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2024-01-25 15:52

#9 CHILLNN【後編】 −SaaSエンジニアはかく語りき−

『水星移住計画』第9回目は第8回目の前編に引き続きCHILLNNから永田さんをお迎えし、宿泊予約エンジン『CHILLNN』やCHILLNNで働くエンジニアについてお話を伺っていきます!

・エンジニアとしてプロダクトを作って伸ばすことに興味がある

・エンジニアは日々ワクワク

・CHILLNNチームはインターン生にいつも助けられてます

・CHILLNNはどういうエンジニアが向いてる?

・逆に利用施設側の要望が予約エンジンを育てていく

・格好いいだけの予約エンジンではダメ

・語れないくらい自然なUIを目指したい

『水星移住計画』では皆様からの質問や感想などを募集しています!
すべての宛先はpodcast@suiseiinc.co.jp または⁠お便りフォーム⁠までお送りください。

【参考リンク】

⁠CHILLNN

【Personality】

籔田晃平(HOTEL SHE, KYOTO) ⁠⁠Twitter⁠⁠⁠

永田諒(CHILLNN CEO / CTO) Twitter

【Company】

株式会社水星 https://suisei-inc.com/
00:00
やっぱりあくまでも、最初ホテルをやる上での課題とか、こういうところを伸ばしたいみたいなのに付随して、参加して、一緒に伴奏してるみたいな状態ってことですかね、初期から考えると。
何をするにしても再現性があるかないかっていうのが結構、自分が仕事をしていく上で重要な視点だと、重要な価値観なんだろうなって自分では判断しているんですけど、プロダクトを作って、それを伸ばすというところに大きな興味があって。
その中で、きっかけとして既に龍崎がホテル業界の知名度もあり、あとは運営してきたナレッジもあり、彼女が課題だと言っていることなのであれば、それは確かに課題なんだろう。当時大学生で一般社会に出たことがない自分が認識できる課題に対して、明らかに龍崎が認識している課題の方が精度が高いはずだから、
自分でアイデアないかねって起業するっていうよりは、ここに乗っかった方が絶対いいよねっていうようなかなり合理的な判断。コロナは予想できなかったですけどね。
逆に言ったら、彗星が新しく事業を始めるにあたって、こういうシステムが必要ってなった時も、また新たな課題としてそこにトライできるっていう意味で、ワクワクみたいなのもあったりするんですか?
エンジニアは日々ワクワクですよ。もちろん課題が見つかった時に何よりもワクワクするのは、一人で解けるんですよね。
エンジニアだけが唯一積み重ねた自分の思考であったりとか、業務プロセスを定義したものを実際に形として残すことができるじゃないですか。
他の人たちって、例えばマニュアルを作ったとしても、実際にマニュアルを実行するタイミングで人が必要になったりとか。
ただもうコンピューターがさえあればエンジニアって、自分がした労働を資産にできるっていう、すげー面白い職業だなって思ってて。
生地そのチルンを伸ばしてきたっていう経験があるんで、どう伸ばしたらこれはどのぐらいの規模のビジネスになるのか、みたいな感覚も養われてきて。
講義の自分のものづくりの範疇がめちゃめちゃ広がってきていて、ワクワクは止まらないですね。
あとは僕が旗から見てて、チルンって結構インターンの方多いじゃないですか。
メジャー今も採用にも力を入れてるっていうのもあって。
エンジニアを育てるでもないですけど、社会に羽ばたいていく上で、ここをステップとしてインターンされてる方も多分いらっしゃるじゃないですか。
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そういうので教育みたいなのも自分のキャリアの中に入れてるんですか?
もちろん福祉的に自己実現の支援ができていたらすごく嬉しいんですけど、きっかけはもっと成人君子みたいな感じではなく、
コロナ禍で売り上げがないわけですよ。売り上げがないからプロダクトを作りたいと。
必要な機能がたくさん出てくるっていう時に、エンジニアってめちゃめちゃ今転職市場で売り手市場なわけで、
枯れのない弱小スタートアップがエンジニアに雇えないじゃないですか。
僕一人でももう限界があると。やりたいことたくさん出てくるから。
そしたら、育てるしかない。
なるほど。
自分らで育てて、一人前にする。その代わりに半年間働いてよみたいな形で。
もちろん結果的には支援はできてるかもしれないですけど。
教育はでも好きは好きですよ。
自分も大学の時にエンジニアインターに参加させていただいたおかげで、めちゃめちゃキャリアの選択肢が広がったんで、
その一助になれるっていうのはすごく嬉しいですけど、
そんなにだから俺に感謝しろよみたいなことを言うよりは本当に助かってますありがとうございますみたいな感じですね。
実際チルンでエンジニアとして働きたいみたいな人がいる場合、どういうエンジニアの人が向いてるとかあるんですか?
ビジネスにも興味がある人の方がいいのかなという気はしますね。
例えば僕との相性みたいな子なんですけど、僕のエンジニアリングの範疇はコードを書くことだけじゃなくて、
ビジネスとして成立させるサービス設計であったりとか、
お客さんをうまく獲得してくるためのキャッチコピーであったりとかを含めて、
全部がプロダクト開発だよねっていう認識をしなければやっていられないほどに人材が逼迫した状況だったんで、
自然に僕のプロダクト開発感ってこうなったんですけど、
っていうところで今インターンに来てくださっている子たちだったりとか、
正社員のエンジニアの方だったりとか副業の方にもビジネス的観点も要求するし、
デザイナー的観点も要求するし、コピーライター的観点も要求するんですよ。
少なくともそれがうまくなくてもいいんですけど、
ただ頭を使ってそれを考えるっていうことに興味を持ってもらったりとか、
コードを書いて機能が動いても使ってもらえなきゃ意味ないから、
そこをこだわるっていうところに始発的に努力できるかどうかっていうのはめっちゃ重要で、
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いくと自分でプロダクトを作って育てたい、最終的に独立したいと思っている人が
僕は相性がいいのではと思ってますね。
そういうエンジニアの人もいろいろいるっていうのまで資料が及んだことがあんまなかったかもしれないですね。
僕もバックグラウンドというか、東京大学っていうのもあって、
情報系の友達でいうとそれこそ専門性の高い人がかなり多いんですよ、周りで。
僕も大学時代はブロックチェーンとディープラーニングを専門にしてたんですけど、
僕の当生だとディープラーニング系で白紙家庭まで行ってたりとか、
あとはNVIDIAっていう地価総額えげつなくなっているアメリカの会社に就職したりみたいな感じで、
すごい専門性の高い、コードを書くことで価値をちゃんと生み出すことができるっていう人たちも多くて、
日本でも結構エンジニアも動画配信の技術にすごく詳しい人であったりとか、
マシンラインに詳しい人だったりとかっていうので、専門性は結構分かれていくことが多いですね。
その中で割とジェネラリスト的にプロダクト開発を迅速に行っていくことを自分のなりわいとしているというか、
いわゆる僕みたいな人がちゃんと基礎能力つけて、すっげー勉強した後じゃないと舐められる可能性があります。
僕らが今このチルンを使いやすく、おしゃれだと、そして管理者としても使いやすいと思っているのは、
そういった方々、エンジニアの人たちの努力とトライアンドエラーのおかげでというようなことですよね。
今現状。
そうですね。でも本当に僕は勉強させてもらい続けてますね。
一般企業のことも全然知らないし、社会経験もないままにトライアンドエラーを許容していただいたという非常に感謝の気持ちでいっぱいですね。
僕らも困ったら相談できるっていうのがめっちゃ強いと思っているので。
確かにそうですね。結構多分、僕らがサービスを開始する前の推薦のメンバーに比べて、業務中に課題を見つけてくれることが多くなった気がしますね。
自社でプロダクトを持っていない場合は、何らかのツールを入れてた時にそのツールでできないことがあったら、諦めるか他の方法を探すしかないと思うんですけど、やや非効率な方法になると思うんですけど。
ただ、ここがすぐ密に連携が取れる形で開発しているおかげで、現場からこれの画面でこういう情報が必要になったので、これを出せるようにしてくれませんか?みたいな相談が来るんですよ。
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僕らは気づけないわけですよね。実際に現場で使っているわけじゃないから。
あと、トライアンドエラー前提で作っているので、雑に初期版を出すんですよ。それを使ってもらって、磨いてもらって、言われた通りに実装していくと結構使いやすいものになってくる。
そういう点でも、現場の人たちが変えられるという前提があるがゆえに、行動やアクションが変わっているんだろうなって気がしますね。
OTAではそうはいかないですもんね。
そうですね。
decking.comとか。
買い見るしかないと思うんで。
なるほど、確かに。
利用していただく施設の方々にも伝わっている部分ってことですか?
そうですね。利用してくださっている施設さんにも定期的に連絡をさせていただいて、何か足りてないところはないですかとか、
現状で使えない機能があったとしても、言ってくださったら、一応全部ではないんですけど、我々が必要で、他の施設さんにも価値があるというふうに判断したら、すぐに実装させていただくという感じなので、結構お問い合わせだったりとかから機能要望をいただくことも多いですね。
とりあえず、ホテルで働いている僕としては、ホテル市京都とかホテル市大阪とかで検索して、リザーベーションのページ、ボタンを押したら、チルンのUiに飛ぶじゃないですか。
その時に、「お!」って思ってくれる人が増えたらいいなっていうのはすごい思いますね。
予約画面がかっこいいみたいなのが、ホテルとしても一個売りになるとは思っているので。
そこに関しては、僕は違うと思うんですよ。
実際、一番最初、しょうこがチルンを創業するって決めたタイミングでは、どこでもかっこいい予約エンジンを作ろうと。
めちゃめちゃイケてるスタイリッシュの予約エンジンを作ろうという風に始まったんですけど。
初期のバージョンを作って、ノートのふかつさんに店に行ったんですよ。
たまたま東京でしょうこが知り合いだったんで。
その時に店から、めちゃめちゃバチクソかっこいいUiなんですけど、これ使い方わかんないよって言われて。
させたいのはあくまでも予約。
その予約のプロセスを印象に残したいと思っているお客さんは果たしているのか。
ただ最低限まずスムーズにストレスなく予約できることが重要。
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その時のふかつさんに言われたのは、とにかく標準的なUiを使いなさいって言われたんですよ。
例えば人数選択を当時僕は横スワイプで、見たことのないUiでグリッグリ動くやつを実装してたんですけど。
まあわかんないと。
普通のHTMLの四角いところに右側に青い三角がついているような。
あれの方がこれよりよっぽど予約しやすいよって言われて。
確かになと。かっこいいということの価値。
もちろんブランドの既存みたいなところにならないように最低限スタイリッシュにいったけど。
まず重要なのはストレスなく予約まで至れること。
それを達成した後に不可的な要素としてスタイリッシュさを加えていくっていうのはあり。
まず目指すべきは記憶に残らないUiなんですよ。
なるほど。すごいベーシストみたいな考え方ですね。
聞こえない?
違和感ないのが一番上手い人みたいな。
まさにですね。
本当に語れないUi。あれのUiはこうなんだよって言葉にできないようなぐらい自然なものっていうのを目指したいなって思ってますね。
なるほど。すごいいい話聞けましたね。
でも非常にこのままでは証拠に怒られそうな気がしていて。
ぜひホームページでチルンってこういうものなのかって聞いてくださってる方見ていただいて。
認知はあんまり上げすぎないでもらって。
でも認知としては水平がそういうのを自分たちでやってるんだみたいなところは知っていただけたら嬉しいですね。
そうですね。自社でITプロダクトを作りきれるような専門店を持っているということはあまり知られてはいないんじゃないかなと思うので。
でももしかしたら今これをフルで聞いてくださってる方は宿泊のユーザーよりかはエンジニアよりの人の方が多いかもしれないですね。
そうですね。の中でもドニッチですよ。割とでもいらっしゃるんですよね。
ツイッターのことを知ってくださっているカルチャーよりのエンジニアの方々。
水星だけじゃなく株式会社チルンの方も含めて今後ともよろしくお願いしますという形ですね。
そうですね。
水星住計画ではお便りメール募集しております。
15:01
概要欄のお便り本もしくはポッドキャットアップマーク水星インク.co.jpまでお願いします。
ということで長々と面白い話をありがとうございました。
いやいやいやいやいや。本当に寝不足の日よく喋るんですよ。
喋り足りないことないですか?大丈夫ですか?
大丈夫です。
ということで今夜もおやすみなさいませ。
おやすみなさい。
15:52

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