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声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志。
こんにちは。こえラボの岡田です。
今回は、障害者雇用トータルアドバイザーの木下文彦さんにお話を伺いたいと思います。
木下さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
例えばご紹介いただいたように、障害者雇用トータルアドバイザーとして活動しております木下文彦と申します。
この4月に会社を立ち上げまして、ラグランジュサポート株式会社という会社を作って、今後事業を展開していくということで考えております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
この障害者雇用のトータルアドバイザーとしては、具体的にはどんなアドバイスをしていただけるような内容なんでしょうかね。
主にですね、中小企業に対して障害者雇用全般のですね、コンサルティングを行おうというふうに思っています。
具体的には、中小企業の方がですね、障害者を新たに雇用するとか、今1人いるんだけどもう1人とか2人雇用したいというような企業さんに向けてですね、
どういう方針で障害者雇用を進めましょうかとか、あと障害者の方が担当される業務をどうやって作り出していきましょうかとか、
あと採用ですね、どういう人材を採用しましょうかとか、あと採用した後はですね、それだけで終わりではないので、
その方に職場に定着していただかないといけないので、定期的な面談をするとかですね、そこをもう私がさせていただいてとかですね、
あと教育研修とかいろいろあると思うんですね。そういう障害者雇用に関する全般とですね、あとはその障害者を雇用するにあたって、
その会社の人事制度みたいな、就業規則をちょっと変えなきゃいけないとかいうことがあればですね、そういうことのアドバイスもしていきたいというふうに考えています。
なるほど、これやっぱり大企業であればそういった担当の方もいらっしゃるかもしれないんですけど、なかなか中小企業だとやろうと思ってもできない現実っていうのは多いんでしょうかね。
そうですね、中小企業の場合はですね、人事の方が人事だけやってるってこともないですね。
人事とか総務とか経理を兼任されてらっしゃる。そこに新たに障害者雇用をやってくださいと言って、いや単純にこれ業務増えちゃうんだけど無理なんだけどと。
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法律で雇わなきゃいけないのはわかってるんだけど、そこまで手回らないよね、現実的にはってそういうことがあると思います。
やっぱりあれですか、大企業に比べて中小企業の方が雇用率っていうのは現実としてはまだ低いっていうことなんですかね。
そうですね、中小企業の障害者雇用が進まないので、日本全体としても現在法定雇用率2.3%ですけれども、昨年の6月時点で2.25%、0.05%ですね、足りないんですよね。
だからやはり中小企業もさらに障害者を雇用していくっていうことが必要かなというふうに考えています。
そうですね、木下さんはこういった経験があって、今は自分で事業されていらっしゃるんですか。
はい、3月まで勤めていましたんで、そこで私は人事部の障害者雇用部門の責任者としてですね、実際の実務をしておりました。
ただそれ以前はですね、ずっと営業とか、人事は関係ないことをずっとやってたんですけどね。
じゃあそういった突然役割として与えられて、一から学んでいかれて、ご自身で経験を持っていってということなんですね。
そうですね、はい。ですので、特に私も障害者雇用部門に行くまで、障害とか障害者、障害者の方とお話ししたこともなかったんですよね。
なので特に中小企業の方もそういう方がほとんどだと思いますので、そういう方の気持ちもわかるんですね。
頭では色々考えてわかってるんだけど、実際どうすればいいんだっけっていうところの戸惑いって言いますかね。
そういうところもあると思いますので、そういうご担当の方のお気持ちにもちょっと寄り添ってというか、立場に立ってアドバイスをしていきたいというふうに考えています。
そうでしょうね。企業としてはやらなきゃいけないことがわかるけど、じゃあどこから手をつけていいんだろうということで、
例えば採用するときにどこまで聞いてどんな仕事できるのかっていうのが、なかなかどういうふうに対応したらいいんだろうっていうのがあると思うんですが、そのあたりはわかるんですかね。
よくあるご質問っていうか、中小企業の方とお話ししてると障害者雇用やるんですけど、障害のこと聞いていいんですかっていう質問がね、
障害者雇用するんでしょっていうところなんですけど、どこまで聞いていいかわからないんですよね。私は会社で採用もやっていましたので、その時は障害を持っている方にですね、会社は合理的配慮っていうのをしなければいけないんですよね。
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その方の特性、障害特性にあってあった配慮をしなきゃいけない。配慮って言っても措置ですけどね。しなきゃいけないんで、そのためにはどういう障害があって、どういう場面でその障害の特性が強く出るのかとか、またそれをリカバリする方法はご自分でわかっていらっしゃるのかとかいうことについては結構詳しくお聞きしてですね。
自社で対応できるのかできないのかっていう判断をしておりました。
だからやっぱりそこもしっかり聞いて、じゃあ来ていただいたらどんな業務に立って、どういうふうに対応していくのかをしっかりと考えるために採用していくということですね。
はい。採用の面接の段階でですね、じゃあこの方が入社してどんな姿というかどういう形で働くのかっていうのがイメージできないとですね、なかなか誰でもいいや、とりあえず雇っちゃえっていうのでは企業もそうですけれども、障害者ご本人もお互いが不幸になってしまうなということを感じております。
だからそういったところも、木下さんにお願いするといろいろサポートをいただいて障害者を雇用できるようなことをやっていただけるということですね。
はい、実際にじゃあ応募の書類の見方であるとかそのポイントですね、もう含めてあと面接で注意しなきゃいけないようなところについてもですね、具体例でアドバイスすることができます。
なるほど。この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ木下さんの志についても教えていただけるでしょうか。
はい。私はですね、障害者雇用をやっておりまして、強く感じたことがあるんですよね。それは障害を持っていてもですね、きちんと職場の環境が整えばですね、皆さん実力を発揮できるんですよ。
なので、そういうような職場を作っていきたいっていうことと、あと障害を持ってる方とか障害を持ってないにあるなしに関わるんですね。
いわゆる心理的安全性が高い、最近の言葉でよく言いますけど、そういう職場であればみんなが安心して働けるような職場が作れるんではないのかなっていうことを思っておりまして、
会社を作った時もですね、ミッションとしてみんなが働きやすい会社を作り、誰もが働きやすい社会を作るということを掲げてですね、そういう社会にしていくべく新たに事業を立ち上げているということでございます。
確かにそうですね、障害あるなしにかからず、そこにいていいんだとか、自分の存在意義とか、こうやってやっていっても大丈夫なんだという、安心してお仕事できれば、自分の能力を存分に発揮できれば、そんな環境できそうですね。
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そうですね、はい。前職が障害者雇用の責任者だったんで、それも当然やるんですけど、それをやっていく中でですね、私思ったのはずっと営業が長かったものですから、新卒の人を戦力化するというか、私の課に配属されて課長として戦力にしろみたいな形で言われた時に、
やっていたことで障害者の定着でやることと変わらないんですよ。要は朝晩ちゃんと声かける、おはようとかお疲れっていうね、ちゃんと顔見て挨拶するとかですね、
あと定期的な面談をするとかですね、その面談の中でもできてることできてないことっていうか、よくできてることについてちゃんと確認してあげるとかですね、そういうようなことについては別に障害の有無に関係ないんですよね。
新人を戦力復活する時もやっていたので、これはそういうことなのだと、別に障害あるなしに関わらないんで、当初は障害者雇用がメインにはなると思いますけれども、今後の事業展開としては障害の有無に関わらず、そうやって人が安心して働ける職場環境を作る、そういうアドバイスをしていきたいというふうに考えています。
はい、ありがとうございます。ぜひね、今日のお話を聞いて、木下さんにもっと詳しくお話を聞きたいとか、情報をいただきたいという方がいらっしゃいましたら、このポッドキャストの説明欄にホームページのURL、あとはFacebookやTwitterも掲載させていただきますので、ぜひそこからアクセスしてお問い合わせいただけたらなと思います。
はい、今回は障害者雇用トータルアドバイザーの木下文彦さんにお話を伺いました。木下さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
声を思いを世界中に届ける、声ラボ。