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2022-04-20 13:54

347.栗原正宗さん(株式会社共栄)

【棺を通じて大切な人を送る】

最後は燃やしてしまう棺ですが、その人のことを想って送ることができたら素敵ですね。
家族で棺の話ができるような、家庭づくりができたらいいなと感じました。

声から優しさが溢れてくる栗原さんのお話をぜひ聴いてみてください。

special thanks to 花水恵美さん

【今回のゲスト】
株式会社共栄 代表取締役 栗原正宗(くりはら・まさむね)さん
https://kyoei-casket.co.jp/
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声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、株式会社共栄代表取締役の栗原正宗さんにお話を伺いたいと思います。
栗原さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
株式会社共栄の代表取締役、栗原正宗です。
我々の会社は、亡くなった方が入られる看護犬、棺の製造販売をしている会社でございます。
私は、棺を作られている方とお話しするのは、実は初めてなんですけど、
どうしてこの棺を作ることをお仕事にしようと思って、栗原さん自身は思ってやられていらっしゃるんですか?
いや、もともとの入り口は、じいちゃんが会社を創業したんですよね。じいちゃんとばあちゃんが。
で、本当にそこの家に生まれたからっていうのは、すごくシンプルな答えで。
はい、じゃあもう代々というか、おじいさんの代からされていらっしゃるんですね。
はい、うちの祖父、そしてうちの父。
今、自分が棺でやられていらっしゃるんです。
これ、棺って、私もあんまりじっくりと見たことないんですけど、
栗原さんが作られているところは、他の棺とは違ったりとかするんでしょうか?
オーソドックスな、この会社も作っているような、テレビとかでよく皆さんが想像されているような棺っていうのももちろん、うちの方では作っているんですけど、
そうじゃなくて、いろんな材質のものや、形は四角なんだけど、ちょっと色が変わってたり、
材質も茶色から黒から白から、いろんな色のものが、赤とかピンクとかもありますんで。
そうなんですね。
で、布を巻いたものだとか、最近ではデニム、ジーンズを巻いたおきつぎがあったり、
それに北斎の富岳三十六景を印刷したものがあったりだとか。
結構、いろいろバリエーションを作られていらっしゃるんですね。
そうですね、バリエーションはかなり多いですね。
これ、どういった方がそういった棺を選ばれたりするんでしょうか?
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これ、僕らが販売するのは葬儀者さんなので、葬儀者さんの方から母主さんの方へお話をされて、
っていう流れで選んでいただけたり、
これはちょっと、私これが好きだからっていうふうな形で選ばれているような感じで。
そうなんですね。
栗原さん自身は、この棺にどういった意味を込められて、
そういうふうないろいろなことを作られているとかありますかね?
はい、棺って字が起変に寒っていう字のものと、
もう一つ起変に、カタカナの何寒無理って言うんですかね。
日差しという霊休写とかっていう字が中に入った字のこの2つが字があって、
霊休写で使われる時の休っていう字は、
仏様が棺に入った状態はこの字を使うんですよ。
そうなんですね。
この日差しっていう字が永遠に続いていくっていう意味で、
例えば僕らその姿形がなくなっても、
永遠に思い出や、その人への思いはずっと受け継がれていくっていう思いを、
この棺っていう字を使いたくて、棺は燃やすものなんだけれども、
その人への思いは永遠に続いていくよっていうことを訴えていきたいなと思って、
今日への商品開発のテーマはフェニックスっていう風にしてるんですよ。
フェニックスは不死鳥っていう意味で、
永遠に語り継がれていくっていうのをテーマにものづくりをしてます。
いろんな思いでおならくすぎ作られてると思うんですけど、
もしそういったエピソードとかあればご紹介いただきたいんですが。
棺って確かに何日かで燃やしてしまうものなんですけど、
最後、例えばなんですけど、僕はもしもこの家に生まれてなければ、
ずっとそう思ってたかなと思うところもあるんですけど、
もともと棺屋で僕は生まれて、棺に対する思いをいろいろ考えたり、
いろんな人からの話を聞いてた時に、やっぱり最後に送る、
自分では選べないもので、今の時代の流れだったら選べないですね。
自分の大切な人のために選ぶ、お父さんお母さんとか。
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その人への最後に送る、もしかしたらプレゼントなのかなとか思ったり、
そういうふうな思いで棺と向き合ってて。
そのうちの、例えばなんですけど、ばあちゃんが亡くなった時に、
棺でばあちゃんを送ったりしたんですけどね。
どれがいいかなとかいろいろ考えて、
おばあちゃんっぽいねっていう声が周りの方から、
棺を見た時にちょっとチラッと、ボソッと聞こえた時があって、
あの時にすごく伝わったんだなとか、なんか不思議な気持ちになったんですよ。
おばあちゃんらしいねとか、確かにいろんな棺を作ってるのって、
お母さんっぽいお棺、おばあちゃんっぽいお棺、おじいちゃんっぽいお棺っていうのは、
第三者の方から、産烈した方から聞こえた時はね、
やっぱりちょっと嬉しいというか、やり切った、やってあげれたんだみたいなのがあったりして、
そういう声が少しでも出してもらえるようにいろんな色とか、
花の種類を増やしたりだとか、
で、さっき使ったデニムとか、木をいろんな材料を使ってるっていうのは、
そもそものところを、その人らしさが何かかすったり、
ヒットすれば、その人らしさっていうのもこの棺で表現ができたりすると、
いいのかなぁとかっていう思いで。
やっぱりそこで、その雰囲気も産烈している人が感じていただければ、
そういった空間も、ちょっと雰囲気とかも和らぐというか、変わっていくっていうものもあるんでしょうかね。
だと思います。でもやっぱり、母親さんとか大切な人を亡くして、
やっぱり人生、すごく悲しい状態の時に周りの方からかけてもらえた声とかっていうのは、
やっぱり僕もすごく救われたことがたくさんありますし、
そういうふうなことの一助に棺が慣れたら、
いい、我々作ってる棺料理に尽きるなというか。
そうでしょうね。
そういう思いで作ってます。
なかなか棺って、普通のハーソルとあんまり選んでいるのかどうかっていうところも実はあって、
決まってるというか、あんまりそこまで考えてなかったっていうところが正直私自身はあるんですけど。
むちゃむちゃ今の話、クリティカルで僕が棺、寝ても覚めても棺をずっと考えてるから、
ある日、例えば友達とか入ってたら、何だったか覚えてないっていう声を結構聞く。
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そうですよね。わかる気がします。
そうなんですよ。そうなんだと思って、なるほどと思って、
でもこれをそういうお葬式の時に僕がこれを選んだとか。
選ぶというのは、一つの何か本で読んだんですけど、
満足感とか、こういうふうなのにもやっぱりなるらしいんですよね。
A or B で決断するとか。
そうですね。
だからそういった土俵にまず上がらなきゃいけないなというのが僕一つの。
そうですね。選択肢として上がってくるように決められたものというよりも、
この人のためにこれを選んであげようというふうに思うと、周りがそういうふうな気持ちになるとまたちょっと違う感じしますね。
そういうふうなことが質疑を通してできるというか、そういうふうなのもあってもいいのかなと思ったりは思ったりしてますね。
亡くなってからじゃないとやっぱり考えないことなんで。
そうですね。この番組は経営者の志という番組なので、ぜひ栗原さんの志についても教えていただけるでしょうか。
やっぱり僕は自分が今ここにいるのが、そういう方たちの流れで、ついでに今僕がここに、今この場にいたり、
そういうふうなのを考えた時に先人の方を送るという、この仕事に就けたっていうのは本当に僕は偶然だったんですけど、感謝っていうのを伝えながら、
質疑を通して、そういった人とのつながりが考えられるようなことができたらいいなという思いで、
会社のメンバーみんなと明るくいろんな無駄話をしながら、とにかく人と話しながら、
どんどんどんどんつながっていきたいなという思いで会社と向き合ったり、質疑と向き合っております。
本当に今日私初めてのそういったお仕事されている方のお話なので、すごくいろいろ勉強になりました。
他にも興味あるという方いらっしゃるかと思うので、栗原さんの株式会社の共栄さんの会社のホームページのURLを、
このポッドキャストの説明欄にも記載させていただこうと思いますので、ぜひ興味あるという方チェックいただければと思います。
すいません、どうもありがとうございます。
本当に素晴らしいお話ありがとうございました。
今日は株式会社共栄代表の西村役の栗原正宗さんにお話を伺いました。
本当にどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
13:54

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