おはようございます。スタジオキッチュの三木裕蘭です。
さあ、ラジオキッチュ前回からの続きです。
実はですね、前回の収録の時から、少し日にちを空けて、これ別日に撮ってるんですけど、
もう前回の収録の最後の方に喉が痛くなってきて、本当に、本当にぶち壊してしまった。
喉をぶち壊してしまったので、実は別日に撮ってるんですけど、
今日はですね、私、午前中にハングル検定というのを受けてきたんですよ。
韓国語の検定試験ですね。
前回までヨーロッパ市についてはしゃぎながら喋ってたやつが、
実は今日、ハングル能力検定という韓国語の検定を受けてきて、
それはそれですごく楽しかったんですけど、語学が好きだからいいんですけどね。
例えば少し前の番外編で、「ジェンダーの本来の意味を探る」みたいなタイトルで、
例えば女性名詞、中性名詞、男性名詞みたいなのを紹介する中で、
たぶんドイツ語の話もしたと思うんですけど、僕ドイツ語も少しだけ分かるんですよ。
ドイツ語関連でこれだけ言わせてほしいっていうのがあって、
日本語は非論理的で、英語は論理的な言語だよねっていう人いるじゃないですか。
皆さんもいろんなところで聞きませんか?
日本語が非論理的だ、使うのはやめたほうがいい、みたいな。
対して英語っていうのはすごい論理的だよね、主語をはっきりするみたいな。
いう論調を皆さんいろんなところで聞きませんか?
あれね、ちょっと僕に言わせてほしい。
これ僕の話が間違ってるか合ってるかとか一旦置いといて、
英語も日本語もどっちも別に論理的じゃないです。
これだけ言わせてほしい、本当に。
論理的な言語は何かみたいな話をしようとすると、たぶんドイツ語かラテン語です。
これマジで。
日本語が非論理的だよねみたいな主張の理由としては、
主語がはっきりしないみたいな話を言ってるのを見かけるんですけど、
それはそうですよ。
日本語っていうのは英語やドイツ語のように主語を優先する言語ではなくて、
日本語っていうのは主題優先言語なんだよって。
これを言わせてほしい。
日本語とか韓国語とか中国語もそうなんですけど、主語よりも主題っていうのを重要視するんですよ。
そういうのが日本語なんですよね。
だから有名な話ですけど、
俺は妹がいないっていう文章を日本語でできるじゃないですか。
俺は妹がいない。
この文の主語は妹がです。
で、主題は俺はですよ。
なんで、俺っていうことについて今から言いますよっていうので俺はをつけるんですね。
で、妹がいない。
で、妹がいない。
で、妹っていうのが主語。
それに対する述部としてのいないって誘導したんですよ。
なんで俺は妹がいないみたいな文章を日本語では作れるんですけど、
俺をそっくりそのまま同じ構造のままいわゆる主題、主語、述語みたいな形のまま英語とかドイツ語で訳せないんですよね。
韓国語には訳せるんですよこれ。
だから日本語が論理的か非論理的かみたいな話の前にそもそも日本語は主題を優先する言語なんだっていうだけ。
これだけ言わせてほしい本当に。
だから僕本当に大学の先生とかもそうなんですけど、英語の方が論理的だよねみたいな話をする人いるんですよ。
僕ねそういう話を聞くとこぞってその人のことを心の中でバカにします。
皆さん真似しないでくださいね。僕はこぞってバカにしますよそういう人のこと。
これだけは本当に言わせてほしい。これだけはちょっと言わせてほしいんですよね。
ちょっと尖ってる発言かもしれないですけど、若い頃はこんぐらい尖ったほうがいいんです。
若いリスナーいるか知りませんけど、若い時は尖ったほうがいいんですから。尖らないと大人になれないですから。
というか尖りに尖って丸くなって大人になるんですよね。
川を流れる岩だってそうですよ。最初上流の方にいたらトゲトゲですよ。
でそのトゲトゲの岩が川を下るにつれて段々段々角が削れて丸くなってくる。
で下流に行ってその後海に行って死ぬんです。
それでいいんです。だから若い頃は尖ったほうがいいんです。
だから僕はこれからも声を大にしていますよ。日本語も英語も論理的な言語ではない。
そして日本語は非論理的で英語は論理的だみたいな主張に対してはっきり真っ向からその主張をバカにします。
これだけ言わせてほしかったという話です。
という話ですがだいぶ脱線しましたが今回はそんなヨーロッパ史の歴史は前回までで終わり。
今回からはルネサンスについて話します。ということで本題に進みたいと思います。
ということで今回からはルネサンスに入っていきたいと思います。
前回まででヨーロッパ史の話をして今回から2,3回使ってルネサンスについての解像度を高めていきたいと思います。
でそれが終わったらいよいよルネサンス女性日その本題に入っていきたいと思います。
で今ルネサンス女性日って言ってるくらいですからまずはルネサンスについての基本的なところをさらってからじゃないと思ってルネサンスについてのお話をしていきます。
で前回までのヨーロッパ史がもう最後の方だいぶ込み入った複雑な内容になっていたと思うんですけどだから難しかったかもしれませんが今回のルネサンスの話は比較的簡単です。
なので今回から2,3話はすごく簡単な内容になっているので前回までで難しくて諦めそうになっていた方がもしいたら今回から簡単になるので諦めずに来てくれれば嬉しいなと思います。
でまぁあんまり声を台にしてはいけないですけどルネサンス女性日についての話その本題に入ったところがちなみに一番難しいです。
僕も勉強していて何ていうかわからなかったんで。
ただ今回から2,3回はとても簡単な話になるので聞いてくれたら嬉しいですねというお話です。
じゃあ早速内容に入っていくんですがそもそもルネサンスっていう言葉の定義から入っていきたいと思いますね。
ルネサンスっていうのは何語かご存知ですか皆さん。
ルネサンスっていうのはですねフランス語ですねイタリア語じゃありませんからね。
ルネサンスはフランス語で再生とか復活という意味ですね。
これは19世紀の歴史家でミシュレっていう有名な人がいるんですけどこの人が初めて使ってその後これもまた有名なスイスの歴史家なんですけど
ヤーコプブルクハルトが使用したのでどんどんどんどん広がっていったんですね。
で日本においてはですね文芸復興っていう風に訳されましたね。
なのでルネサンスっていうのは再生とか復活とか復興っていう意味のフランス語なんですけど
別に再生でも復活でも復興でもないですよね。
少し前の話に出てきましたが12世紀ルネサンスとかあったじゃないですか。
カロリングルネサンスとか。
だからどんどんどんどん続いている波がねその一番でっかい波が来たよっていうだけの話なので別に再生でも復活でも復興でもないですよそういう話ですね。
でいつどこでルネサンスが始まったかこれについては十字軍の後ですね14世紀のイタリアで始まります。
でイタリアで始まった古代ギリシアローマの文化を復興しようとする文化運動のことですね。
じゃあなぜ古代ギリシア古代ローマの文化なのか大雑把な説明をするとこれはもう単純に人々がキリスト教に対して失望したからですよね。
まずこれは前の放送会でも話しましたが十字軍の失敗っていうのがでかかったですよね。
十字軍っていうのはキリスト教会が主導しましたよね。
提唱したのはキリスト教です。
で国王とか騎士とかあとは民衆もねたくさんの民衆が十字軍に従軍したんですけど結果どうなりましたか失敗しましたよね。
その結果人々っていうのはキリスト教に対する熱っていうのがどんどん冷めてきたんですね。
さらにはこの時期っていうのはペストが大流行していたんですよ。
ペストって伝染病ですね。
でこの人が死に過ぎてたんですよこの時代。
で教会っていうのは人の死後について説明を与えてくれる唯一の機関ではあったんですよねこの時の。
けどですよさすがに人死に過ぎてたんですよ。
この死っていうのが大流行しすぎてたんですよ。
この死っていうのが大流行しすぎててその前に対して教会っていうのは救済してあげるよとか説明をしてあげるよとか天国行けるよみたいな話をしてもいくらなんでも人死に過ぎやろっていうことであまりにも無力だったんですよ。
なのでこのペストの流行っていうのも大きな要因ですね。
であと14世紀のイタリアで始まったよという話をしたんですけどイタリア商人はですね結構自由な思想を持っていたんですよ。
逆に言うと教会に縛られていなかったんですよね。
後でも説明しますけどイタリアっていうのは都市共和国の地域ですね。
都市っていういわゆる絶対的な権力がいないそういった空気の場所なので比較的みんな自由な発想を持っていて。
あとはイスラーム圏とかいわゆるシリアパレスチナとかあとアフリカあたりとかに貿易に出ているのでそもそも縛られた観念みたいなものを持っていなかったんですね。
なので結果として古代への関心っていうのが向いたんですよ。
じゃあ実際ねルネサンスって何でこの時期に始まったのっていうことについて説明していくんですがここで主に3つ要因を挙げたいと思います。
十字軍と東方貿易とオスマン帝国この3つを挙げたいと思います。
まず十字軍についてですがもうこれはわかる通りですよね。
キリスト教のフランスとかドイツとかイタリアとかイギリスイングランドですねがエルサレムっていうのを奪還すべくいわゆるキリスト教の外の世界イスラーム圏とかに遠征をしに行ったんですよね。
この遠征においては王とか騎士とかそういう貴族階級の人だけじゃなくって一般民衆も参加したんですよ。
一般民衆にとっての十字軍っていうのは宗教的な意欲に駆られて従軍していったんですよ。
実際に戦うことそのことに対して何か意欲があったっていうわけではなくてまずそもそも民衆にとっては十字軍に参加するだけでそれはキリスト教の中における救済の行為の一つになるんですよ。
だからこれだけで天国に行けるんですよね。
さらに巡礼欲っていうのもあるんですよ。聖地に行きたいっていうね。
エルサレムに行きますよっていう十字軍なのでそれは参加しますよね。
なので多くの民衆がこの時十字軍に参加して従軍してこのキリスト教の外の世界に行ったんですね。
イスラム教の世界に。
そしたらどうでしたか。民衆はどう思いましたか。全然違うじゃんって言ったんですよ。
何と違うか。自分がそれまで思っていた世界とは全く違う世界だったんですよね。
イスラム圏がどういうことかというとそれまで民衆は省エンの中にいたんですよ。
いわゆる閉ざされた世界ですよね。
その省エンの中にいた民衆にとっては自分がキリスト教から教えられていた世界とは全く別の世界が実際の外に広がっていたんですよね。
前も説明したように省エンとかのコミュニティの中心にキリスト教の教会を置いていくんですね。
その教会っていうのが民衆に対して世界についての説明をするんですよ。
だから神っていうのがいてねとか天国と地獄があってねみたいなもそれも全部含めて世界についての説明です。
こういう説明を受けて育つのがその時の民衆だったんですね。
なので民衆の世界の認識っていうのはキリスト教の文脈における世界の認識と同じだったんですよ。
なので世界認識がキリスト教に乗っ取られているんですよこの時。
だからそういう民衆にとってイスラム圏っていうのは本当に全く別世界だったし同時にキリスト教が言っていた説明って全然違うじゃんということになるんですよ。
だからこそキリスト教に対する熱が冷めて古代文化っていうものに意識が向いていったんですね。
この当時はキリスト教に世界認識が乗っ取られているみたいな話をしましたけど今の我々は科学に乗っ取られていますよね世界認識。
僕も中学生ぐらいまでは地獄とか普通に信じてたのでというか宝月の霊天っていう漫画がありましてね。
これすごく雑談ですよ雑談ですけど宝月の霊天っていう漫画があって地獄をテーマにした漫画なんですけどギャグ漫画なんですけど本当に地獄っていうのが面白おかしく描かれてて
それ漫画すごく好きだったので僕悪いことをすると本当に地獄に落ちると思って中学生の頃そういう意味で地獄に落ちるわって思いながら生きてたら結構真面目に生きれたので今は地獄があるとかちゃんと信じていないですけど
ある意味今の方が少し貧しい世界認識なのかなというふうには思いますねという雑談ですけど
本題に戻りたいと思いますでルネサンスの始まりの要因十字軍東方貿易オスマン帝国とありますが次東方貿易について説明したいと思います
東方貿易っていうのは地中海における東方と貿易をすることを東方貿易と言います
なので主にイタリア商人とかがシリアパレスのあたりであったりギリシャのあたりであったりエジプトとかねあそこらへんと貿易をすることを東方貿易って言うんですよ
こういう貿易論に関しては十字軍の影響によってすごく海上貿易というのは栄えていたんですねでその結果として築かれていったのがこういう貿易論なんですよ
特にベネツヤが中心になっていましたねそもそも十字軍の時代からベネツヤっていうのはエルサレムとかへの物資とか人員とかの輸送をしていたんですよ船でね
海上貿易をする商人ですから結構立派な船持ってるんですよ国が持ってる船よりね
で特にベネツヤが中心になっていてエルサレムとかに物資とか人員を輸送していたんですよこの時のイタリアの都市国家って基本的に商人が中心となっていて
特にベネツヤみたいな都市っていうのは商人の力特に海上貿易の商人っていうのが本当に発展していて当時のヨーロッパ圏においては国家っていうのが海軍を持っていないんですよ
だからフランスとかドイツがまともな海軍持っていなくてじゃあ一番まともな船持ってるのは誰って言われたらイタリアの商人たちだったんですよね
なので物資の輸送とか人員の輸送とかこのイタリア商人が行っていたしあとは船自体とかの手配もやっていたんですね特にベネツヤがやっていましたね
こういうのの結果として東方貿易っていうのが栄えていくんですけど
じゃあこのイタリア商人がやる前ここの東方貿易誰がやったかっていうとビザンズ帝国の人でした
ビザンズ帝国っていうのは復習になりますけど東ローマ帝国のことですね
なので十字軍の始まるきっかけになった国です
ビザンズ帝国は今のギリシャトルコあたりにあった国なんですけど
当時11世紀ぐらいですねこのビザンズ帝国はイスラーム圏から非常に深刻な侵攻を受けていたんですよ攻撃されていて誰か助けてくれっていう風に助けを呼んだ結果として起こるのが十字軍なんですね
すごく復習の話になりますけど
なのでもうこのルネサンス手前あたりの時期においてはビザンズ帝国っていうのは本当に衰退していて
なのでビザンズの商人っていうのは東方貿易を行えるほど財力を持っていなかったんですね
なのでこの東方貿易の担い手の空白時代が訪れたんですよ
でその後に十字軍っていうのが起こってイタリアの商人たちっていうのがどんどんどんどんイスラーム圏に行くようになって
イタリア商人独自の交易路とかが作り上げられていってその結果ビザンズ商人にとって変わって東方貿易をイタリア商人が行っていくという風になっているんですね
ついでに言うとこれでイタリアに銀行業が発達しますね
で銀行業が発達するってことはこれ相当お金持ちじゃないとできない仕事なので
だいぶ稼いでいたんだなっていうのがここからもわかるんですけど
イタリアの商人が稼いだ結果どうなっていくか
ルネサンスの芸術家たちのパトロンになっていくんですよ
一番有名なのがメディチケですね
メディチケっていろんな芸術家にお金出資してるんですけど
このメディチケも銀行業で財を成してるんですよ
なのでこの東方貿易の担い手になるっていうのは
イタリアの商人にとってそしてルネサンスにとってすごく重要なファクターだったんですよね
ちょっとコラム的な話になりますけど今のイタリア海軍旗
イタリアの海軍の旗にですね
このルネサンス旗のイタリア名残っていうのが現れていて
現在のイタリアの海軍の紋章っていうのは4つの柄から構成されてるんですよ
もし今手元にスマホがある方は検索してみて欲しいんですけど
イタリア海軍の旗って検索したら多分出てくると思うんですけど
このイタリア海軍旗っていうのはルネサンス時代に地中海で活躍した4つの都市国家
の国旗を合わせたものなんですね
時間があるので一個一個挙げてみると
ベネジア共和国、ジェノバ共和国、アマルフィー公国、ピサ共和国っていう
この当時地中海で活躍した4つの都市国家の国旗を合わせたのが
現在のイタリア海軍の旗につながっているんだよということですね
ということでこれが東方貿易について
最後十字軍東方貿易オスマン帝国
このオスマン帝国の関係についてなんですが
オスマン帝国端的に何をしたのか
オスマン帝国はビザンツ帝国を滅ぼしました
さっきも説明しましたが
オスマン帝国はビザンツ帝国を滅ぼしました
オスマン帝国はビザンツ帝国を滅ぼしました
オスマン帝国はビザンツ帝国を滅ぼしました
さっきも説明したように
ビザンツ帝国っていうのはイスラム勢力からの侵攻をずっと受けていたんですね
ずっと攻撃されていたんですよ
最終的にビザンツ帝国にとどめをさせたのはオスマン帝国だったんですね
じゃあオスマン帝国はビザンツ帝国を滅ぼしたらどうなったのか
古代ギリシアの知識が放流されたんですよ
どういう方かというとね
1453年にビザンツ帝国が滅亡します
するとビザンツ帝国内にいたギリシアの知識人たちっていうのが
当時経済的に繁栄していた北イタリアの方に亡命するんです
その結果そういった古代ギリシアの知識がイタリアに放流されていくんですよ
十字軍の影響によって人々がキリスト教について失望していたんですよ
なので新しい世界の説明っていうのを欲しがっていたんですね
そんな中ビザンツ帝国が滅亡したことによってギリシアの知識人というのがイタリアに入ってきます
つまり古代ギリシアのいろんな知見がイタリアに放流されます
そんな中イタリアの商人が東方貿易でめちゃめちゃお金持ちになります
いろんな芸術家のパトロンになります
そのいろんな芸術家が古代ギリシア古代ローマを舞台にしてさまざまな作品を作っていくんだと
そういうふうにしてルネサンスっていうのが始まっていくんですよね
ざっくり言うと十字軍東方貿易オスマンティックこの3つがルネサンス開始の要因であるよとそういうふうに言えるということですね
ここからはルネサンスが起こった時のイタリアの状況について説明をしていくんですが
当時のイタリアってこれはフラン公国分裂の時に言ったと思うんですけど
イタリア半島に統一権力ってないんですよ
当時のイタリア半島にイタリアっていう国はないんですよ
だから僕がずっとイタリアイタリアって言ってるんですけどこれ国としてのイタリアを指してるんじゃなくて地域としてのイタリアを言ってるんですね
当時の14世紀のイタリアにはコムーネっていう独立都市国家が乱立していました
この各国各国が抗争しあっていっていわゆる戦国乱世みたいな状況だったんですよ
さらに言うとですね
それぞれの国に統一の意思はなくって
だからイタリアを一個にまとめようみたいなことは誰も持っていなくって
そこにさらに強行勢力も活成していてですね
誰かが対等したら潰すっていう
出る杭は打ちまくる
そういうことをしていたのが当時のイタリアでした
なんかあれですよね
もうだいぶ前にやりましたけど
古代ギリシアの末期みたいな状況ですよね
みたいな感じですね
都市国家都市国家って言ってますけど
都市国家って何かっていうと都市共和国みたいな感じに言ったりもするんですけど
いわゆる住民の自治によって運営される国です
なので王様みたいな権力はいないんですよ
大体の国は有力な市民とか地域の代表とか
あとはあたり説明するんですけどギルドによって運営されています
皇帝とか国王に支配されているわけではありません
大体都市共和国は都市とかその周辺の郊外
いわゆる農村地域ですよね
そこら辺を統括して一つの都市共和国となっていたんですね
さっきポロッと出したギルドについてなんですけど
ギルドっていうのは商工業者による職業組合のことを言います
現代語だとギルドっていうと
ゲームの中におけるチームみたいなクランみたいなイメージを
いろんな人が持ってると思うんですけど
そういうことじゃなくてギルドっていうのは
いわゆる商人とか職人たちによる同業者の組合なんですね
なのでカルテルっていうとちょっと違うかもしれませんけど
そんな感じで商人同士の商人ギルドとか
あとは商工業者同士の同職ギルドっていうのが存在していました
そういったギルドたちっていうのが
単に組合っていうだけじゃなくて
政治力政治的な力を持つようになってきていて
最終的には都市の運営に参加したりもしていましたね
中には豊かな経済力をつけて
その結果芸術家のパトロンになったりとか
そういうギルドもありました
このギルドには女性も普通に働いていたっていう記録が
どうやらあるようで
出典元がちょっと不明なんで
そういう話もあるのかなぐらいに聞いてほしいんですけど
女性も普通に参加していたというふうに言われていて
当時は女性の権力ってだいぶ低いんですけど
一応男性よりは賃金は低いんだけど
女性も一応ギルドに参加していて
ただ一般には家に関する仕事
裁縫とかそういうことですかね
そういう関連の仕事に就く方が重要ですよというふうには
社会的には言われていたと
そういうような状況のようですね
これまでずっとイタリアのルネサンスについて