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2023-07-13 34:54

正直FPラジオ第77回 「FPが目指すべき王道は全体最適化された提案」

「全体最適された提案」というものがそもそも出来てないFPが世の中大量にいます。

〜特化FPです!〜に強いFPです!

そんな風に名乗るFPさんはたくさんいますが、彼らは合理的な全体最適な提案ではなく、それぞれの分野の金融商品に詳しいor気持ちだけが先走って限られた知識をもとにお客さんへ部分最適な提案(ないし部分最適ですらない提案をしています。


そして、全体最適化が必須な富裕層や経営者を相手にコンサルをやっているFPのことも「彼らは富裕層特化FP」とレッテルを貼り、自分たちが相手するお客さんとは違う!目指すFP像と違う!とFPとして身につけるべき全体最適の思考法や知識に興味すらないという現象が起こっています。


これはどげんかせんといかん

という内容の回です。

サマリー

独立系FPに必要な素養とは、提案内容において全体最適を目指すことであり、定量情報を集めた時にも同じフレームで物事を見る必要があります。FP業界でのマーケティング戦略について考えている中で、FPが目指すべき王道は全体最適化された提案をすることが重要であり、基本的なコンサルティングやBSの考え方を学ぶことが必要であることが明らかになりました。FPが目指すべき王道のパターンを確立する必要があり、特化するのは個々の選択であるべきだと思っています。しかし、マッチングサービスや金融アドバイザーの認定には実力を評価する難しさや闇があると指摘されています。

00:01
正直FPの本日は言わないトーク!イエーイ!
どうもみなさん、こんにちは、こんばんは。
金融商品を売らず、顧問料だけで稼ぐトップ1パーのコンサルティングFP、
家事と低コンサル、コーチングも手掛ける個人投資家、
テラでお届けします。
最初に、ラジオの説明です。
金融商品を販売しないからこそ、各業界や金融機関に
混沌なしの正直意見が言える、現役FPがぶっちゃけトークをする
暇つぶしいコンテンツとなっております。
今日もよろしくお願いします、テラさん。
はい、よろしくお願いします。
今日のお題については、
独立系FPに必要な素養みたいな、
そういう話を一回ちゃんと話したいなって思っていて。
僕がちょっと勘違いしてた部分があったっていうのでね。
さっきカジさんと話をしてたんですけど、
FPのレベル差と法人相手の提案
結構FPの中でもレベル差があるというか、
相手するお客さんも違ったりするじゃないですか。
このラジオでも何度か話に出している、
法人の相手をする場合とかっていうと、
多分結構限られた人しかできないって思うと思うんですよ。
いきなり資格取ったばっかりで、
法人の決算書持ってこられて、
それと合わせてコンサルしてくださいって言われたら、
どうするんですかね。
多くの人は多分どうしようってなると思うんですよね。
ってなった時に、
当然富裕層とまでは言わなくても、
お金持ってたり会社経営してたりとか、
企業オーナーとか、
不動産投資で不動産いっぱい持っている人とか、
そういう人って結構高度な知識とか、
そういうものが求められるように
多分みんな思うと思うんですよ。
だからそういうお客さんを相手にしている人が仮にいたとしたら、
基本的な考え方とかはすごく、
ベーシックなものをもとに提案は当然出てくるんですけど、
外面というか、今のFP成り立ての人、
資格取り立ての人で自分でやっていこうってなった時に、
富裕層向けのビジネスなんだ、あそこはって思って、
思考停止しているパターンを僕は見たんですよ、この前。
自分とは違うやっていう。
当然求められる知識とかは、
高度なものになるんですけど、
そこじゃなくて、
提案まで持っていく中で、
使うフレームワークというか、
思考パターンとかっていうのは、
富裕層だろうが、
一般というか資産形成これからしますみたいな、
家計はシンプルすぎるからどうかなと思うけど、
仮に投資が絡むとか家を買うとか、
バランスシートベースで考えなきゃいけないっていうのは、
当然に出てくるじゃないですか。
そのフレームワーク、思考のパターンっていうのは、
定量情報とフレームワークの重要性
同じなはずなのに、
あそこは富裕層向けで高度なことをやっているから、
自分たちとは違うっていう風に考えがちな、
ことを僕はちょっと目の渡りにして、
ほう、そうかと。
富裕層以外でもこのパターンでみんな考えるべきなんだけど、
大丈夫?みたいに思ったわけですよ。
なんでそうなっちゃうんだろうね。
そうなっちゃうんだろうね。
このラジオでも何回も話してる話ですけど、
やっぱバランスシートベースで考えるのが、
なんですかね、
FPがまず目指すべきところじゃないですか。
お客さん相手にコンサルするのであればね。
それがないと全体最適の話ってほぼできないと思うんですよ。
キャッシュフロー表だけ見て何かを語るって。
そうなんだよ。
多分キャッシュフローとBSは定量情報を分析する上で、
両方ともすごい片手落ちになってしまうものだと思ってます。
で、プラス定性情報、お客さんの感情とかさ、
したいかしたくないかとか、やりたいかやりたくないか、
同じこと言った。
ガッチャンコドッキングさせた時に包括的な提案って初めて生まれると思うんだよね。
そうですね。
だってさ、人間って感情の生き物だから、
どんなに合理的なアドバイスでも、本人がそれを受け入れられなかったら、
それはダメじゃん。
だからちゃんと説明して受け入れてもらうか、
それとももう感情がNOって言ってるんだったら、
合理的な、ベストなアドバイスじゃないアドバイスを選択する、
実行する可能性だってあるわけじゃん。
そうです。
カジさんが今言ったのにちょっと乗っかると、
僕が言いたいのは、
バランスシートベースだったり、
定量的な情報を集めた時に、
全体最適の提案内容っていうのは、
これ投資の話の時も言ったけど、
ほぼもう、精度高く、これしかないよねぐらいのレベルで出てくる話なんですよ。
そうだよね。
これはこうした方がいいですよっていう。
例えば保険はここにいるし、ここも残り全部いらないよとか。
誰がしてもアドバイスは大体同じになるっていうことだよね。
ほぼ同じなんだけど、調整が出てくるのは、
お客さんの趣味思考とか、
訂正の部分で、
受け入れられる、受け入れられないっていうのが出てくるから、
そこは調整の範囲はそっちによって変わってくる?
そう、その通りだ。
っていう中で、僕が今回だから言いたいのは、
定量情報を集めて出てくる提案が人それぞれだよねっていうのが、
おかしな話だよなって思ってるんですよ。
そうだね。
なぜかあれですよね。
FPの人の中では何々系FPとか、
それぞれの得意分野が違うからっていうところを言い訳に、
定量的なその提案自体が大きくブレてるように見えることが多い。
なるほど。そうだね。
そういう意味では、私も思考停止しちゃってるのかな。
そういう人たちはそっち系だから、私とは違うって、
私も思っちゃってるかもしれない。
そうなの?本当?
見て見ぬふりじゃないけど、思っちゃってる。
例えば?
だから議論しても無駄だなって。
そっちに寄っちゃってる提案を出す人がいたら、
その人はそういう意味だって。
そう、FPなんだなって。
諦めて見てるってこと?
そうなの、そう。私結構そういうとこあるからさ。
そうなんだよね。
だから私も線引いちゃってるんだなって、今話を聞いてて反省しました。
そうなのよ。
だからなんか結構、勘違いっていうか、間違ってる、
気づいてないのかなって思うんですよね。
その言葉として、人それぞれだって言ったり、
6分野が違うって言ったり、
僕6分野とかあんまり気にしてないって言ったけど、
例えば6分野の中でどれが得意なのかとかさ、
よくそういう会話はするよね。
するんだ。
するする、FPの中で。
それなりに自覚があるとするじゃないですか。
そうしたら定量情報を集めた時点で、
それに偏ったフィルターで物を見てるはずなんですよね。
確かに。
そういうのがどうなのっていう。
よくはないはずだよね、当たり前だけど。
でも、じゃあ私もちょっと自信ないなあそこなあ。
ちょっとドキッとしちゃうもんな、今言われて。
できてんのかなあ。
でもさ、我々のようにFPって一人でやってる人が多いじゃない?
基本はね、今はね。
だからさ、指摘されないんだよね、誰にも。
だからみんな気づけないのかもしれない、私の。
なんかさ、やっぱりさ、育ち方の問題が違うよね、やっぱ。
何回か前にさ、カジさんがここまで来たのを聞いた
インタビューの回があったじゃないですか。
うん、あった。
同じで、僕はあんまりそういうなんか枠を持たないで
ここまで来てるから。
そうだね、ほんとそうだね。
何かによった考え方ってあんましてなくて。
例えば、保険と投資は違うよってこれもよく聞くフレーズなんですけど。
ラジオでも何回言ってるけど、思考パターンは同じなのよって話してるじゃないですか。
いつ、どの時点での、いくらのファイナンスのために使うかっていうだけであって。
もう同じベースで考えて、この場合は保険の方がこの人いいかもなぐらいの話だったり、
それだったら運用したら、みたいな。
別に僕、運用特化型で考えてないんですよね。
勘違いしてる人いるかもしれないけど。
個人投資家だし、投資でももちろん資産形成ズンカリカリしてたけど、
別にみんな投資した方がいいなと思ってないし、
全然投資に偏った提案とかなんていうのも全然するつもりもなくて。
ベースとしては合理的にこうだよねって、
フラットに見ていってるつもりなんだけど、
特化分野とマーケティング戦略
逆にフィルタリングをかけて、僕を見てる人もいるんだろうなと思ったんですよ。
あー、投資アドバイスに強いっていうね。
保険はこれぐらい、こんなのここまではいらないよって言ったら、
あの人は保険は嫌いで、みたいに。
勝手に思われてる可能性があるなと思ってて。
それは大いにあるんじゃないかな。
その辺ね、どうしたもんかねっていう。
それはでもさ、我々とか評価される方はさ、やりようがないよね。
もちろんよく知れば誤解はきっと解けるんだろうけど、
でもそういうフィルターを勝手にラベルを張って、
距離を置く人にどうしようもなくない?
いやー、そうなんだよねー。
まあそれはいいんだけどさ、
本人も自分がどっかに特化してるって思ってるパターンが多いじゃないですか。
住宅ローン、住宅相談に特化してるっていう人をよく聞くけどさ。
でもこれもラジオでチラッと言ったけどさ、
住宅ローンとか住宅相談に特化してるって言いながら、
仮入れ期間を短く提案したりするじゃないですか、65歳までとかさ。
それもだからフレームが全然違うって話で。
これもかじさんと話しましたよね。
できる限り長く借りるなら借りちゃった方がいいじゃんみたいな。
早めに返すことはいつでもできるんだからみたいな。
これ合理的な判断の話であって。
普通に思えばそうなる。
普通に企業であればさ、なるべく長くたくさん引っ張れたらめっちゃ嬉しいじゃんね。
会社だったら。
それがBES的な考え方か一般的な。
でもなんでそれを家計に当てはめるとなるべく短くなるんだろうっていう。
65歳までっていう謎の枠ができてそういう人たちが。
キャッシュフローなんだよねそれは。
キャッシュフローで見たときに綺麗だからだよ。
65歳で収入がなくなると同時に負債もなくなるっていうさ。
キャッシュフローだととても美しいじゃないですか。
だからじゃない。
いやわかるんだよわかるんだよ。
彼らがハマってる罠はわかるんだけど、
そういう人たちも不動産に強いFPとして、
自覚のもとマーケティングもしてお客さん集めてやってる話じゃないですか。
なるほどね。
それはお客さんに対して見せ方とかマーケティング戦略なんじゃない?
不動産に強いFPって。
言う方がお客さん集まるよねっていうテクニカルなマーケティング戦略だと思うよ。
そういう指導がされてるもん。
僕が言いたいのは彼らは不動産に強くねってこと言いたいんだよ。
間違ったこと言ってるって言いたいんだよ。
そうだよね。
だから不動産に詳しい人と、例えばローン詳しいのと、
そういう戦略コンサルティングができる人は別かもしれないね。
住宅ローンの選び方はさ、
A社、B社、C社、いろんな種類がありますよっていうのの説明をしたり、
細かい話をできたりさ、
そういう人とさ、
車の展示場に行って、車の性能とかエンジンの種類とか、
そういうのをすごい細かく知識があって、
喋れる人、説明をしてくれる人と、
あなたにとってどの車がベストかっていうのを一緒に考えてくれる人は別かもね。
FPの王道目指すべき提案
でもそれぞれが車の専門家じゃん。
一般の人から見たら。
こういうこと?
ごめんなさい、ピンとこなかった。
ごめんなさい。
今日ごめんなさい、ちょっと抽象度が高いのと難しい話をしている自覚があるんだけど、
ちょっと話を一番初めのところに持っていくと、
やっぱり考える、コンサルする上での定量情報を集めて、
そこでBSベースとかPLガッチャンコして考える思考パターン、フレームっていうのは、
FPが目指すべき考え方だと僕は思っているわけですよ。
知識、能力だと思っているわけですよ。
その考え方からすれば、さっき言った65歳までに返すべきだっていうのはナンセンスな話になるよねってことは、
普通に導かれる話であって、
そこに今、車の例えはごめんなさい、ピンとこなかったんだけど、
例えば住宅ローンの何々銀行のこういうのは特徴が高で、
例えば融資も出やすいとか、
この人だったらここの銀行の住宅ローンだったら一番いいんじゃないとかっていう、
商品の情報は乗っかってくるっていうので、
不動産に特化してますって名乗るのは、
僕の中ではそういう意味ではありなんですよ。
だから、ちゃんとベーシックな部分でBSベースで考えられる、当然運用もそうだけど、
さっき僕が言ったように保険も投資も全部一緒のベース考えてるから、
その中で何を選択するかっていう風なところでしかなくて、
保険が好きとかそういう話じゃない。
投資が好きとかね。
その思考パターンベースでプラス商品に諸々詳しくて、
この人だったらじゃあこの方が融資が出やすいとか、
あと例えばもうあまり運用側だと合理的ではないと思うけど、
すでにその人が持っている証券口座内で買える中で一番手数料低いとかさ、
なんかそういうものをお勧めするとかだったら分かるんだけど、
そのベースがなくて商品の情報をよく知ってるだけで、
何々特価型って名乗ってることが多いよねってことを僕は言いたいんですよ。
テーマとして今回ね。
分かる分かる。
分かった。
だとしたら私結構原因は分かってて、
要はFPってマーケティングにみんな悩むわけじゃん。
集客とか。
だから結構やっぱ自分で自分に看板を立てる時に、
特価型にした方がお客さんが集まるんだよ。
集まりやすいらしいのよ。
それは分かりますよ。
だから看板を安易に、安易というか立ててしまう。
でもそもそも基本的なコンサルティングができないから、
FPの不足している基礎的なコンサルティング
テラが感じるような違和感が生まれると。
結構分かりますね。
でも本人は、
本人がまず気づいてないってことだよね、それに。
気づいてないんすよ。
基本的な、それで集客できちゃって、
仕事もなんとなく回っちゃうもんだから、
上手くいっちゃってる人もいるからそれできっと。
そういう人が多いと良くないよねって思っちゃう。
良くないよね。
だからもっと本当にちゃんとしたBSとか、
基本的な型っていうフレームワークを学んでないFPが
いっぱいいるってこと。
最初の冒頭の例に出した、
浮遊層向けにやっているっていうと、
より高度な思考が必要なんだけど、
当然BS見るし、計算書も読むし、
その中で合理的にどうすればいいかっていうのを
全体最適を考える、
必要性に迫られることが多いと思うんですよ。
会社オーナーとかそういう人を相手にするとね。
その人がやってることを浮遊層向けだと思って、
自分と違うと思って切り捨てるっていうのが、
僕は衝撃を受けたっていうので、
ちょっと最初に例に出したんだけど、
今までの話の中だと、
何々特化型って自分で思っちゃったら、
あの人は浮遊層特化なんだって、
勝手にレッテル貼っちゃって、
学ぶ気がなくなってるのかなっていうのが、
ちょっとドナンっていうふうに思った。
だからそのラベルを貼っちゃったら、
相手にも貼っちゃうじゃん。
だから、
基本的なことを教えてくれるとか学べるっていう、
じゃあどこで学べばいいのっていうループなんじゃない?
そうなんだね。
だから何を学べばいいかを自覚してないんでしょうし。
そうそう、まず自覚もないし。
それでいてなんとなく仕事できちゃってるから、
いっかみたいになっちゃってるし。
物が売れるからね。
そうそうそう。
すごいやっぱり闇が深いですね、
FPの学習不足とマーケティング戦略
FP業界は。
闇が深いっていうか、
なんていうの?
自覚がなくて善意だから余計に立ちが悪いんだけど、
大半が。
そうなんだよ。
さっきのさ、
住宅ローンが60歳ないし65歳で関西すべきみたいなのってさ、
関西したらみんな嬉しいよねみたいなさ、
そういう思考、
顧客本位じゃなくて、
顧客が希望することを叶えてあげる?
いやでもそれが善だと思ってんじゃない?
だから思ってるの。
だから当然65歳で終わるべきだよねって思考になっちゃってる。
そうなんだよ。
それは無知が故にそうなってるんだよって、
その人が分かってないから、
より闇が深いっていう。
だって65歳で終わったらみんな嬉しいでしょ、
お客さんって。
そういう思考だと思うよ。
そういう常識だってことですよね。
なんかね、
住宅ローン系だとラジオでもね、
カジさんも喋ってた、
なんだっけ、
固定金利と変動金利の話もあったじゃないですか。
僕はその時も言ったけど、
やっぱ別にフラットに考えたら変動でもいいじゃん、
みたいな人もいるでしょって思っちゃうし。
いろいろいる。
そうだよね、あれもすごい勉強なんだ。
なんで僕がそういうふうに考えるかっていうフレームが、
さっきからお話ししているフレームで考えてるからっていうところがあって、
何かの商品が好きとか特化して知らないからむしろ。
だからこの場合はこうだよねって単純に思うだけなんだけど、
そのベースを、
ベースを知らないのかまず。
興味もないのか。
興味ないというか、どこでそれを手に入れることで、
自分がどう変わるかとかは分かってないんじゃないかな。
まあ金融商品は売りづらくなるよね。
大半のね。
金融商品売ってる人は売れなくなる。
売りづらくなるよね。
知っちゃうとね。
そうだよ。
だからFPってすごい不思議なんだけど、
知れば知るほど賢くなればなるほど、
商品が売れなくなる仕事なんだよね。
だから闇深いんすよ。
売れればさっきかじさんが言ってたように、
売れればとりあえずお金稼げるからさ、
それこれでいいじゃんってなるじゃないですか。
なっちゃうのよ。
で、特化型って言うじゃないですか。
その相談に乗ってなんとなくお客さんも喜んでくれてたりする話だろうから。
さっきのね65歳までっていうのも、
なんか65歳まで返したらいいじゃないっていう提案してさ、
これだったら資金計画が立てられて安心ですってお客さんも言うかもしれないし。
言うよ言うよ言いますよ。
言うよね。
いろいろな意味でなんか、
ダメだよねみたいな。
そうだねー。
それでだって成立しちゃってんだもん。
そうだよね。
っていうので、僕がFP業界にもし期待するとしたら、
フレームを持つことが前提でやるべきだなって思っちゃう。
資格試験を取ったら、
まあその中に入れなくてもいいんだけど、
取ったらまずその考え方を身につけてコンサルするのがもう、
なんか王道だよねみたいな話にしないと、
たぶん気づかずに、
自分たちでうまくいってるから、
うまくない方法で、
お客さんもあんまりウィンウィンに見えてウィンウィンじゃないみたいなパターンになってる。
いくのが増えていくんじゃないって思っちゃう。
だからね、あれなんだよね。
ラジオで前から言ってるけど、
FP笑い的な人が多いってことなんですよ。
そこで考えられてないから。
そうだよねー。
でもじゃあそれを払拭するにはどうしたらいいのか、
と思ってさ、
いろいろ考えはするんだけどさ、
あんまりなんかその、
FP笑いの人たちには届かないし響かないみたいなんだよね。
まあ響かないよね。
だって自覚ないんだもんね。
自分たちは特化してここの専門だって思い込んでるでしょ。
そこ違うんだけどって突っ込んだところで、
ピント多分来ないことも多いだろうし。
前突っ込んだことあるけどね、
なんで65歳で返し切ったほうがいいのって聞いて、
まともな答え返ってこなかったけど。
突っ込んでも気づかないからね、やっぱりね。
知識がなさすぎるんですよ。
基本的におそらく。
それはFP資格勉強じゃ多分学べないっていう。
どうなの?僕もう覚えてないもん資格勉強。
だってそもそもさ、
そもそもFPでキャッシュプロは学ぶんだよ。
でもBSを学ぶ場ないんだよ。
だからFPの枠組みもね、ちょっとおかしいのかもしれないね。
そうですね。もし学ばないんだったらそうだよね。
学ぶんじゃない?多少は。
ない気がするけど。
わかんない。私ももう結構前だからな。
でもやった記憶がないな。
かじさんが覚えてないと僕が覚えてるわけないね。
そうだね。
新しい人に聞いてもらう。
BSって出てこなかったと思うんだよね。
キャッシュプロは間違いなく出てくる。
し、FPでそもそも作らされたからね。
そうなんですよ。
なかなか闇深いっていうか。
どうしたもんかねって思いますけどね。
正直FPを標榜している我々としては、
正直FP的な人を増やしたいんだけど、
そのベースは今日お話ししている
定量的な思考パターン、BSベースで考えて、
簡単に言えばね、
どんだけそのBSの中での資産が有効活用されているか、
借り入れがもしあるんだったら
それのその金利とのバランスを見て
資産の構成を考えたりとか、
そういう話になってくるだけじゃないですか。
多分それこそ私がグロービスで学んだ
ファイナンスの話でやるんだよ、BSって。
それこそね、ラジオを聴いてくれてるらしいけど、
グロービスの先生がね、
このラジオを聴いてくれてるらしいんだけど、
先生がやってた授業はまさにそれだよね。
BSがあって、
左側がお金を生み出す原資だよみたいな。
めちゃめちゃ基礎じゃん。
そういう話が分かってないやと思う。
左側のお金を生み出す原資をどこから調達してくるか、
それは右側の上に書いてありますみたいな。
小学生ぐらい。
そのレベルからの授業。
グロービスでそういうことやってるんだ。
で、そこにはデッドとエクイティがあるよみたいな。
始まってみたいな。
多分FPの人もそれが分かってないよね。
分かってないよね、おそらくね。
そこが分からなくて、
何がお金の専門家なんだよって思っちゃうわけですよ。
おっしゃる通りです。
どうしたもんかねって思いますよね。
みんなグロービス行けばいいじゃん。
グロービスがいいの、それは。
分かんないけど。
ファイナンスの勉強したらいいんだよ。
まあそれね、西さん言ってますけど、
FPが目指すべき王道のパターンの確立
でもそこにまず気づいてもらえないといけないってことだよね。
もう何々特化型って思っちゃってさ。
王道というのを、
今日ね、ラジオでは何回も言ってるけど、
FPが目指すべき王道のパターンっていうのを
確立した方がいいよね。
何々特化じゃなくて。
特化するのは、
これラジオの前にお話、かじさんとしてだけど、
特化型っていうのは僕の理解では、
その人がサポートしたい、手助けしたい、
誰かの助けになりたいっていうその対象を
その人それぞれで違うってだけで、
例えば子育て世代を助けたい。
それはその人の趣味思考というかね、
やりたいことだから、
それを対象を選ぶのはその人のパーソナリティ次第で変わるんで、
それは特化でいいんだけど、
その前の考え方の部分は全部一緒っていう。
誰に特化しようが、
富裕層だろうが、今の子育て世代だろうが、
老後の人だろうが、離婚した人だろうが、
それ対象が誰だろうが、
考えるフレームは全部一緒であるべきだろうって思ってるんですよ。
そのベースがないっていう。
のが僕の問題意識かな、今回の。
なんか結構ね、今回僕が強めに喋ってるけど、
それはすごく感じたっていう。
だからそのBSのフレームワークを、
じゃあ、自覚がないから伝えたって日々考える。
そうなのよ、そこが本当にずっと、
ぐるぐるしてしまうんだけど。
かっこ悪い勢には伝わらない話なんだよね、やっぱりね。
だからあれじゃん、本当に変えるなら、
FPEの教育カリクラムみたいな、
試験の構成変えるしかないじゃないの。
まあそうだね。
そしたら落ちる人いっぱい出てきそうだね。
6分野じゃなくて7分野になってさ、
そういうファイナンスとか入れちゃうしかないじゃない。
金融資産運用設計をもっとガチガチのものにするとかさ。
多分ね、なんでかっていうと、
FPE資格の試験問題って、
多分FPE協会自体が資格を作ってるFPE協会とか金財が、
金融機関が母体だから、母体というか、
そういうあれだよね、しがらみというかね。
あるから、だから問題の作り方も、
金融商品の分析とかそういうのに寄ってる気がするよね。
だからコンサルティングのほうはつかないよね、それじゃ。
そうですよね。
なんかそういうのが微妙ですよね。
そこかなって気がした。
だから実力が必要だっていうのをね、
このラジオでも正直である意味必要だっていう話をしてたけど、
実力のある上で誰々の助けになりたい私は、
っていう意味での特化するならいいんじゃないって思いますよってことを伝えたいですね。
でも最大の問題は、みんなそういう人たちに全く自覚がないっていうこと。
そうなんですよね。
それが非常に深い闇ですねっていう問題定義の回になっちゃったけど、
皆さんはどう思いますか。
ちょっと時間もなんだけど、
最近っていうかここ数年の動きとして、
消費者とまともな金融機関じゃないコンサルができるFPをマッチングしようっていう動きいろいろあるじゃないですか。
大手からスタートアップからいろんなところが、
消費者とお金の専門家をマッチングしようっていう動き結構あるんですよ。
マッチングサービスと金融アドバイザーの課題
あるんだけど、やっぱりその、
その相談される側、お金の専門家側のレベル感が全然外からわかんない。
門外観にはっていうのがずっと多分つきまとってて、
僕とかカジさんとかが見ればこの人実力あるなとかわかるけど、
そのスタートアップの人とか、そのプラットフォームを作る側の人はわかんないから、
誰が実力あるのかわかんなくて、
さっきのマーケティング上言ってることあるじゃないですか。
何々特価で、って言ってる人たちがいっぱいいて、独立系だとか言ってて、
そういうワードをもとにリクルートっていうかね、
マッチング先の人として考えたところで、
今日お話したようなフレームワークが全くなくて、
ダメな人っていうのはすごい大半だと思うし、
そういう問題も絡んでくるからね。
来年から金融アドバイザーみたいな資格もできるだろうし。
何をもって金融アドバイザーを認定するかは非常に難しい。
そうだよね。
どうするんだろうね。
期待もしてないけど。
そうだね。
いろいろどうしたもんかねっていう話ですね。
今寺が言ってたようなマッチングサービスがあまり流行らないというか、
うまくいってないのは本当そうなのよ。
分かんないの、見ても。
FP側のこっち側の人間じゃないと、
誰が実力あって誰がすごいのかとかを測る物差しがないから、
出版してるとか、
そうだよね。
そういう物差ししかないわけ。
本書いてるとかね、メディアで書いてるとかね、
そういう話でしょ。
そうなのよ。
意外とちゃんと本当にやってるFPで表に出てる人ももちろんいるけど、
意外と表に出ないでほんとほっそりやってる人も結構いるからね。
そういう人たちは絶対に探せないと思う。
うんうん。
って感じで、闇が深いよねっていう話でした。
そうですね。
そういう形で、皆さんもいろいろ考えてみて、
何か気づいたことがあったら教えてください。
何を伝えたいのか、どちらかって申し訳ないなと思いながらしゃべっていましたけど、
伝わってくれたら嬉しいなと思います。
ラジオ初回のテーマでもあったよね、これね。
うん、あった気がする。
だから全然前に進まないテーマだよねっていう相変わらずね。
はい、ということでございました。
じゃあ今日はこの辺りで終わりのお時間とさせていただきたいと思います。
今日もここまで聞いてくれてありがとうございました。
このラジオは毎週木曜日に更新をしています。
お気に入り登録をしていただけると更新の通知が届くと思いますので、
ぜひお気に入り登録の方お願いします。
またエピソードを聞いての感想などを、
TwitterとかApple Podcastのレビューとかで書いていただけると、
継続のモチベーションになります。
質問の方、最近あまり来てないですけれども、
Twitterの方に質問箱を置いてますので、
どしどし質問もいただければと思います。
それでは今週も正直に生きていきましょう。バイバイ。
はい、さよなら。
34:54

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