2020-04-04 14:56

第3回 【対談】OBから学ぶ東京外国語大生で良かったこと

外大を卒業してから随分な時が経ちましたが、今でも外大で培ったことは卒業生個人個人に生かされています。今回は外大の先輩を呼んで過去未来に横断して『東京外国語大生として良かったこと』を語ります。 


【ハイライト】

・東京外大で勉強していて良かった事

・社会人となって生かされている事

・東京外大生やこれから入学したい受験生に向けたメッセージ 


~お知らせ~

サニーデーフライデーは、社会保険労務士として活動する田村が普段のサムライ業という固いイメージから外れ、様々な分野で活躍する方やその道の専門家・スペシャリストと語るトーク番組です。


人生に前向きでポジティブな方をゲストとしてお呼びし、経営者や従業員として働くリスナーの皆様が明日から明るく過ごせて、心や気持ちがパッと晴れるそんな『働き方を考える』ラジオをお送りします。


話すテーマは社労士業、働き方改革、キャリア、海外駐在、外国人雇用、海外放浪等です。


パーソナリティー:田村陽太

産業機械メーカーの海外営業、社労士法人での勤務経験後、社労士事務所を開業。海外駐在員や外国人社員の労務管理、外国人留学生・技能実習生の就労支援等、企業の国際労務・海外進出対応に強い。ラジオDJ、ナレーター、インタビュアー、番組MC・ナビゲーター等、音声メディアや放送業界でも活動。また、番組プロデューサー、ポッドキャストデザイナー等のPRブランディング事業も手掛ける。


カバーアート制作:小野寺玲奈


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はい、ポッドキャストを聴いてくださるリスナーさん、 こんにちは、田村です。
今日は、私の出身大学である東京外国語大学で良かったことについて お話ししたいと思っております。
今までちょっと自己紹介がなかったんですけれども、 私は約7年か8年前ぐらいに東京外国語大学を卒業しまして、
当時は外国語学部というのがあったので、 マレーシア語を勉強しておりました。
とても自分自身は楽しかったなってすごい思っておりまして、 そんなことを今ずっと振り返っておりまして、
こういう外来で良かったこととか、いろんな思い出話を 思い出したいなと思って今日思っておりました。
今日はですね、ビストということで2人呼んでおります。
まず私からちょっと呼ぶ方を一人ずつ呼んでいきたいと思いますけど、 それでは玉川さん。
お願いします。
ご紹介いただきました玉川と申します。
東京外大のヒンディ語を専攻していました。
学生時代にインドにも留学をして、 ある程度ヒンディ語を話せるようになったなというところです。
今日はこういう機会なので、いろいろと外大の良かったところとか、 話していければいいなと思っています。
ありがとうございます。それでは内山さんよろしくお願いします。
内山と申します。同じくヒンディ語を卒業して8年ですか、 玉川の同級生で東京外大で学んでました。
彼と違ってインドには留学はしていないんですけど、 イギリスに半年ほど行って多少英語を勉強して、
ぼちぼちやりながら帰ってきて就職してというような感じで、 今普通に一般的なサラリーマンをやってるような状況です。
今日はいろいろこういう場でお話しできればと思いますので、 よろしくお願いします。
ありがとうございます。それでは今日のテーマ、 外大で良かったってことって話なんですけれども、
まずは皆さん自身、大学生活を送ってきた中で 一番良かったことをちょっと思い出していただけたらなと思うんですけれども、
私はですね、大学修のことを思い出すと強く残っているのは、 やっぱり1、2年生の時の語学の勉強の付けの日々ですよね。
本当に分厚い辞書を持って、次の日の授業の予習したりとか、 いろいろ本当に大変な思いでやったりとか、
でもそこまでちゃんとできてなかったなというところもあるんですけれども、
友達周りの同期の友達とかと一緒にやったってことは すごい大変だったなーって思いがあります。
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でもそれが今までの語学の能力であったりとか、 そのところに就いたっていうのがとても良かったなって僕は思っています。
そんな在学中の良かったことということで、 濱川さん何かありますでしょうか。
そうですね、自分として思うのは、 田村くんの言うように1、2年生でヒンディ語の勉強どっくりやって、
3年生になってからインドに留学したんですけども、 インドから帰ってきた後にある程度の語学力を身につけたなーっていうところで、
ヒンディ語関係のアルバイトを結構してたんですね。
とある全国放送局の国際ラジオ放送の部署でアルバイトをして、
ADみたいなことをやってたんですけど、
それこそインド人のアナウンサーさんとかと一緒に仕事をしたり、
他にもボランティアだったりとか、 インド関係のイベントのスタッフみたいなのをやったり、
気象言語、日本では気象言語なので、
そういう場で他の人にはなかなかできない経験ができたっていうのが、
すごい自分としては良かったなって思えるところですかね。
ありがとうございます。
それでは内山さんお願いいたします。
東京外大に入ってよかったというと、 ちょっと違ってくるかもしれないですけど、
卒業してからのほうが個人的には、
この学校に通っててよかったなって思うことが結構多くて、
先ほどもちょっと裏で話してましたけど、
仕事をし始めて、
入った会社が別に外資だったり大きい商社だったりっていうわけではないので、
海外事業をやっている会社とはいえ、
国内にいるスタッフの中でそこまで言葉に堪能だったりとか、
外大の卒業生なんかほとんどいないわけで、
そういったところで外大生だっていうだけで、
外大だったら英語できるんでしょうみたいな、
そういうまず必ずしも我々が英語ができるわけじゃないんですけど、
そういうふうな目でまず見られるので、
そういったところで言葉を使った仕事を振ってもらえるというか、
そういったところではいい学校を選んだのかなと、
言葉を勉強するのも好きですし、
仕事に活かせるのも嬉しいことだなと思うので、
そういった点では今の生活にもつながっているかなというふうに思います。
ありがとうございます。
今、在学中のお話とか卒業後のお話ということもお聞きしたんですけれども、
私はマレーシア語ということで、
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田野川さんと内山さんはヒンディー語を勉強されたということで、
語学を勉強したことっていうのが卒業後、
例えば社会人になって仕事でもいいですし、
何かプライベートでもいいんですけれども、
使えて、こういうところでよかったとか、
そういうのを何かエピソードがあったら教えてほしいなというのがあるんですけれども、
私自身は卒業して、
最初は機械メーカーの海外営業をしておりまして、
担当がインドとパキストン、
私がこの田野川さんと内山さんにお会いしたのが、
ヒンディー語のゼミであったので、
そういう地域を担当できたというのはとても嬉しくて、
実際に全くヒンディー語自体は全然わからなかったので、
英語でお話しする時にでも携われたというか、
そういうところはとても嬉しいなと思って、
それは自分自身で全然勉強ができていなかったなというのは、
ちょっと心残りはあるんですけれども、
将来的にその時に携われたというのは、
自分自身も楽しかったなという思いではあります。
田野川さんは、先ほどお聞きしましたけれども、
実際に留学行かれて、
大学生にも会ったと思うんですけれども、
何かそういう社会人になったとか、
そういうエピソードとかあれば教えていただけたらなと思います。
そうですね。
自分は新卒で入った会社の、
初任配属は国内の工場の経理ということで、
英語、ヒンディー語どころか、
別に英語を使うわけでも全くなかったんですけど、
自分の場合はちょっと珍しいんですけど、
会社を実は辞めまして、
現地採用という形でインドに渡ったんですね。
それで3年ほど向こうで、
現地採用として働いていて、
いろいろやったんですよ。
総務をやったり、経理っぽいことをやったり、
最後の1年ぐらい営業をやってですね。
また日本の最初に勤めていた会社に戻ってきたんですよ。
インドの案件があるのでどうだと戻ってこないかと、
誘われるような形で。
今足元ではインド関係のプロジェクトということで、
ほぼメインの担当ということでやらせてもらっていて、
いい意味で飯が食えてるなというのは、
すごいよかったなと思いました。
卒業してからもインドには関わってる。
でかい、大きいかなというふうに思うんですね。
はい、ありがとうございます。
内山さん何かエピソードありますか。
卵みたいな立派なエピソードじゃないですけど、
飯が食ってきてるという意味では、
言葉ができてよかったなというのは非常に大きくて。
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私の場合は特に英語ですけど、
どのぐらいのレベルかどうかということよりも、
お金を稼ぐと同時にもう1個自分の中に満たされるものがないと、
人間として最低限の文化的な生活を送るじゃないですけど、
そういった点ではやっぱり言葉が使えて、
自分が役に立ってる。
自分じゃなきゃあまり周りに言葉に堪能な人が多いわけでもないと
先ほど言った通りですけど、
自分が必要とされてるっていうふうな感覚になれるっていうのは、
大学にいたときに身に付けてたこの言葉、
語学の力あってこそかなというふうに思うのは大きいですかね。
昔スティーブ・ジョブズか何かが言ってましたけど、
過去に向かって点と点を結んでいくしか我々にはできないということで。
やっぱり英語の勉強だとしたら中学生ぐらいからやってくるわけじゃないですか。
一生懸命中高大ってやってきて卒業しても、
何が途切れてもそこはつながってるっていう感覚が自分の中に。
金を稼ぐために働いてるのはもちろんありますけど、
英語のブラッシュアップのために、
何とか会社の仕組みとか制度とか使うところは使って、
仕事で会社に還元できるところは還元して、
役に立ってるっていう実感を持ちながら仕事できてるかなと、
今はそういうふうに思います。
ありがとうございます。
それでは最後にですね、
今コロナウイルスの時期で入学式が遅れたいとか、
授業がまだまだ開始できないとか、
実際にそうやってこれから大学に入りたいという、
外大に入りたいという方がいらっしゃると思うんですけれども、
皆さんというか私たち先輩からですね、
今後外大に入ってくる人、
実際に入っている方へのメッセージを送っていただきたいなと思います。
私からメッセージなんですけれども、
どんな言語というか、
実際今は学部がちょっと違うんですかね、
外国学部とかいろいろ最初に専門分野から入ってこられる方とか、
いろんな方がいらっしゃると思うんですけれども、
じっくり自分の決めたことはちゃんと信じて、
勉強してほしいなと思いますし、
途中でなんか気が変わって、
あれもしたい、これもしたいと思うこともたくさんあると思うんですけれども、
それは決して悪いことではないと思うので、
いろんなことに興味を持って勉強してもらって、
自分の決断したことはちゃんとそれが正しいと思ってくれるような、
そんな学校生活を送っていただきたいなと僕は思っております。
何か玉川さんありますでしょうか。
そうですね、海外旅行でも留学でも、
一度海外に行って、
現地の友達を作ったりとか、
そういう経験はすごい大事だなと思っていて、
日本でこうやって働いていると、
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なんで視野が狭いんだろうかって思うこともあって、
日本で生活している以上、
それが決して悪いということではないと思うんですけど、
それで思考で止まってしまうっていうのはあまり良くないなと、
この後の自分としての成長って言うとあれですけど、
そういうのが止まってしまうような気がするので、
好きなみなんですけども、
広い視野を持てるような大学生活を送ってもらえるとすごくいいなと思います。
ありがとうございます。
それでは内山さん、メッセージをお願いします。
私の場合は2人のように大学に入る段階で、
これが勉強したいとか、確固たるものがあったわけじゃないので、
どちらかというと、大学に入ってから何が私はやりたいんだろう、
僕はやりたいんだろう、将来やりたいんだろうっていう、
そういうことを考えながら生活できればそれで十分なんじゃないかなと思いますけど、
結局それで何が必要かっていう話だと、
いろいろ今玉川さんの話にもあったように、
旅行して海外での友達を作ったり、
いろいろ本を読んで見識を深めていろんなものを見て、
いろんなものに触れていろんなものを知ると、
やっぱりどこかで自分が感化されるものに出会えると思う。
その瞬間にこれを将来やっていこう、
これは自分の仕事に将来できるなとか、
直感で感じるものがどっかでぶち当たることができる瞬間が多分あると思うんですよ。
それを見つけるためにいろんなことに手を出して、
いろんな経験をして、いろいろ情報をいっぱいプットして、
そういう生活を大学生活の中でいただけたら、
肩苦しくならずに遊ぶもいいし、酒を飲むもいいし、だらだらするもいいし、
そんなに肩苦しくならずに肩の力を抜いて、
2年間と言わず5年間くらい、6年くらい楽しんでもらえればいいんじゃないかなと思います。
はい、ありがとうございました。
それでは本日のテーマ、東京外国語大学でよかったということで、
外大の先輩、玉川さんと内山さんをゲストにお呼びしました。
玉川さん、内山さんありがとうございました。
ありがとうございます。
はい、本日のポッドキャストは以上でございます。
キスナーさん、聞いてくださいましてありがとうございました。
次回もいろんなゲストの方といろいろ喋っていきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
おやすみなさい。
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