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2019-04-15 15:39

090.大原健佑さん(業務改善チームビルダー)

【第一線で活躍している中小ものづくり企業を輝かせる】

製造業の経営者にとって耳寄りな情報です!
現場で起きている問題が、現場で自発的に解決できるようになったらすごいと想いませんか?

経営者が経営目標を立て、業務改善の旗振りをしているが現場が動かない。
現場は何をすればよいのか、どこから手を付けるとよいのかわからない。

中小の製造業は、そんな企業がほとんどだそうです。

大原さんは、現場に密着して、問題を洗い出して、整理する。
上がってきた問題が引き起こしている原因と、さらに上位概念の問題は何かを考えてもらい、課題を整理することにより、経営目標につながってきます。

そうすれば、現場としても会社の目標を達成するために、何を実行すればよいのか理解出来、腹落ちし、行動に移せるとのことでした。

こんな課題解決ができるチームができると、その企業はとても強いと感じました。
まさに、業務改善チームを作り上げているチームビルダーでした。

もっと詳しい内容をセミナーでお話されるとのことですので、製造業の経営者は、説明文にあるURLからアクセスして、ぜひ参加してみてください。

special thanks to : 野村昌平さん



【今回のゲスト】
業務改善チームビルダー 大原健佑(おおはら・けんすけ)さん
『“経営”と“現場”をつなぐ!業務改善を現場に任せる!ものづくり製造現場の業務改善チームをたった3ヶ月で作る秘訣!』
https://03auto.biz/clk/archives/tdrqcw.html

ポッドキャスト・コンシェルジュ こえラボ
https://koelab.co.jp/
00:06
経営者の志。こんにちは、こえラボの岡田です。製造業の経営者にとって耳よりな情報です。
現場で起きている問題が現場で解決できるようになったら、すごいと思いませんか?
今回は製造業の業務改善についてお話を伺いました。
それではインタビューをお聞きください。
今回は、業務改善チームビルダーの大原健佑さんにお話を伺いたいと思います。
大原さん、よろしくお願いします。
まずは、大原さんの業務改善チームビルダーについて、少しご紹介いただけますか?
もともと、私は製造業のペットボトルの開発をしていた技術者でした。
そこで、実際に製品開発をしながら、経営者にプレゼンテーションをしながら、
どんな次の新製品なのかという説明をしたり、割と経営者と話す機会も多くて、
一方で、自分も自ら試作をしたり、紹介したりしていることを10年間やってきました。
その10年間経ったとき、ちょっととある事情でベンチャーに転職しまして、
製造業のコンサルティングをやりたいと思って転職したんですけれども、
その中で感じたのは、製造の現場と経営者の認識のギャップが大きくあって、
経営者が一生懸命効率を上げたいですとか、利益確保したいですとか、
そういったことの旗を振っているんですが、現場はなかなか動かない。
現場は現場ですね、考えていないから動かないわけではなくて、
経営者の言っていることがなかなか自分たちのことのように捉えることが難しかったりとか、
イメージできなかったりとかっていうギャップがあるという中で、
私はその業務改善はやっぱり問題は現場にあって、解決するべきは現場の人たちだというふうに考えて、
その現場によってその業務改善をするようなチームを作って取り組んでいくのが、
やっぱり私のこれまでの開発してきた経験も踏まえていいだろうというふうに思って、
ぜひ現場の業務改善に協力できたらなというふうに思って、
そういったことをされているんですね。
やっぱりいろいろな製造現場って、経営者が考えていることと現場が考えていることって、
やっぱりギャップはあるんですかね。
経営者が目標を立てるとか、毎年年度ごとの目標とか立てるときの言葉自体は多分理解できると思うんですけれども、
じゃあ現場に落とすとどういうことなんだっていうと、そこがお互いを紐づかないっていうんですかね。
03:03
だから経営者が掲げている目標、確かにこれをやらなきゃいけないなというのは現場も思うんですけど、
じゃあ自分たちの行動にしてみると、何をすればそこが達成できるのかっていうのがイメージできてこないっていうことですね。
いろんな問題あるんですけど、どれもこれも確かに目標の達成にはなりそうなんだけど、じゃあどれからやればいいんだとか。
優先順位とかもそうですよね。
だから現場自身もやらなければいけないという問題意識も持っている。
経営者も目標があってこれに向けて進めたい。
でもお互いうまくコミュニケーションできずに進んでいかないという、そういった現場はやっぱり今多いんですかね。
私の知る限りですと大体そうと言っています。
それぐらいもよくありふれた光景ということなんですね。
そうですね。よく経営者の方たちから聞く言葉としてはですね、現場に言ってるんだけどなかなか動かないんだよとか、
あとは俺たちって本当は何したらいいんだろうとか、やっぱり現場の人が言ってるのは確かにそうなんだけど、どうしようとかっていう悩みをよく聞きますね。
現場からもそういった経営層に問題ですよというのが上がってくるので、問題があるなというのもわかるけど、じゃあどうすればいいのかというのがなかなかわからないということなんですね。
そうですね。現場の方たちもやっぱりその経営者の目線になりきれないところもどうしてもあるので、
体系的に説明できない、こう改善していったらいいんじゃないか、これに優先的に取り組んでいったらいいんじゃないかというようなまとまった提案がなかなかできない。
さらに現場でチームを作るっていうことは普段プロジェクトチームを作れってなったら作れるわけですけれども、そうじゃない場合は個別に行くので問題意識がですね、
経営者が上司の方が聞く問題って個別の問題バラバラに聞くぞという中で、なかなかまとまりのあった行動が現場でできないんで業務改善がすごく遅い、進まないっていうふうに見える。
そういうことなんですね。じゃあそういった現場とか経営者が考えている中で大原さんはどういうふうにアプローチしてそこを取り組み始めるんでしょうかね。
一番最初はもちろん経営者の方の話聞きますけれども、必ず現場に密着ぐらいの感じで寄り添いますね。
そうなんですね。やっぱり現場なんですね。
そうですね。問題が起きているのは現場です。何かのドラマじゃないですかね。現場で問題が起きているので、まずその問題というのを全部洗い出してですね、それを体系的に整理してあげないと現場はやっぱり納得しないですね。
ここにはいろいろ皆さん担当の現場の方は問題というのをいっぱい上げてこられるわけなんですね。それを数でいっぱい出してきて、じゃあこういう問題がありますというので上がってくる。それを整理していく必要があるということなんですか。
そうですね。やっぱり業務は必ずプロセスとしてつながっているので、担当1人の自分の業務の範囲だけで問題は完結しないんですね。なのでそういった業務のつながりということを全員チームのメンバーで把握してお互い理解してその上で問題を体系化して整理していくというプロセスを通らないとなかなかチームとしても動きにくいですし。
06:20
必ず現場の人に耳を傾けてみんなが腹落ちするまで時にはもうけんけんガクガクですね。それはお前の能力の問題だろうとかいう会話もあるわけですけど、そこを乗り越えたら必ず強いチームになるというところも体験してますから。
じゃあまずはそういった問題を取り上げていって、その次はどういうふうに整理をされていくんですかね。
問題を取り上げていくと必ずその出てきた言葉というのは個人のレベルを出ないんですよ。例えばですけど、物を運ぶ時に通路が狭いだったりとかそういう現場の問題ですね。
やろうと思った時にはそれが問題でちょっと効率が落ちたりするわけですよね。
あとは加工を始めたいんだけど材料が来てないとかですね。そういった問題が上がってくるんです。
その担当者にしてみればやろうと思ってもできないよという個人の問題があるわけですね。
なのでそこから広げるやり方としてはまず一旦現場に寄り添うためにですね。じゃあその原因って何なんでしょうっていうふうに深く一旦入ってもらいます。
その原因分析って現場の人は比較的慣れてるんで結構出てくるんですよ。
じゃあそこの原因は何なのかっていうのは挙げられるわけですね。
必ずメンバーがいればどこからから知恵が出てくるんですね。
そういった意味でもチームとされてるわけですね。
これ一人だと全然できないですよ。
自分の範囲はよく見えてるけどちょっと違うところでどう動いてるのかわからない場合があるんですね。
ほとんどわからないといっていい。
一回そうやった後にですね。
じゃあ一回ちょっと戻りましょうと。
最初に挙げていただいた問題がさらに引き起こしてる問題。
例えば先ほど通路が狭いって話しましたけど通路が狭いことによってどんな問題を引き起こしてるんですかっていうと。
これ結局時間がかかってると。
リードタイムに影響してしまってるとか。
脳筋に影響するとかっていうふうに上位概念の方に遡っていくっていうような頭の切り替えをしていただくとします。
そうすると大体最終的によく製造業で言われるのはQCDに集約されてくるんですね。
そこでQCDに集約された時の自分たちが言った言葉を見ると大体会社の方針だったりとか目標とか同じ言葉に結びついてくるんですよ。
そこで会社の方針と繋がってくるわけなんですね。
その時に初めてですね。本当だって。そうなんだって。
じゃあ会社がこの目標でやろうとかこういった品質でやろうとかって言った言葉で最初は結びつかなかったのがそうやって段々整理していってまとめていくと会社の目標と一致するようになってくるんですよね。
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ほぼほぼ一致しますね。
なるほど。
なので会社が言ってる目標とかって自分たちはこれとこれとこれを解決していけば会社の目標達成に近づけるんじゃないかっていうような腹落ちがある。
そうするとようやく行動に移しやすくなるんですね。
そうですね。現場の問題をこうやっていけば解決できてそれがいずれは会社の目標にも成果として繋がっていくっていうのが見えてきて腹落ちするわけなんですね。
チームが何人かいたとしてそのチームで全員が腹落ちするとってことはこれはじゃあお前のとこできるじゃんとかこれで俺やるよっていうようなぐらいの会話が出てくるんですよ。
そこまでできてくるようになるんですね。やっぱりそれは現場でやれって言っても難しいもんなんですね。
できないと思います。
だからそれを大原さんはじゃあどんな感じでリードされていってるんでしょうかね。
私は基本的には直接的に答えを教えることはしなくてですね。
私のものづくりをやってきた時の知識経験とかもあるので現場の人の問題にやっぱりまず共感できるということを強みにして共感しながら
じゃあ次こんな問題があったらこんなことありませんかって言ったらあるあるあるっていうような感じで引き出してあげていくと
だいたい現場の皆さんあとはどんどんどんどんできると。
盛り上がってくるわけですね。
私の場合は次に切り口を与えてあげるんですね。
例えばだいたいQCDって知ってますよねと。
ほらなってきませんかって言うと本当だってなってじゃあ3つにしてみようかっていうのを現場の方で勝手にやりだす。
じゃあそこのきっかけがやっぱり必要でそのきっかけを与えることによって現場の方はそれはつながることができるので
で理解して自分たちで整理できるようになっていく。
じゃあそのプロセスを学んでいくとまた次問題が起こった時も自分たちで今度はだんだんできるようになってくるっていうことですかね。
はいそうです。まさにその通りです。
じゃあそれをチーム改善をされているっていうことを取り組んでいるってことなんですね。
企業の現場の中にそういったチームがあると非常に強いって思いますよね。
常に改善できる企業といつも問題あるけどどうやっていいのかっていうここに解決していくにはやってるかもしれないですけど
組織的にできてないとなかなか改善のスピードが上がらないというのは目に見えてわかる気がしますね。
確かにすごく製造現場で必要なことだなと思いました。
この番組は経営者の志という番組なんですが大原さん自身がこの業務を取り組んでいく上で大切にされているってことはどういうことでしょうか。
一番私が力になりたいと思っているお客さんは中小企業比較的小さい会社のものづくりの現場のお客様を助けたいと思っていて
私はその製造業ペットボトルの開発をしていたと言いましたけれどもその時には大企業にいたので
12:03
どちらかというと中小の企業を叩く側にいたんですけども
やっぱり自分も転職して小さいベンチャーに行った時に
大企業からのそういう下請けの人たちがどういうふうに苦しんでいるのかっていう現場を目の当たりにしましてですね。
とはいえ大企業に提供している技術自体は中小の現場が持っているのでそこがなくなると大企業も立ち行かなくなるわけですよ。
本当に日本の第一線を支える産業の現場が光り輝く社会を令和の時代を作っていきたいと。
新しい時代になっていきますね。
まさにそういった第一線で活躍している中小企業が輝くことがこれからの時代を作っていくということなんですね。
そのあたりをまさにやられているということなんですね。
今日いろいろなお話を聞かせていただいたんですが
大原さんのこういったチームビルディングの話をもっと聞きたいという方は何かどういったところからアクセスすればよろしいでしょうかね。
今度5月14日に川崎駅の近くで会場でセミナーを開くことになって
これはどんなセミナーなんでしょうか。
まさに今お話ししたチームを作っていくためには具体的にどんなことをしたらいいのかということを
私がこれまでずっとやってきたノウハウを提供して皆さんも役に立てていただきたいと。
その時にチームのリーダーの方ではなく経営者の方が自分の会社の中でチームを作るにはどうしたらいいのかということを学んでいただければいいかなと。
経営者の方にもぜひ聴いていただきたいような製造業の経営者の方に聞いていただきたいようなセミナーになっているということなんですね。
このポッドキャストの説明文にもそのご案内のURLを掲載させていただきますので
ぜひそこからチェックしてアクセスしていただければと思います。
本日は業務改善チームビルダーの大原健介さんにお話を伺いました。
大原さんどうもありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
経営者が経営目標を立て、業務改善の旗振りをしているが現場が動かない。
現場は何をすればよいのか、どこから手をつけているというのかわからない。
そんな製造業がほとんどだそうです。
現場に滅茶苦して問題を洗い出して整理する。
上がってきた問題が引き起こしている原因は何なのかを考えてもらい
課題を整理することにより経営目標につながっていきます。
そうすれば現場としても会社の目標を達成するために
何を実行すればよいのかが理解でき、腹落ちし、行動に移せるとのことでした。
こんな課題区解決ができるチームができると、その企業はとても強いなと感じました。
15:04
まさに業務改善チームを作り上げているチームビレナーでした。
もっと詳しい内容をセミナーでお話しされているとのことですので、
製造業の経営者は説明文にあるURLからアクセスしてぜひ参加してみてください。
あなたの思いを声で届けてみてはいかがでしょうか。
ではまた次回。
15:39

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