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2022-04-22 12:43

348.倉本衣織さん(倉本商店)

【農業の魅力を広げたい】

農家のお宅に宿泊して、農業を体験できるサービスを展開されているそうです。
農業の魅力は成果が目に見えてわかり、労働しているのにストレス解消されるところとのことでした。

農業に興味あるなという方は、ぜひ連絡してみてください♪

special thanks to 伊藤修二郎さん

【今回のゲスト】
倉本商店 倉本衣織(くらもと・いおり)さん
https://familyinn.jp/kuramotosyoten/
Instagram:https://www.instagram.com/kuramotoshouten/

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ポッドキャストに興味ある方、登録してみてください。
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声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、倉本商店、倉本衣織さんにお話を伺いたいと思います。
倉本さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
はい、ありがとうございます。私は茨城県で農業をやっております。倉本衣織と申します。
株式会社、倉本商店ということで、今3代目社長が経営している地域の家業なんですけれども、
農産物の卸し業をやっています。
主に、農家さんたちが生産された農作物を家で買い付けてきて、商社だったりスーパーだったり、
加工工場に卸したりというのを中心に、仲介業をやっている家業でございます。
これ、いろんな野菜とかを取り扱っているということなんですか?
そうですね。特にうちは土の中のものが多くて、じゃがいも、人参、大根が中心です。
あとお米ですね。
そうなんですね。そういったところを農家さんからいろいろ買い付けて卸しているのが主なお仕事なんですね。
はい、お仕事です。
その中でも、倉本さんはどういったことを会社の中で担当されていらっしゃるんでしょうか?
はい、私はマーケティングディレクターという肩書きを自分で作ったんですけど、誰にも頼まれていないんですけど、
マーケティングディレクターとして情報発信をさせていただいています。
弊社はずっとB2Bというか、生産者さんたちにずっと向き合って地域に密着してやってきた事業だったんですけれども、
やはり農業をやっている私たちもコロナを機に少し打撃を受けたことがあったので、
やっぱり売り先をB2Bだけに絞っていくことはちょっと危ない、これからリスクが大きいんじゃないかなということを考えたので、
これから一般消費者向けの商品というのも考えていこうということで、私たちは今はその中で体験を打っていきたいなというので、
農業体験を中心にした農博の事業をやらせていただいています。
農家さんもコロナの影響を受けていらっしゃるんですね。
はい、ありました。本当にコロナ2020年3月頃に始まったと思うんですけど、最初は私たちもすごい農天機に暮らしてたんですよ。
ほんとやっぱり畑、ほとんど畑の作業だし、密になんてなることない。
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あまり関係ないかなというか。
そうなんです、そうなんです。むしろ人欲しいよね、ぐらいに言ってたんですけど、やっぱりうちが卸し先が、
業務用だったこともあって、その消費者さんのその先のお客さんが外食産業だったんですね。
それがあって皆さんレストランに行くことがすごく少なくなったので、やっぱり今までの売り先が機能しなくなっていたっていうのが大きな打撃につながりました。
そういうことなんですね。確かに飲食店はすごく影響を受けているので、そこに卸しているそういった業者さんにとってもやっぱり影響があって、さらには農家さんにも影響にまで及ぶっていう、やっぱりそういう風になっていったんですね。
そうでした。
じゃあそこから農博って、これをどういった事業になるのか、もうちょっと教えていただけますか。
私たちは今、田舎ホームステイというサービスとしてやらせていただいているんですけど、私たちは茨城で農業をやっているので、そこの農家のお家の一部屋をお貸しするので、一緒に生活してみませんかっていうサービスなんですけれども、
本当に期間は皆さん様々で、2週間、3週間、1ヶ月と様々なんですけれども、一緒に生活しながら、皆さんの生活の中にちょっとでいいので農業を入れてみませんかということで、やらせていただいています。
1日のスケジュールで言うと、例えば朝の作業、植物への水やり、作物への水やりだったりとか、草刈りだったりとかっていうのを朝1時間だけ一緒にやって、皆さんリモートワークをしながらいらっしゃる方が多いので、昼間の時間は皆さんお仕事をして、
夕方の畑にある作物、夏だったらトマトとかキュウリとかナスとかを収穫してきて、そのまま夕飯のメニューになるみたいな。
本当に何週間かの短期間であるけど、体験がそこでできてしまうっていうことなんですかね。
はい、おっしゃる通りです。本当にコロナを機にリモートワークで働く場所を選ばなくなったっていう方がすごく増えたので、そういう方が来て一緒に農業に体験してみたいっていう方が来てくださっています。
そうですよね、私なんかもそうなんですけど、妹でやってるので、別に場所関係ないといえば関係ないんですよね。
パネットがつながって、ミーティングさえできれば仕事は回っていくので、そういう意味だと、そういった田舎暮らしでいろいろ自然と体験しながら、お仕事は普通にやっていくっていうことも可能な今、世の中になってきてますよね。
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はい、まさにそうですね。岡田さんもぜひじゃあうちに。
倉元さんのところは、先ほどオロスっておっしゃってましたけど、そういった農業が体験できるようなところも持ってらっしゃるんですか?
そうですね、やり方としてはいくつかあるんですけど、うちも生産をやっているので、うちの畑で農業体験をやっていただくこともありますし、
うちが作物を買い付けている農家さんのところにみんなで訪問して、地域の農家さんの畑で農業体験をさせていただくということもあります。
じゃあいろんな農家さんのところに行けるので、1年を通して結構いろいろなことが体験できるんですかね。
はい、おっしゃる通りです。うちがハブになっていろんなところに派遣していくことができるので、うちで作ってない作物、トマトとかゴーヤーとかっていう作物にも体験していただける感じになっています。
すごいことを授業にされているんだなと思いますが、この番組がですね、経営者の志という番組ですので、ぜひ倉元さんの志も教えていただけるでしょうか。
はい、ありがとうございます。そうですね、志というと農業のことをお話ししたいなって思うんですが、私自身はもう本当に農家の家に生まれたので、農業というのがすごく身近な存在なんですね。
幼い頃から周りの大人たちを見渡せば畑で働く屈強な大人たちっていうイメージがすごくあるので、農家さんってすごいかっこいいなっていうイメージがとても強いんです。
ただ、私も上京して大学行った時とかに、農業ってダサくね?みたいな。汚れるじゃん、虫いるし。
そういう印象を持っている人もいるんだなということを知る機会があって、農家さんって職業ブランドとして全然かっこよくないんだってことを感じた時があったんですね。
そこのブランドのイメージがもしかして変わっていくと、今本当に農家だと後継者がいなく、高齢化がすごく進んでいって後継者が現れない。
その後継者が現れない理由には、やっぱり農家さんが儲からないっていう構造が影響しているのかなっていうことを感じている面もあるので、農家さんの生活が豊かになって、農業もかっこいい仕事だよねっていうイメージが定着していけば、
今農業が直面している後継者がいないっていう問題の解決にもつながっていくんじゃないかなと思って、私は体験っていうのを通して農家さんのかっこよさがもっと広まっていったらいいなと考えています。
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そうですね、やっぱり体験してまず知ってもらうところからっていうのはすごく大切ですね。
おっしゃる通りです。
やってみると本当に初めに持っていたイメージともしかしたら全然違うものかもしれないですね。
そうですね、皆さん体験された方もいろんな声を言ってくれていて、シンプルに作物が育っていく姿がかわいいっていう方もいるし、あとは達成感がすごくわかりやすいってことを言ってくれたりするんですね。
特に草刈りとかなんですけど、やっぱり夏は雑草だましって言葉すごいなと思いますけど、本当に3日後には元に戻っているぐらい。
雑草がそんなに生えてくるんですね。
そうなんですよ、本当に雑草ってすごく力強くて、なのでやっぱり何度も何度も草刈りを手が入れられるっていうことがすごく重要になってくるんですけど、
でも草刈りってやっぱり1時間草刈りの作業をして、自分の作業してきた後を振り返ってみると、すっきり綺麗になってるのが目に見えてわかるんですよね。
だから普段の仕事で会社で働いている中では、なんとなくこの仕事何のためにやってるんだろうっていうのがわからないままに忙しさに追われてやっている仕事とかもあるけど、
農業という仕事は結構自分の体を使って、ある種没頭して仕事をすることができるので、働いたのにストレス発散になったって言ってくれると思いますね。
なるほど、そうか。体も動かすし、見に来てその成果っていうのがわかるし、そうすると達成感が得られて、本当にすごいですね。
どういった方が参加されることが多いんでしょうかね。
はい、今は学生さんで本当に大学生でリモートで授業を受けてっていう方がいらっしゃったりとか、あとはフリーランスで働いている方とか、場所を選ばない方ですね。
あとリモートワークで本当にパソコン1台あればどこでもWi-Fiがあれば仕事できますっていう方が結構来てくれているので、デザイナーの子だったり、
あとは海外営業をしている子とかは時間あんまり関係なく、もともと時差があるような仕事と時間あんまり関係なかったりするので、
自分のスケジュールを自分で組みながら一緒にできる方が来てくださってます。
今日のお話を聞いて興味あるなという方がいらっしゃいましたら、このポッドキャストの説明欄にURLを掲載させていただいてますので、そこからチェックしてお申し込みいただいたり、
12:00
あとインスタグラムもやられてるということなので、インスタグラムのURLも合わせて掲載しておきますので、よかったらチェックしてダイレクトメッセージとか送っていただければ色々お話聞けるんじゃないかなと思いますので、チェックしてみていただければと思います。
本日は倉本商店の倉本いよりさんにお話を伺いました。倉本さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
12:43

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