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2023-03-15 17:02

483.物部真弓さん(鍼灸治療院 真暖)前編

【卒業ありきの治療を提供する】

「自分の身体を自分で整えていくセルフケアを伝えたい」と、南青山に鍼灸治療院・真暖(まのん)を開業した物部さん。
物部さんご自身の経験や東洋医学の視点に基づいた独自の治療法はとてもわかりすいです。
身体の内臓のどの部分をケアしたらいいか、自宅でのケアはどうしたらいいかを細かく教えてくださいます。
予約は数ヶ月待ちという人気の治療院なので、ぜひまずはお問い合わせをしてみて下さい。

HP: https://www.harikyumanon.tokyo/
インスタグラム: https://www.instagram.com/harikyu_manon/
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経営者の志。今回のゲストは、南青山で真暖という鍼灸治療院を運営しています。
院長の物部真弓さんです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
まず、この真暖、字が真に温めると書いて真暖と読むんですが、南青山のちょっと通りを入った
すごく静かな住宅もある。そこにある素敵な治療院なんですが、ぜひ物部さんから最初にこの真暖のご紹介をお願いします。
今ご紹介に預かりました。物部と申します。
私がこの治療院を始めたいと思ったきっかけが、なるべくちょっと矛盾しているんですけれども、なるべく治療院に通わなくていいような
身体を作っていただける、その方法を伝える場所というのを作りたいというのがきっかけだったんですね。
やはり、今真球、鍼灸治療を受けている人ってものすごく少なくて、日本人のだいたい5、6%と言われているんですね。
そんなに少ないんですよね。
そんなに少ないんですよ。ほとんどの方が鍼に対して怖いとか、あとはもう行ったらいつまでも通わされてしまうんじゃないかとか、漠然とした不安というのを持っているということと
そもそも鍼というものが認知されていないんですね。
そうなんですよ。中にはやはり、鍼を刺すとどんな注射されているのって思う方もいて、注射とこの鍼の違いというのもわからなかったりですとか、そもそも真球というものが身近にないと、なかなか受けてみようという気にはならないんですね。
自分が非常に体調不良があって、その段階からこの真球に出会って今に至るんですけれども、そこに至るまでの間に自分が自分の体に責任を持ってセルフケアでどうにかしていくことの大切さみたいなことをすごく感じたんですね。
ただ、そういうことを教えてくれる場がなかなかなくて、私も実際自分の師匠と呼んでいる人たちに教えていただいたり、学校で勉強したりしてきましたけれども、それはあくまで技術だったりするんですね。
じゃあ自分が普段の生活の中でどうやったら自分の体を守れるかっていうその方法については、学校でもどこでも教えてくれないんですね。できればそういう場がないなら自分で作ってしまえっていうのが真球院をやりたかった最初のきっかけなんですね。
確かに私も真球院は実は抵抗がない方で、昔も何回か通ったことがあるし、生態にも行っているんだけど、いつまで通うんだろうとか、これをどうにか自分でできないのかなってふと思ったりしたこともあるんですね。それをつまり卒業してもらうという。
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卒業ありきとの治療をしていきたかったんですね。なので真球ってすごく東洋医学って言葉が難しくて、真球師ってやはり東洋医学を学んでいる以上、その難しい言葉でふっと話してしまう癖があるんですけれども、それでは本当に一般の方には伝わらないんですね。
一般の方って自分の体のことを知っているようで実は知らなくて、例えば大腸と小腸があるけれども、そんな話をふっとすると、腸には大きいのと小さいのがあるんですかって言われたりすることもあるわけですよ。そうすると自分の中ではこういうことをお話ししたらわかってもらえるかなと思ったことが、それ以前のところで全然つながらなかったりするんです。
そもそもアラビア語と日本語ぐらいかけ離れているんですね。東洋医学の言葉と私たちが使っている言葉って。なのでその辺をどうやって埋めながら、自分で知識を持ってもらって、それでご家庭で何ができるかっていうようなことまで結びつけた、そういう方法をお伝えするような治療院というのが私の目指すところだったんですね。
もう開業して何年ぐらい?
開業してちょうど今度で3年目です。まだ短いんですけれども、なかなかそういう他の治療院でできないっていうのが、自分がいろんなところ回ってみて分かったということもあって、じゃあもう開くしかないなっていうことだったんですね。
じゃあ実際に他の治療院と違うものべさん流と言いますか。
そうですね。一番分かりやすいのが、その人の体の状態の伝え方なんですね。他のところだと例えば腎が悪いですよとか、肝がどうのこうのっていう言い方するんですけど、そうではなくて、全部数字でお伝えするようにしてるんですね。
しかも1個だけではなく、肝臓とか腎臓とか、東洋学では肝、臓っていう字がつかないので、肝、心、肥、肺、腎、それから胆囊、小腸、膀胱だとか大腸だとか、だいたい15ぐらいのものを見ています。15ぐらいの内臓のものをすべて数字で表して、それをお伝えするようにしているんですね。
私もね、実は先日、ここですね、予約を取るのも大変で、難しいというわけではなくて、先の先のも本当にすごく人気なので、数ヶ月待って、ようやく念願の治療院に来て見てもらったら、なかなかな悪い数値が肝臓やら膝臓やらに出て、びっくりしたんですけども、
その数値をしっかりと表して見せてくれる上に、その見るときに、Oリングとか、皆さんどうですかね、わかりますか?
オリングって、知っている方は知っているかなと思うんですけど、そんなに一般には認知されていないんですね。アプライドキネシオロジー、近反射テストとも言われているんですけれども、これは人間だけでなくすべての動物が持っている本能的な力なんですね。
例えば人間でいうと、自分に合わないものを手に取ると、本当に微弱なんですけど、筋肉に緊張が走るようになっていて、そうすることである一定の力を手でキープすることができなくなってしまうんですね。それを利用したテストをOリングと言いまして、例えば食品ですとか薬、あとは化粧品とか、そういったものが自分に合っているかどうかというのを確認するものなんですね。
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西洋医学のいわゆる一般的な病院でも実は使っているところが結構ありまして、Oリング協会なんかはお医者さんですね、やっていらっしゃる方もいますし、ただOリングって2人いないとできないので、それを1人でできるようにしたものがフィンガーテストと言うんですね。
私はフィンガーテストをずっと学んでいまして、というのは患者さんと2人でずっと確認してもいいんですけど、体の中にある3万と言われるツボを1個1個確認、お互いにするわけにはいかないんですね。なので私が触って自分の中で完結してわかるようにするフィンガーテストという方法を結構長いこと勉強しまして、10年ぐらいかかって、あ、大丈夫、治療までできるってレベルまでいったのはそれぐらいかかりましたね。
あ、10年ぐらいかけて。早い人はもっと早いんですよ。
え、でもそれでですね、体のその数値も見ているんですか?
そうです、それで見てるんですね。肝臓とか腎臓とか、肝とか腎って言われる投与医学の臓器を見ていくんですね。で、どれぐらい機能が低下しているかということと、あとはどれぐらい冷えているかということもわかりますので、それを見て、あ、この方はこういう体の作りなんだなっていうのがわかってくるんですね。
例えば指標としてはゼロが一番いい状態で、マイナス5が一番ダメなんですけど、マイナス5って言われると無ってなっていただきたいんですけど、ゲッって思っていただきたい。
ゲーが多かったです。
マイナス5って言うと本人が持っていらっしゃる、その持って生まれた力のほぼ100%が今使えてませんよっていうことなんですね。
また投与医学的な内臓の意味と西洋医学的な意味ってちょっと違うんですね。なのでその投与医学的な意味で私は見ているのですが、大体投与医学的な意味のその肝臓とか肝がダメだと、何年が経つと大体西洋医学的な内臓も影響が出てくることがあるので、できれば未病ってよく言う言葉ありますけど、
本当の病気になって検査で数値に出てしまう前に何とかそれを防ぐ手立てとして投与医学を利用していただけたらいいかなというふうには思っています。ただ正確に自分の内臓の状態をわからないと、何て言うのかな、やりようがないんですね。
まずはそれをお伝えするところか。ダメな内臓がわかったらその内臓に対する壺ですよね、いわゆる。そこに自分でお給をするとか、いろいろな方法があるので、そういったことをずっとお伝えして治ったら卒業みたいな感じですね。
私がここに伺った時も数値を出していただいて、その上でお給のやり方、実際にお給もそこでやってもらったり、針もやっていただいたり、これを家庭でやる場合は日常生活に変えたらというアドバイスもしてもらったので、私も早速お給を購入して、
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貼る針があるんですね、簡単に。そういうのも購入し、まゆみさんがちゃんと表にしてマイナスの数値のその数字ですとか、それからここの壺を刺激するといいよとか、そういう表もくださるので、それで皆さんやっていくという。
そうですね、もうやっていただいて、私は本当治すというよりはお手伝いするだけで、ご自分で治してねっていうのがベースなんですね。というのは私が治すのは簡単とは言わないんですけど、いくらでもやるんですけれども、例えば何かあって引っ越ししてしまったとか、こちらに来れなくなったとか、ちょっと予約が取りにくい状況が続いているので間隔が空いてしまったとか、そうなった時に自分の身を守れるのは自分だけなんですね。
私、最初すごい良い先生に出会いまして、自分の体治していただいたんですけど、その時に思ったのが、私より年上の先生だったので、この先生が亡くなってしまったら、私の体ってどうすればいいのって途方にちょっと暮れたんですよ。それまですごい悪い状態から良くなった、その喜びっていうのはあったんですけど、キープしていかれないかもしれないとなると、またあの状態に戻るのは嫌なんですね。
どうしたらいいんだろうっていうのが、やっぱりこのセルフケアの大事さっていうのを自分で考え出したきっかけではあったんですね。
大体じゃあ皆さん、普通の日常に戻って、勉強やいろいろ都合したりっていうのをやると、だんだんその数値も戻ってきますね。
戻っていきますね。先ほどマイナス5が一番ダメというふうにお伝えしたんですけど、大体マイナス1、ちょっと2があるぐらいで、ほぼマイナス1レベルぐらいで揃ったら、一応卒業なんですね。
卒業されたら季節に一変から、だんだん年に1回とか2回ぐらい減らしていただいて、キープできてるかここで確認するみたいな作業をしていくっていうだけのために通っていただく感じになるんですね。
どうですか。今まで無事しっかり卒業して、本当に定期的にオッケーな方も。
たくさんいる。どんどんどんどん卒業していただいて、早い方は3回目ぐらいで卒業されるんですよ。
中にはやっぱりすごく深刻な病気でっていう方もいらっしゃるんですか。
そういう方は多い方でも月に2回ぐらい帰っている方もいますけれども、それはやはりがんであったりとか、専用医学的にも既に深刻な病気を持ってらっしゃる方ですと、なかなかそのセルフケアだけでは追いつけないんですね。
そうすると、やはりこちらの治療と併用っていう方ももちろんいらっしゃるんですけど、普通に社会に出て働けるぐらいの感じでやってらっしゃる方であれば、ほとんどの方がセルフケアでなんとかできるようになっていくんですね。
そうなんですね。やっぱり一番それがいいでしょうね。セルフケアで自分でできる。
そうなんです。
時々定点観測じゃないですけど、見てもらう。
最初は季節に一変っていうのをお勧めしていて、というのはやはりその方にとって苦手な季節というのがあるんですね。
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例えばこの方は春に調子を崩すとか、秋に調子を崩すとか、そういう人の流れのバイオリズムの傾向が人によって全部違うんですね。
なので一年とか通してみると、この方こういう季節が弱くて、この季節になるとこの内臓を崩すなっていうのがわかるので、そうするとその月だけポンポンって2回ぐらい続けてきていただくんですよ。
でまた後はグッと間隔を空けるとか、本当にそういうのオーダーメイドでできるようになってるんですね。
そうすると一年間通っていけば、自分の中で季節の対応もわかるから、またそれでセルフケアの必要があるのかな。
だからデータを取るという意味で、数回ごめんなさい来てくださいとは言うんです。
1回だけだとその日の状態なのか、それともずっとその状態なのか。
例えば前日すごくお酒を飲んでたとか、前日すごくストレスがかかることがあったとかだとやはり内臓にも影響してきますので、
それが出ているかどうかっていうのは、何点か点を観測していかないとわからなかったりするんですね。
そういったことを何回かは来ていただいて続けますけど、目処が立ってきたらもう大丈夫ですよという形で皆さんご卒業されるんですね。
私も卒業を目指して、今日々ケアをしていますが、本当に面白かったのは来た時にフィンガーテストですかで、
一般的にはすごく良いと言われる漢方薬が全然自分に合わないことがわかったり、サプリメントとか食べ物とか。
その辺も見直せるのでいいなと思いました。
だいたい皆さん飲んでらっしゃる薬とかも一応全部チェックさせていただいていて、薬サプリですね。
そうすると実は飲むと、その時にはあまり合ってないサプリとかもあるんですね。
サプリって手軽に取れるんですけど、他の方に良かったものが自分に良いとも限らないし、
3ヶ月前に自分には良かったけど、また内臓の五臓六腑と言われるバランスが変わるとそのサプリが合わなくなったりとかもするんですね。
だからその都度その都度こまめに見ていく。
やはり日本人って西洋医学の影響かわからないんですけど、こういう症状にはこの薬みたいな感じで、
一対一の関係というのをすごく重視するような感じになってしまったんですね。
いわゆるマニュアル化っていうんですかね。
自分の体ってやはり自然の中で生きている生き物なのでどんどん変わっていく。
その変化に対応するっていう能力がちょっと今の特に日本人っていうのは衰いつつあるんですよ。
これがまた西洋の方に行くと保険の制度の違いというのもあって、
医療費がすごく高いので、自分で自分の体を守らないと破産してしまうんですね。
そういう意味で、いわゆる代替医療に近い医療に対して自分で感性を磨いていくみたいなことは結構一般的に行われてるんですけど、
日本は病院に行けば安い値段ですぐ薬がいただけるので、
そうすると自分の体にその薬が合ってるかどうかっていう検証をするという作業がすっぽり抜け落ちてしまってるんですね。
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例えばよく頭痛薬なんかも見るんですけど、どういった頭痛薬が自分に合ってるかを知るって大事なんですよ。
よく言われるカロナールっていうね、アセトアミノフェンみたいなそういうものがいいのか、
イブプロフェンとかね、いろいろロキソプロフェンとか成分があるんですけど、
どの成分の頭痛薬が自分に合ってるかとか、そういうのを知っているだけで、
なんかあった時にちょっと薬飲もうと思った時のチョイスができるんです。
自分のことを知るっていうのは、なんていうのかな、自分の生活をすごく豊かにしてくれるというか、
合わない薬ってね、やはり肝臓とか腎臓にすごく負担をかけて解毒しなければいけないので、
これはもう頭痛薬だけでなく性癒合薬でもそうなんですけど、そういったものがどんどん落ちていってしまう。
それを防ぐためにも、薬を私は全然飲むのは反対ではないんですけど、
飲むならあったものということで、全部見させていただくんですね。
本当にね、トータルでいろいろとアドバイスをしてくださるので、
ぜひ気になるなという方は、まずご連絡いただきたいですね。
こちらの番組の説明欄のところに、この南青山マノンのホームページを掲載しておきますので、
まず問い合わせてみてください。
そして、ものめさんには、また後半も引き続きお話を伺いたいと思います。
ぜひこのマノンという名前に込められた思い、また今新たに開発されて広めていらっしゃる、
ある非常に温まる体が温まるアイテムについて、後半は伺っていきます。
また次回もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
経営者の志、本日のゲストは、南青山でマノンというハリキュー治療院を運営されている院長のものめまゆみさんでした。
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