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声を思いを世界中に届けるこえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの加田です。
前回に引き続き、小山さんと荒川さんにお話を伺いました。
優しい声からお二人の人柄が伝わってくる温かいお話でした。
まずはインタビューをお聞きください。
今回は前回に引き続いて、特例認定NPO法人Gift)
理事長の小山真由美さんと副理事長荒川隆太朗さんにお話を伺いたいと思います。
小山さん、荒川さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回、NPO法人のこととかGiftさんのこともお伺いしたいのですが、
今回ですね、まずこの番組の趣旨である経営者の志という意味で
志についてお伺いしたいなと思うんですが、
小山さん、どうしてこういったGiftということをやって、
どういう思いでやっているのか、そのあたりもご紹介いただけるでしょうか。
私自身、このNPO法人Giftに関わりたいなというふうに思ったのは、
寄付の力の素晴らしさというんですか、
一人一人、特に募金箱による寄付の場合、
一人一人のできることはそんなに大きくないんですけれども、
集まることで大きな力になっていく。
その思いがしっかり届くだけじゃなくて、
私たちとして、このGiftの募金箱のすごいところが、
すごいって自分で言うのも変なんですけど、
寄付をしてどうなったのかっていうのをお知らせするんですね。
そうすることで、寄付をした人がお店にこういうふうに寄付が使われて、
例えば病気の子どもが手術ができましたっていうことが、
寄付をした人に届くことで喜びを共に分かち合える、
自分ごとのように喜んでくださるお店の方であったりとか、
お店のお客さんだったりに出会ったときに、
本当にそういう思いがつながって、
本当に喜びが広がっていて、
そんな社会をつくっていきたいなと思って活動を続けています。
寄付するときに寄付する側を思うので、
これってどういうふうに使われてるんだろうとか、
どういうふうになったんだろうっていうところが、
なかなかちょっと分かりづらいとなると寄付もどうしようかなって思うんですが、
そのあたりの透明性とか、ちゃんと使っている報告とかがしっかりするというところが、
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すごく力を入れられているというところがあるんですかね。
そうですね。本当に寄付をしてくださった人とのコミュニケーション、
寄付先と寄付をしてくださった人とのコミュニケーションを
より円滑にすることで、お互いの思いが通じ合う、
そんな社会になったらいいなっていうところが思いとしてはあります。
その喜びを共感できるような場を作られているということですかね。
そうですね。
これからですけど、このGIFTさんはこんなことをやっていきたいとか、
将来的にこういうふうにしていきたいとか、
そういった思いの部分はありますかね。
そうですね。やっぱりこれから、どうしても今コロナなどもあったりとか、
将来に希望が持てない人たちが多くなっているような気がしていて、
だけど、頑張ってやるんじゃなくて、
お互いが少しの余剰であったりとか、それを分かち合えたりとか、
お互いが自然に助け合えるような社会ができていくというところで、
本当に楽しいだけじゃなくて豊かな、豊かさと楽しさが共存し合えるような、
そういうコミュニティが広がっていくことがすごく大事だと思っていて、
そのためにはNPOの力がすごく大事だと思っているので、
いろんなNPOの方々と協力し合いながら、
そういう社会を作っていけたらいいなと思っています。
荒川さんもこれまでいろいろ経験かなりあると思うんですが、
こういった活動をしていて、こういったところが良かったとかって、
そういった事例とかありますかね。
そうですね。昨年末に僕らが支援した団体さんで、
初めて寄付のキャンペーンをやりきった団体さんが出てきたんですね。
それはその団体さんと関わり始めて1年ぐらい会見の相談という基本的なところからやらせていただいて、
そういった形で、最終的に僕らが期待するような形で寄付キャンペーンをしてくれて、
その団体さんが言ってたことで印象的になったのは、寄付者とのコミュニケーションで、
本当に自分たちがつかめてるんだなと。
つまり信頼っていうものをちゃんといただきながら活動してるんだなという話をしていて、
彼が言ってたのは、例えば北海道から、
自分は昔どうしようもない奴だったけど、
こういうふうに大人になって仕事をする中で少しお金が払えるから出すよってことだったりとか、
あとは学生さんで全然払えないんですけど毎月500円なら払えるからって言って、
団体のために払ってくれると。
寄付キャンペーンっていうのを通じて、人と人が心を通い合わせていくプロセスっていうのがあるんですよね。
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僕らとしては、あと5年の中で全国に広げていきたいと思ってまして、
エクラボというプログラムはオンラインのプログラムになってますので、
全国のNPOさんとつながっていく中で、僕らが関与した団体さんがキャンペーンをしっかり打って、
全国で僕らが関わった団体さんと心が通うような寄付キャンペーンというのに、
皆さんに出会っていただけるような形で作っていきたいと思ってるんですけど、
それは結構危機感を持っていて、
2030年にSDGsで持続化の社会に行くって言ったときに、
僕たちはこのままだと厳しいっていうのが正直な見解です。
それはもちろんいろんな理由があると思ってるんですけれども、
中でも僕らとしてはNPOっていうのが取り残された課題、置き去りにされた課題っていうところに取り組んでると思ってるんですが、
SDGsの理念である誰一人取り残さないっていうところを達成していくにあたって、
NPOの着眼点を無視して、そのいった目標を達成するのは難しいんじゃないかと。
ただ一方でNPO自身がそういった着眼点をしっかり企業だったり行政にシェアして、
社会を変えていくとこまでいけてるかっていうと、なかなか難しい現状があるというふうに考えているので、
僕たち5年間の間で自分たちとしてできる範囲で、
当然団体さんに成長していただいて、
企業の方と対等にパートナーシップを組みながら社会を変えていけるような、
本当にNPO経営者を育てていく必要があるなっていうのが、
自分たちの危機感として思ってますので、
この5年間で本当に全国に僕らの輪が広げられたらいいなというふうに考えてますね。
なんかこういったNPOを増やしていきたい、
そういった思いとかはあるんですかね。
そうですね。まさに今お話ししたように、
本当にまだ種というか芽が出始めたという程度でしかないんですけども、
NPO運営者自身が寄付者っていうのを単なる資源の提供者とか資金提供者というふうに捉えるんじゃなくて、
一緒に社会を改善しながらという認識を持って伝えていく団体がもっと増えていったらいいなというふうに思ってます。
もちろん実際、寄付を効果的に集めている団体さんは、
そういう寄付者とのコミュニケーションを丁寧に行っておられたりしますし、
電話でもフォローアップだったりとか、
マンスリーの月額の方に対しては手紙を送ったりしてたりするので、
そういった寄付のコミュニケーションを大事にしながらでも、
しっかりと活動にコミュニケーションしていただけるような寄付者の方を増やしていくっていうのが、
僕らの想像する段階とは違っています。
なるほど。小山さん、先ほど荒川さんの方からSDGsの話も出ましたけど、
メルマガでもそういったことも発信されていましたよね。
今後はそういったところも力を入れていく予定なんでしょうか。
そうですね。SDGs、日本だけじゃなくて、世界的な目標でもあって、
なかなかどういうふうに取り組んでいったらいいのかわからなかったりとか、
自分ごとになっていない人も多いように感じていて、
そんな中で、私たちがSDGsっていう、誰一人取り残さないっていうところを
しっかり実現していくために、いろんな形で発信をしていけたらいいなというふうに思っていて、
毎週発信しているメルマガでは、
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今、SDGsとNPOの関わりなどについて発信をしています。
ぜひ、今日のお話を聞いて、ちょっと興味あるNPO法人とか、
そういったことをもうちょっと知りたいなという方は、
このメルマガに登録いただくと、いろいろな情報が得られるでしょうかね。
そうですね。メルマガ、ぜひ登録していただいて、
毎週読んでいただけると、SDGsであったりとか、社会貢献、
企業がどうやってCSR活動に取り組んでいくのかとか、
一般の市民の人たちが自分たちができる範囲でSDGsに取り組んでいくとか、
そういういろんなヒントになるようなことであったりとか、
あとは社会課題、いろんな社会課題を解決しているNPOさんを紹介しながら、
SDGsについて学んでいっていただけたらいいなというふうに思っています。
はい。ぜひ今日のお話を聞いて、ちょっと気になるなという方は、
ぜひメルマガに登録して情報を得ていただければと思います。
このポッドキャストの説明文にもURLを記載させていただきますので、
ぜひそこからチェックして登録いただければと思います。
はい。前回、今回にわたり2回にわたってお話を伺いました、
特例認定NPO法人ギフト、理事長の小山真由美さんと、
理事長の柳川龍太郎さんでした。どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。
NPO法人としての活動は、私が想像していたより幅広いものでした。
そして、しっかりと法人として役割を果たすためには、
財務面や運営面、広報など経営能力も必要なんだなと感じました。
企業として、個人として、NPO法人に支援をしたいと考えている方は、
ぜひギフトさんのメルマガをチェックしてみてください。
今回の小山さん、荒川さんの志から、あなたは何を受け取ったでしょうか。
次回のインタビューも楽しみにしてください。