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2024-07-05 13:06

753.高橋健さん(社内報制作)

【幸せに働く人を増やす】

社内報の意義について、とてもわかりやすく教えていただけました。社員数が増えると、コミュニケーションを取らないメンバーも増えてきます。そんなときに、社内報をきっかけに話ができると、より親近感を持つことができると感じました。

また、自分たちで社内報を作ることで、より愛社精神も育まれるのだと思いました。ぜひ、Webサイトもチェックしてみてください♪

special thanks to 尾亦めぐみさん

【今回のゲスト】
社内報制作 高橋健(たかはし・けん)さん
株式会社コミュニケーションズ・イン
https://communications-inn.co.jp/

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声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。
今回は、社内報制作の高橋健さんにお話を伺いたいと思います。
高橋さん、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いいたします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
社内報などの社内メディアを作っている会社をやっています。
高橋と申します。よろしくお願いいたします。
この社内報メディア、制作されているということは、
いつぐらいから取り組みに進められていらっしゃるんでしょうか。
そうですね。この会社を立ち上げて、今10年経ちまして、
その前も社内報を作る会社にずっと就職していたので、
働いていたので、そこで10年ぐらいしたので、
もう今、社内報を制作できるように20年。
そうなんですね。結構長いね。
そうですね。いつの間にか20年ですね。
これ、もともとやられていたきっかけとかはあるんですか。
私、もともとは普通の雑誌編集者をやっていて、
スカウトというか、そんな形で社内報制作会社に転職したんですけど、
すごい面白かったんですよ。社内報制作という仕事が。
こんなこと言っちゃうと、編集者の人から怒られるんですけど、
僕が編集者をやっている時、編集長さんのことしかあんまり見てなかったんですよね。
なるほど。
読者は考えているけど、編集長の方がちょっとウェイト大きかったんですよ。
そういう感じですね。
企画書の提示先は読者じゃなくて編集者みたいなところが、
社内報とか会社案内とか候補書を作るような会社って、
やっぱり思いがあって課題があって、それを何とかしたいという形でメディアを依頼する。
そこで私は自分の引き出しをフル活用で作るお手伝いをするというところが、
ダイレクトだったというか、直接のお客さんがすぐ隣にいる、読者が隣にいるみたいな感じで、
反応とか効果も目に見えてわかるようなところがあって、
例えば社内報を出したらその会社とすごく仲良くなったとか、やる気を出したみたいな話が出てくると、
あれ楽しいっていう気持ちがすごいフツフツと湧いて、
結果その仕事楽しいって気持ちになってから、いつのかもう20年経ったっていう感じになるんですけども。
これはやっぱり企業さんから依頼があるっていう感じですか?
そうですね。大体社内報をやる会社っていうのは、
社長が全員の会社の社員の名前を覚えられなくなるぐらいの規模になって、
例えば自分たちが頑張って努めてあげて、気づき上げている理念みたいなのがちょっと揺らぐというか、
少し薄まってくるみたいな時に、何とかしたいみたいな思いが生まれてきて、
じゃあどうしようっていう時に、例えばメディアを使おうみたいな発想から社内報っていう感じになるケースがほとんどですね。
そうなんですね。だとすると、会社のこともいろいろ調べたりとか、
そういったこともやりながら、社内報をどういうふうに作っていくかっていうことは検討されていくんですかね。
そうですね。だいたいお客さんそれぞれに課題みたいなものがあって、
理念の規約だとか、成功事例をもっと共有したいだとか、もっと仲良くしたいだとかっていうものとか、
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会社の縦割り社会をもうちょっと活動しよくしたいみたいな、明確な課題があって、
それをじゃあどうにかしようかっていうところで、いろんな企画で変化球を交えながら、
それを改善していくみたいな企画を立てて浸透していくような感じです。
持っていらっしゃる課題っていうのは、社内報をやることによって解決できたかどうかって、
わかりやすく現れてきたりとかするものなんでしょうかね。
想像してもらえるとちょっとわかると思うんですけど、差し一冊出したところでっていう部分はあるんです。
ところが、これって出さないより出した方がいいんですよ。
だからちょっとずつちょっとずつ階段を登るように、ゆっくりと右肩あかりで上げていくみたいなところがあって、
すごい速攻性があるかって言われたら、たぶんそんなことないですけど、
企業風土ってそもそもそんな簡単に醸成できないよねっていうところもあって、
だからそこはもう本当、一つの変わらないポリシーみたいなのを編集理念に掲げて、
それに沿って作っていくっていう、だから2年3年4年かけてちょっとずつ経過を出していくっていうような経過がありますけども、
ただ意外と効果があるのは、定着率アップだとか、新人さんをいかに楽しく紹介するかみたいな効果っていうのは結構速攻性があって、
例えば普通にネクタイを締めて、自己PRみたいな部署に並べた新入社員紹介は、
読んでくれるけどあんまり読んでくれないんですよ。
ところがプライベートのカットに乗っけて、自分で自分のキャッチフレーズなんかも考えさせたりして、
で、そのプライベートな逸話だとか趣味とかちゃんと載せると、
例えばフットサルやってますみたいな新入社員がいたらば、先輩社員でフットサルやってたら声かけたりする。
何が痛いかっていうと、新入社員が会社に溶け込む階段を1段か2段通せるんですよ。
企画のおかげで。こうなった時に、その新入社員紹介ってすごく効果があるんですよね、会社にとって。
要するに、変な定着率支援って話じゃないですけど、変な辞め方しなくなるんですよ、その社内法のおかげで。
そうですよね。
こういった部分でピンポイントである程度企画作って狙っていくってことは、かなり強くやってますね。
だからこれ、新入社員がそういうふうに辞めないような雰囲気になっていくと、会社としてはかなり大きなメリットになっていきますもんね。
今、定着率課題じゃない会社って多分ないと思うんですよ。
そうですね。
なので、すごく実は役に立ちますっていう部分はあります。
ありますね。これをもう20年活動続けられてるっていうことですけど、例えばこういった社内法をやって、こういうことがあったっていうような、
そういったもしエピソードもあれば教えていただきたいんですけど、何かありますかね。
今、社内法を作るっていう仕事の角度を少し変えていて。
なんでそのことをやってるかというと、実は今売り出してるのが定着率を支援するために、定着率をちゃんと向上させるために社内法を作るんじゃなくて、
作らせるっていう仕事をしてるんですね。
なるほど。自分たちで作れるようにしていくっていう。
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もちろんその社内法って一緒に作るんですけど、そこにじゃあ誰が作るんだって言ったら、
普通、広報部とか社長室とかっていう会社のことをすごく深く理解した人たちが私のお仕事相手なんですけど、
そこをあえて新卒とか、入社2、3年目の従業員の方にわざわざアサインしてもらって、
僕と一緒に作るっていう仕事を提案してるんです。
なるほど。これはどんな効果があったりとかしますかね。
これ長くやってて本当に気づいちゃったことなんですけど、
社内法を作る人って、製作担当の向こうの会社の僕のお客さんって、
99%言い過ぎかな、9割ぐらいは会社のこと大好きなんですよ。
誰よりも深いレベルで会社のことを理解していて、
企業理念のこともちゃんと自分の言葉で語れるような人で、
自分の会社の社会貢献性だとか、価値だとか、他者との差別化とか全部客観的にわかってる人。
だから当然そういう人と仕事すると、課題も明確だから話は早いんですけど、
これをあえて新卒とかにやらせようっていう仕事をしてるんです。
なるほど。そうするとやっぱり新卒とか2,3年目のことは、
自分で考えるようになるっていうことなんですかね。
一番大きなポイントは、普通新卒とか2年目やってることは、
ペンとしての仕事じゃないですか。
それが、いきなりメディアを作る。
外部に向けて発信するメディアを作るって、すごい資産が高くない。
高いんですよ。会社のことをすごく上から見て俯瞰して、
うちの会社ってどういうポイント、何がいいところなの。
例えば採用パンフレット作るみたいな時に、来年入ってくる自分の後輩に、
うちの会社の何伝えられるっていう部分を、客観的にそれをタスクとして考えるんですよ。
このタスクとして考えるって実は大きなポイントで、
研修の講師が自分の会社の企業理念のことをパーって言ったとしても、
入るけど、そんなに心には残んないんです。
これを後輩に伝えなきゃいけないっていうタスクが終わった瞬間、
まず自分がしっかり理解しなきゃいけないじゃないですか。
これがタスクになるんですよ。
タスクになった人って結構真面目にやるんですよ。
深く理解して、しかもそれを外部に向けて発信しようっていうところで、
言語化のフェーズもあったりして、
そういったことをあらゆる面でやらせるわけですよ。
企業理念って何なの?とか、会社の課題何なの?とか、
うちの会社の良いとこ何?負けてるとこ何?みたいなことをやらせたりすると、
一生懸命自分で考えて、いろんな人に話し聞いて、
さらにそれを発信できるまでものにするっていうフェーズがあって、
これってめちゃくちゃ役に立つんですよ。
なんかすごい研修のような感じもしてきますね。
実質、研修ですよね。
研修のような、そういう感じの過程があって、
結果、社内法2、3冊、社内作業パンフレットとかでもいいんですけど、
こういったものを作り終わるときに、
誰よりも自分の会社のことを好きで良くしようっていうマインドが育ってるっていうことが、
社内法できるんですよ、これ実は。
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すごい取り組みですね。
社内メディアを作らせるっていうのが、
作るんじゃないですよ、作らせるっていうのが今私のやってるサービスなんですよ。
そうなんですね。
このポッドキャストの番組、経営者の志という番組なので、
ぜひ高橋さんの志についても教えていただけるでしょうか。
志、そうですね。
うちの会社のP.O.理念っていうのは、
幸せに働く人を増やすっていうワードにしてるんですね。
これ、やっぱり自分なりの思いがあって、
すごく幸せに今僕は働けてるし、前の会社でも幸せに働けてたんですけど、
そうじゃない時期もある。
例えば、某出版社時代なんかは、
3鉄までは当たり前みたいな感じの仕事だったりして、
で、すごくやらされがんばったし、
ハードだったしっていうところで、
そういう状況で仕事をしてるとやっぱり幸せを感じない。
幸せを感じないとやっぱりやる気とか心身にも影響が出てくるし、
パフォーマンスも下がるし。
何より楽しくないんですよ。
これを、
人生の時間の中であんまり人に過ごしてほしくないよねって思える強くて、
みんな幸せになって、
そのギャップで社内法をやってる仕事をやってる時とかって、
すごい幸せで、
そのギャップがすごく自分の中に大きくて、
どっちを選びたい、どっちを選んでほしいって言った時に、
幸せに働かないと意味ないなっていう、
すごく強い感じとして残ったんですよ。
だからもううちの会社やる時に、
自分ができる仕事は社内法を作る仕事だってなった時に、
その社内法を通じて、
幸せに働く人を増やそうっていう。
志と言ってしまうと、
それに足りてるのかわかんないですけど、
僕の頑張ろうと思ってる動機づけはそこにあります。
これからはどんな感じで事業を展開していきたいとか、
将来的なビジョンとかありますか?
そうですね。
まず私、紙でもウェブでも何でもやるんですけど、
基本的に紙をしてるんですよ。
紙ってこのSDGsの時代に、
二酸化ダウンを減らそうって言ってる動きって、
逆行してるものなんですね。
でも、それでもちょっと紙にこだわりたいっていう思いがあって、
持ち運べるし、直接届くし、
スマホよりもやっぱり頭に入る。
読むことがハードな分、
脳みそに刻まれるんですよ、しっかり。
なので、ちょっと紙ってものに対してこだわって、
いわゆる社内法ですよね。
その仕事っていうのは逆境なのかもしれないですけど、
しっかり続けていきたいなと。
その中で、先ほど言った定着率支援なんかも合わせて、
幸せに働く人を増やしていきたいっていう部分。
自分の理念を実現するために、
頑張っていきたいなと思っています。
紙だと、私も最初新卒で入った会社の社内法、
実は何冊取ってたりするんですよね。
そういったこともあるので。
紙の良さっていうのもありますよね。
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紙の良さはあると思いますよ。
紙読んでると眠くなることってあるじゃないですか。
なんでかって言ったら、
紙読むほうが疲れるからなんですよ。
体と体力使うんですよ、心も。
その分、しっかり読んでも頭に入る。
スマホって読んだら逆に目が冴えるじゃないですか。
あれって楽だから読めちゃうから、
頭に入んないっていう、そういう偶然結果もあったりして。
何かを理解させたいと思ったら、やっぱり紙強いよっていう。
今ちょっと最後に言っときたいです。
ぜひ今日のお話を聞いて興味あるなという方がいらっしゃれば、
このポッドキャストの説明欄に
ホームページのURLを掲載させていただきますので、
ぜひそこからチェックしていただけたらなと思います。
よろしくお願いします。
今回は社内法政策の高橋健さんにお話を伺いました。
高橋さんどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
声を思いを世界中に届ける。
声ラボ。
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