00:04
高見知英
SIDE BEACH CITYの今をご紹介するSBCast Ch2。 今回は、高見と山口がお送りいたします。
今回はですね、前回に引き続きまして、NPOとは何なのか、というものについて、 追加のお話をちょっとしていければいいかなというふうに思います。
引き続きどうぞよろしくお願いいたします。
山口良介
はい、よろしくお願いします。
高見知英
それでは今回、ぜひお話を伺えればと思います。
山口良介
はい、そうですね。前回の続きということなんで、 前回説明がしきれなかった部分をもうちょっとお話したいなということで、
特定非営利活動法人、非営利活動を特定するという話をしたと思うんですが、 SIDE BEACH CITYは3つの非営利活動を特定しておりまして、
1つが情報技術支援、1つが中間支援、1つが地域活動支援という、 この3つに私どもは絞っています。
非営利活動の事業は、要はこの3つのどれかを軸にやっていくということなんですが、 ただ実際の活動は非常にこれ3つがクロスしているようなことになっております。
密接にかかってるんでしょうがないんですけれども、 ただここから外れるような事業をした場合は、
要はそれは非営利事業じゃないよねっていうことで、 そもそもやっていいのかっていうことも含めて、
またその活動を特定非営利活動以外の活動をどんどんどんどんやっていくと、 特定非営利活動がおざなりになるんじゃないかっていうふうなお叱りを受けることも考えられるんですね。
NPO法人と言いつつも、やってることは民間企業と変わらないんじゃないかみたいなところが非常に重要で、
その特定した非営利活動に関する事業を中心にやりなさいね、 というふうなことになっていますね。
高見知英
ありがとうございます。
やっぱりそういうような活動、いろんな活動をやってるうちに、
ものによっては本当に、これが非営利活動なの?っていうようなNPO法人もありますもんね。
山口良介
そうですね。もちろんその団体の定義にもよるんですけれども、
たとえばSIDE BEACH CITY.って、IT得意なんだからホームページ作れますよね、みたいな話をすごくよく聞くんですけど、
ホームページを作るっていうのは、ある意味民間企業でもできるし、誰でもっていうか、それが特別に非営利なのかっていうと難しいと思うんですよ。
なので私どもがやることって、ホームページができるような技術を教えたり、
03:04
山口良介
こんな簡単なことでホームページで作れるんですよ、みたいな支援っていうような意味でやることがほとんどですね。
なのでそういうところも誤解を招くというか、
かっこいいホームページを作ってくださいって言ったら、民間企業に頼んでくださいって言うふうに断りするって言うとあれですけども、
それが民間企業の役割ですよね。私どもはNPO法人なんで。そういう感覚がありますね。
高見知英
なんかお腹が空いてるっていう人に、魚をあげるか魚の釣り方を教えるかみたいな感じですね。
山口良介
そうですね。それが結局、私どもが言う中間支援につながるんですよね。
結局団体が自分たちのホームページを作れるようになったほうが絶対にいいと思うんで、
そのための支援をするっていうのが、NPOとして中間支援でなおかつ情報技術支援というところにはまってくるのかなと。
高見知英
そうですね。
特にここ最近のインターネットのツールって、自分たちだけが使えればいいっていうものではなくて、
周りの人が使えて初めて効果を発揮するっていうものがすごく多いので、
そういうときに自分たちSIDE BEACH CITY.だけが使えれば世の中が変えられるのかっていうとそんなことは全然ないので、
そのために他の人にも教えて使ってもらわなきゃっていうようなことは結構ありますもんね。
山口良介
あとNPOで、また誤解というか難しいところでもあるんですけども、
完全ボランタリー、さっき前編ではボランティアっていう言葉を出しましたけど、
ボランティアと民間企業の間を縫うような活動っていうのも、最近ちょっと僕NPOで重要だなと思っていることなんですね。
要はボランティアでいろんな街の活動をしてる人はもちろんたくさんいるんですけど、
それをもう少しちゃんと事業として、ある程度最低限赤字にならないような形でしていく。
ただし過剰に儲けるようなものは民間企業です。
利益を追求するような企業はもちろんそれをやればいいかなというふうに思うんですけど、
その中間ですよね。個人個人でボランティア、街のちっちゃな団体では片付けられないような、ちょっと大きな問題。
だけど民間とか行政に頼んでもそんなに大きく動くものでもない。
痒いところに手が届くみたいな。
困りごとだとか課題っていうのも規模ですよね。
その規模が、なんとなく程よい形でNPOが入り込める隙間っていうのがすごくあってですね。
高見知英
そこがまさにNPOの活躍するとこだったり、引き受けるべき事業みたいなところかなというふうに思いますね。
06:09
高見知英
特にここ最近になって活動の幅、生活の幅って多様化しているので、
その中で比較的珍しい方の活動をしている人、比較的珍しい方の趣味思考を持っている人って、
山口良介
なかなか暮らしづらかったり、やりづらいこととかってあったりすると思うので、
高見知英
そういうときに支援ができる。そういうときに関われるっていうような仕事の仕方と言いますか、
そういう場所が必要になってくるのかなっていうのは、とても多くなってきたかなと思いますね。
山口良介
そうですね。さっきホームページの例を出しましたけども、まさにわかりやすいかどうかわかんないんですけど、
例えばホームページを自分で作れる人もいると思うんですね。
それが町のボランティアみたいな形で、例えば自治会のホームページを自分で作れるから作っておきますよみたいな人がいたとしても、
結局その人が辞めちゃったらそのホームページ誰もわかんないみたいな状態が、いわゆる町のボランティアだったりして、
じゃあ立派なホームページでお金出して管理も全部やってくれるようなとこはないのかって言ったら、
それは民間企業がやればいい。お金をもらってやればいいということで、さっき言うのはまさにその中間ですよね。
担当者がいなくなっても、なおかつ自分たちでホームページを簡単に更新できるような仕組みを、
例えば私たちが紹介したり、それができるように支援したりっていうのがNPOっぽい活動なのかなっていうのが最近ちょっとその隙間というか中間ですよね。
高見知英
そうですね。以前企業の方とお話をしてて思ったのは、
NPOはお客さんに賢くなって、いつか自分たちの支援がなくても大丈夫だよって思えるところまでいくのかゴールって思ったところがあるので、
やっぱりまさにそういうところですかね。
山口良介
そうです。まさにそんな感じですね。
高見知英
ありがとうございます。
なんかこの2回でNPOというものがよりわかるようになったという方も多いんじゃないかなと思いますので、
もしご読みが終わりましたら、こういうNPOの活動とかSIDE BEACH CITY.とかに関わっていただければいいなと思いますね。
ありがとうございます。
またその他ここがわかんないなというようなことがありましたら、
本当にこちらの配信してるサイトのコメント欄とかにぜひぜひ書き込んでいただければいいかなと思いますので、
ぜひぜひいろいろと関わっていければと思います。
山口良介
よろしくお願いします。
高見知英
はい、ありがとうございます。
それでは今回はこんな感じで終わりにしていきたいと思います。
09:01
高見知英
山口さんどうもありがとうございます。
山口良介
ありがとうございました。
高見知英
はい。