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2024-04-24 13:44

731.関美佳さん(子どもの自己肯定感向上キャンプ)

【「生きる価値なんて無い」という思いを世の中からなくす】

子どもたちの自己肯定感は、自分自身で考え、取り組み、挑戦する過程で育つということを強く感じました。冒険と挑戦は、子どもたちにとって非常に価値のある経験となり、その成長に深く寄与していることがわかりました。

冒険をしてみたい、新たな挑戦をしてみたいと思う方は、ぜひこの機会に参加をご検討ください♪

special thanks to 佐用雅央さん

【今回のゲスト】
子どもの自己肯定感向上キャンプ 関美佳(せき・みか)さん
Web: https://terakoyatsunagalin.wixsite.com/tunagalink
メルマガ: https://www.reservestock.jp/subscribe/253855

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声を、思いを、世界中に届ける。こえラボ、経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、子どもの自己肯定感向上キャンプの関美佳さんにお話を伺いたいと思います。関さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
はい、富山の方で、小学生を中心に野外教育研修を行っています関美佳と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。先ほど紹介させていただきました、この子どもの自己肯定感を向上させる、そういったキャンプを実施されていらっしゃるということなんですかね。
そうですね。いわゆるキャンプ、学校でいうと野外体験、自然体験合宿のイメージをしていただいた方が近いんですけれども。
ファミリーで行ってテント張ってバーベキューするというキャンプとは違って。
違うわけなんですね。
じゃあ、子どもたちが自分たちでやっていくっていう。
そうですね。
こういったキャンプをやっていこうと思った何かきっかけってあるんですか。
そうですね。私、子どもの頃からこういった野外キャンプっていうのを参加していて、参加者だったんですけれども。
そこが行ったら、自分がすごい開放された気分だったんです。
なんか、親や学校や地域の縛りを越えて、自分がすごい開放されて、誰にも怒られないし、いつもならダメ出し食らうところを褒められたりとかすることで、すごい居心地が良くて。
こんな居心地の良い場所にずっといたいって思ったのがきっかけです。
そうなんですね。
じゃあ、関さん自身がそういった体験を子どもの頃に結構されてきちゃったんですね。
じゃあ、これを大人になっても、授業としてもやっていこうと思われたわけですね。
そうです。
今はどんな感じで活動されてらっしゃるんですか。
そうですね。ずっと居心地の良い場所ってところを求め続けてずっとやってきているので、野外教育歴は30年なんですけれども。
今、体験が大事とかリアル体験が大事ってすごい言われるんですけれども。
こっちは体験をすることを目的にしているのではなくて、体験を通して子どもたちが自分で考えて自分で行動して、いろんな挑戦や冒険を積み重ねることで、壁を乗り越えていく。
うまくいくことなんて、初めてやることに対してうまくいくことなんて絶対ないと思うんですけど。
それが今やられている、巷でやられている体験とか一回やれば成功しちゃうみたいなのが多いんですけど、そういうのじゃなくて自分で切り開いていくっていうことをすごい大事にした活動の展開にしています。
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そうなんですね。ということは企画したりとか携わる大人とかの子どもたちへの携わり方っていうのがちょっと普通とは違う、難しいのかなって思ったんですけど、どんな感じなんですかね。
そうですね。うちは一切指示はしないんですよ。指示はしないし、やり方は教えないし、言ってみれば意地悪かもしれないんですけど、指示はしない、やり方は教えない。でも一方で、禁止はしないんですね。
なるほど。
ただ、その時と場合によるので、ちょっとこれは危ないからっていうときは、自分で気づくように、これをやめたほうがいいなっていうことを気づくように語りかけをしたりとか、主に私たちはスタッフは質問ばかりしてます。
そうなんですね。じゃあこれやったらダメとか、これをやりなさいっていうような指示とか、そういったことは一切なく。
一切なく。
質問を繰り返すことによって、自分たちが気づく。
そうですね。
なるほど。
ものすごい時間かかります。
なるほど。そこはもう時間をかけていきながら。
決まっていることといえば、お風呂の時間とかご飯の時間とか、ですけど、禁止事項は、じゃんけんと多数決です。
それで決めないっていうことなんですか、じゃんけんですか。
そうです、そうです、そうです。もう話し合って決める。みんなが笑顔でいること、笑顔で帰ることをお願いしますねっていうことだけお願いしてるので。
笑顔になるために、じゃあどうしたらいいとか、それだけお願いしとくと、喧嘩が始まったときにちょっと待ってって止めて、
今これみんな笑顔とかって言うと、笑顔じゃないって、じゃあ何が起こった、どうしたっていうのを聞いて、お互い納得するのはどういうことだろうねとかっていう、そういう展開をしています。
そうなんですね。今はあとどんな何か活動というか挑戦とかやってたりとかするんでしょうかね。
そうですね、森の挑戦とかももちろんそこが子どもにとっては一番なんですけど、その入り口として、例えば街コースで、公共交通機関を使ったオリエンテイリング、子どもだけのやつをやってみたりとか、
いわゆる初めてのお使いってあるじゃないですか、行っていいのかな、大テレビ番組であるじゃないですか。
あれの旅行版っていうか、小旅行版みたいなやつをやってたりとか、あと農業研修っていって、自分たちで作ったものをマルシェで売ってお金にして経費を払ってどれだけになるかなっていうのをやったりとか。
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そうなんですね。
それの最終形として、挑戦島っていうのが実はあって、沖縄で無人島脱出とサバイバルっていうのをやってます。
なんか楽しそうですね。
楽しいです。見てるほうも楽しいですけど。
そうなんです。これはじゃあ実際に無人島行って、そこから子どもたちが自分たちで考えて脱出するっていうことなんですか。
そうです、脱出します。
これじゃあ脱出する周りが海だから。
イカダを作って。
やっぱり渡っていかなきゃいけないわけですね。
そうですね、イカダを自分たちで作って、これもまた作り方とか教えないので、イカダを作る考え方だけ、例えば浮力とか、この辺の話だけはして、自分たちで考えて作ってねって。
材料はこんだけだけ用意してあるから、みたいな。
そうなんですね。
沖縄の無人島の竹が生えてないので、木も切り出せないので。
じゃあある程度材料があった上で、その中で自分たちで考えて渡っていくわけなんですね。
これはどうでした?今までやってみた感じ、子どもたちどんな反応でした?
去年やったんですけど、みんなもう文句も言わずにやってました。
そうなんですね、結構楽しみながらっていう感じですかね。
楽しみながら、自分たちがもうそれをやるっていう思いがあって来てるので、しかも沖縄でやったんですけど、沖縄のナハ空港集合なんですよ。自分たちで飛んでこなきゃいけないんですよ。
そこまで行くのも挑戦なんですね。
行くのも挑戦なんです。行くのも挑戦で行くのも冒険なので、みんなそういうことをやるっていうことをちゃんとわかって来てるので、次はこれやるぞ、これやるぞっていうので、前しか向いてなかったですね。
すごい、じゃあそれで自分たちでちゃんと仲間と一緒に調整しながら、誰がどれやろうっていうのも自分たちで全部決めていこうと。
そうですね、もう常連さんたちだったので、お互いの性格とかもよくわかっていて、結構あの子はこれを任せればいいとか、あの子にはこれを任せればいいっていうのが、なんかあうんの呼吸でうまいくらいに動いてました。
すごいですね。結果としてどうでした?ちゃんと皆さん脱出できたんですかね。
結果として、残念声だけじゃ見えないですけど、こうやって脱出はちゃんとして、脱出はできて、途中でイカダ崩れたんですけれども。
なかなかね、いろいろありますね。
だから参加者の半分ぐらいは降りて、泳ぎながら押していったみたいな形にはなったんですけど、でもみんなついたっていう感じで、満足、プラスリベンジするって、来年やりちゃんと乗って渡れるようにするっていう思いを持ってましたね。
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すごい体験ですね、それは。
すごいと思います。
この番組は経営者の志という番組なので、ぜひ関さんの志についても教えていただけるでしょうか。
はい。私はこういう活動を通して、世の中から生きる価値なんてないっていう言葉をなくしたいんですね。
私、もう一番嫌いな言葉が、どうせって言葉なんです。どうせできないとか、どうせダメだとか、どうせ僕が悪いとか。本当に嫌いで、どうせなんて言うぐらいだったら、自分でやれって思うんですね。
生きる価値も、自分が生きていく上で大切なものが生きる価値だと思っているので、そういうものを自分たちで見つけていって、自分はこれが正しい、自分はこれがしたい、そのためには仲間と力をつないでいくんだっていうのを体感をして落とし込んでいくということを、小さいうちからやっていってもらいたいという思いがあって、この活動、こういう活動をしています。
やっぱり小さい頃から積み重ねていくことによって、だんだんそういう力も備わってくるもんですかね。
そう思います。小さい頃にこういう経験がないと、大きくなっていきなり壁がドーンと前に来たら、乗り越え方とか考え方も知らなければ潰れるだけだと思うんですよね。
しかもその自己肯定感向上って言ってますけど、自己肯定感って生まれた時ってものすごいあると思うんですよ。それを何か知らないけど潰されていっちゃうんですよね。だから、もともとあるものをそのまま生かしていくっていうことをすごい大事にしてます。
それはやっぱり挑戦とか冒険することによって、ぶつかった時に発揮されるものだから、だからあえて挑戦とか冒険をさせてます。
今後は関さん、どんな感じで活動を広げていきたいとか、そういった思いはありますかね。
そうですね。今後はやっぱりその、朝鮮島の方はもちろん今年の夏もやりますし、あとはこういう考えを持った大人を増やしていきたいっていう思いもあって、あと教育者の方たちとか親とかはどうしても育て方とかを学ぼうとされるんですけれども、
育て方を生むよりもまずは、どういうふうに子どもたちを携わっていくかとか、そういうこの携わり方とかのお話とかもしていきたいなと思ってます。
やっぱりその親とか先生とか、そういった子どもと携わる立場の方がどういう関係性を作っていきたいのかっていうのがわかってくれば、子どもたちもやっぱり体験が変わってくるっていうところがあるんですね。
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そう思います。大人って教えよう教えようって思っちゃうんですよね。親だけじゃなくて。でも教えることよりももっと大事なことが実はあるんだよっていうことを伝えて気づいていってもらうということをしたいと思ってます。
今後はそういった親とか先生に向けたセミナーも開催されるっていうことですかね。
はい、そうです。
ぜひ今日のお話を聞いて、朝鮮島に行ってみたいとか、あとはそういったセミナーに参加してみたいという方がいらっしゃれば、このポッドキャストの説明欄にホームページのURLを掲載させていただきますので、ぜひそこからチェックしていただければなと思います。
そして、メルマガも発信されていらっしゃるということですが、こちらはどんな内容で発信されているんでしょうか。
メルマガは、日常の生活の中で親がぶち当たる、これどうしたらいいんだろうっていうのの、こうやったら乗り越えていけるよとか、こうやったらちょっと動くかもよっていうヒントをいろいろと書いて配信してます。
ぜひこちらも説明欄のところにリンクを貼っておきますので、よかったら登録いただけたらと思います。
今回は子どもの自己肯定感向上キャンプの関美香さんにお話を伺いました。関さん、どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
声を、思いを、世界中に届ける!声ラボ。
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