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声を、思いを、世界中に届ける。こえラボ。
経営者の志。
こんにちは、山口智子です。
経営者の志、本日のゲストは、KSB株式会社、
岸部毛織株式会社、専務取締役の小田哲也さんです。
よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
小田さん、まず、どういった授業内容で授業されているのか、そこから伺いますか。
はい、わかりました。
それでは、お話しさせていただくんですけども、
お願いします。
私は、大阪の千州という泉市。
これは、大阪の南の方にあるんですけども、
千州というと日本の毛布の産地、実はタオルの産地。
そして繊維の町ということで、そちらの方から、
岩塩と石灰を主原料とした鉱物になりますけどね、鉱石。
ここから繊維化したもの、これが非常に特殊な特徴を持っていまして、
マイナスイオンを発生して、
そして体を冷やさず温めて、
免疫力を上げる、特殊繊維で製造と代理店を通したような、
フランチャイズのような販売、そういう形を進めています。
実は製造としては、岸辺経緯というのは83年目になりまして、
いろいろと長い間、全国の百貨店とか量販店と取引をしていたんですけども、
あとはJRとかフェリーとか、国から依頼される毛布なんかも製造してきたんですけども、
他社との差別化を図るために、
40数年前に岸辺経緯の、岸辺の頭文字を取ってKSBということで、
これ岸辺への大文字を取ったんですね。
他社との差別化を図って、そして物も差別化しないといけない。
そして販売方法も差別化しないといけないというときに、
がん塩と石灰を主原料とした繊維と出会いまして、
このマイナスイオン、今ではご存知の方多いと思うんですけども、
健康に非常にいい。
そして今では免疫力を上げるためには体を冷やしてはいけないという、
両方をハイブリッドと言いますかね、
今流で言うと二刀流というか、大谷翔平のね、
ダイナミックにパッドでパッティングするとか、
緻密に大胆に投げるみたいな、
この二刀流みたいな繊維と出会うことができまして、
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この繊維で商品化したということで、
もともと毛布の町で毛布屋さんとして長年やってきて、
この繊維でブランケットの毛布、
これを健康毛布ということで、ヘルシーケットという名前を付けまして、
商品化して差別化した、今で言うダイレクトセールス、
D2Cになるんですけども、
一般に並べて商品を販売していくんじゃなくて、
ファンを作っていって広げていくというようなことをですね、
43年目になっております。
そういう体を冷やさないということが非常に重要だということで、
長年やってきたんですけども、
20年前に天然温泉が自社のところに出てきまして、
地下1300メートルから湧き出た天然温泉で、
有馬温泉みたいな選出なんですけども、
その温泉を活かしたホテルということで、
大阪のJRの阪和線の篠田山っていう駅の前、
2分くらいのところに弥生時代の遺跡が大阪にあるものですから、
弥生の里温泉ということで、ホテルみたいなものも運営しております。
本当に健康に関することを。
そうですね。
総合的に体をあらゆる比喩から守りたいということで、
体の比喩、そして心の比喩、そしてやっぱり人間関係の、
このコロナ禍でいろいろとリモートはつながるけども、
ふりあいがなかなかない。
この比喩からもあったかい人間関係とか、
あとは経済の比喩からも守りたいということで、
あらゆる比喩から守っていくような、
ここ毛布の町なんで町自体があったかい町目指してるんですよ。
なるほど。
うちも弊社もあったかい会社、そしてあったかいもの、
そしてあったかい人作りっていうのを目指して、
あったかいのある人作りというか、
そういうふうなビジョンといいますか、
ちょっとくさいこと言うようなんですけども、
そういうものを目指しながら、
健康生活を総合的に提案していこうという流れを
組んでいる会社でございます。
なるほど。
あったかい毛布、あったかいがあるともらえるような。
でも繊維の町なんだなというのも、
そうなんだと思ったんですが、
岩塩と石灰から繊維が生まれて毛布になるっていうところが、
すごく素人からすると不思議なんですけども、
これはなかなか画期的な。
そうですね。
今は結構健康的にいいっていう繊維もたくさんあるんですけども、
実はこの繊維非常に古くて新しいというか、
あんまり知られていないんですけども、
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商品はうちしか作ることができないということなんですけどね。
繊維はですね、今よく鉱石というか石をですね、
繊維に練り込んだものっていうのは結構あるんですけども、
うちの場合はもともと鉱物、鉱石、石灰と岩塩というものを
パウダー状にして、そして加工して繊維化すると。
こういう工程が繊維のメカニズムになってくるんですけども、
よく不思議だと言われますけどね。
本当ですね。そしてどうやって出会ったというか、
どういうふうに取り入れたんですか。
これはですね、やはりいろいろと発信していると出会いがあるというか、
弊社もですね、結構長くやらせていただいてて、
今4代目で、それから岸壁寄りが4代目で、KSBが2代目になるんですけども、
先代のKSBの創業者がですね、お客さんと直接顔を見ながら仕事していた。
メーカーというのは実はバックボーンというか裏方におりましてね、
商品作ってもお客さんに販売されるのは販売会社の方ということで、
今ではネットが発展しているので、
D2Cというか、作る側と使う側が直結するというのは結構簡単に進めていくことができるんですけども、
その思いが強かったんですよ。
ですから、販売会社を通さずにお客さんの喜んでもらうようなものを作りたいと。
よく私もお話ししますけども、女性の方も料理作ったら、
男性も最近料理作ったらですね、おいしいという顔が見たいっていうね。
うちの会社はメーカーですから、作って喜ばれる顔が見たいということで、
いろいろといろんな業者さんとかいろんなところに話を発信するものなんですね。
発信しているとやっぱり教えてくれるということで、
私はよくそうやって発信していこうということを言うんですけども、
教えていただけるんですね、出会いによって。
ですから出会い、ふりあい、語り合いっていうのがうちの会社のモットーなんですけども、
ある人から教えていただいて、この繊維がマイナスイオンが発生して体を冷やさないんだけども、
非常にいい面では体にいいんだけども、逆に言ったらマイナスイオンとかがん塩が原料なので、
機械に入れると、機械にちょっと錆びてしまったり影響するっていうことで、
これでブランケットの毛布を作っている会社っていうのがどこにもなかったんですね。
それをやはりチャンスと変えて作り上げた。
サポーターとか、昔からあった犬印の妊婦体とかですね、
登山家の方がよく使う肌着とかは、実は一部うちの繊維が使われていたんですね。
へー、妊婦体お世話になりました。
犬印の妊婦体っていうのは昔からPVC繊維っていうのを使っていたっていう。
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サポーターの場合は、神経水流待ちの方があったかくて、
よく天気予報を当てるっていう方がいらっしゃるんですけども、
よく手術をした方とか、体のちょっと調子の悪い方とか、
交通事故があった方とか、雨降る前にちょっと調子悪くなって、
もうすぐ雨が降るんかな、私ちょっと古傷が痛むんだけどとか。
そういう方がサポーターを使ったら痛みがなくなって喜ばれたっていう、
そういう繊維だったんですけど、なぜかっていうのはなかなかわからなかったんですけども、
それを毛布では誰もしてなかった。
それを仕上げて、またそこからいろんな喜びの声が出てきて、
調べてみるとそういう特徴があったというようなことで、
ヘルシーケアとかできあがった。
なるほど。ということは毛布にするまでって結構大変だったのではないですか。
これは通常の毛布の作り方を変えました。
固定概念を変えろっていうようなうちの社風もありまして、
毛布を作るんだったらこの機械だ、ではなくてですね、
実はかやっていうんですかね、ちょっと違うものを作る機械を工夫して、
折って作るものから編んで作る方法に変えてできあがったという。
固定概念をちょっともう、毛布の作り方がこれだじゃなくて、
もう一回この繊維で布を作るにはこれだというふうな発想のもとにですね、
機械探しをしてできあがったということで、
もう数年かかってできたものになります。
そうなんですね。数年かかってできあがっても、
今実際に販売してからは何年ぐらいになるんですか。
今もう販売して43年目ですから、出会ってから47、8年、
だから3、4年かかってこの商品化っていうのは、年数がかかったっていう形ですね。
最初は本当にすぐできたんですけども、形はできたんですけど、
マイナス4とかがん炎とかこういう体を温めるっていう特徴はいいんですけども、
通常の今までの43年以上前の毛布の織り毛布っていう作り方では、
毛玉になってしまうんですね。
最初に老人ホームとかミュージンのところに使ってくださいっていうことで使っていただくと、
これウールの2倍あったかいんで。
汗かいても汗が繊維に残らずに放出しますので、
体の周りをね、温泉入るの気軽にしてないと思うんですけども、
温泉に夜6時間7時間入れませんよね、普通は温泉。
それぐらいのぬくもりがあるというような特徴を持っているんですね。
本当にこれあったかいねということで、老人ホームとかミュージン使って喜ばれたんですけども、
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寝て寝返りをするとマイナスイオンが発生するんですけど、
寝返りによって毛玉になる、電気でね。
毛玉があったかいんだけどっていう手紙の中に、
毛玉も一緒に入って送られてくるっていう。
昨日一晩寝たら毛玉がこんだけ出ちゃったので返品しますっていうことなんですね。
これが面白いエピソードがありまして、
うちの創業者っていうのは言葉は出しなさいというか出していこうという。
これはもうこの繊維で毛布できないって言われた。
だからチャンスと思った。ピンチはチャンスだっていうことだと思った。
他ができないならこれしたら成功できるなと思ったんだけども、やっぱり失敗したんですよね。
その失敗したところに偉いことしたなと、これもう糸をかいしめてですね。
これはこれから健康っていうのはもう絶対に水も買う際が来るし、
絶対市民大事だっていうことで、糸もかいしめて自分のところ独占で。
そして作ったのが失敗したもんですから、これはもうどうしようかなと思ってるときにですね、
しゃべってると、実は奥さんの母親がちょうど競争馬を駆ける馬の人とつながりがありました。
ちょうど有名なジョッキーのお父さんということでね。
馬には馬服を使うということで、毛玉が出てるけどちょっと馬に馬服として使ってみたらどうやっていうことで、
北海道に送ってみたところ、この馬の毛づやがいいということで、馬の市から注文もらえるんですよね。
早速飛んでいくと馬の毛づやがガーッと光って元気だと。
そして北海道には馬以外にも牛乳牛が多いんですよね。
人間より馬と牛のほうが多いかなっていうぐらいで。
牛にも腹巻きみたいに毛布を使ってみたらということで、乳牛ですね。
ミルクお乳の出るね。そこにブラジャーみたいな腹巻きみたいに使うと、
そういったお乳の出がよく出るようになる。
それから乳房園に非常に喜ばれたということで、
これは人間の皮膚の何倍もある馬や牛にこれほど喜ばれるんだったら、
そこからはもう使命感みたいなもので、
絶対これはこれから睡眠っていうのは大事だし、
赤ちゃんからお年寄りまで全ての方が寝るし、
うちは毛布屋さんですので、睡眠っていうところにやはり追求してね、
やろうということで作り上げたということで、
本当に最初はすぐトライすると完成品としてはできたんですけども、
毛玉が出て失敗して、そして返品があって、
そしてあっちこっちに使っていただいたり、その中に馬や牛ということで、
人間の皮膚の何倍もある馬や牛にね、
そういう体験が出て、これはやはり喜んでいただけるなということで始まった。
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というのが大体3、4年ぐらいあるわけですね。
なるほど。そこを経て今も40数年続けてらっしゃるわけですね。
まだまだお話を伺いたいので、また後半も織田さんと付き合いお願いします。
ありがとうございました。
ゲストはKSB株式会社岸辺毛織株式会社専務取締役の織田哲哉さんでした。
声を想いを世界中に届ける。声ラボ。