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2025-01-05 18:57

根性のない私にも田舎でのシンプルライフは可能だろうか? #286

我が家の本家がある某田舎に、新年の挨拶にきています。
田舎でのシンプルライフの理想と現実について、考えてみました。

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#リノベーション
#インテリア
#インテリアコーディネーター
#シンプルライフ
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お聴きの皆様、おはこんばんちは、現役リフォームプランナーの寸尺かんなです。
今日私はですね、新年の挨拶で、うちの母方の、私を育ててくれたおじいちゃんの田舎があるんですけれど、
ここに行ってきたんですよね。ここはとある田舎なんですけれども、
比較的ね、ここは仮想化した田舎ではなくて、若い人たちがね、結構田舎暮らしに憧れたりとかね、
今一部で移住とかが流行っていると思うんですけれど、こういった形で結構ね、うまく若い人たちが入ってくることによって、
ずっとね、人気のある方の田舎なんですよね。
ここに行ってきて、私のね、おじいちゃんの兄弟の息子、家族が住んでいるんですよね。
ここが一応、うちの本籍地というかね、おじいちゃんの方の本家っていうんですかね。
そこをずっと守っているんですよね。ここにいつも1年に1回は、一応挨拶に行くことにしているんですよね。
ここのおじさんとおばさんがね、もうかなり高齢ではあるんですけれど、相変わらずお元気でね、すごくほっとしたんですよね。
おじさんが89歳、おばさんが85歳だそうなんですよね。
ここはずっとね、農業もやっていて、毎年お米を送ってくれたりね、黒豆とか、ここで採れるいろんな農産物をね、
送ってきてくれたりとかして、仲良く一応ずっとしてるんですよね。
この家がですね、私も子供の頃から毎年夏休みには、毎回ここに遊びに来てね、泊めさせてもらったりして過ごした田舎の家なんですけれども、
本当にね、かやぶき屋根ね、わらをうまく、わらで作った分厚い屋根のお家で、本当に古い平屋建ての家なんですよ。
だからもう真横から立体で見ると、半分が屋根みたいなね、田舎独特の家の作りなんですよね。
でね、この家ね、ほとんど水回り以外はリフォームせずに、おじいちゃんとおばちゃんはね、ほぼ原型のまま暮らしてるんですよ、ここにね。
でもいつ行ってもすごい、なんか子供の頃から古い家だったんですよね。だって江戸時代にね、おそらく建てられた家にずっと住んでるんでね。
で、ここはね、この私大好きだったんですけど、蔵もあってね、この蔵の、昔だからうちのおじいちゃんなんかは子供の頃、悪さするとね、すごいごんたな子供だったらしくて、悪さすると一晩中この蔵の中に閉じ込められたりとかしてたらしいんですよね。
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で、その蔵が今も普通にあってね、でもただの今は物置とかしてるらしくて、一回ね、ここもおじいちゃんとおばちゃんも年取って、物があふれてるんですよね。
一回ね、なんかもう片付けに行ってあげたいなって今日、一応オファーしてきたんですけどね、おじいちゃんとおばちゃんなんか、私もまたね、時間があったら片付けに来るよって言って言ったんですけれどね。
もうちょっとどうするのかなってちょっと心配なんですけれど、このおじいちゃんとおばちゃんでもね、子供たちがいて、この田舎って敷地は広いんでね、田んぼがあって、この家の敷地も広いんでね、空いた敷地、この蔵があって、その横に離れと言ってね。
もう一件ね、このここのおじいちゃんとおばちゃんのところの長男が、今50代後半でまだ独身でいるんですけども、この人のために2階建てのね、プレハブのお家を建ててあげてるんですよね。
ここにこのお兄ちゃんは住んでいて、この妹、私より1個下の女の子は、もうこの子は結婚しての家からね、割と近いところに書体持ってるんですよね。女の子を3人持っているお母さんになってるんですよ。
こんな感じでね、おじいちゃんとおばちゃんは恒例になって、江戸時代からある古い古い田舎の平家建ての一軒家に相変わらず暮らしながらもね、離れに長男がいて、娘も近所にね、すぐ走ってこれる距離に住んでるっていう状態で、今もいるんですよね。
今日は久しぶりに行って、改めて見てると、おじいちゃんもね、最近ずっと元気でね、ついこの間まで年も80も後半になっても田植えとかしてね、百姓お仕事とか普通にできてたのが、つい最近ね、ぼてってこけて腰を打ったらね、そっからちょっとね、やっぱり体力が落ちたって言って、今日ぼやいてました。
でもね、全然頭もしっかりしてるし、耳がちょっと遠いぐらいでね、普通に元気にされてたんで、すごいほっとしたんですよね。
でね、私、今日はだからちょっとカレーについての話をまたしようと思ってたんですけれど、これね、だから今私はリフォームの仕事をしていて、このヒートショックっていう問題がすごく今、社会問題としてすごく脚光を浴びているテーマの一つですよね。
で、今、断熱をすごく重視した家作りをしなきゃいけないっていうことで、国もそこにはすごく力を入れて、断熱リフォームした人には還元したりね、お金をね、補助金出したりとかっていうことで、どんどん今、日本の家が古くなっている家もリフォームを促して、なるべくこういうね、ヒートショックで人が亡くなったり病気になったりっていうリスクを減らそうというね、
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運動をしようとしているところなんですけれど、このね、古い、まあ地区200年、250年って言ったかな、もうでも推定なんですよ、こんなのも、何の証拠も残ってないんで、まあ、あの推定250年前の家みたいなね、そんな感じの家に今もほとんどリフォームしないで、窓とかもね、もうガラガラガラガラみたいな木の
あの扉ですよ、全部ね、窓も全部引き戸でね、穴にこう、くってこう、あの、なんていうかな、T字型の金具をクッと刺して、クリクリクリクリって回すタイプの鍵なんですよね、窓がね、あれが大好きなんですけど、これでもね、隙間風だらけで、今日もまあ行って、このね、今ね、客間になっている
あの、玄関入ってすぐの8畳ぐらいの和室があるわけなんですけれど、ここはなんと、あの、あれですよ、火鉢1個ですよ、ね、火鉢がボンってあって、で、もちろんあの客用のね、座卓があって、座布団を引いて、まあ私たちはこの部屋に通されるんですよね、いつも行くとね、で、この火鉢の温かさで暖をとりつつ
さすがにこれでは足りないんでね、あのヒーターとかをね、持ってきてくれてたんですけども、ね、この年取ったおじいちゃんとおばあちゃんはね、家の中でも毛糸の帽子被って、で、なんかね、もういっぱいね、なんか、あの、なんか捨ててこみたいなとか、いろいろ着込んでね、なんか家の中でもすごい、あの、なんか服を着込んでるんですよ、でもそんなね、あの、なんていうのかな、あの、ダウンジャケット着たりとかね、そんな感じじゃなくて、ほんと田舎の
あの、おじいちゃんとおばあちゃんが着てるようなね、古臭い格好でいるんですけれど、まあ中で、愛らしいんですよね、でも段差だらけで、で、まあこの隙間風だらけの古い家にね、まあ89歳と85歳で、で、まあ、あの、なんていうの、あの、農業もやってるんでね、背中はね、ものすごく曲がってるんですよ、で、これはね、この2人はね、だいぶ若い時からも、60ぐらいからね、背中は丸かったですね、うん、だけどね、
なぜか元気なんですよね、うん、で、なんかね、いろいろ、この今のね、このヒートショックをなるべくなくして、ね、ヒートショックのせいでね、だから温かいリビングから廊下に出ただけで、あの、倒れてね、死んだり、下手したら、まあ、脳梗塞とか、心筋梗塞を起こして、ね、重度の、あの、後遺症が残ったりとかね、まあ、そういったリスクがいろいろ叫ばれている中、
この地区250年推定の家で、段差だらけで、もうその床もガタガタで、で、なんかとにかくね、まあ、この隙間風だらけ、で、まあ、あとね、で、昔ね、これちょっと話変わるんですけどね、あの、ポットン便所っていう言い方ってわかる、わかりますでしょうかね、まあ、組取式の昔トイレだったんですよ、
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で、さすがにね、これは水泉トイレにまあ、リフォームしてて、あの、まあ、あのね、ちゃんとこう、あの洋式便所には変わってるんですけれど、私が子供の頃ね、毎年、まあ、ここに泊まりに来させてもらってる時は、まあ、この組取式の和式便所だったんですよね、で、これがね、もう怖くて怖くて、で、私はね、まあ言っても、あの、アメリカ生まれなんでね、何これっていうね、意味がわからなくて、
で、しかもね、なんかいろいろ田舎にはなんか変な、あの、なんか、あの、言い伝えとか変な昔話とかあるじゃないですか、なんかあの、なに、あの、水木しげるの漫画だったかな、なんか、えー、この、組取便所の中にね、住んでる妖怪が、子供がね、ここで、あの、まあ、和式便所に座り込んで、用を足していると、あの、お尻のね、玉を盗んでいくみたいなね、変な話とかがあったりとかするから、
もう、超絶怖くて、でもなんか落ちそうな気がするし、臭いしね、もうなんだよと思って、で、なるべく、まあ、あの、田舎に来ると唯一このトイレが嫌で、なるべくトイレに行かないようにしたりしてたっていうね、あの、記憶があるんですけれども、
まあ、だから、さすがにね、トイレ、洗面、お風呂は、まあ、今のね、なんか、リクシルかなんかの新しいものにもちろん、もう、だいぶ前から変えてるんですけれど、まあ、でも、それ以外はね、この玄関の扉も、相変わらず木のね、ガラガラガラっていう引き戸で、で、あの、廊下のね、窓も全部昔のまんま、ここもね、今、今なんかもう、ね、トリプルガラスの、あの、なに、あの、窓サッシにしたりとかっていう時代なのに、
何にも変えてないんですよね。だから、このね、火鉢があるリビング以外は、もうめちゃくちゃ寒いんですけれど、まあ、なんとかね、この家で元気に生きてるんですよ。おじちゃんとおばちゃんね。
で、まあ、ここはね、うちのおじいちゃんも94まで生きたんですね。うちのおじいちゃんは。で、まあ、ほんとに死ぬギリギリ前までね、元気で、で、あの、ほんとにね、あの、ビシッとしてたんですよね。だから、まあ、こういう割と恵まれた、なんていうのかな、この、あの、割と長寿の家系なのかなっていう感じはするんですけれど、まあ、でも、この厳しい環境、もう冬はこんだけ寒くて雪も降ったりね。
で、まあ、こういう百姓仕事もして、うーん、こんな段差だらけのね、家で暮らしているけれど、結構元気でやってるっていうのがね、うーん、いろいろね、ちょっと考えさせられるというか、いい意味でね、うん、だから、こう、うーん、元気で長生きするとか、まあ、健康でいるっていうことはね。
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一概にね、なんか、うん、安全なね、だから、バリアフリーで段差がなくて、だから、ね、あっちこっち、あの、小さな段差につまずいて、こけるリスクがない。そして、あの、断熱がちゃんとしっかり施された快適なね、暖かい室内で、なるべくヒートショックとかが起こらない、安全な家で暮らすっていう、これがもちろん理想系なんですけれど、まあ、この住み慣れたね、代々、
ずっと昔から先祖、先祖代々ね、あの、住み継がれた家にほぼ、そのままね、原型を留めている家で、相変わらず、家の中でもね、あの、毛糸の、なんか、あの、チョッキとかね、まあ、ベストとは言えない、もう、ほんとチョッキみたいな、で、桃引きっていうか、パッチみたいなと、で、毛糸の帽子、頭にかぶって、家の中でも過ごして、ね、で、火鉢で弾を取るっていう、こういう暮らしをしてても、意外に元気で、
まあ、幸せそうに暮らしているおじちゃんとおばちゃんの姿を見るとね、なんかね、いろいろ、あの、面白いなと思って見ましたね、なんかこう、あの、ちょうどね、昨日、昨日でしたっけ、中村厚彦さんのね、あの、風邪の民さんっていう、あの、インフルエンサー、ミニマリストのインフルエンサーの方と対談されたのも、とても楽しく聞かせていただいたんですけれどね、まさに、あの対談をちょうど聞いた後、
で、あの、この風邪の民さんの暮らしっていうのが、あの、私が年末にね、ちょっとお話ししました、パーフェクトデイズとまさにね、地で行くような暮らしをされているお話を聞いたんでね、もうなるべく電気を使わず、日の出とともに起きて、夜はもう本当に、あの、早い時間に寝てっていうね、あの、電気もほとんど、あの、最小限の家電製品しか使わないで、
ま、シンプルで、あの、ま、原始的っていう言葉があっているのかな、なんかプリミティブな暮らしをしているっていうね、本当に、あの、役所工事がパーフェクトデイズで、あの、見せていたような、あの、ああいうシンプルな暮らしをされているって話を聞いた後だったんでね、
ま、この田舎のおじいちゃんとおばちゃんの暮らしっていうのが、ま、腰は曲がってるし、ね、ま、スタイリッシュな暮らしとは程遠いですよ。でも、あの、あの、ちょうどね、風の民さんが言ってたのと近い話ですよね、土に触れる、で、ま、ま、たぶんおじいちゃんとおばちゃんも、夜はかなり早い時間から寝て、朝はすごく早く目を目を覚まして暮らしていると思うんですよね。
だから、なんとなく、ま、元気に過ごしているのかなっていうね、ま、ただね、田舎暮らしをすごく美化するっていう考えも、私は実はないんですよ。田舎は田舎でね、すごく閉鎖的で、いろいろ、あの、うちのおじいちゃんなんかは、だからこの田舎の地難坊だったんですよね。
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田舎の閉塞感とか、差別意識とか、村社会とか、そういった田舎独特の悪い部分っていうのもいっぱい知っていて、都会に逃げてきた人だったんでね。だから、田舎の暮らしがいいっていうことじゃないっていうことも、あの、思いつつね。
とは言っても、この、このね、築250年、くどいんですけれど、本当にくどいんですけど、こういう家でね、家でも割と元気にね、長生きしてるんだなっていうのは、なかなかにね、ま、私この一応リフォームの仕事をしている身として思うことはあります。
だから何もかもね、あの、よく整えているからといって、いいとも限らないのではっていうね、ある程度の不自由、ある程度厳しい、あの、自然と隣り合わせの暮らしをしているっていうこともね、なんとなくこう、精神とか頑丈な体を作るっていうことではね、なんかいいのかなっていう気もしたりして、で、なんかとにかくね、私は結構この田舎がね、意外に好きなんですよね。
でも、これはね、都会人の特権というか、たまに行くからいいっていうのはあって、ここに一生暮らせって言われたらね、たぶんね、私たぶん3ヶ月でノイローゼになってね、発狂して、キーとか言って、裸でね、なんか田んぼ走り回ってたりとかする可能性があるっていうか、間違いなくそうなると思うんですよ。
所詮はね、都会で甘やかされたというか、もうそういう自然に備わっていた人間と互感をね、もう散々、なんていうのかな、研ぎ澄まさずにぬるい暮らしをしてきた人間なんでね、もうどうしたらいいのっていうね、文化っていうか、便利な道具と、そして快適な生活と、そしてなんだろう、ね、ちょっとお腹が空けばすぐにコンビニがあったりとかね、
そういうあちこちにお店があったりね、いつも高校と電気がついていたりとかね、もうこんな田舎とかってね、今日ももうあっという間に真っ暗ですからね、でも音もないしね、寒いからみんなあんまり外も出歩いてませんしね、シーンってしてるんですよ。
だからね、こういう暮らし、自分にこういうことができるかなって思ったりもするし、とは言ってもね、なんかこの辺だったら、この辺はね、ちなみに比較的若い人たちがしょっちゅう移住してきたりとかして、割と活性化してる田舎なんで、そんなに空き家が残ってないらしいんですけれど、探せばね、
それなりに転がってると思うんで、安くね、こんな地区200年とかの家を買ってね、そこをちょっとずつ、うち夫が大工ですしね、ちょこちょこ直しながら、田舎暮らしするっていうのも、なんか面白いかもしれないなって、ちょっとだけ洗脳されましたね。
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やらないと思いますけど、でもね、なんかこういうシンプルな暮らしっていうのって、今の現代人のファンタジーなんですかね。でも実際にそれをね、やっている風の谷さんみたいな人とかね、役所工事がいるので、なんかちょっと考えてみてもいいかもしれないなって思いました。
ちょっとね、華麗の話にまで行きませんでしたけれども、今日はちょっと田舎のね、この古い地区250年推定の家の話をしてみました。ごきげんよう。
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