わったら布団入った瞬間寝ると思いますよ
じゃあ寝てください
じゃあ寝て
もう話すとこじゃないんで寝ようよ
話すの止めるとやばい状態なんで
よく口回るな俺今日
回ったね前半回ってないんだけどね
あれはね単純に早すぎる
早かったね
早すぎると思う
じゃ終わりますかこの辺で
エピソード終了
じゃあ今回はこの辺で終わりたいと思います
ありがとうございました
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