2020-09-11 20:06

第138回 【対談】中小企業の為の職場レイアウト改善のヒント

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前回の話の続きで、働きやすい職場にするための大規模なオフィスレイアウト改善が難しい中小企業が、身近に実践できる職場改善のコツを若手実務家社労士と語りました。


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サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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番組へのメッセージ、ご意見、ご感想、番組で取り上げてもらいたいトピックなどなど、どしどし応募しております。
あとはね、僕が語ったらいいですか?
どうぞどうぞ。
これね、レイアウトを、例えば僕が主張したいのは、会社で、あなたはもう今のところ対抗型レイアウトなので、
ちょっとできる限り、この背面型レイアウト、背中合わせにしたレイアウトの方が生産性上がるんじゃないですか?
このレイアウトで、方向性決めてやっていきましょうっていう話じゃなくて、
各従業員さんがどういう業務をやっているから、今はこのレイアウトで仕事してくださいとか、
この仕事は、逆に縞型レイアウトの方がコミュニケーションをとって仕事しやすいから、この業務の時間はこのレイアウトでやりましょうっていう、
なんかそういうメリハリをつけて、レイアウトを組んでいくのも一つなのかなって思ったりしてて、
なんかね、例えば普通の作業じゃなくて、給与計算とか、社会保険の手続き関係とかだったら、
それがルーティン化している業務とかであれば、逆に集中して一つのブースでやるっていうよりかは、
みんな縞型でレイアウトで流れ作業でやった方が、逆に効率がいいっていうパターンもあったりとか、
助成金の申請とか、セミナーの資料を作るとかっていうのは、どちらかというと、
提携の仕事っていうより集中してやらなきゃいけないところもあるだろうから、
そういうのはちゃんとこのブース型レイアウトっていうか、ちょっと一人で集中できるレイアウト作るとか、
そういうのを従業員さん一人が希望したらできるレイアウトにするべきだなと思いますし、
逆にそういう業務を抱えているのはどういう人で、どういう状況の部署の人なのかっていうのを、
会社側がちゃんとしっかり把握して、それをちゃんと承認してあげる環境っていうのがすごい大事なのかなって思うんですよね。
はい。
いきなりうちの会社はブース型レイアウトで皆さんやっていきましょうよって言って、
皆さんパーテーション組んでやったとしても、結局囲ったからって別にクリエイティブな仕事を任せられてない人だったら、
03:04
なんでここを囲ってるんですかみたいな感じで怠けるような人出てくるだろうから、
それは違うよねっていう。
フレキシブルにいろいろ変えていくのって大変そうだけどね。
大変そうだけど、確かに言う通り、
定型業務の人とそうじゃない人で向いてるレイアウト、向いてないレイアウトっていうのはあるかなと思うので、
そうだね、そういうのを意識してやるといいよね。
中にはこの前のコミュニケーションの会もあったと思うんですけど、
めっちゃ話し好きの人、逆に人と会話して話すことによってアイディアを思いついて仕事につなげる人とか、
話してた方が仕事能力が上がるっていう人もいれば、
逆にもう話しかけんじゃねーよ、静かにしてもらった方が集中できるんだっていう人もいるので、
そこは島型レイアウトでその静かな人とかうるさい人とかっていうのを一色たりボンとまとめて入れとくっていうのは、
僕はちょっとデメリットなんじゃないかなと思うところもあるので、
どういうソリューションにしたらいいのかなっていうのを思ってたりして、
僕が一つ考えてるのは、これは本当に僕のざっくりしたアイディアなんですけど、
自分の状況を把握、周知カードみたいなのを首にかけて欲しいんですよね。
私は今クリエイティブな仕事をしているので、話しかけんじゃねーよみたいなカードを首にかけておいて、
その時間は全く話しかけない時間。
逆にそれが終わったらもうオッケーカードみたいな話しかけていいですカードをかけとくとか。
そういうカードをちょっと使って、話しかけんじゃねーよカードはもう1日に1時間しか使えませんとかね。
そういうのを作るとかね。
全く話しかけんじゃねーよと続けたらお前コミュニケーション不足っていうか、
コミュニケーションの拒否じゃねーかよって思っちゃうので、
そういうのを作るとかね、仕組みを作るっていうのが大事なのかなと思ったりするんですけど、
皆さんどう思いますか?
オフィスレイアウトを状況に応じてフレキシブルに変えるっていうのは結構現実的に難しいかなと思ってて、
ベースとなるオフィスレイアウトは固定でいいと思うの。
その日によってもし業務が違う場合は、個人が今日は島型の席、通常の自席にいよう。
06:04
でも今日は周りの人とのコミュニケーションじゃなくて、
自分の作業に集中したいから、作業部屋みたいなものが別であって、そっちを選択できるみたいなのもいいかなと思うんですよね。
作業部屋じゃなくてリフレッシュルームとか休憩室とか会議室とかで別にいいと思うんだけど、
そっちで、例えば今日は資料の作成に集中したいからそっちでやるとか、書類チェック集中したいからそっちでやるとかっていうのもいいんじゃないかなと思うんですよね。
お仕事の業務の難易度によって、どっちの方が集中しやすいっていう環境を個人で選び取って、その日によって選ぶみたいな環境を作っていくみたいな。
それは大事だよね。
そういうことをしていくためには、従業員さんの今この人たちは今日はどういうことをしなきゃいけなくて、どういう業務が残っていて、いつまでにこの納期がこうなのかとか、いつまでにお客さんのところにやらなきゃいけないのかっていうのを都度皆さんで把握している状態で、
だから今あなたの話とは、この2時から3時の間はこの5時までにこの仕事を終わらせなきゃいけないからこれやってるんだっていうのを、情報共有していく必要はやっぱりありますよね。
そうだね。
常にそれがわかんない状態でね、作業スペースみんなが行ってると、なんかあの人いつも作業スペース行ってて、なんなんだあいつみたいな。仕事やってねえじゃねえかみたいなところもあると思うから、それは入る前に私はこの業務とこの業務が抱えていますので、今これはいかなきゃいけないんです。だからこっち行くんですっていうのはね、取得必要もあるのかなって。
そうだね。常に周りへの聞くばりとか、配慮しながら利用していくことが重要だよね。
そうですね。まあね、いろんなレイアウトが、レイアウトの話しましたけれども、ちょっとシャロー式なお話をちょっと入れとかないとちょっとあれなんでちょっと話させていただきますと、
はい。
このね、オフィスレイアウトということの前提となる法律というのが、この労働安全衛生法というものがありまして、その中の労働安全衛生規則というところにですね、職場環境をどうしなきゃいけないというのがいろいろありまして、
はい。
一人当たり従業員さんが働くスペースは原則10立方メートル以上。
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まあ大体2メートル四方ですかね。
2メートル四方の環境の広さで、一人当たりちゃんと確保してくださいと。
もう今の時代ソーシャルディスタンスということでね、ギュギュに詰めてたらもうそれはダメですよっていうのが法律上決まってますし、
はい。
あとはまあ明るさね、部屋のオフィスの明るさっていうのも精密作業、細かい作業をするときには300ルクス以上、
はい。
通常の作業を行うときには150ルクス以上にしなければならないと。
はい。
こういうものもございますと。
えー。
じゃあ、ルクスはどういう基準なのかという話をさせてもらうと、まあ例を挙げますとですね、百貨店売り場。
はい。
伊勢丹とか、わからないです、三越とか色々ありますけれども、この百貨店売り場はだいたい500ルクスぐらい。
えー。
はい。
で、皆さんが食事する、家庭で食事するときの部屋。
うん。
これだいたい300ルクスぐらい。
はい。
なので、まあオフィスの明るさっていうのはだいたい皆さんが家庭とかどこかで食事するときの明るさぐらいは保ってくださいっていうのがあります。
えー。
はい。
僕もちょっと光専門家じゃちょっとわかんないですけど、そういうのがありますので、ちょっと皆さんのね参考にしていただけたらなと思います。
はい。
はい。
まあね、こう、前なんだっけな、在宅勤務の回、第6回とかで太田さんと話しましたけども。
はい。
このテレワーク、在宅勤務のこう前提、うまくいく前提となるのはやっぱオフィスのね、皆さんがちゃんとコミュニケーションを取って働いて、オフィスがない、オフィス不要論って言われてるけど、それは違うだろうって話をね、たぶしたと思うんですよ。
うん。
はい。
この時期にね、この僕について語るっていうのは、ちょっと時代と逆行するような気もするんですけども。
はい。
はい。
どうですか、ちょっと今までの話して太田さん、なんかちょっと気づいたこととかご自由にちょっとお話いただきたいんですけど。
うーん、いやでもなんかこう、withコロナの時代ってブース型増えるんじゃないですかね。
あー、はいはいはい。
あのー、なんかテレビでも結構ニュースでもやってるよね。
透明なアクリルのブースを仕切ることによって感染予防をやってます、みたいな紹介が結構NHKのニュースとかでもやってましたね。
うーん。
だからもしかしたら今後ブース型はかなり増えてくるのかなというふうにも思います。
そうだね。
はい。
まあそのオフィスで、なおかつそのコロナ、withコロナでどうやって感染症を防いで仕事できるかっていうとこのブース型レイアウトが一番時代に適してるようなレイアウトじゃないかということで。
はい。
うん。
そうですね。
この脚光浴びるんじゃないかなっていうところですよね。
そうですね。
12:00
うーん。
あと、サロン室的な話でいうと、サロン室の試験には出ないんですけれども、マイナンバーについて規定した法律、番号法っていうのがあるんですけど。
はい。
マイナンバーとかを取り扱う仕事をするときはブースとかでちゃんと区切ってねっていうのが実は決められてます。
おお。
安全管理措置みたいな感じで、マイナンバーがちゃんと守られるようにそういうブースで情報を守ってねっていうのが決められたりしてて。
はいはい。
確かに個人情報を多く扱う仕事はブースとかがあるといいのかなって思いますね。
ああ、そうだよね。
うん。
なんかね、いろんな部署の人たちが同棲のところで見える個人情報が見えるようなところだと、
あの人ってこういうところで働いて、こういうところに住んでてみたいな情報とかマイナンバーが分かってしまうと、そこからどっか漏れてしまって対外的に情報漏洩とかみたいなことも起き売りますもんね。
そうですね。
なんか僕調べたことが実はあって、
はい。
ブースを、僕がそのマイナンバー会社の中でマイナンバー委員会みたいな感じでやらされてて。
ブース。
ブースを入れようみたいな話になったときに、結構ブースの金額とか調べたんですよ。
はい。
で、安いのがなんかあって。
うん。
一般的なパーテーションタイプのものはまあまあ高いんですけど、
すごいちゃっちゅうカーテンみたいなタイプのブースもあるんですよ。
はい。
あの、支柱だけこう立てて、で、布みたいなのが降りててみたいな。
おー。
最低限のパーテーションみたいな感じのものがあって、
防音みたいな効果はあんまりないけれども、
まあ確かに仕切られてはいるから、個人情報の保護とかには使えるかなって思いました。
おー、なるほどね。
比較的ちょっとコストが安く手軽に買えるようなものも続々と出ているような。
そうですね。はい。
なるほどね。
確かに確かにそういう個人情報とかオフィスで管理できていないような会社さんってまだまだ多いですけども、
そういう面でもブース型とか何か仕切って一つの情報を集中させるっていうのはすごい大事なことなのかなっていうのはありますね。
はい。
なるほど。ありがとうございます。
15:00
田村さんはどうでしょうか。
そうですね、僕このレイアウトの話をちょっとさせてもらって、
何て言うんですかね、僕の根拠点に根系にあるのがですね、
やっぱり社員全員が平等だなって思うレイアウトっていうのをやっぱり作り上げていく必要があるのかなっていうのが思ってて、
これ何かっていうとプライバシーとか自分の身の安全が守られてるなって感じられてるレイアウトなのかっていうのがもうみんな平等にある。
例えば、動線がどうのこうのっていうところとプライバシー、動線の位置は悪いけれどもプライバシー確保されてちょうどいいかなとか、
自分の動線の位置は最高だけどプライバシーが最悪だみたいなところとか、
いろんな人の感じ方はあると思うんだけども、トータルでプラスマイナスゼロぐらいかなって思えるような環境が一番いいのかなと思ってて、
なかなかこういうオフィスレイアウトの話って何て言うんだろうな、
なかなか他の人にしにくいというか、自分がストレスを感じてるところってどこなんですかっていうのを皆さんに周知するっていうか、
なかなかしにくい分野なのかなと思うので、そこは会社が感じ取ってやらなきゃいけないところなのかなっていうのはすごい感じてるので、
こういうレイアウトとかを考えることによって、ちょっと従業員さんがどういうところにストレスを感じてるのかなとか、
働きやすいようにするにはどうしたらいいのかなっていうちょっとした考えるきっかけにしてもらいたいなと思って、
今回はちょっと取り上げさせてもらいましたので、非常に有意義だったんでした。
はい、ありがとうございます。
後ろで救急車が通ってましたね。
そうですね、今通ってますね。レイアウトを整えることによってこのようなことがないようにですね、ちょっと私たちも頑張っていきたいなと。
はい、そうですね。今後ね、サニーデイ・フライデイでもいろんなトピックを取り上げていきたいんですけども、
皆さんのね、例えばこういうレイアウトが今こんな環境なんですけども、なんかちょっと不満があるとか、こういうところで今困ってますっていう、
なんかそういう生の情報とかもね、ちょっと送っていただけるとちょっといいのかなっていう、思いましたけど。
はい。
ちょっとなんか抽象的な話とかにもちょっとなっているところもあると思うんで、
もしかしたらそのブース型レイアウトではこういうところが嫌だとか、クラスター型レイアウトにしたらこんなことが嫌だったみたいな、もしかしたら生の話とかも、もしかしたら聞けるかもしれないので、
はい。
ちょっと募集してみたいなってちょっと思いました。
クラスター型で働いている人の話聞いてみたい。
あーそうだね。
うん。
そんな感じなんだよね。なんかカードみたいなのをこうぶら下げるのかな。
18:03
今は話しかけていいですよみたいなカードとか、今は集中モードですみたいな。
やったりするのかな。
どうなんだろうね。
あとそのフリーアドレス型やってる人の話とか、あとなんか最近さ、椅子なし。
あーはいはいはい。
スタンディングで仕事するみたいなものもなんかあるらしいじゃないですか。
あーあるね。
そういうオフィスどうなんだろう。なんか実際働いてる人の意見を聞いてみたいですね。
確かに確かに。あれは何だろうと、スタンディング型で働くっていうのはそのなんか交通とかを押しするって意味があるかな。
それもなんかその集中しやすいっていうか、座ることによって立ってる方が脳が活性化するみたいなところなんですかね。
そういうのがあるんじゃない?
うん、確かにね。
なんかずっと座っててもさ、途中でなんか集中力が切れるとこもあるしね。
たまに立たないとなんかリフレッシュできないとこがあると思うから、スタンディング型っていうのもいいのかもしれないですね。
うん。
ちょっとなんかそういうところの新しいレイアウトとか、皆さんこんなこと取り入れてますよっていうのがあれば、
ぜひサニーレイフライデーにお申し込みというかですね、これ一本いただければ取り上げさせていただきたいと思いますので、いつでも連絡いただけたらなと思います。
はい。
すみません、本日はお時間いただきましてありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
それでは本日のゲストは社会保険労務士の太田さんでした。ありがとうございました。
はい、ありがとうございます。
シャローシラフィオサニーレイフライデー、DJの田村洋太でした。
それでは次回もリスナーの皆様のお耳にかかれることを楽しみにしております。
いってらっしゃい。
20:06

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