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声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、株式会社ビルディット代表の富田陽介さんにお話を伺いたいと思います。
富田さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
はい、株式会社ビルディット代表の富田と申します。
株式会社ビルディットは、一人一人の成長が世界をより良くするというビジョンを掲げて、
主に教育事業者様に向けたシステム開発、サービス開発のエンジニアリングサービスを提供させていただいている会社です。
どうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。色々なシステムを開発されているということですけど、例えば主なこういったアプリとかって何かありますかね。
そうですね、ご紹介をさせていただけるところで言いますと、
最近ですと、私たちの自分の弊社のポッドキャストでもご紹介させていただいているんですけれども、
ディースクールオンラインというですね、小学生向けのプログラミング教育、プログラミング教室のための教材ですね。
インターネットにつながる環境であれば、ブラウザ上でインターネットを見るソフトウェア上でブロックを並べてプログラミングをすると、
そのプログラミングの実行結果がですね、結構お好きな方は多いんですけど、
マインクラフトというゲームの世界にそのプログラミングの実行結果が反映されるというような、そんなサービスがあるんですけれども、
そのサービスの開発をご支援をさせていただいていたり、あるいはですね、グロースXさんというですね、これはベンチャーの企業さんなんですけれども、
社内でですね、デジタルマーケティングについて学ぶだとか、あるいはAIについて学ぶだとか、
そういった社内での学びを促進するための教材配信をされている企業さんのアプリ開発だったり、
技術開発周りをご支援させていただいていたりします。
そうなんですね。こういった教育関連に力を入れてるっていうのは、そういった意識はあるんですか?
そうですね。今のところ私がですね、社会人経験20数年になるんですけれども、
その後半でですね、ずっとシステムエンジニアリングの領域にエンジニアとして関わってきていたんですが、
途中から教育ベンチャーに関わることになって以降ですね、
この領域でのお仕事が私にとってすごく楽しいと言いますか、向いてるなっていうふうに思うようになったんですよね。
その結果として、今のビルディットは2016年、今から7年前になりますかね、に創業して以来、
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いろんな開発サービスを提供してきてるんですけれども、私と会うところということで、
教育事業者様向けのシステム開発を多く受託させていただくことになりまして、
今では弊社はもう教育関連に特化しているというような表現で、開発のお仕事をさせていただいております。
そうですね。教育関連といっても、今おっしゃったように子ども向けの教育だったりとか、
大人がそういったビジネスを活用する上でも教育して学んでいくようなものとか、
教育といっても結構いろいろありますね。
そうなんですよね。私が前に働いていた教育ベンチャーでは、本当に個人の方で、主には社会人だったんですけれども、
教育という文脈でいうと、今私たちご支援させていただいているような、
若い方といいますか、未就学児の方もたまに入ってきたりするんですけどもね。
そういったところから、あとは社員教育、社会人教育というところまで幅広くあるんですけど、
この領域がやっぱり私の中ですごく楽しいといいますか、意義があるなって思うのは、
私自身がそこのユーザーさん、利用者さんの成長に向き合えるといいますか、どんどん良くなっていくっていうところですね。
それを見ていくことができるっていうのが、私にとっての喜びといいますか、楽しいポイントでもあるので、
そういった意味では、老若男女と言うんですかね。
わけ隔てなく学びの機会というのはずっとあるものだと思いますし、
最近だとリカレント教育とか、岸田総理もいらしてますので、障害学習ですよね。
その文脈で言えば、この学びっていうのは本当にいろんな方にお使いいただけるような、
そんなサービス作っていきたいなというような考えでやっております。
一緒にその成長が感じられるというふうにおっしゃいましたけど、結構あれですかね、
一緒にそういった成長かても分かるような感じで、寄り添ったような感じでサポートされてらっしゃるんでしょうか。
そうですね、まず私たちはクライアントワークといいますか、やはり教育事業者さん向けのサービス開発なので、
一方、ユーザーさんからは遠い位置にはいるんですけれども、
主にエンジニアリングだとか、システム開発っていう文脈でお手伝いさせていただいていると、
見えてくるのはやはりシステム上に残る行動の記録だったり、データですよね。
こういったところから対面で、それこそ学ぶ方に寄り添っておられる方、
目の前で見ておられる方とはまた違った気づきを、システムエンジニアリングの分野から提供することができたりする。
これも一つの価値なのかなというふうに思っておりますので、
両方の側面で関わることができるというのは非常に私にとっても有意義なお仕事だなというふうに思っております。
そうですね。そういったところからより良いソフトウェアとか、そういったシステムを開発して提供されていって、
というのでどんどん良くなっていっているということなんですかね。
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そうですね。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ志についても教えていただけるでしょうか。
なるほど。志ってこういう文脈でいきなり来るんですね。
そうですね。
ありがとうございます。私、先ほどちょっとお話ししてたように、今の仕事といいますか、
教育事業者様向けのサービスをやっていくぞというのを、創業時から強い思いで始めていったわけではなかったんですね。
ただ、仕事をしていく中で、そういった自分の中で有意義に思うところを感じていたというところが温まっていった結果、
今もここに注力するぞというような形になっているんです。
原点というところで思い返してみると、私の本当に個人的な老いたちの話になると思うんですけれども、
私はですね、今だとちょっと珍しいぐらい、5人兄弟の家庭に育ったんですよね。ちょっと多かったんですけど。
5人兄弟の4番目で育ちまして、家に本がいっぱいあったんです。特に絵本なんですけど。
両親がですね、子供には本を好きになってほしいという思いで、
途中、出版社とかにも勤めながらですね、見本誌という形でですね、もらってきたものを自宅に置いてあったり、
そして古本屋で絵本を買い貯めたりなんかしてですね、本当に結構写真とかもあるんですけど、
こんなにあるのっていうぐらい本があったんですよ。
そうなんですね。
たぶん1000冊以上あったと思います。
それはかなり量ですね。
かなりの量ですね。
で、それをですね、私の父はですね、電話したんですけど、
なんでうちにはあんなに本があったのとか、あと読み聞かせをいっぱいしてくれてたんで、
どんな気持ちで読み聞かせしてくれてたんかなっていう話をですね、電話で聞いたことがあって、
その時にですね、兄弟一人にですね、毎日3冊読むって決めたらしいんですよ。
えー、5人兄弟なのに。
そう、そう、そう。
すごいですね。
私の弟が生まれる前だったりなんかするんですけど、
でも上に3人、姉と兄がいるんで、
あのー、まあヨウスケと私ですね。
ヨウスケはずっともう姉ちゃんのところから聞いてたから、
ヨウスケは1日12冊本を聞いてたと。
そうなんですね。
いうことを言われてですね、
まあなんかそういった教育というんですかね、
本をいっぱい読んでてもらってたっていうのが良かったのが、
あのー、私は結構その言葉を覚えるのが早かったりだとか、
あとはなんかこういろいろとそれが学びっていうんですかね、
学校のお勉強だったり、
あるいはまあ社会人になってからの学びっていうところにもですね、
結構生きてるんじゃないかなって思っていて、
本当になんかそうやっていっぱい愛情をもらっていたんだなと、
支えられてきて今があるんだなって思うんですよ。
はい。
で、あの私社会人になって10年目ぐらいにですね、
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このITの領域であの後輩と言いますか、
若いエンジニアだとかと接する機会が増えてたんですけれども、
この領域本当に技術が日進月歩と言いますか、
私がその新卒の頃ってこんなことまでできなかったなっていうような
エンジニアがですね、どんどん出てくると、
彼らのその成長を見ていくのも楽しくなっていったっていうところありますし、
ちょうどその頃私も結婚して子供が生まれたと、
いうような話になってくると、
その自分が受けてきたその愛情みたいなもので、
自分の今の仕事ができているっていうところから、
その先っていうことを考えたときに、
やっぱりなんかこの他の人の成長だとか挑戦を応援できる自分になっていきたいな、
っていうふうに思えるようになっていったっていうのが、
この10年ぐらいで、
おそらくそういった気持ちが私をこういったこの教育ベンチャーに参加させたりだとか、
今の仕事の中でですね、
あの人の学びを応援していきたいだとかっていう仕事に借り立てていったんだと思うんですよね。
結構ですね、この学びの領域って、
今でこそだいぶちょっと変わってきているように思うんですけれども、
特に社会に出てからっていうと、
社会人教育ってそこまで大手企業さんは別なんですけど、
中小企業においてはなかなか、
その投資対象になっていないようにも見えるんですよね。
人に対する投資っていうところですね。
私教育の文脈でその費用対効果っていうような表現が出てきたりだとか、
あるいはですね、あとはこの統計的なものなんですけど、
人材教育についてどのように考えてるかっていう中小企業の経営者に向けたアンケートでですね、
育てがいのある人材が集まらないだとかですね。
そういうような声が多くトップのところに出てきたりなんかするのがですね、
言葉を選ばずに言うとちょっと気に食わないというかですね。
もっとその人に対する投資ができるような社会であってほしいなって思うんですね。
で、私は20年近くこのエンジニアリングの領域で食べさせていただいて、
それなりにその社会に対する価値っていうところですかね、
作っていけるようになったので、
じゃあ私ができることでこの私が今まで受けてきた愛情だとか、
こういったものをですね、還元していける領域ってことを考えたときに、
やっぱりこの社会にとって本当に必要なもの、すぐすぐ効果は出ないかもしれないですね。
人間そんなに構わないので。
ですけど、ここに対して自分のその人生を投じていくのっていうのは、
自分にとってすごくその納得のいくというか、地に足ついたその活動として、
ずっと続けていけるものだなって思って、
今なんかその、なんて言うんですかね、
自分の中でのその確信と言いますか、
納得のもとに今のお仕事をさせていただいている。
そんなところなんですよね。
志っていうね、表現をどのように伝えればいいかわからないんですけれども、
まあおそらくそういったね、私の老いたちから来るものから、
今こういったその社会に対して、
その一人一人の成長が世界をより良くするって信じて、
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もうみんな一人一人に向き合いながら、
あなたが前に進むってことが世界にとっていいことなんだよっていうことですよね。
これを支えていけるような仕組みを作り続けていきたいなっていうのが私の思いですね。
本当に今のお話聞いて、
そういった幼少期の頃からの体験をもとに、
やっぱりこういった教育分野ってすごく大切なんだなという、
そういった思いが伝わってきたなと思いますね。
はい、ありがとうございます。
富田さん、いろいろなアプリも開発されているっていうことなので、
ぜひそういった話もちょっとお聞かせいただければと思うんですが、
今どういったものが提供されているんでしょうか。
はい、ありがとうございます。
クライアントサービスと言いますか、
クライアントワークとしての教育事業者様から開発を引き受けして作っているもののほかに、
今お聞きいただいた自社事業、自社サービスとしてのアプリ開発をさせていただいておりまして、
私たち2020年ですね、今から3年前にリリースした
Stockerというスマートフォンアプリがあります。
このStockerというアプリはですね、振り返りの習慣化というような表現をしているんですけれども、
この気づきだとか振り返りをですね、
自分のこのアプリの中に貯めていくっていうようなことにフォーカスしたアプリなので、
見てくりはですね、メモアプリですかね。
あるいは一人でやるツイッターのようなですね。
そんなふうに見える部分もあるんですけど、
誰に見せるわけでもない、自分の中で起こっているその思考だとか気づきっていうのを、
ただひたすらに貯めていくと。
そしてそれがですね、ちょっと特徴的な機能としてその再発見っていう機能があるんですけど、
この再発見っていう機能タブにはですね、
過去に自分が作った気づき、これをストックと言うんですけど、
このストックがランダムでピックアップされてですね、
過去のあなたこんなことに気づいていたよとか、こんなこと考えていたよっていうのがピックアップされるようになってるんですね。
ですので、これはですね、本当に継続すればするほど、
習慣化すればするほど、いろんな新しい気づきを自分に対して与えてくれるっていうような、
そんなサービスになっていまして、
こちらはもう今リリース後2年ちょっと経つんですけど、
ダウンロード数が今25,000に迫ろうとしてるんですよ。
そうなんだ。
もう25,000超えるかなという、
それぐらいのご利用者さんにお使いいただいているサービスです。
まずじゃあこれ、ぜひスマホアプリということなので、
このPodcastの説明欄にもちょっとご案内のページも掲載させていただきますので、
ぜひそこでチェックいただいて、興味あるなという方はチェックしてダウンロードいただければと思います。
これをさらに今度法人バージョンもリリースされというふうにお伺いしたんですか。
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そうなんですよ。
現在開発中なんですけれども、
私たち個人向けのストッカーで気づきをためたものをチームの中で共有するというのは、
これは私たちの開発チームの中でやっていたことなんですけれども、
この人の気づき、人が仕事からどんな振り返りをしているかっていうのをチームの中で見せ合うというか、
見ていく環境作りそのものがチームビルディングでもあり、
またお互いから学ぶというんですかね。
仕事ができる先輩同僚はこんなふうに仕事から気づき、行動しているんだなみたいなことって、
なかなか社内研修でもなければそういった思考を共有する機会ってないんですよね。
そうですね。
この振り返りの習慣化っていうのをチーム単位で行えるようにするもの。
これがやはり今お伝えしたようなチームビルディングだったり、
あるいは経営者やマネージャーの方であれば自分の右腕と言いますか、
自分の分身が欲しいって投げておられる経営者の方って結構多いと思うんですけど、
社内からどういった方が分身になり得るのか、
そういったところも見えるような、
学びの空間作りのお手伝いをするようなサービスを現在開発中でございますので。
これも楽しみなので、ぜひ先行予約のユーザー登録できるようなので、
そちらもポッドキャストの説明欄とかに掲載させていただければなと思います。
最後にもう一点だけお伺いしたいのが、
ポッドキャストもやられていて、
インサイドビルディットという番組も継続して発信されていますが、
ちょっとこちらのお話もお伺いできるでしょうか。
ありがとうございます。
まさしく岡田さんのところに大変な場所になっておりますけれども、
昨年より開始させていただいている、2022年からですね、
開始しているキクインサイドビルディット。
こちらはですね、もともと私たちがインサイドビルディットという形でやっていた会社のブログですね。
これを音声版として開始したもので、
現在ですね、社員にも参加してもらいながら、
ビルディットという会社にどのようなメンバーがいて、
どのようなことを考えて仕事をしているか、こんなお話であったり、
先ほどお話ししたストッカーという自社サービスが生まれてきた背景、
そして今後どういうことを考えているかというようなこともお話ししていたり、
あるいは私たちがですね、手がけているその制作開発のお仕事、
クライアントワークでやらせていただいているお客様にもですね、
ご登場いただいて、一緒にそのサービスをどんな思いで作っていって、
どんな思い、将来を描いてですね、運用していくか、
そんなお話も対談形式で入れさせていただいたりという、
そんな番組になっておりますので、ぜひよろしければお聞きいただければと思います。
富田さんがどういう形でメンバーの方と接していらっしゃるのか、
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お客さんとの関係性どうなのか、すごくわかりやすい番組だったので、
ぜひ皆さんにも聞いていただきたいなと思いますので、よろしくお願いします。
ありがとうございます。
今日は株式会社ビルディット代表の富田陽介さんにお話を伺いました。
富田さん、ありがとうございました。
ありがとうございました。