1. 現役リフォームプランナーの業界裏話
  2. 向上心とか野心とか競争心とか..
2024-09-19 10:14

向上心とか野心とか競争心とか‥という話 #195

タイプが異なる3人の社員の、成長の原動力の差を比較しました。

#リフォーム
#リノベーション
#インテリア
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お聞きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日は4月にですね、うちの会社に3人、新しい新卒ではなくて中途なんですけれど、社員が入ってきて、ちょうど半年ぐらいになるんですよね、今でね。
それぞれがね、やっぱり個性がどんどん違ってきているのがね、ちょっと面白いなということで、ちょっとその話をしようと思います。
まずですね、A、B、Cさんと3人いらっしゃいます。それぞれ皆さん、すごく能力が高いという前提で話をします。
まずAさんは、すごくね、この人はストイックなんですね。ずっと建築とかね、このインテリアとか、そういった仕事にすごく憧れて、
でもたまたま新卒で入った会社はね、全然違う業種だったんだけれども、何年か経って思い切って、うちの会社を受けて、
ここを足掛かりにね、建築とかリフォームとか、そういった仕事をやっていくという気持ちでいる人なんですよね。
すごく勉強熱心で真面目なんですね。何でもアドバイスとかされれば、すごく素直に取り入れて、すごく柔軟にそういういろんな考えを取り込んでね、
どんどん知識を増やしていくタイプの人なんですよね。
そしてもう一人、次Bさんですね。このBさんもAさんと同じように、すごく飲み込みが早くて優秀なんですけれど、この人はね、このAさんとはちょっとモチベーションが違うんですね。
この人はもう明確に、もう何年か後には、これぐらいの年収にしたいとかね、これぐらいの役職にはついていたいとか、そういったね、もっと目に見える結果を求めている人なんですよね。
なので、こういう人はね、漠然と仕事を与えていてもダメなんですよ。
これをするからにはね、私はこれで何を得れるんですかとかね、あと私はこれ頑張ってやっていれば、最終的にはどういった私にはポストが用意されているんでしょうかとか、逆に私がこのポストに就くためには何をやればいいんですかとか、どういった技術とか知識を身につけなければいけませんかとかね、
そういった始まりが先にあって、始まりじゃないや、ゴールが先にあって、そこを埋めるためにはどのツールを揃えていけばいいんですかっていうね、そういう考え方の人なんですね。
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だから同じようにAさんとBさん、2人とも非常に真面目で前向きで、やる気もあって努力家なんですけれども、Aさんは別に特にゴールはないんですよ。この人のゴールは、むしろこのちゃんと正しい知識とかね、経験とかスキルを習得したいというね、
例えて言うなら職人肌ですね、やっぱりね、職人肌でありアーティスト肌ですね。なので一生鍛錬というかね、一生いろいろ自分を健在して修行して、だんだん高みに目指して修練していくみたいな、そういう人なんですよね。
対するBさんは、同じく真面目で前向きではあるんですけれど、非常に野心家で、自分はもうやっぱりある程度、練習でこれぐらいは稼ぎたいとかね、これぐらいの役職にはついていたいとかっていう明確な、もっと目に見えるゴール設定をしている人なんですよね。
だからね、全然違ってね、面白いなっていうのがあって、そしてもう一人Cさんですね。このCさんもやはり真面目で前向きで努力家なんですよ。だから本当に3人とも同じようにすごく優秀なんですよね。
このCさんはね、ちょっとこのAとBさんよりも、たった2週間なんですけど早く入社したんですね。4月1日だったかな。
AとBさんは4月16日か何か中旬からの入社になったんですよ。なのでちょっとだけなんですけれど、Cさんが一番早く自分は入社しているということで、すごくね、やっぱり高々2週間であっても自分の方が先に始めたっていうね、自負があるんですね。
で、やっぱりAさんとBさんがどんどん成長していく様が、自分の方が先にスタートしているから自分が一番じゃないとダメだっていうね、すごい思い込みがあって。
AさんとBさんというのはね、すごくお互いそれぞれに野心の出どころとかね、モチベーションが全然違うものの、2人とも共通しているのはマイペースなんですね。2人とも誰かをライバル視するというよりは、自分の中でゴールは目標はここだっていうことを決めていて、そこに向かって粛々と頑張っているタイプなんですよね。
でもCさんは、やっぱりね、複数の人間の中で自分が今どの順番に序列にいるかっていうことがすごく気になる人なんですよ。
自分は当然2週間早く始めているので、当然一番じゃなきゃいけないんだけれども、会社から見るとね、このA、B、Cさんはそれぞれ3位用というだけなんですよね。別にこの人が一番いいとかね、この人はちょっと遅れをとっているなとかっていうのは特になくて、それぞれがそれぞれの特徴を持っているなっていうことを今は淡々と観察しているというだけなんですよね。
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だから別に会社として特にこの3人を競わせる気もないし、何か序列をつけているわけじゃないんですけれど、Cさんの中ではやっぱりすごくそれは気になるんですよね。自分がこの3人の中では一番評価されるべきですし、一番優勝じゃなきゃいけないという思い込みがあるんですよね。
それがね、すごい面白くて、ただこういうね、やっぱり人と競争するタイプの人っていうのは、それがまあモチベーションね、自分が絶対一番なるんだっていう、それはそれで大事なモチベーションなので、そこがね、いい意味で自分の励みになるんだったら全然いいんですけれど、ただね、ちょっと脆いところがあって、なんか自分の方がAさんとかBさんより負けてるとね、勝手に思った場合に落ち込んだりとかしてね、
そういうメンタルがすごく触れ幅が広いっていうんですかね、結構不安定なんですよね。なので、ちょっと何ていうかな、この他人軸で自分をちょっと評価しがちだっていう、ちょっとそういったところがあるんですよ。
この話はですね、別に特に落ちはないんですけれども、AもBもCさんも別に答えはないし、それぞれがそれぞれの特徴というか個性でやっていくのでね、何が正解っていうのはないんですけれども、この3人どうでしょうね、将来ね、どうなると皆さん思いますか。
私はね、本当にわからないんですけれど、多分ね、このあえて言うなら、このCさんはちょっとね、大変かなと思うんですよね。どっかでこの他人軸っていうんですかね、他人と比較するっていうことをちょっとやっぱりやめないと、自分で自分の首を絞めるかなっていうのはあるんですよね。
常に誰かと比べて自分がどうだっていうのはね、いずれちょっとやっぱりしんどくなってくるのかなというふうに思います。じゃあこのAさんとBさんね、Aさんは職人派だ、アーティスト派だ、Bさんは結果をまず考えてから作戦を練るっていうタイプのビジネスマン型っていうんですかね、なんですけれど、この2人はどっちがどうなんでしょうね。
これね、面白いですよね。だから将来、このね、AさんとBさんどっちがね、どうなのか、どっちが間違いだとか正解だとかっていうのはないと思うんでね、自分が今どういうタイプかなとかっていうことも含めて、ちょっと考えてみたらいいかなと思うんですけれど、私はどうなんだろうな、ちょっとどこにもまたちょっと違うのかなと思ったりはするんですけれどね。
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でも心情的には、気持ち的にやっぱりAの人が、Aさんがね、Aさんなんかが割と感情移入はするかなっていうのはありますね。この人たちは、結果よりも、何だっけ、手段の結果よりもやっぱり経過を大事にするっていうタイプですよね。
だけど、結果はここ、ここを目指したいんで、そのためにはどういう戦略でいくべきですかっていうのはすごい合理的で、これはこれで正しいのでね、何が正解っていうのはちょっと言えないんですけれども、ちょっとあまりにもね、タイプが違うので面白いなと思って見ていたという、それだけの話なんですけれども、今日はそんなことを共有させていただきました。はい、ごきげんよう。
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