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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
前回に引き続き、仁賀木さんにインタビューをいたしました。
内容は、前回と全く違った展開です。
まずは、インタビューをお聞きください。
今回は、前回に引き続いて、IT研修講師の仁賀木ひろみさんにお話を伺いたいと思います。
仁賀木さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
今回は、もう一つやられている活動があるということで、ぜひそちらのお話もお伺いしたいのですが、どんな活動をされているのでしょうか。
今、あちこちで耳にする健康経営という言葉があると思うのですが、
こちらをいろいろな企業さんに知っていただく、取り組んでいただく、というための活動をしています。
よく耳にはするのですが、健康経営というのは、具体的にどういった内容なんでしょうか。
はい。健康経営という言葉だけ聞くと、なんとなく経営の健全化みたいに思われる方もいらっしゃるのですが、
言葉の通りで、経営戦略として、会社の中にいる人たちの健康度をアップするという取り組みのことを言っています。
じゃあ、まさに社員とかの健康を考えていきましょうということなんですかね。
そうですね。経営者も社員もみんな健康で活躍し続けられるようにするために、会社として取り組みましょう。これが健康経営ですね。
これ、企業としては何から取り組めばいいんでしょうかね。
いろいろなやり方があるとは思うんですが、まずは健康に対してみんなで良くしていこうという気持ちを持ってもらうことが大事なので、
経営者の方が、我が社は社員全員の健康を考える会社となりましたって言っていただくことが第一。
じゃあ、まず宣言するってことですね。やるぞって。
例えばそのために、じゃあ毎朝ラジオ体操しましょうも一つだし、あるいはお昼のお弁当を健康弁当を取れるようにするからみんなでそうやって食生活改善しましょうも一つだし。
なるほど。じゃあ、いろんな取り組み方ってあるってことなんですね。
そうです。さまざまにありますね。
じゃあ、新垣さんはそういった企業の方に、そういったやり方がありますよっていうようなご提案をされたりしてるんですかね。
そうですね。まずは健康経営ってどういうものなのかっていうのを知っていただくためにお伝えして、そして健康に対してどう考えたらいいかっていう情報を提供したり、
実際の取り組みのところではこんなプログラムありますよとか、あるいは利用できるコンテンツをご案内したりとか、取り組みに対してのサポートという全般的なサポートをさせていただいてます。
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これ、なぜこの健康経営を取り組んでいこうっていうふうに思われたんですかね。
私が最初にこの健康経営というところのお話を聞いたのはもう去年の初め、1年半以上前なんですけれども、
そのお話を聞いたときに、やっぱり私はITの業界だったんで、もともと同じ会社の中で結構鬱になってしまったりパニックになってしまったりで、活躍していた人がいきなり会社に来れなくなるとか、もう二度と復帰できなくなるとか、あるいは自殺をしてしまうようなケースとかっていうのもちょっと目の当たりにしたことがあって、
やっぱりお互いの健康をちゃんと考えられるような職場環境とか働き方っていうのは必要だよなって思ってたんですね。
そこでまず共感したっていうのが一つです。
それともう一つが、私の父、もう2年前に亡くなってるんですけれども、父が定年退職した後、亡くなったのが85歳になろうかということだったんですけど、
定年退職60でして、24年、25年近く全く仕事をせずに趣味の卓球でもうギリギリまで活動し続けてたんですね。
そうやって外と関わり、自分の好きなことができる生き方っていうのが、私すごくうらやましいし、そうなりたいなって思ってたんですよ。
でもそうすると定年退職した時に元気な体を持っていないと、まずそういう活動ができない。
そうですね。
元気な体もそうだけど、その時に趣味とか一緒にやる仲間とかそういうのがなかったら、そういう活動って一から始めるの難しいんじゃないかなと思うんですよね。
そうすると定年よりももっともっと前の段階から自分が元気で活躍するとか、あるいはワークライフバランスって言いますけど、自分の趣味とかプライベートな部分の充実みたいなこともできてないと難しいと思うんですよね。
まさにそれを健康経営はやりましょうって言ってるんです。
そうなんですね。
企業はまず宣言してこんなことができるよって。
で、社員のためをもってその取り組みを始めましょうっていうことなんですね。
そうですね。
でも結局取り組んだ結果、皆さん従業員が元気になると仕事のパフォーマンスも上がるし、あとモチベーションも上がるし、実は会社にとってすごく大きいのが定着率が上がる。
そうなんですね。
やっぱり辞めて、そこからまた採用となると企業は相当負担がありますよね。
そうなんですよ。今って人材不足、結構深刻な問題だと思うんですが、そこの定着率が上がるということは、つまり企業のイメージが良くなるから、実は採用にも効果が出るという、ものすごく企業にとっては嬉しい効果が期待できるんですね。
実際取り組んだ企業さんの中にはそういう成果が出ているところがたくさんあるんですけれども、だからそうしたとすれば、やらない手はないじゃないかと。
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知らない会社さんもたくさんなので、まず伝えるということ、そして伝えた暁には取り組んでいただけるようにサポートすること。すごく意義のあることかなと思っています。
やっぱり今のお話聞いていると、企業家にとっても働く社員にとってもすごくメリットの大きい取り組みなんですね。
そうですね。
やっぱり社員の方も本当に忙しすぎて趣味も持っていないようなところだと大変だと思うんですけど、そういった企業が考えていただけるとやっぱりやる気にもなったりとかモチベーションが上がって、そうするとやっぱり企業のお仕事の面でも業績というかモチベーションが上がっていくという感じですかね。
そうですね。要は企業の質が上がっていくという形になるので、当然利益にも反映されるという形になるという、実際に取り組んでいる企業さんのアンケートなんかでもそういう結果が出ているんですよね。
だとすると、すぐに売り上げが上がるような取り組みではないので、なかなか取り組むのが最初難しいかなと思うんですけど、長期的に考えるとメリットはすごく大きい感じがしますね。
かなり大きいですね。やっぱり3年5年という先を見たら、もうメリットしかないんじゃないのっていうふうに思うんですよね。
実際にはどういった企業さんとかが取り組んでいるとか、そういった傾向とかはあるんでしょうかね。
実はこの健康系って経済産業省の取り組みなので、健康系有料法人認定制度というのがあるんですね。
実は大企業と中小企業でその認定の基準が違うんですが、大企業側は結構必死で取得に対してやってるんです。
そういうのも企業のブランドイメージみたいになっててですね。やっぱり入り口とかにバーンとロゴが貼ってあったりとかするわけですよ。
就職活動する学生たちが見るのと見ないのとではどうですかというところで、しのぎを削っているんです。
中小企業はまだまだそこまで意識が向いていないので、まずは知っていただくというところからなんですけれども。
なので一社でも多く、まずは知っていただく企業さんを増やすというね、そういう段階かなと思います。
これニュアンスがどういった取り組みをして今広めている感じなんでしょうかね。
私が代理店契約をしている日本健康経営という会社があります。そこが全国的に私たちのような広めるチームをつくって展開しているんですけれども、
そちらの会社のサービスの中で企業さんのサポートのプログラムがあるんですね。健康経営を継続的に取り組んでいただけるために、私たちがサポートさせていただくということができますので、
例えば社員に対してのセミナーを展開したり、実際に経営者の方の今の健康についての課題を一緒に洗い出してみたりとか、それからコンテンツの提供といったところのサポートができますと。
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私はその中でも神奈川県の代理店としてやっていますので、チームをつくって仲間と一緒にやっています。
神奈川の企業の方で、ちょっと興味あるなという企業さんがいらっしゃったら、どういったところかお問い合わせするといいでしょうかね。
日本健康経営のホームページやYouTubeチャンネルもありますが、Facebook上では私たち神奈川健康経営ということで発信をしていますので、そちらの方でアクセスしていただくといいかと思います。
このポッドキャストの説明文にもFacebookとかYouTube、あとLINEもやられているということなので、LINE公式のURLも掲載させていただこうと思いますので、ぜひそこからチェックしてお問い合わせいただければなと思います。
本日はIT研修講師に広見さんに2回にわたってお話を伺いました。どうもありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
健康経営は聞いたことがありましたが、なかなか実践するのは大変かなという印象でした。
でも様々な取り組み方があるということもわかりました。
そして中長期的に考えると、企業にとってはメリットの大きい取り組みだなと感じました。
社員のため、企業のため、そして社会のためにもこれからもっと取り組みを進められていくんだなと思います。
興味ある方はFacebookやLINE公式アカウントから問い合わせしてみてください。
そしてKoei Labでは三垣さんのような志を持った経営者の方を募集しています。
ご支援をご希望される方はKoei Labホームページからお申し込みください。
あなたの志をインタビューいたします。
ではまた次回。