スポーツ指導ホワイト学院の宮下裕至さん
声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、スポーツ指導ホワイト学院代表の宮下裕至さんにお話を伺いたいと思います。
宮下さん、よろしくお願いします。
はい、お願いいたします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
スポーツ指導ホワイト学院という、指導者のための指導学校を運営しております。宮下裕至と申します。
よろしくお願いします。
スポーツ指導をされている方のために、いろいろ教えていらっしゃるということですか?
例えば、どんなことを教えていらっしゃるんでしょうか?
そうですね、我々の目指すところって、人間性も育つ、楽しい練習であったり、楽しいスポーツの現場であったりとか、そこでのびのびやって、かつそれが成績とか勝利につながっていくっていう、
そんなことあるのかなって言われるかもしれないんですけど、そういう指導を目指しているんですね。
どちらかというと、スポーツっていうと、めちゃくちゃ厳しくて、きつくて、根性でやっていくっていうイメージを持っている方もいらっしゃるのかなと思うんですが、実はそうじゃないよっていうところなんですかね。
厳密に言うと、嬉しいのも楽しくなっちゃうぐらい。
そういうことなんですね。
例えば、ちっちゃい頃、鬼ごっこで追いかけられてる人が、疲れてしまうんだけど、笑いながら逃げ回ってるみたいな。
そういう感じなんですね。
そういうイメージですかね。
なるほど。これ、なんでこういう指導方法をやろうかなっていう、何か思ったきっかけとかあるんですか?
僕もきっかけとしては、今こんなことやってますけども、やっぱり昔、昭和の時代だからというわけではないですかね。水は飲めないし、笑って歯を見せるなとか。
あと殴られたりとか、いろいろありました。
そういうことがやっぱり嫌だなと思っていましたし、自分の家族、子供だったりも同じような指導を受けて途中でクラブ活動やめてしまったりとか、いろんなことがあって、本当にそういう世界変えたいなと思っていて。
社会人になったら、ある企業に入ったんですけど、ここもやっぱりパワハラ対策ですよね。売上が上がるまで帰ってくるのみたいな。それで成果が上がるわけがないのに。威圧ですよね。
なるほど。
で、散々そういうのが嫌になって、自分で会社やろうと思って、親がやってた会社を受け継いで、スポーツクラブという体操教室を始めたんですけども。
もっといい世界かなと思ってきたら、これまで自分が経験してきたパワハラ以上のものがそこにあったという現状を目の当たりにして、
そういった対象者を反省ができなかった人に対しては、やめてくださいと。
どこまでやったんですけど、この一連の流れで、スポーツの指導をパワハラ的なブラックな環境じゃなくて、ホワイトに変えていくのが使命なんじゃないかと。
使命というよりも義務感を感じてきまして、絶対やらなきゃいけないっていう思いが過去30年40年の中で培われたんですね。
それで同じ思いを抱いている副代表の池上さんという方に会って、
それだったらホワイトで勝てる学校を作ろうと。
ということになったのが1年前です。
そうなんですね。やっぱりこれ、社会人の方も経験あるかもしれませんが、厳しく対応されて、
それでもう頑張って頑張って、今の仕事を地位を作っていったっていう。
そういう人もいるけど、スポーツの世界も厳しい指導を受けているというところが、結構まだ存在しているっていうことなんですね。
データは取ったわけじゃないんですけど、相当あると思います。
でも、宮下さんの考えとしてはそうじゃなくて、もっと先ほども最初におっしゃったような、楽しみながらでも結果が出ていく、そういったやり方があるんだよっていうことを、世の中に広めていきたいっていうことなんですかね。
そうですね。これ広めるのと同時に、仕事も一緒だと思ってるんですよ。組織運営ですとか、僕がいたサラリーマンの時代は売れるまで帰ってくるな。
売上見立つは許さない。こういう会社だったんですけど、いい仕事ができるわけがないんですよ。
脳みそ的に威圧を感じるんで、アイディアは出てこないし、想像力も発揮できないし、いい仕事が出てくるはずがないんですよ。
クラブ活動、スポーツも一緒で、こういう工夫してみようかなとか、こういうチャレンジしたらいけるかもしれないとか。
発想が出てこないんですよ。
確かにそうですね。威圧があったら、なかなかそこを挑戦しようという思いもならないかもしれないですね。
宮下さんのところでは、どんな感じの指導をスポーツやってる方に向けて指導してるのか、そのあたりもちょっと教えていただけますか。
楽しみながら結果を出す指導方法
一番大きなやり方の肝というか、できた後の世界を見せるということですね。
例えば、千葉県のチャンピオンになりたいとか、日本の代表になりたいとか、
小さい頃から飛び箱8段飛べるようになりたいとか、それじゃないですか。
ありますね。
それを方向こうやっていったらできるんだよ、絶対。
っていう可能性を見せてあげると、モチベーション上がってやりだすんですよね。
なるほど。
そのための練習がこれだと。
ということであれば納得してやるし、仕事も一緒ですよね。
売上が上がったら君たちの給料良くなって生活豊かになるって言えば、売上上げるでしょうけど、お前会社のために死ぬまで売上上げてこいって絶対やらないというか。
そこの自分自身のモチベーションの持っていき方がまず違うってことですね。
はい。
よくスポーツ現場でありがちなのが、怖い監督が入ってきて会場に、よしじゃあいつも通り腕立て100回からやれと。
何のためにやってるかみんな分かってないんですよね。
監督が怖いから100回やらないと怒られるからやってるっていう子が多いと思うんですよ。
それでは腕立ての効果が減りますし、続かないし、途中で挫折してしまうし。
そうですね。
イメージで言うと、ジグゾーパズル買うと完成図入ってますよね。
完成図見ないとなかなか最初はめられないですよね。
そうですよね。
その完成図を見せてあげるっていうイメージです。
そういうことです。だから最終的なゴールが自分自身でイメージできるので、ピースを当てはめるように、
このトレーニングやったらこうやって進んでいって、ここの世界到達するんじゃないかっていうのが自分自身で思って行動できるっていうことなんですね。
そうなんです。ワクワクしてピースをはめたくなっちゃうんですよ。
そういう感覚で指導されてらっしゃるんですね。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ宮下さんの志についても教えていただけるでしょうか。
スポーツ指導の将来の展望
志ですね。先ほど僕のこの仕事を始めた経緯をお話ししたんですけども、
日本中にそれを広めていきたいんですよ。
広めていきたいという気合だけでは広まらないので、どのくらい広めていきたいかっていうと、
だいたいスポーツの指導に携わる指導者と言われる方が120万から130万人くらいいるんじゃないかなと思うんです。
これはあるデータから計算していったんですけど、そのうちの過半数は我々のこういうメソッドを知ってもらい、
学んでいただき、現場で発揮できる人たちになってほしいっていうことが目標なんです。
ということは60万人くらいは最低でもこの10年間でこれを学んでいただきたいというのが展望というか目標ですよね。
そのためにも結構いろいろまず成果も出していっていかなきゃいけないっていうことですかね。
そう思います。
何これって言われてるうちはまだ広がらないんで、なんかすごい面白い、あれらしいよみたいなことの風を起こしていかなきゃいけないと思うんだよね。
そうですね。
これでやっぱり成績が上がっていくとか、成果が出るっていうことをやっぱり証明していかないといけないと思います。
これからは本当にいろんな人に知ってもらって、まずそういった取り組む人も増えていきながら、
その取り組んでいった人がどんどん成果を出していくような、そういったことを進めていくということですかね。
そうですね。
新しい時代の勝たせ方とでも言いましょうかね。
それって今までにないことだと思うんです。
最初は信じられないと思うんです。
先ほど言ったような夢を見せるだけでは勝てないんですよ。
そこに運動の技だけを教えるんじゃなくて、ベースを教えていくって言ったら原理原則だとか、
例えば力学とか生理学とか、あとは心理学とか、あとは動作分析とか、そういったことの原理原則があって初めて指導ができるんで、
なるほど。
そこをやっぱりやっていかないと運動が成り立たないよねっていう学院でもあるんですね。
結構指導者も勉強しながらそういったところも基本的なことを学んでいって、
指導に取り入れていくっていう、そういった学院なんですね。
そうです。
ぜひ今日のお話を聞いて、スポーツ特に指導されていらっしゃる方いらっしゃると思うので、
そういった方はホームページのURLをこのポッドキャストの説明欄に掲載させていただきますので、
ぜひそこからチェックして内容を確認いただきたいなと思います。
そして宮下さんはポッドキャストも発信されていらっしゃるんですよね。
そうですね。
まさにこの番組のタイトルがスポーツ指導ホワイト学院というポッドキャストをやっていらっしゃいますので、
そこでも結構いろいろなお話されていらっしゃるので、
チェックいただいて取り組みをされているのかというのを聞いていただきたいなと思います。
ぜひ聞いてください。
本日はスポーツ指導ホワイト学院代表の宮下雄一さんにお話を伺いました。
宮下さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
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