サンノゼの天気と梅雨
おはようございます。サン・キス・スカイをお聞きくださりありがとうございます。ご案内のTommy Decemberです。
今、録音しているのは、6月21日水曜日。北カリフォルニアのサンノゼは、朝6時を回りました。
つい先日は、まだまだ暗かった空が、もううっすらと明かりが射しています。
1年で最も日が長い、夏至の今日のサンノゼの天気は晴れ、気温は25度まで上がりそうです。
ちなみに今日のサンナイズは、5時47分、そしてサンセットは、8時31分となっています。
日本は今、もう夜の10時を回っています。
気象庁によると、今年の梅雨明けは、例年より早い7月の中旬だと予想されています。
ジメジメして、洗濯物を乾かすのが大変な時期ですね。
その一方で、気温はだんだんと上がっていって、着実に夏が近づいてくるのを実感する、そんな気候となっているのではないでしょうか。
そんな中で、もう夏の予定を決められている方も多いんじゃないでしょうか。
海外旅行はもちろんですが、国内旅行の予定を立てている方は、もうそろそろ飛行機や交通機関の予約を取らないと座席がなくなったり、宿泊施設が取れなくなったり、値段もだんだん高くなりますよね。
さて、6月は世界のプライド月間と言われていて、性的少数者、いわゆるLGBTQプラスの人たちが胸を張って生きられる世の中にしようという月とされています。
6月がプライド月間と呼ばれるようになった背景には、1969年6月28日にニューヨークで起きた「ストーンウォール事件」とか「ストーンウォールの反乱」という歴史的な出来事があったことから、6月をプライド月間とされています。
ストーンウォールについては、アメリカのLGBT運動の原点とされている大切な事件なので、またいつか時間をとってゆっくりと話したいですね。
ポッドキャスト番組さんたちの独自の企画で、この時期に合わせて30日間の新聞という新聞の連載コラムのように、一つのテーマで20組のいろんな番組がリレー形式で配信を行う企画もされています。
僕もそれぞれの番組を追いかけて聞いていますが、視点や考えが違って、聞いていてとても参考になります。
その番組の一つで、研エンの仲さんというポッドキャスト番組が、自分らしさとプライド月間というテーマで話されています。
お二人は最近ニューヨークに引っ越されて、このプライド月間を実際に体験されています。
この番組の中でもストーンウォールの反乱のことが話されているので、ご興味のある方は聞いてみてください。
そして、同性婚のパートナーはビザを取得できる?というテーマでも話されています。
このテーマは、僕もアメリカで同性婚をしている立場として、
日本で自分の配偶者にもビザが認められないという現状では、実家に帰って年を取った両親を面倒を見るという選択が今では難しいと考えています。
その点でも、日本でも同性婚が認められるか、あるいは他国で結婚した同性カップルにも配偶者ビザが認められるような、そんな制度ができてくれればと毎日願っています。
もしまだ聞いていない方は、どうか一度聞いてみてください。
そして、このプライド月間では、世界の大きな都市において、LGBTQの大きなイベントが開催されます。
ストーンウォールが起こった次の年の1970年に、ニューヨークで初めてレインボーパレードが行われました。
そこには、約2000人のLGBTQの当事者や新井の人たちが集まって、ニューヨークの街を練り歩いたようです。
それをきっかけに、世界でもパレードが催されるようになりました。
今年は、東京ではもう4月の23日に行われましたが、ロサンゼルスでは6月の11日、サンフランシスコとニューヨークでは6月の25日、ノルウェーとロンドンでは7月の1日、
東京のパレードをしのいで、アジアで一番盛り上がるLGBTQパレードは、台湾の台北で行われます。
そして今年は、10月の28日を予定されています。
日本からはもちろん、アジア各国や欧米からも、この日を目指して台北に集まる人が多く、
さらに台湾の人たちもこの台北に集まるので、ホテルが取りにくくなるということをよく聞きます。
この他にも、世界の大都市ではパレードやフェスティバルが催されるので、ご興味のある方はそれぞれの街のイベントを調べてみてください。
行きたいと思った方は、今からでも早すぎるということはないので、梅雨の鬱屈とした気分の時には、旅行の計画だけでも妄想して、気分を上げてみるのもいいのではないでしょうか。
ということでお送りしました、今朝のサン・キス・スカイ、お楽しみいただけたでしょうか。
今日もポジティブにレイドバックな一日をお過ごしください。
ご案内はトミー・ディセンバーでした。それではまた。