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2024-05-04 16:38

ボーイズラブは乙女達の性的目覚め‥という話 #61

性的に抑圧されていた団塊ジュニア世代の女子のために確立されたのが、「ボーイズラブ」というジャンルだったのではというお話をします。

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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は、ボーイズラブについてお話ししようと思います。
これは、数日前に特集しました、男解ジュニア世代の女性達を中心として、一部の女性達が非常に男性経験がないまま、中年になっているという人たちがいますという話をして、
さらに、数日前に対談させていただいた中村津彦さんからも、結局この中年少女という人たちは、どういうふうに性と向き合っていたのかという質問を受けたのですが、
この人たちというのは、性的自覚も含めて、非常に未熟なまま、中年になってしまっている人たちなんじゃないでしょうか、という話をしていたのですが、
実は、この人たちがある種、性的には未熟だったんだけれども、彼女たちのために存在していた娯楽というか、一大メディアが、そういえばあったなと思い出しまして、今日はその話をしようと思ったんですよね。
それが、ボーイズラブという漫画の、今となっては一大ジャンルになっているものなんですよね。これは当時、本当に私たちがまだ小学校の、まだすごく幼かった頃に、竹宮恵子という昭和を代表する漫画家がいるんですけれども、彼女が風と木の歌という漫画を発表したんですよね。
これは、もう一大先制賞になっていて、おそらく日本で、このボーイズラブの原点になる漫画じゃないのかなと思うんですよね。これはね、本当ちょっとグロテスクで、ごめんなさい、グロテスクという言葉はちょっとよくないですね。かなり過激な漫画で、私なんかちょっともう読ませてもらってなかったですね、親からね。
全く存在もその頃知らなかったんですけれど、そういう漫画があって、これはヨーロッパの少年の学校、男子校ですね。ここを舞台に非常に美しい美少年たちが恋愛をするっていう、非常に端美なロマンチックな漫画なんですよね。
これがね、やっぱり一大先制賞になって、日本ではね、このジャンルがね、やっぱりある一定数ね、やっぱり誕生してくるんですよね。この後誰だろうな。萩尾本のポーの一族とかもね、あるんですけど、これはね、そんなに別に、そこが一番大事な主題ということはないんで。
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この特にね、やっぱり竹宮圭子の風と木の歌っていう漫画は、かなりね、過激な性描写も含めてね、すごい漫画だったんですよね。その後山岸良子っていう漫画家とかね、いろいろこのジャンルに着手している人たちは結構いるんですけれど、唯一ね、私が結構よく読んだのがパタリロですね。
パタリロはね、本当大好きで、これはね、ギャグ漫画なんですけども、この竹宮圭子とか萩尾本とかのね、影響家で少年愛をね、ベースにした、なぜかギャグ漫画なんですよね。
でもめちゃくちゃ面白くて、ぜひお勧めの大傑作なんですけれど、これを書いたね、マヤミネオっていう人がね、別にね、単発で書いた、飛んで埼玉っていうね、当時漫画があって、これがなぜかね、今頃になって映画化されて大ヒットしましたよね。
で、割と最近パート2までできて、なんかもうめちゃめちゃ流行ってるんで、良かったなと思って、ちょっと今も細々と多分パタリロはずっと続いてるんですけれど、かつてのね、あのああいう勢いとかね、そういったものはもうなくなっていると思うんで、こういう形でね、また脚光浴びて良かったなと思ったんですけれど、まあでもマヤミネオといえばね、やっぱりパタリロなんですよね。
で、これもね、まあ割とめちゃくちゃもうね、もう本当報復絶倒のギャグではありながら、割とね、ちゃんとあの本格的な少年愛のね、あのまあまあエッチなシーンとかも出てくるんですよね。
で、まあそれは良いんですけれど、こういったね、漫画が着実にファンを増やしていってですね、で、まあ私の周りでね、私の学校はね、別に女子校とかじゃなかったんですけれど、私の同級生とかで、同級生というか親しい子の中でね、やっぱり結構勉強がそこそこできる女の子たちが行く女子校とかね、
そういったね、あのそういったところに通っている一定の層の女子たちが、やっぱ大好きなこういろんなサブカルチャーのジャンルがあってですね。
で、萩尾元、ごめんなさい、あと新井本子っていうね、SF小説でも一大あの人気作家がいたんですね。で、この人の小説とか、で、あと今言ったようなね、こういうあの八重い漫画って言ったんですよ、当時は。
こういうボーイズラブを、あのまあ美少年のね、男の子たちの結構ね、あの激しい性愛描写も含めた、あの漫画をね、八重い漫画って言ってね、これもね、ものすごく人気があったんですよね、当時からね。
私はね、全く興味がないから、全然見てなかったんですけどね。で、まあこういうのとか、あとですね、あの映画もね、めちゃめちゃヒットした映画があって、あのイギリスの映画で、アナザーカントリーっていうね、映画があったんですよ。
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で、これはね、本当に綺麗なね、あのいい映画なんですけれど、日本ではね、もう全く、あの多分ね、違う、そのイギリス本国でね、あの意図してたこととは全然違う意味合いでヒットしてるんですよね。なのでね、これにはあの配給したね、映画会社とか、あと本国イギリスでもね、ちょっとびっくりしてると思うんですよね。
で、さらにですね、このアナザーカントリーの数年後に、モーリスっていう映画も出たんですよ。で、これももう大ヒットしちゃって、でね、もう全くその本来のね、この映画のテーマからはね、あのちょっと逸脱した形でね、日本ではヒットしてるんですよ。
で、それが何かっていうと、やっぱりね、非常に美しい、あの美少年というかね、美青年たちが出てきて、あのホモセクシャルのね、恋愛の映画なんですよね。で、これがあのメインのテーマってわけじゃないんですよね。どっちもね、実は結構深いあのテーマが隠れているんですけれど、まあ表層のストーリーとして、まあホモセクシャルの主人公が自身のそのホモセクシャリティを隠してね。
生きざるを得なかったその時代背景というものをね、描いている映画だったんですが、あの特にね、このアナザーカントリーっていう映画は、もうとにかく映像も綺麗で、で、出てくる俳優たちも非常に美青年ばっかりで、でね、当時のこのケンブリッジとかね、オックスフォードとかこのイギリスの男子校の、あのちょっとね、ハイソなファッションとかね。
で、このこのキャンパスのね、このインテリアとかね、もうそういったいろいろ、もう日本のね、あの女の子たちが憧れるような要素がたっぷり詰まっていたのでね、あの非常にね、端美な映画だとしても大ヒットするんですよね。
で、この数年後に出てきたモーリスは、このアナザーカントリーはね、本当にそれだけの映画で、あのホモセクシャルの主人公が淡い恋心を、あの下級生のね、あの美少年に持っていて、お互いにね、こうちょっと視線をね、あの時々合わせるとかね、非常にプラトニックラブなだけの映画だったんですよね。
なんですけれど、この数年後に公開されたモーリスの方はね、より大胆な映画で、あのちゃんとね、もうセックス描写とかも出てくる映画だったので、もうキャーっていう感じで、女子高生とかね、もう20歳前ぐらいのね、若い女の子たちが、もう劇場に詰めかけてですね、もう大ヒットしてたんですよ。
これはね、でも実は本当にいい映画で、モーリスはね、私自分のね、生涯の映画の10本に入るぐらいの素晴らしい映画なんですけれど、まあでもね、これは当時のその女子たちは全然違う捉え方をしてて、もうこの美しい青年たちがね、あの性愛に吹けるところを見たくて来てるわけです。
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で、こういうね、あの類のものがね、あの私がね、本当に当時ね、異様に思ってたんですよ。私はある意味、ごくごく平均的な女子だったので、普通に年頃になったら、ちゃんとね、あの男子にね、興味も持ってね、男の子とね、ちゃんと恋愛したりね、お付き合いしたりっていうふうな、割と普通に成長していってたので、
このね、明らかに処女で、彼氏もいなくて、正直そういう自分自身が、そのあんまり男の子とかとね、交際したりすることに全然興味もなさそうな女子たちが、なんでね、こんなにエロいね、少年漫画、少年愛の漫画とかにはまっているのかがもう理解できなくて、もうね、ちょっと気持ち悪いものを見るようなね、
ちょっとね、正直、なんなのこの人たちと思って、ちょっと軽蔑すらしてたんですよね。
で、まあその、まあそういう異様な目で見て、でもはやね、そこからもずっと時間も経過してって、で、みんなね、その子たちもね、ある時にはね、だんだん成長して、大抵の子たちはね、そのままキャリアウーマンになって、仕事も忙しくなっていってるのでね、徐々に徐々に、まあそういう八百居漫画とかね、まあそういったものからはね、ある程度、まあ離れていってるかとは思うんですけれど、
これね、結局、今思い返してみると、これはある種のやっぱりね、性的吐け口だったのかなっていう気がして、ならないんですよね。
で、というのもですね、この八百居漫画っていうか、まあボーイズラブですね、これはあの私ね、そんな漫画博士じゃないので、あの本当はっきりしたこと言えませんけれど、おそらく海外には、あのなかったんですよ。で、今もしあったとしたら、それは必ず、あの日本が影響してできてると思うんですよね。もし今あるならばね。
で、あのもちろんね、このホモセクシャルとかレズビアンの人のための、まあポルノっていうかね、あのそういうあの、あのなんだ、あのエロ漫画的なものはね、当然ありますけど、これは、だからその人たちが見るものとして、そのゲイの人が楽しむものとしてあるならわかりますよね。
でも日本のこの八百居漫画の発展っていうのは、そのレズビアンでもゲイでも何でもない、まあ平凡な普通の少女たちが消費するためにできてるっていうところがめちゃくちゃ独特なんですよね。
で、しかも少女で奥手で、まああの普通の男女交際にあんまりあの興味がないというより、まあ興味が仮にあったとしてもですね、まああの奥手すぎて、まあそういうところに消極的な女の子たちが、まあここのね、ボーイズラブのジャンルにわーってやっぱ群がってたんですよね。
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で、別にそこからすごいオタクになってね、あの漫画とかにめちゃめちゃ詳しい、サブカルチャーにめちゃめちゃ詳しい女子たちも一定数いますよね。
でもね、そういう人っていうのはごくごく一部で、この当時ね、こういうあの八百居漫画とか、その今言ったその映画とかね、モーリスとかに群がってた女の子たちっていうのは本当に普通の平凡な、まああの真面目な女の子たちだったんですよね。
で、なんでこの子たちがね、こんなにあのこういうものに群がってたかって言うとね、まあそれは結局、日本独特なんじゃないかなとやっぱり思うんですよね。今ね、今それは気づいたことなんですけど、結局その普通であればね、もう年頃になって、
あのね、あの自分のね、周りにいる男子に興味を持っていってね、あの男の子に関心が向いてくる年頃なんですけれど、非常にね、あの厳しく育てられていて、私たちのね、世代ぐらいまでっていうのは本当に性的にもね厳しく育てられてるんですよね。
なのであんまりこういうね、男の子に関心持ったりとかっていうことは、良くないこととされてる部分もあったのでね、あの真面目でね、あの勉強とかもね、一生懸命やってるような子に限ってね、やっぱ男女交際とかには腰が引けてるっていうんですかね。
そういったことにはもうすごく、あのまあ関心を持ってはいけないっていうこともあるし、あとはやっぱりあの女子としてね、自分にやっぱりちょっと自信がないようなところもあってね。
でもその歪んだね、やっぱりでもセックスには絶対興味が出てきてるんですよね。当たり前ですよね。だってやっぱりそういうふうに人間っていうのは、あの徐々に成長するにつれてやっぱ性的なものに関心を持っていくようにできてますからね。
それが別に異性なのか同性なのかとか、そういうのはまあ、あのそれぞれの性癖だと思うんですけど、でも明らかにね、この当時の日本の女子高生はやっぱりおかしかったなと思うんですよね。
正常な、その性的好奇心ですね。まだね、性欲っていうほどね、強烈なものにはまだ育ってないにしてもね、やっぱりあの当然ね、思春期になってあの性的なものにね、好奇心っていうのはもうどんどんどんどん膨らんできてる年頃なのにね。
まあその性的関心が、だから男性からね、性的な目で見られるってことに関しては非常にやっぱり恐怖心もね、あるし、で自分自身がね、そういう男性の性的対象になるなんていうことはね、やっぱりちょっととても怖くて、あの想像するだにね、恐怖だったと思うんですよね。
特にこういう奥手の女の子たちからすれば。そこに、もう自分たちは蚊帳の外である、美しい少年たちが愛し合っているシーンをね、ただふわー素敵って言って見てる分にはね、部外者としてね、この性のね営みを、ただ部外者として楽しめるっていうことでね、
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特殊なね、あの日本独自のね、あの特殊な需要によってね、成り立っているのがこのボーイズラブっていうジャンルな気がするんですよね。
というわけで、前回特集しましたね。結局人間に関心を持てない男子をいっぱい生み出した、いろいろ性風俗というか、このアダルトビデオとかね、いう話をしたんですけれども、この女の子版っていうかね、が結局ボーイズラブなのかなという気がするんですよね。
自分自身が男の子とね、あのセックスしたり、性的対象になったりするのは怖いんだけれど、こうやって綺麗な男の子たちがセックスしてるのを見てるのは楽しいっていうね、こういうちょっと特殊な、あのなんていうのかな、こういう一部の女性たちにね、こういう形でのセックスの娯楽を提供しているっていうね。
あのこんな国はね、本当に日本だけだと思うんですよね。変わってますよね。うん、というわけでね、今日はちょっとボーイズラブについてね、ちょっと考察をしてみました。はい、あのお聞きいただきありがとうございました。ごきげんよう。
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