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2021-12-14 25:25

#43(s7-6)【ビールの誕生】ビールを飲んで天国へいこう!(ボックビール)(たべものラジオ)

今までの話では厳密にはエールのお話。
やっとホップが使われるように。

そしてマルチン・ルターとドイツで一番美味いとされるボックビール(アインベックビール)。
一体どんな関係!?
00:02
はい、では前回からの続きのちょっと前に、前回の話が僕はね、あのカタカナがローマ帝国、ローマ教皇、ローマ教会あたりを連続して聞いたらだいぶ混乱してきたので
そうなんですよ、この時代いろんな名称がローマかぶりするんでめっちゃわかりづらくなるんですよね
なんの話か一瞬わからなくなったというか、一瞬じゃないね、だいぶあっちた
喋ってる僕もローマかぶりしてあってなりますから
ちょっとその辺をね、もう一回おさらいとさらっとしてもらったほうがいいかなと思って
まずざっくり言いますね、キリスト教が頑張って布教しますよという話をしましたね
キリスト教が布教を頑張るにあたってゲルマン民族と結びついてゲルマン化していきましたと
ゲルマン民族の国フランク王国が登場しました
このフランク王国のカール大帝という人が修道院とローマ教会の組織を使ってうまく統治することを始めました
あのでっかい国はね そうですねでっかい国ですね
この修道院を拠点に政治をするとともにこの修道院でエールを醸造していたがために
キリスト教を布教するとイコールでエールが一緒に布教されていくという流れができました
こういう流れですね はいはいはいだいぶシュッとしたね
30分分をわずか1分弱にしました
これはよくわかった よくわかりましたそういう話ですね
で今回が はいここから次の時代に移ります
次の時代 次の時代というのは今お話ししたフランク王国が消えて
その後継として新清ローマ帝国が出てきた頃のお話
フランク王国も消えちゃう 消えちゃいます国はねできては消えの時代ですよ
とはいえみんな100年単位ですから
ちょっとで消えたわけではないのねちゃんと一盛り上がりして
ちなみにここでビールが誕生するわけですね
ここでビールが誕生する 気づいてる方もいらっしゃると思いますが
前回までで僕はビールのことをあえてエールエールと言ってきましたね
エールって言った はいここでやっとビールとエールの区別が始まる前提ができます
まだ前提 はい前提ができます
ビールという単語は今回の次くらいでですかね
次まだ来ない まだ来ない時代的にはこの1500年から1700年頃の間で
ビールという名前による区分けができますね
その手前の段階そのきっかけの段階からお話を進めていきます
時は1100年頃ですね
03:02
これ覚えなくていいんですけどルペルツーベルク女子修道院というところがありましてね
ルペルツーベルク 噛むよねこれね
ルペルツーベルク女子修道院 今のドイツで言ったら真ん中のちょい左っかみたいなとこですね
そのあたりにある修道院でここの修道院の院長のヒルデガルトフォンビンゲンさんがいます
これフォンビンゲンってビンゲンっていう詩ですねこれビンゲン詩ですね
ビンゲン詩 よくあるじゃないですか地名と名前が一緒になっちゃう人ね
これヒルデガルトさん本によってはヒルデガルティスっていう名前の表記されてたりするんですけど
これは何語かによるんじゃないですかヒルデガルトで通しましょう
このヒルデガルトフォンビンゲンさんこの人がめちゃくちゃ天才なんですよ
そうなんだ
これね前回フランク王国のカール大帝が学校併設せよって言ったじゃないですか
その延長上に登場する学者みたいな人なんですよ
めちゃくちゃ経験なカトリックだから思いっきりエイルの研究するんですね
本来この人はエイルを研究したくてしたというよりはめっちゃ勉強して医学も詳しいし
薬草学も詳しいし言語学もやってるし電気作家でもあるし詩人でもあるし作曲もしてるっていう
文系理系両方できますみたいな うん
なんなら現在でもドイツ薬草学の祖って言われてるぐらい
すごい人なんだね
でこれ研究をすることとこれ言語学電気やってるじゃないですか
書くという作業が同時にできる人なんですよ
すごい人だね
すごい人なんですよねでこの人がすっごいもん見つけるんですね
すごいもの ホップ
ホップ はい
ホップってホップだな
ビールにはホップが付きものですって言われてますけどホップなんだかわかりますか
ホップなんかCMでなんかこれなんかホップの映像が出てきた気がするぐらい
そうですよねホップって単純に言うと植物ですよハーブの一種だと思ってください
ハーブの一種
植果の植物で松ぼっくりみたいな形の花みたいなのができるんですよ
へえ
でこれをハーブとして使っててそれこそメソポタミア文明とかエジプトあたりの時代でも
もうこのホップというものは認識されてて薬草として使われてるみたいですね
そうなんだ
なんか鎮痛剤になるよとか
へえ
腹痛の時はこのホップ飲むといいよみたいな
へえ完全薬だね
このホップをビールに使ったらいいんじゃねっていうことに気がつくのがこの人なんですよ
ほお
これ前提で話をするんですけどもともとイギリスで発展していたエール
06:00
エールはい
このエールもハーブ使ってるんですよ
ハーブ入ってるのあれ
ハーブ入ってるんですよいろんなハーブを使ってて要は苦味をつけたりとか香り付けをしたりとかそういったことをやってたみたいなんです
ほおそうなんだ
そのうちにハーブいろいろ混ぜるのめんどくさいじゃないですか
ほお
混ぜたやつを作っといてそれを使うみたいな文化ができるんですね
ほお
それをグルートっていうらしいんですけど
グルート
ハーブ配合したやつ
ほおそうなんだ
これをグルートといってこれをエールに入れて香味付けや苦味付けをやってましたよっていう前提なんですよ
ほお
だからこのグルート何使ったらおいしくなるかなとかそういうの研究してるんですよね
ほおなんかスパイスの研究みたいな感じか
そんな感じそんな感じ
もちろんエールの研究なんでどういう醸造工程にしたらより品質が良くなるかとか腐らないようになるかとかそういうの考えていろいろ研究してるんですよね
ほお
でこのヒルデガルトが書いた本があってですね
自然の中の本質っていう
自然の中の本質
めっちゃ真面目なタイトルよね
ほお
固い本の中にホップの効能っていうのがちゃんと書いてあって
ホップを使うと心地よい苦味が与えられます
そして今までにない爽やかな香りが付けられます
今までよりもクリーミーでとっても泡立ちが良くなります
そして抗菌作用があるのでビールが腐敗しにくくなります
ほおそんなのまとめてんだね
科学的に一生懸命研究してまとめてるんですね
へえ熱心だ
グルートよりもこっちの方が良いよねっていうのを体型付けて書籍化して
委員長さんですからこの修道院にも当然ビール醸造施設付いてますよね
そこの修道場の皆さんにもこれ教えてくるんですよガンガン
ほおこれも広めてくんだ
そうなんですよ体型化されたエール醸造技術
プラスホップ使ったものを人に教えていく
つまり今で言うとブリューマイスターっていうんですか
マイスターを育てる機械になっていくっていう
へえ修道院が
女性マイスターがボンボンボンボンここから出てくるんですよね
ヒルデガルトさんは女性の方かい
女子修道院っていうぐらいですからね
っていうことなんだよね
でもヴィンゲンって言うからすごい男っぽかったけど
ヴィンゲン氏ですから氏の名前ね
そういうことね
今でもヴィンゲン氏ってありますよ
街の名前ですね
ヒルデガルトさんがこうやっていっぱい人を育てていくんですけど
ここで一番大事なのはホップをビール醸造に使ったということなんですよ
ああそうなんだ
今回あんまり触れないですけど
これがビールと呼ばれるようになるきっかけなんですね実は
きっかけ
答えを先に言っちゃうと
ビールという名称自体はこの場では使われていなかったっぽいんですけど
後々の時代1700年頃にこのホップを使うビールがイギリスに上陸するんですね
09:03
イギリスってずっとエールの国なんですよ
ミードからきてエールみたいになって
ずっとエールできて
エールってもともとグルート使ったやつじゃないですか
グルート使ってないでホップ使ったやつはこれはエールじゃねえぞって話になって
名前分けてこれビアって言い出すんですよ
ああそうなんだ
だいぶ後で600年ぐらい経ってる
だいぶ後
だいぶ後ですよねつまり1100年頃にホップを使うことを
ここで確立してるのにイギリスでホップ使い始めるのって
1600年代なんで相当遅れるんですよ
500年だよ
だいぶ間空きます
500年かかるあの距離逆に
それがなぜそんなに遅れたかの理由も
また次回で話しますからちゃんと話しますね
あるんだ
あるんですよこれいろんなのがあってちょっと興味深かった
ビールすごいなそこの500年間もあるんだね
あるんですよちゃんとあるんですよ
このホップ使ったビールの文化は当然ですけど
今のドイツ国内で盛り上がっていくわけですね
このビールの醸造でめっちゃ盛り上がったのが
北部ドイツの各独立都市と呼ばれる場所ですね
独立都市
この時代シンセローマ帝国なんですけど
シンセローマ帝国は1500年代かなだいぶ後なんですけど
ドルトムント聞いたことあります?
ドルトムントすげえどこで聞いたか忘れたけど聞いた
あれですよサッカーでいう香川慎二がいたチームがドルトムントですよ
ああそうだそうだ
あと有名なとこだとブレーメンとかねケルンとかアインベックとか
この都市は領主がいないんですよ
領主がいない
そうこの時代の例えばシンセローマ帝国って
その帝国なんですけど連邦になってて中にいろんな領国が入ってるんですよね
だから日本に無理やり例えるとすると江戸幕府があって
その中に何とか家何とか家何とか藩っていうのがあってみたいな感じになってるんですけど
今挙げた独立都市っていうのはそこのお殿様はいない
直轄領とはちょっとイメージ違うんですけどそんなイメージで持っといたらいいんじゃないですか
ここの町は自分家で自立して町の運営やってるんですよね
ギルドってあるじゃないですか商業団体みたいなやつ
あの人たちが町自体も運営してるみたいな感じなんですね
へえトップみたいな独裁者みたいなのはいないんだ
いないそんな感じです商業ギルドの町だと思ってください
ビジネスバリバリ頑張る人たちなんですね
だからここでビールの醸造とかもガンガン盛り上がっていくんですよ
その前の時代にはビール巡りがあるぐらいだもんで
そうなんですねこれ作って売ればいいんじゃねってなって
同じシンセロマ帝国の中の他の領国に対してガンガン輸出していくんですね
12:05
ちなみにこの独立都市同盟組んでます
同盟組んでる
なんで領主がいないってことは軍隊ないじゃないですか
いろいろ守ってくれるものとかないのでお互いに緩い同盟を組んで
政治的につながっとこうぜビジネス的にもつながっとこうぜと
何かあったらちょっと結託しようよみたいな
これハンザ同盟って言って一応社会の教科書出てくるっぽいですけどね
わあ記憶にない
全然記憶にないでしょ俺も薄いもん
兄ちゃんになかったら俺は絶対ないわ
そうこういうギルドの町がありますと
そこでホップを使ったいわゆるビールが盛り上がるんですけど
正確に言うとコーボがエールなんでまだエールなんですけどね
これはイギリス式に言うとビールだという感じですね
コーボを使ってると
ここでちょっと整理しとこうか
さっき言ったグルートを使ったものはエールで
ホップを使ったものはビールだっていう区分けをしたのは
本当に一時期のイギリスの中だけの話なんですよ
そうなんだ
現在ではビールという大きい括りの中に
エールっていうタイプがあったりとかラガーっていうタイプがあるわけですね
この違いは何ですかっていうとそもそもエールコーボとラガーコーボで
そもそもコーボ違うよって話なんですね
そうなんだ
なのでこのドルトムントとかケルンアインベックで作ってるものは
厳密にはエールコーボを使ってるので
エールコーボのビールですね
そういうことですね
そういうことなんだ違うんだコーボが
コーボが別物なんですよ
このハンタ同盟の中で
最も美味しいビールを作っていたのがアインベック
アインベック
都市の名前ですね
これが神聖ローマ帝国の中で超有名になります
そうなんだ
いやーエール飲むならアインベックビールでしょ
やっぱあそこ最高みたいな
まあ一流ビールみたいな
超一流ビールみたいな感じですね
これねこのアインベックビールのおかげで
頑張れた超有名人でマルチン・ルターっていう人がいるんですよ
マルチン・ルター歴史に出てくるよね
誰かわかります
わかんない
ルターさんって思想家
思想家はそれルソーですね
ルソーか宗教家
宗教家この人修道士ですよ
カトリックのマルチン・ルターってね
免罪婦とか職優状って聞いたことあります
ああ
まあねもうすっごいざっくり言うと
これ厳密に全然違うんだけど
ローマ教会のカトリックがちょっと腐敗してきました
堕落してきましたとしたらそれおかしいだろって
神様そんなこと言ってないよねって
15:01
言って95箇条の論題っていう手紙を送って
おかしいから教皇の方々大司教の方
僕とちょっと一回議論しませんかって言うんですよ
そしたらそれがローマ教会的にカトリック的に
そこ触れたら困るやつやんっていうことになって
大炎上するんですよ
多分歴史上最強の炎上ですよこれ
そんな規模で
大炎上するんですよ
これをきっかけに宗教改革が起こって
カトリックからプロテスタントってのが出てきたりとか
カルバンハーってのが出てきたりとか
それがもう宗教が分裂していくっていう
なんならこの後にこれと並行してルネッサンスが起きてとか
そういう時代の文化とか教養のうねりがガンって変わる瞬間の
火種に火つけた人ですねこの人
そういうことだね
火つけてポンってやった人ですね
完全に着火したね
着火した人ですね
でねこれがざっくり流れ出すと
さっきのちょっと議論しろぜって言ったら
おい待て待て待てって話になるじゃないですか
でなんかちょっといい加減にしろよって言いながら
いろんな司教が来て説得するんですよ
ルターちょっとお前寄せよって
だけど全く折れないの
だって神様はそう言ってないもん
教会の言ってることはそれ人間の制度権力の話でしょ
僕は神様と一対一の話してるんで
何言ってんすかって
全然折れないんですよ
自信とかねたぶんね
めちゃくちゃ熱心な
クリスタルなの
めっちゃ神様信じてるから
いやこれ神様言ってねえしなって
真面目に超真面目に言うんですね
そしたらなんかね
このルターの言ってること
これそうだよなっていう人たちが
これそうだよなっていう人たちが
わーって出てくる
大弁者がトップにいたわけだね
なんか周りの仲間たちが
確かにお前の言うことは正しい
そうだと思うぞってわーって出てくるじゃないですか
このルターをヒットに仲間が出てきた中に
あちこちの領主
お殿様たちが
仲間になってくれるんですよ
元々領主の人たちって
皇帝とか
教皇にグッと押さえられてるじゃないですか
自分たちはそこそこ力つけてきてるんですよ
国も豊かになったりして
だけど上から押さえつけられてるから
邪魔くさいんですよ
でルターが
いや教皇と言ってることおかしいよね
それを後ろから擁護してる皇帝も
ちょっとおかしくねって
いう話をしだすと
その領内の領主たちが
一緒にこう乗っかってくるんですよね
うわうわうわってなるじゃないですか
皇帝的にはルターは
いいんだけど
処刑してもいいんだけど
この人黙らせないと
ちょっと国の中哀れるよねって話になるじゃないですか
なので
18:00
ルターさんちょっと来てくんない
で今まで言ったこと
特に罰しないから撤回しないって
いう話をするんですよね
まあ穏便に収めようとね 楊 穏便になるべく収めたいから
で呼び出しかけます
ボルムス帝国議会
というとこに招集します
これは
皇帝カール5世がいて
全領主が揃っていて
議場ですよ
すごい人数だね
楊 あなたが明日
霞が関の国会議事堂に来て
そこで諮問委員会が
なんかにかけられてください全国会議員揃ってます
みたいな すごい状況
楊 でそこでガッツリトップから
詰められるわけですよお前の言ってることは
これでいいのか
これは違うんじゃないのかって言われて
そこで全部このルターさん
突っ跳ねるんですよね
ルター影響力めちゃくちゃ持ってんだね
そう
この時ルターマジビビったらしいよ
そうなんだ
さっき言ったカトリック教会の言ってること
ちょっとおかしいよね
職場ちょっとおかしいよねって言い出した人は
この人の前にも何かいるんですって
いるんだねやっぱ
いるんですけど火破りとかなんて
拒絶されてるんですよ
だからルターさんも一個間違うと
普通に殺されちゃうんですよ
でもこの方は
本気で神様信じているので
人間のその
権力に屈して神様の言ってることを
曲げるなんてことはできないわけですよ
だから行ったら
俺死ぬって思いながら来てるんですね
ガチガチで
ビビってるところに
ブラウンシュバイク公というね
諸公がいるんですけど
この人ルター派の一人なんですけどね
この人が
なんとこそっと
ビールをひとたる
送ってきてたんですって
でルターの秘書
みたいな女の人が
会場儀場の扉の
すぐ手前でルターさん
これ飲んでってください
1リッター入りのジョッキ
ポンって渡すんですよ
これをぐーっと一気に飲み干して
よし俺行ってくる
何の契機付けよっていう
これがアインベックビールなんですよ
そうなんだ
でこれ僕ら
日本人の感覚だとちょっと
分かりづらいかもしれないんですけど
この時代も何なら現代の
ドイツもゲルマン人にとっての
エールとかビールって
清涼飲料じゃないんですよ
グーっと飲んで喉の渇き
潤すみたいなイメージじゃないんですよ
栄養満点の
ドリンクみたいな
じゃあ本当に契機付けじゃないけど
仕事疲れてきたから
ここで一本いっとくみたいな
超高級でかつ神聖な
教会とかで
出されるものですからね
神聖でかつ
超高級な栄養ドリンク
みたいなイメージなんですね
高濃度薄汁使って
高アルコールちなみにアインベックビールって
21:00
アルコールトス高いんだって
たぶん地元用と
輸出用違ってて輸出するとさ
品質劣化しやすいじゃない
だからアルコールちょっと
強めにしてホップ多めにしてみたいな
濃いめに出す
黒ビールなんですけど
これをグーっと飲んで
標記では
勇気づける飲み物
みたいな扱いになってましたね
そうなんだ
アインベックビールに勇気づけられて
ルターはボルムス帝国議会に
挑んだと
すげえな飲んでいったんだな
飲んでいったんですよ
すごいよね
国会議員通り
意外にこれルターさんビール好きっぽい
そうなんだ
ルターが残した言葉に
超面白いのがあって
ビールを飲むとすぐ寝てしまう
でしょ
寝てる者は罪を犯すことないよね
罪を犯すことがなければ
天国に行けるよね
だから
みんなでビールを飲んで天国に行こう
三段六歩
何の宣伝文句や
わかんないけどそんなことも
残してるらしいですよ
今でも通用してる
ふざけてポスターにしたらめっちゃ売れそうやけどな
なんならねこれルターさん
結構歳いってから結婚するんですね
42歳で初婚です
この時代に42歳って
相当だよね
42歳でカタリーナっていうね
26歳の女性と結婚するんですよ
おお
歳の差16歳
すごいね
このカタリーナさんがもともと
カトリック教徒なんですけど
なんと公認のブリューマイスターです
へえビール詳しいんだ
めっちゃビール詳しいですよ
ルターは晩年まで
一番好きなビールどこ行ったら
ここアインベックじゃないですね
カトリーナの作ったカタリーナビールが一番美味い
愛菜弁当ぐらい
ああそうそう
まず最初にカタリーナのビールを飲むみたいなね
へえ
そういう感じだったらしいんですよね
ちなみにねこれ面白いんだけど
随分時代後よ
1800年代に入って
アメリカという国ができた
くらいの話
この時代にアインベックが
アインベックビールとしてアメリカに
輸出するんですよ
瓶に入れてね
アインベックビールをアメリカに輸出するんですけど
この瓶のラベルがね
なんと
ルターの肖像が
へえそんな象徴的に
使われたんだね
そうやっぱうちらのアインベックビールがあったから
宗教改革起きたんだみたいな
アインベックの人たちは
ルターさんが飲んだ
っていうのでプライド持ってたし
そもそも
アメリカ合衆国
現代のアメリカ合衆国も一番最初って
プロテスタントのピューリタンの
人たちが移り住んで
国の礎を作っていくんですよ
あの人たちの先祖は
ルターさんがいなかったら
アメリカという国できませんでしたよね
24:00
そうなっちゃうね
ルターさんは
アインベックビールがあったから
知らずに頑張れたじゃないですか
確かにね一番のピークのところを
アインベックビール飲んでるからね
そうなんですよなんなら
ルターさんが出てくる前の段階の前提で言ったら
コロンブスが新世界見つけたから
ですよね
カトリックが言ってる世界の説明が
つかなくなったから
ルネサンスが起きて宗教革命が起きて
アインベックビールが来て
でピューリタンが出てアメリカできるみたいな
何この連鎖
どこまで影響があったかは
さておき関連があったっていうのはすごいね
ねちょっと面白いなと思いましてね
どこで繋がるか
分かんねえ そうなんですよ
こうやってね現在のドイツの
北の方で
エール型のビールがね
どんどん有名になって没航してるわけですよ
はあそうなんだ
でここで終わらないのが
ドイツビア
どうしますこのままいきます
続けますそれとも一回切りますか
一回切ろうか
このボリュームでいくと結構いくよ
いきますねじゃあ一旦ここで
切って今度南部で
没航するミュンヘンビール
いきましょう ミュンヘンビール
まだあるんですね ありますね
今回この辺で終わりたいと思います
ありがとうございました ありがとうございました
25:25

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