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皆さん、おはようございます。野菜がつなぐひととひとハーティッチファーム代表もとです。
本日も、農業と学びで心も懐も豊かにするチャンネル、始めていきたいと思います。
この番組は、国内最大手エンジニアイング企業で、17年間世界を飛び回っていた企業選手香川基組が、
40歳を機に脱ラ収納した経験をもとに、農業、ビジネス、キャリア、学びなどについて話しチャンネルです。
はい、おはようございます。今日は昨日に引き続き、田中さんへのインタビュー2日目でございますが、
昨日は農業を始めるきっかけなんかのお話を聞いておりましたが、
今日2日目は、移住をしてきたマシコ町での活動や、なんで田中さんがこのブドウという作物を選んだか、
そんなところを聞いておりますので、ぜひとも今日もお聞きください。それではどうぞ。
はいみなさんこんにちは。今日はマシコ町で新規収納で、観光ブドウ農園を始めようとされている田中さんのインタビュー2回目をお送りしようと思います。
2回目もよろしくお願いします。
お願いします。
前回1回目の話では、サラリーマン時代の頃の環境コンサルとかね、すごく珍しい楽しい話を聞かせていただきながら、
マシコにたどり着いたまでの経緯を聞かせていただきましたが、
今日はマシコ町での活動というか、地域おこし協力隊のことや、あるいは実際に農地を見つけて農園を準備されている、その辺のお話をお聞きしようと思いますが、
マシコ町にいらしたのが、これいつなんでしたっけ?
去年ですね。
去年、23年の年初というか、冬の頭の頃からいらっしゃったんですか?
そうですね。地域おこし協力隊に任命されたのが、本当に1月の最初からになるので。
あ、1月からだったんですね。
4月とかではなくて、本当は1月からスタートになったんです。
地域おこし協力隊って何月に入っても大丈夫というか、4月から4月とかそういうわけじゃないんですよね?
ではないですね。基本的に4月から翌3月とか多いんですけど、途中とかも全然あったり、募集のタイミングとかであるみたいで。
私も、もうかしにも地域おこし協力隊は数名やっぱりいますし、あれなんですか。
あいうのってどっかに募集が出るんですか?
そうですそうです。
地域おこし協力隊に。
ホームページとか、公募っていうんですかね。
っていう形で募集されるので、条件とかあったりして、自分はいけそうだったら普通に応募するみたいな感じです。
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それはじゃあ田中さんもやっぱりそういうホームページかなんかで見つけて、で応募されたのが。
制度あるよみたいなのを教えてもらって、じゃあ募集してるんだったらやりますって言って応募したみたいな感じですかね。
それがもうその23年の1月あるいは22年の末とかそのぐらいに応募して1月に受かったみたいな感じですか。
ちなみにマシコ町では地域おこし協力隊って何名いらっしゃるんですか?
ちょっとね、部署っていうんですかね。課が違うところもいたりして、やっぱり峠とかもマシコは有名なのでそっちの方にもいらっしゃったりとかするので、全体は把握してないんですけど。
僕が入った時で農業に関わる人で、僕以外にもう一人、もう二人かいらっしゃいましたね。
じゃあ合計3人ぐらいの方はマシコ町で農業に関わるような地域おこし協力隊を。
そうですね、はい。
その地域おこし協力隊の頃で農業に関わるような仕事をされてたってことで、具体的にはどういうようなことで地域おこし協力隊のその1年間というのかな、運営されてた感じですかね。
そうですね、ミッションは多分人によって違うんですけど、自分の場合はやっぱり農業収納することを目指してたので、
研修させてもらう時間とかをいただいてたので、すでにブドウ農家でいらっしゃる方のところに農家のところに行って、
マシコ町のブドウの育成方法とかを勉強したりとか、作業を手伝ったりとかしながら、
マシコ町にいる農家さんとかを訪ねて話を聞いたりとかですね。
やっぱり縁もゆかりもないので、マシコ町に繋がりを作っていこうと思って、ブドウ農家さんを始める、いろんな人に話を聞きに行ったりして、
地域に馴染みながらやってたのと、あとはビジネススクールですね、そちらの方に行ったりして勉強したっていう感じですかね。
じゃあその地域のお越し協力隊として、そういう農業を研修とか手伝いながら、他の方へ話とか聞いて、
そういうのを町のフィードバックするみたいな、そういうのも必要だったりするんですか。
そうですね、何か作るっていうことはないですけど。
なるほどね、そういう感じで1年間過ごされたと。
具体的なこの作業をしてっていう人もいらっしゃいますし、
自分である程度やることを決めていく人もいるみたいで、いろんな形があるみたいなので、
自分がそっちの方の研修とかしたりという意味では、自分でやることをしたいっていうのを言ってやらせたらいいよって言っていただいたみたいな。
なるほどなるほど。
そうするとその1年間で研修、武道の研修もその間にされて、
で、農業大学校で経営の勉強とかも同時にされてたっていうことですが、
このマシコ町で武道を作っている方っていうのは結構いらっしゃるんですか。
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人数的には少なくて、本当に6人とかそのぐらいですね。
6人、なるほど。
少ないんで、よくある部会、農業者、作物の部会みたいなのもあったりするんですけど、
そういうのもなくて、果樹をしている人全体の部会みたいな、部会というかグループみたいなのはあるみたいですけど。
果樹グループになっちゃうんですね。
そうです。
武道だけじゃなくて、梨も入ってくれば他の果樹もね、まとめてのグループになっちゃうんだ。
そのぐらい少ないですね。
本当に武道だけでやってる方ってなったらもう本当に1人とか2人とかそういうレベルですね。
あ、他の方は武道の他にも他の果樹も作っていながらっていうね。
そうですね。米とかやったりとか、県業でされてたりとか。
なるほどね。
はい。
研修に行かれてたそのお師匠さんの家はどういう形の武道の栽培の方法というか、
いろんな作物とやっぱり一緒に作っているような感じですか。
そこは武道だけでしたね。
あ、だけでやってらっしゃる。
それから次の台に引き継ぐというか、そこも新たに新規就農者が入ってくるようなところを継承する場所で、
今勉強、僕より先に来てやってらっしゃる地域お越しの方がいて。
あ、もう先輩の。
そうですね。その人が今もう本当に言ったらメインで面倒を見てると。
もともとやってた人が教えながらやってるみたいなところで、僕も一緒に入ってやらせて。
みたいな感じでやらせていただいてて、だから本当に今だから僕が一年先に新規就農して、そこを今されてるってことですね。
なるほど。結構マシコ町ではそういう、なんていうんですか。
後継の方で全く新しい方が継ぎながら農業を継承してるっていうのがあるんですか。何年か。
僕が知ってる中ではそこが初です。
初。
すごいいっぱいあるわけじゃないですけど、そういうのをしたいって方がいたら、町も協力してマッチングしたりとか、積極的に農業を残していこうみたいなことはされてるみたいですね。
そうですか。すごいな。あんまりもうお菓子で聞いたことないですね。
結構イチゴで新規就農で入る方がいらっしゃるし。
もちろん農地を引き継いでっていうか、そこの農地を借りてっていうバージョンはありますけど、なんか本当に継承して入るっていう方をあんまり聞いたことがない気がするんですよね。
葡萄の場合、木になるものとかは結構リスクがあるんですよね。果樹がなるまでに時間があるので、やっぱり今すぐ収穫できるところを継承した方が本当はいいと言われてる。
僕の場合は今ゼロから始めてるので、苗木を育ててるところなんですけど、なのでやっぱりそこは収入の安定とか成功不成功に関わってくるところではあると思うんで。
そうかそうか。そういう作物の特性っていうのはあるんですね。
イチゴとかだったらもう損とし方ですからね。
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そうかこういう樹木系っていうか、木から取るのはね。
最低でも3年かかっちゃうので。
継承した方がリスクはないですもんね。
収入がねやっぱり。
伝えなくてね、すぐから。
なるほどな、そうか。それで違いはあるんだな。
そうなんですよね。
でもマシコマチとしてもそういうのをね、結構あっせんしてるっていうかマッチングさせる機械っていうか、努力はされてるんかね。
頑張って探してくれるみたいな、すごい積極的には動いてくれるような街の雰囲気ではありますね。
なるほどね。
そういう果樹系のグループさんで集まってるっていうのは、ブドウだけじゃないんですけども、それは結構いるんですか?果樹系で集めると。要は梨含めて。
でもそれでも20件とか。
でもそんなもんですか。
あといらっしゃるのはブルーベリーとか梨とかリンゴとかそんな感じですね。
リンゴもいるんですね。
リンゴも結構やっぱり温暖化で熱くなってきてるので減ってるみたいですけど、頑張ってやってらっしゃる方もいらっしゃいますね。
ブルーベリーもね、マシコのね、あの道の駅でブルーベリー結構売ってるのいますもんね。
そうですね、ブルーベリーやられてる方が多いですね。
なるほどな。
そんな中で田中さんはこのブドウっていう品種に目をつけて、目をつけてというか興味を持たれてブドウでなんですけど、もともとなんでブドウを選んだっていうのは何かその理由があるんですか?
職員で会社員の頃からっていうそこに戻っちゃうのかもしれないですけども。
いやーでもブドウ、農業をしようかなって考えた時に何をするかってやっぱり最初考えるじゃないですか。
考えますよね。
家がもともとやってるわけではないので、何やってもいいっていうのもあるんですよね。
でも今から米やるには設備投資がすごすぎる。野菜やるにはロジ野菜やって食っていけるのかっていう問題もある。
じゃあイチゴかってイチゴでも設備投資半端じゃないな。
うーんどうなんだろうって思ってじゃあ自分好きなものなんだろうって。
ブドウだったら毎日食べても飽きないよねって。
せめて売れなかったら全部自分で食べれるやつがいいよなみたいな。
であとは実際のところですごい安い単価なものを作るよりもある程度高単価なものを作りたいなっていうのはあってですね。
だからやっぱ果樹系になってくるのかなって思ってそれで探してたんですけど。
リンゴとか虫いっぱい湧くのやだしなとか。
薬毎日かけるのやだなとか思って。
なんか考えてたらブドウがいいんじゃないかなって思って。
最初本当にそのぐらいの気持ちだったんですけど。
でもブドウって結構奥がやっぱ果樹全般そうかもしれないですけど奥が深くて。
やっていくほどちょっと面白いんですよね。
えーそうなんだ。
一応面白ポイントの一つとしてはブドウって品種が同じ木から変わったりすることもあるんですよ。
え?
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同じ例えば巨峰を育てたら巨峰の枝の先から巨峰じゃないものができたりすることもあって。
そうなんですか!
枝変わりっていう現象なんですけど。
えーすご!
突然変異みたいなもんで。
だから結構品種の中には突然変異で生まれたものを頑張って定着させて品種にしたものとかもあったりするんで。
えーそうなんだ。
そういうびっくり箱的なところもブドウあったりして。
なるほど。
そういうのもちょっと面白かったりするなって。
余裕ができたらちょっとそういう自分の品種みたいなのも作ってみたいなみたいな。
いいですね!
そういうのもあったりしておりますね。
ちなみに何て付けるんですか?新しい自分の品種できてきたら。
もう1個決めてるのがあるんですよ。
あ、あるんだ!
無茶振りしたつもりだ!
名前だけもう決まってるんですよ。
素晴らしい!
なんですかなんですか?
ベニマシコっていうんですけど。
おわ!
いい!
なんか普通にいいじゃないですか!
マシコっていう土地柄もあるし。
いい!
ベニマシコっていうのは実は鳥でいるんですよ。
ベニマシコっていう鳥がいまして。
そうなんですか!
赤い茶色い体にほのかに赤い紅をまとったみたいな可愛い小鳥がいるんですけど。
それはマシコ固有種?
マシコ固有種じゃなくて全国に渡ってくる鳥なんですけど。
マシコでそういう風に呼んでるんですか?
マシコってついてるからいいなと思って。
本当にいろんなマシコがいるんですよ。
なんとかマシコっていう名前の鳥なんで。
マシコっていう品種の鳥でそれがベニマシコだったりっていう。
いろいろあるんですよ。
そういうことですか。
スズメみたいなもんで。
知らなかった。
そういうのがあるからちょっとブドウにいいんじゃないかと思って今ちょっと企んでるんですよ。
いいですね!
やばいこれなんか実現しそうだな。
ベニマシコ。田中さんから出るベニマシコ。
なるほど。
そうかいいですね。
じゃあ基本的にはでも自分の好きなものがブドウで。
楽しめる品と。
すごい。
とは言ってもブドウって今ちょっとお話にあったように
ほんと新規収納でやろうとすると取れるまでに3年?
苗木から3年かかるんですか?
3年かかっても3年後にいざ生活できるかっていうくらいの狩猟はないんで。
やっと取れ始めるっていうだけで。
本当にだから5年目以降とかになってくるんですよね。
生活できるくらいの狩猟。売れるかどうかは別として狩猟的としては。
そうですか。
で今現時点で田中さんがやられてるのが今苗木を植えたところ。
そうですね。今年、あと去年ちょっと前準備として半数くらいを苗木を準備してたので。
それが今年2年目になってる苗木があって。
で今年植えたものが1年目。
で来年だから半数くらいが最初の収穫を見込めるなっていう。
来年から取れ始めるところがあるかと。
そんなに量はないけど、まず第一回、初収穫ということで。
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やっぱり土が合う合わないもあるので心配ですけど。
順調に育ってくれてるやつもあるので楽しみにはしてますね。
今ちょうどこのインタビューの前に私も葡萄の畑、棚が作ってあるそこをちょっと見させてもらったんですが。
面積であの上の今作られてる棚があるところで60あるぐらい。
柵付け面積が60ある。
60あるということで。今そこの半分ぐらいが植えられてる苗木が植えられてる状態ってことですか?
一応苗木としては全部植えてる、低植してる状態です。
今の棚の60枚部分には全部植えてあると。
そうなんだ。なるほど。そこの半分ぐらいが来年取れるかなと。
ちなみに品種ってのは何をもともと今、いくつかあるのかもしれないですけど、どういうの作ろうとされてらっしゃるんですか?
一般的な巨峰とかシャインマスカットとかもありますし、ちょっと珍しい観光農園をしようと思ったので
来たお客さんがこんな葡萄もあるんだっていうのを楽しんでもらいたいので
多分聞いたことがないだろうなっていう中でおいしいやつとかを探してそういうのも植えてますね。
そういう珍しい品種もちょっと探しながら苗木を植えてると。
何種類ぐらい目指してらっしゃるんですか?
今20品種ぐらいあると思いますね。
20品種?そんなにあるんですか?
葡萄は品種がすごく多くて100品種とか超えてくるんで。
そうなんですか。
今の田中さんのところでも20品種ぐらいはもう作っちゃおうという感じで。
そうですね。その中でどのぐらい使える品種が持ってるかっていうのはあるんで。
植えないことには分からないので。
1年で確かめれないっていうのはやっぱりもどかしいところでありますけど。
これも土が合う合わないで育ちやすいづらいとかっていうのもあるんですか。
なんか葡萄って結構そこの土地のいろんな特性をちゃんと表したものが取れるって言いますもんね。
そうですね。味も結構同じ品種でも農園によって全然違うんで。
品種によっても本当に味が結構こんなに違う品種によって味が違う作物他あんまないんじゃないかなっていうぐらい味が違うんで。
面白いですね。その辺の品種がいろいろ揃えてるっていうところも葡萄の面白さっていうところ。
じゃあですね。今日2回目はこのぐらいにしといて。
今度明日3回目はこの実際今葡萄農園準備されてるこの大変さとね。
そしてさらに観光農園を開こうとされてるところのそこの夢みたいなねそういうところを聞いていこうかと思いますが。
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また明日もよろしくお願いします。
ありがとうございました。