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2024-10-17 24:00

#47-後編 「運ばない・燃やさない」人口減少時代の廃棄物処理革命/株式会社JOYCLE 代表取締役 小柳 裕太郎さん

ゲスト:株式会社JOYCLE 代表取締役 小柳 裕太郎さん

JOYCLEさんは、ごみ処理問題をサステナブルに解決するため、小型のアップサイクルプラントを軸とした、分散型インフラの構築を目指されているスタートアップ♻️

2024年9月、シードラウンドにて融資含み総額、約1.7億円の資金調達を発表されました。

小柳さんの幼少期から起業までの経歴や、ごみ処理問題に取り組むに至った経緯などについてお話を伺いました🎧


▼トピック <前編-小柳さんの経歴とJOYCLE創業の経緯> ・3歳で札幌に移住し、サッカーやボイストレーニングに挑戦 ・セブ島への留学をきっかけに海外への関心が強まる ・アメリカへの交換留学とロサンゼルスでの語学留学 ・総合商社への就職と海外駐在(パプアニューギニア) ・レアメタルのトレーディング業務を担当 ・ベンチャー企業を経て電通に転職、新規事業開発に携わる ・環境エネルギー分野のスタートアップに注目 ・鹿児島県大崎町のごみ分別・資源化の取り組みに感銘を受ける ・ごみ処理コストの削減と資源化の両立を目指してJOYCLEを創業


<後編-ゴミ処理の課題解決に向けた小型分散型インフラ>

・日本は世界で最も焼却炉が多いが人口減少に伴い閉鎖が相次ぐ

・運ばない・燃やさない資源化インフラの開発と提供

・ESGの観点から見た小型分散型インフラの優位性

・既存装置メーカーや産廃業者、環境省や自治体との連携戦略

・マイクロインフラコンソーシアムの立ち上げと規制緩和への取り組み

・「せっかく生きてるから」「世の中を変えていきたい」そんな熱意あるメンバーを募集中


▼ご出演者様/企業様の各種リンク

-HP

⁠https://joycle.net/⁠

-資金調達プレスリリース

⁠https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000009.000118557.html⁠

-小柳さんX

⁠https://twitter.com/koyayutaro⁠

-JOYCLEさん公式X

⁠https://twitter.com/JOYCLE_JP⁠


▼スポンサー

伝えるだけで出来上がる、スゴすぎ資料「スゴシリョ」

-サービスサイト

⁠https://sugosugi.jp/⁠

-ワタリユウタさん(株式会社wib 代表取締役)

⁠https://x.com/watari922⁠


▼【ご案内】Startup Now1周年記念イベント

・日時:2024年11月7日(木)~ @STUDIO VIZZ EBISU

・スペシャルゲスト:チューリング株式会社 共同創業者 / 取締役CHRO 青木俊介さん

・お申し込みリンク:https://peatix.com/event/4161145


▼パーソナリティ

-中山悠里(独立系VCアニマルスピリッツDirector)

⁠https://x.com/yurinakay⁠

-稲荷田和也 (JobTales株式会社 代表取締役 / StartPodsプロデューサー)

⁠https://x.com/oinariiisan⁠


▼企画制作

『StartPods』スタートアップ専門ポッドキャスト企画制作(運営:JobTales株式会社)

⁠https://jobtales.co.jp/StartPods⁠


▼パーソナリティからご案内📣

資金調達を実施されたばかりの起業家へのインタビューを通じて、スタートアップの魅力を発信しています!ぜひ番組のフォロー、★5評価をしていただけますと幸いです。また、今回の配信が気に入った方はSNSで拡散したり、 #StartupNow をつけて感想をいただけたりしますと嬉しいです。


▼問い合わせフォーム(Startup Nowへのお便り)

⁠https://forms.gle/vJbT4RMSea5HK6Ec7

サマリー

人口減少に伴い、日本のゴミ焼却炉が閉鎖される中、株式会社JOYCLEの小柳裕太郎氏は、運ばずに燃やさずに資源化する新しいインフラの必要性を強調しています。彼の会社は、環境への貢献とコスト削減を実現するための分散型インフラを開発しており、特に離島などの地域での実証実験を通じて、その効果をデータで示しています。小柳氏は、運ばない・燃やさない廃棄物処理技術の重要性と、それに基づくビジネスモデルについて語り、特に自治体との協力や規制緩和の課題に取り組む姿勢を示しています。また、廃棄物問題が深刻化する中で、次世代のインフラ構築に向けた需要を強く感じていることも伝えています。人口減少の時代における廃棄物処理の新たな取り組みや、スタートアップとしての起業の重要性についても語ります。

事業の背景と目的
資金調達を実施されたばかりの企業家の人生や事業の裏側に迫る Startup Now🦄株式会社JOYCLE代表取締役 小柳 裕太郎さんへのインタビューの続きをお送りいたします。
前編では、新卒で商社ソウジスさんに入社をされまして、1年目でパパはニューエキニアに駐在をされて、そこで注力されていた施策がカントリーディスクによって混雑してしまい苦い経験もされつつ、その後数社から渡り歩きまして環境のビジネスの領域に興味を持ち、今の事業を立ち上げられていらっしゃるという話を伺ってまいりました。
後編では、そんな小柳さんが仕掛けていらっしゃる事業や組織について迫ってまいります。
ここで、スタートアップNOWを応援いただいている番組スポンサーからのお知らせです。
この番組は、スゴ資料の提供でお送りしております。
営業資料、採用資料、資金調達資料、ホワイトペーパーまで、伝えるだけで出来上がるスゴすぎ資料をスゴ資料。
事業売却の経験もある代表の渡さんは、10年以上B2Bスタートアップの事業開発を経験されている方です。
私自身もよく経営の相談に乗っていただいております。
資料作成にお困りのスタートアップは、ぜひスゴ資料までご相談ください。
それでは小柳さん、改めてよろしくお願いいたします。
はい、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
前編からゴミ処理とかアップサイクルとか、そういった領域で事業されているというふうにお伺いしているんですけれども、
どんな事業されているのかという点、良ければ詳しく教えていただけますでしょうか。
はい、ありがとうございます。
ちょっと簡単に背景も触れさせてもらいますと、今どんどん人口が減ってまして、各自治体産税収とかもなくなっているので、
ゴミの焼却炉が維持できなくなって、ものすごい勢いでゴミの焼却炉というのが閉鎖しています。
日本は実はですね、世界で一番ゴミの焼却炉が多い国なんですね。
これがものすごい勢いで閉鎖しているので、ゴミを焼却炉まで運ぶ距離というのが年々ものすごく伸びていて、
それによるコストがどんどん上がっているという国になっています。
日本は離島とかも多い国なので、ゴミをわざわざ船で運んでいるエリアというのも結構多かったりするので、
こういう大きめの焼却炉をですね、どんどん投資して維持するというのが難しいし、新規で立ち上げるというのがですね、
結構ハードルが高くなってきているという背景があります。
そういう中で僕らはゴミを運んで燃やすのではなくて、運ばないで燃やさないで資源化できるインフラが必要であろうという考えから、
運ばないで燃やさないで資源化することによる環境の貢献効果とか、コストカットのメリットだったりですとか、
安全性というところをデータを可視化しながらですね、安定的に燃えるゴミを資源化できるようなインフラっていうのを開発提供しているというスタートアップになっております。
分散型インフラの実証実験
ありがとうございます。ゴミ処理焼却炉がどんどん少なくなってしまっているっていうのは、
やっぱり日本固有のその人口減少によってインフラが維持できないからっていう、その日本固有の問題に結構起因しているところがあるんですか?
おっしゃる通りでして、日本っていうのはまず面積が狭い割に先進国であるっていう特徴がありまして、海外だと出てきたゴミそのままポイポイ埋めてるケースって結構あるんですけれども、
日本は燃やしてちっちゃく灰にして埋めないと埋めるとこなくなっちゃう問題がめちゃくちゃ深刻っていう背景から焼却炉が高度経済成長期にめちゃくちゃ増えたっていうところがありまして、
それがグッと増えたのにグッと今人口減少で数が減ってきているので、よく日本過大先進国って言われてますけど、人口が減少するにつれてですね、この問題がものすごく深刻になっていると。
海外だと、そもそも今埋めてるので、じゃあ燃やさなきゃっていう話が結構東南アジアとかだと出てきてるんですね。
埋めちゃうと埋めたゴミからメタンガスっていうCO2よりもっともっと環境に悪いものが出てきてしまうので、まず埋めるよりは燃やしたほうがいいんです。
なんですけれども、でっかい焼却炉儲けようってなると結構お金かかるよねっていう問題があって、
じゃあそれを本当にインドネシアの離島とかフィリピンの離島とかでゼロから投資するんだっけっていう問題がこれから出るぐらいだったら、日本でも小型のインフラ使い出してるから、俺らもこっち使ったほうが投資対効果高くないかみたいな話がおそらく出てくるなというふうに僕らは読んでまして、
それに先駆けてですね、まず日本でこういった分散型のインフラが3倍処理のコストカットができますよという形で入れながらですね、海外の進出機会を今伺おうとしてるっていうような状況になってます。
ありがとうございます。これただ本来は小型よりも大型で処理した方がコストも安くなるし、なんなら環境も環境負荷も本当は優しいかもしれないみたいなところで、その一時期はすごく大型化に向かっていた波っていうのがあると思うんですけれども、この小型化の波っていうのはそのあたりはどう考えていけばよいでしょうか。
ありがとうございます。基本的には全国的に大型のゴミの焼却炉に運んできて燃やしましょうっていうのは基本方針であることは間違いないです。僕らもその方が効率がいいところはぜひそうした方がいいと思っています。
ただ、例えば僕の出身の北海道なんかだとですね、札幌の病院で出た感染性の廃棄物をカミフラノマで170キロ毎日運んでたりするわけなんですね。数時間かけて運んでて、ドライバーの方皆さん高齢者みたいな状態ですと、さすがにそれはゴミの出元で処理した方がいいんじゃないですかっていうエリアがあったりですとか、
あと、逆の南ですね。沖縄行くと綺麗な海を持ってる離島で出たゴミっていうのはわざわざ那覇に船で運んでたりするケースっていうのもかなり多かったりするので、そうすると船賃が3倍処理コストに乗っちゃうのでかなり高くなってたりするわけですね。
そういうところもやっぱりさすがに出元で処理した方がいいんじゃないのっていう、こういうところが局地的にはあるわけで、僕らまずそういったところをしっかりメリット出るようにしていくっていうことを考えているので、あまりポジションの話ではなくて適材適所、こういうインフラを使っていった方が絶対いいよねっていう話かなと思ってまして、
なんですけど、そこをちゃんとデータで実証しながら、こういう場所はこのインフラ、こういう場所はこのインフラって言える根拠っていうのが今までなかったので、そこをちゃんと示しながら、ちゃんとベストな提案をしていくっていうことをですね、やりたいなって考えているというところですね。
なるほど。ありがとうございます。今ちょっとテストが走り始めているところだとも思うんですけれども、こういうところだったらまさしくジョイクルの小型分散だっていうようなパターンっていうのはどんなものが見えてきているんですか。
ありがとうございます。沖縄の石垣島の参拝業者さんと今僕ら実証実験をしていまして、そこであの装置を使った生データをベースにですね、今ある国立大学と一緒に出したESGの貢献効果の比較っていうのがあります。
これは何を比較しているかというと、大きい焼却炉に運んで燃やす場合と、小型の資源化装置でゴミの出元でこの実証実験を行った装置とかで資源化した場合、この2つをですね、ESGの3000項目ぐらいからわーっと集計してですね、どっちがいいのっていうのを比較したデータっていうのがあります。
で、これによると沖縄のエリア、離島が多いエリアについては、小型の資源化装置を分散型で使った方が圧倒的にESGの貢献効果が高いよっていうデータを出すことに既に抵抗しています。離島エリアについても確実に分散型インフラの方がいいねということが実証できています。
全国的には、先ほど申し上げた焼却炉がどんどん閉鎖し続けていて、ゴミを運ばなきゃいけない距離って年々伸びているような状態なので、この沖縄の状態に近いような分散型インフラの方がいいよねっていうエリアが今後日本ではどんどん広がってくるはずであると。
こういうのが今の僕らがデータを本当に実証実験からですね、出した結果として言えることかなと思います。
コスト削減と顧客のニーズ
ありがとうございます。沖縄の離島とかっていうと、たぶんゴミの種類ってこれ一般ゴミになってくるのかなと思ったり、一方でおむつを運ぶのは重いですみたいな話は産業廃棄物的なゴミなのかなと思うんですけど、
ヨイクルさんの対象として得意となるのはゴミの種類ではあるんですか、こういうのが得意ですみたいな。
はい、基本的に液体と金属以外は対象にはなっています。皆さん一般ゴミって出すときお金払ってないじゃないですか、なので自治体さんが全部払って処理してますという状況なので、僕らの装置をどこに入れると誰がメリット出るのかっていうのが一般ゴミだとちょっと見えにくいかなっていうところがあって、
まずは僕ら産廃処理コストを事業者さんが下げれるインフラとして、事業者さんの敷地内に月額制でサービスを提供していくっていうところから入ろうとしています。
ありがとうございます。先ほどフェストの結果から見てみるとESGの貢献具合が全然良いですっていう話もあったんですけど、一方で産廃コストが下がりますっていう話もあって、これ両方ですっていう話かもしれないんですけど、お客さん的には何を目的にこの小型の分散処理装置を使おうっていうインセンティブにつながってくるんですか。
まずはやっぱりコストカットしたいっていうところは結構あります。毎年産廃処理コストが上がって困っているというところは結構あります。特に病院なんかはですね、この感染性の廃棄物を燃やしてもいいよってなっている焼却炉っていうのが全国で少ないので運ばなきゃいけない距離っていうのがすごく長い傾向があってコストが高いんですね。
なので、病院の敷地内でゴミを滅菌しながら資源化できる装置っていうのは全然提案を受けたことないし、ぜひ使いたいという病院の理事長クラスの方っていうのは結構多くてですね、私もとっとい那覇で病院に訪問したら、理事長が8名ぐらいですね、関係者の方連れてきてくださって、いろいろ病院なんか案内してくださって、本当に期待してるから、ぜひ実証実験室に入れましょうっていう風にですね、言ってくださいました。
なので、まずはコストカットなんですけれども、他にもですね、マニフェスト、参拝出すときにマニフェストっていう紙を出さなきゃいけないんですね、それを作る必要がなくなったりですとか、あとはその病院の校内で出るペットボトルのゴミ全部ラベル剥がしたりとかっていうの職員の方がやってたりするので、そういうのをちょっとなくしてあげるとかですね、そういうメリットが非常に大きいんだなーっていうのは最近生の声を聞いて思っているところです。
ありがとうございます。ちなみに機械もゼロから自分たちで開発されているのか、それとも見える化のところとか、そういったソフトウェア部分のところっていうのにフォーカスされているのか、ジョイクルさんが手がけている領域というか、プロセスというかっていうのはどのあたりになるんですか。
はい、大きく2つありまして、1つは既存の装置メーカーさんですごくいいものを作っているところが何社か僕らも全国見て回ってあるので、彼らと手を組んで装置を改善していくっていう方向性がまずあります。
その前提でDX化っていうところが全然進んでないところがあるので、僕らがそこをIoTセンサーとかを入れながらデータの可視化もできるようにしていくっていう、この大きく2つの方向性を両方やっているっていう形なんですけれども、前者については技術自体は素晴らしいんだけれども、
マーケットの声が全然組めてない。なぜなら装置を売り切っておしまいになっちゃってるので、全然マーケットの声を組んで開発して装置を改善するみたいなことができていないんですね。で、その割にたまに海外とかから引き合い来ちゃうので、ちょこちょこ売れてるのであまり改善の意欲もないっていうメーカーさんが結構多いです。
で、我々そこをもう少しこれもっと100ボルトでも200ボルトでも使えるようにしたら使える範囲広がるよねとか、屋根がなくても使えるようにしたら下半型にしやすいよねとか、あと病院だとこういうゴミが出るからこういう投入口が必要だよねとかですね、そういうのを僕らの投資家に参拝業者さんも入ってるんですけれども、参拝業者さんの声とか現場でそういう装置を使うであろう声っていうのを組みながらうちにもハードウェアのエンジニアがいますので、
そういった声を組んだ仕様に変えていってるっていうところが僕らの結構大きな役割になってます。
参拝業者との連携
なるほど、なるほど。ベースの技術は他所のものも使いながら、より顧客のニーズに即した形に変えて上位くるブランドとして売り出しているというところですかね。
そうですね。ちょっと加工商社っぽいところから入りつつ、装置そのものの知財のところも今取ろうとしてるっていうそんな感じ。
ありがとうございます。先ほど参拝業者さんも株主に入っているっていう話もあったんですけど、やっぱりこの領域イメージとしては、この参拝廃棄物っていう事業領域ある種既得権益みたいな側面があって、スタートアップが勝負できるんだろうかみたいな、入っていくと殺されてしまうんではないかっていうようなところもイメージ的にはあるんですけど、
この辺り株主に入れるっていうのも一つ戦略だと思いますし、それ以外に何か戦略面で考えられていることってありましたら教えてください。
今中山さんおっしゃった懸念っていうのは、ゼロではない業界かなっていうのは思っています。なので僕ら連携パートナー探すときは必ず銀行さんのご紹介とか自治体さんのご紹介から入るみたいなところは結構やっています。
その前提でいろいろお話をしていくと、小柳くんやってることって絶対必要だよねって皆さん言ってくださいます。なので、基本なんか邪魔しようみたいな参拝の関連の企業さんとはまだ会ったことはないですし、
僕らもそうならないようにちゃんと既存の参拝業者さんとか一般収集やっている企業さんも一緒に設けられるビジネスモデルっていうのを模索しているってスタンスはちゃんと伝わっているから応援してくださっているんだろうなというのは認識はしています。
一番はそこですね、競合として入っていくんじゃなくて競争パートナーとして入っていくっていう姿勢を最初から明らかにお見せした上でお話しに行くので、そこは結構ご評価いただいているのかなと思います。
なるほど、敵じゃなくて味方で一緒にやっていこうというところですね。ありがとうございます。
そもそも、会業者さんもですね、ドライバー取れなくてもめちゃくちゃ大変なんですよね。日頃のオペレーションで忙しいわりに新規事業を考える余裕もそういう人材もいないっていう状況なので、上位クロ面白いねって言ってくださいますね。
ありがとうございます。もう一つだけちょっと意地悪な質問をしますと、やっぱりこの廃棄系っていろんな小型の処理する機械を敷地内に置きます。それで処理しますとかなった時も、なんかこういろんな難しい法律って既得権益もあっていろいろ定められていると思うんですけど、この辺りってどの辺りの法律が一番問題になって、それに対してジョイクルさんとしてどう手を打っているのかっていうところを教えてください。
ありがとうございます。ちょっとだけマニアックな話になるんですけれども、ゴミを僕らの装置っていうのは電気で熱して全く火を使わない形で処理するという方法をとっています。
で、これ何でかっていうと焼却炉とみなされるか、それ以外の今環境省さんが使っている言葉で言うと熱分解装置って言葉を使うんですが、そういう焼却炉じゃない装置としてみなされるかによって、許認可がいる、いらないっていうところで、装置を導入する時の手間とかリードタイムが大きく変わってくるというところがあります。
で、この装置が焼却炉か熱分解装置かっていうのを判断するガイドラインっていうのは環境省が出してはいるんですね。出してはいるんですけれども、最終判断をするのは自治体さんですっていうたてつけになっています。
なので、環境省さんこれどこでも使える装置って言ってよって僕らが言ってもですね、いや自治体さんが決めますからってなっちゃうんですね。なので僕らいろんな自治体さんのアクセラレーションプログラムに採択していただいてるっていうのはそこのロビングをしていこうっていうところがありまして、各自治体さんでこういう事例が作れました。
いや、背景的にも絶対必要だよねっていう声をちゃんと各市で作っていくことができれば、そこについて環境省さんとしてこの自治体さんはこういう認識でこの装置を使ってますっていうコメントをちゃんと認知するっていうところについては今大筋いいよっていうふうに対話の中で言っていただいてるので、
もうすでに我々も環境省さんの担当者の方ついてまして、そういうディスカッションに常日頃必要な時には同席をしていただきながらロビングをしていくっていうところが今一つハードルとしてやろうとしているところではありますが、これ本当に全国やれるんですかみたいなところももちろんいろんな方からの目線であると思っているので、こうして対インドネシアとかからはもうすでに引き合いをいただいているところにはどんどん出していこうって思っています。
これ日本であんまり進まなかったら、やー、所詮この日本の規制緩和ってこの程度かよっていう話になっちゃうと思うんですね。こんなに背景として必要だとなっているのに広まらない。広めるためには広める安全に広めるためにはここをこういうふうに変えたらいいよねみたいな議論を僕らがこんだけ頑張ってもできないってなったらもうしょうがないかっていうぐらいの気持ちで今全力でロビングしに行こうとしてるっていうような。
もし聞いている自治体の皆さんいたらぜひ小柳さんにご連絡いただけたら嬉しいなと思いました。ありがとうございます。
もう一ついいですか。こういう規制緩和をマイクロインフラ、要するに分散型のインフラをやろうとしているスタートアップが一緒に規制緩和したりとか一緒に海外にパッケージで持って行ったりということをやりやすいようにするコンソーシアムっていうのを今うちで立ち上げようとしてまして、
これはあくまでうちは立ち上げるきっかけを作る立場で運営は別のところにやってもらうんですけれども、そういうコンソーシアムを今作ろうとしてますので、そうなったり興味があるよっていうスタートアップの皆さんもぜひお声掛けいただければ、一緒にパッケージ作ってロビングの効果を上げたりPRバリを上げたりということができるんじゃないかなと思いますので、ぜひこちらもよろしくお願いします。
ありがとうございます。これは環境領域以外も含めて全規制緩和したい、規制緩和した方がいいと思っている人たち全員って感じですか?
そうですね。今どういうスタートアップさんが最初入っていただくと一番ストーリーとして帯びやすいかなっていうのはスタートアップリストアップしながら考えているところなんですけど、基本的には規制緩和したいとか、マイクロインフラの領域で日本であったらすごく便利で、それは海外にも言えるみたいなものがあればどんどん組んでいきたいなと思ってます。
ありがとうございます。
今の領域を成し遂げている仲間みたいなところもお伺いしたいんですけれども、プレスリリース拝見していると資金は人材の採用にプロダクト開発を使っていくという話がありますけれども、この辺で具体的にどんな方に来てほしいみたいなものがありましたらいただけますか?
はい、そうですね。やっぱり僕らかなり、人からはチャレンジングって言われるんですけど、いろんな人と話してると全然チャレンジングどころか、すげえデマンドあるなっていうのは感じている。
インフラを作ろうとしている会社ってなかなか世の中にないんじゃないかなっていうのは、うぬぼれかもわからないので、ぜひいろんな人の話聞いてほしいんですけど、思ってますと。
で、そういうこれから次世代変えるかもしれないインフラを少ない人数ですごい裁量権を持ちながらやっていくっていうのはめちゃくちゃ面白いと思うので、そういったところにワクワクしていただけるようなCXをやりたいぞっていうですね、大企業の方でもスタートアップの方でも、もっと自分の実力で世の中変えてみたいみたいな方がいれば、ぜひお声掛けいただければなというふうに思ってます。
一言で言って、すごいせっかく生きてるからって姿勢感がある方にぜひ来てほしいなというふうに思ってます。
ありがとうございます。めっちゃ面白いですね、それ。
そうですね。自分の時間と人生を投資してるっていう感覚をやっぱり持って仕事した方が、仕事選び間違わないと思うので、そういう感覚の方に来てほしいなって思ってます。
ありがとうございます。
スタートアップへのメッセージ
まだまだ聞き足りないところではあるんですけれども、お時間が来てしまいまして、最後にポッドキャストのリスナーさんに向けて届けたいメッセージなどありましたらお願いできますでしょうか。
はい、そうですね。これスタートアップに関心のある方がたくさん聞いていただいてるというふうにお聞きしてますので、まずは起業してないよっていう方は、僕は絶対に起業した方がいいっていうふうに思ってます。
まだアメリカとかに比べると資金調達の状況がとかよくネガティブに捉えられますけれども、それでもこんだけ世の中にアクセラレーションプログラムとかVCさんがいたりとか融資の制度が充実している状況なので、おそらくそれで資金調達できないってことは普通にビジネスとしていけてないっていうことでしかないので、絶対自信があるモデルとかがあって世の中買いたいって思ってるんだったらすぐに起業した方がいいっていうのがまず思っているところです。
スタートアップの皆さんとはぜひ競合とかではなくて、いろんなことをけんけんがっかりやりながら一緒にどうやってフライしていけるかっていうところをぜひ考えていければなというふうに思いますし、先ほどお伝えしたマイクロインフラコンソーシアムがその一つのツールになればなというふうに思っていますので、このあたりご関心ある方はぜひ改めてになりますがお声掛けいただければと思います。
ぜひ皆さんでですね、面白い事業をたくさん作れればと思いますので、引き続きよろしくお願いします。
中山さんがいいこと言ってるって顔をしながら聞いてましたね。
いやーいいですね、やっぱり小柳さん大好きです。
よろしくです、私にもです。ありがとうございます。
さすが企業家大好き、キャプタリストですね。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
今、党的にも社会に価値があり、地球を救っていくようなそのソリューションだなというふうに思いましたし、そこに確からしさっていうのも非常にあるかなと思いますので、興味ある方はぜひコンタクトいただければと思っておりまして、
ただ採用のページ、公式なものはまだこれからオープンということでございますので、ホームページのお問い合わせだったり小柳さんのXDMだったり、そういった形でまずはカジュアルに会っていただくのがいいかなと思います。
あとすいません、前編でも申し伝えたんですけれども、僕が資料の型を今作っているのはスゴ資料でして、これで資金調達もいろんな受賞もいただいているので、資料困ったと思ったらぜひスゴ資料にご相談するといいと思います。
優しい。
イベントのお知らせ
優しい小柳さんも喜びます。
ありがとうございます。
小柳さんのおかげです。
そんな素晴らしい小柳くるさんの各種情報も概要欄に記載しますので、ぜひご確認ください。
最後に1点だけパーソナリティからのお知らせです。
2024年の11月7日の夜ですね、なんとエビスでスタートアップNOWの1周年記念イベントを開催させていただきます。
ぜひ皆さん聞いていただいている方集まって、過去の出演された企業家さんにもたくさん集まっていただきますので、お越しいただければと思います。
またご都合が合わない方もぜひ番組のフォローや評価だったり、SNS感想をそれぞれ拡散していただけますと励みになります。よろしくお願いいたします。
小柳さんご出演いただきましてありがとうございました。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
24:00

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