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2023-07-04 12:27

550.松下わたるさん(ビジネスコミュニケーショントレーナー)

【全人類の人間関係の悩みをなくす】

人生で大切なことはすべて厨房で教わった!といい切るように、和食の板前として学んだことが大きかったようです。

自分と他人が考えていることは違うので、コミュニケーションがいかに大切なのかすごく伝わりました。

松下さんのストーリーがとても興味深いので、ぜひ本編を聴いて、興味を持った経営者はWebサイトからお問い合わせしてみてください♪

special thanks to 岩永丈幸さん

【今回のゲスト】
ビジネスコミュニケーショントレーナー 松下わたる(まつした・わたる)さん
Web: https://ortusmyself.com/

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声を思いを世界中に届ける、こえラボ。
経営者の志。
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、ビジネスコミュニケーショントレーナーの松下わたるさんにお話を伺いたいと思います。松下さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まずは、自己紹介からお願いいたします。
私は、約20年間、元和食の板前さんをやっていました。
2011年の震災を機に包丁を置いて、今はビジネスコミュニケーショントレーナー、先ほど紹介いただきましたが、
ビジネスで使えるコミュニケーション力を上げるというセッション、セミナー、コンサル、研修などをやっております。
よろしくお願いします。
まず、このビジネスで使えるコミュニケーションというのは、例えばどういったものがあるでしょうかね。
簡単なところで言うと、自分の気持ちと相手の気持ちは違うということを理解した上で、どうやったらそれがわかるようになるのか、もしくは自分の伝えたいことが伝わるのかということですね。
相手というのが、例えばお客さんだったら営業に使える。同僚だったら社内のチーム力を上げるということに使うとか、そんなことをしております。
やっぱり相手と自分は違うし、相手のことも考えてコミュニケーションを取っていかないと、なかなかうまく職場では関係性を築いていけないというところは大きいですかね。
まさにおっしゃる通りで、手を抜いて仕事をしてるって人ってあんまりいないんですよね。
やっぱり自分は一生懸命やってると、なのになんで僕の言うことを聞いてくれないかというパターンがものすごく多いので、
相手がどういう、手を抜いてるかどうかじゃなくて、なんでそこですれ違いがあるのかっていうことを分かるのってすごく現場では大変なんですけど、
お伝えさせていただくと、まるで人が硬いようだっていうふうに思っております。
これね、こういったビジネスコミュニケーションのスキルを、松下さん、今まで板前やってたっていうことですけど、なんか関係はあるんですか?
関係はありますね。僕はですね、やはり真剣に20年間職人をしたことによって学んだことがたくさんあるので、
僕がですね、今度本を書くときには、人生で大切なことは全て厨房で教わったっていうね、そんな態度で決めてるぐらい厨房で教わったことは僕の人生に響いていて、
それは他のビジネスでも大いに使えるものになっております。
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そうなんですね。厨房で例えばどんな感じでそういったコミュニケーションのスキルを学んでいらっしゃったんですかね。
僕が一番体験してて大きかったのは、僕がですね、松島に行ったときに、まだ震災の前ですね。
当時、冬ランチコンテストっていうのがあったんですけれども、そこに初出場したときに最優秀賞を取れたんですね。
で、それがなんで取れたかっていうと、皆さんおいしいものは作れる。盛り付けも綺麗にできる。
でも、親方先輩と相談して、その主催者が松島の観光協会ということなので、そこに目をつけて、
僕が作ったランチの5品を順番に食べると、観光客が松島を一周した気持ちになれるってそんなテーマ線をつけたんですね。
やっぱりそうですね。観光協会っていうところを、糸をしっかりと組んで、そこに合うような料理作られたっていう。
やっぱりそこがコミュニケーションにもつながる部分があるんですね。
はい。さらにですね、そこを優勝できたということもそうなんですが、
その大会に出場した人は、コンテストに出場した人は優勝しようがしまいが、お客様に4ヶ月間料理を提供してくださいというのが。
それを提供するうちにですね、僕最優秀を取れたので、予約が圧倒的に埋まるわけですよ。
埋まってきて、1日限定30食やりますって言ってたところが、会社から指令が出て50食にしなさい、80食にしなさいってなったときに、
僕はですね、さらに松下はもう厨房に入るなと。サービスして回りなさいという指令が出たときに、
衝撃を受けたのが、それまで皿の中身を作る仕事だし、お客様はお皿の中身を食べに来てるんだと思っていたのが、
接客に回って衝撃を受けたのが、例えば松島の観光地って、お客様が来るのにわざわざ何ヶ月も前から予約をして、
何時間も何万円もかけて到着しましたと。そこでの、ディナーもそうですけどランチっていうのは一大イベントなわけですよね。
なのでそこに、皿の中身が綺麗にできてても美味しくできてても、ちゃんと運ぶ人が笑顔がなかったりとか、
返事が悪かったりとか、料理の説明がないと圧倒的に価値が下がっちゃうってことに気がついたんですよね。
その日から僕は急に、その一瞬で優しくなったんですよ。
それぐらい衝撃的なこと?
それぐらい衝撃でしたね。ちゃんと真剣に作ったものをお客様、食べる人に伝えるにはコミュニケーションがないと無理なんだってことがわかったわけですよ。
なるほど。だからこういった厨房とかそういった場所で学んだことっていうのが、これを過去企業にもめちゃくちゃ大切なことなんだよっていうことなんですね。
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そうですね。私はそういったことを飲食店とか宿泊業のみならず、いろんな業種の方にお伝えしていきたいので、研修とかそういったことをやっております。
この番組は経営者の志という番組ですので、ぜひ松下さんの志についても教えていただけるでしょうか。
ありがとうございます。志宣言と言いますね。
私の最終的な目標は、全人類の人間関係の悩みをなくすことなんですよ。
でっかいこと言ってますが、これは僕は本気でできると思っていて、使うツールは僕が使っているものでもいいし、他のものでもいいし、何でもいいんですよ。
一番大事なことって、自分と自分以外の人は思考パターンや価値観とかそういったものが違うよってことなんですよね。
例えばいじめとか仲間外れとか、そういったことが起きてしまうのって、相手のことを知らないから、相手が自分に攻撃してくるんじゃないかって怖いじゃないですか。
知らないって怖いと近いんですよね。なので攻撃してしまう、もしくは遠ざけてしまうっていうことから起きるんですが、
これをちゃんと知る方法を確立して、世の中に大人になってお金出して学びに行けばあるんですけど、これを義務教育レベルまで落とし込む。
子供も学ぶってことをすれば、絶対世界ってもっと優しくなれると思うんですよね。
なので僕はこれを、息絶えるまでこの形でいこうと決めております。
そのためにまずは、人と関わることが楽しいと思ってもらえる状態を作ること。
そして僕自身の使命としては、やはり職人が長かったので、職人さん、エンジニアさん、自己表現苦手です。
そういった方たちが本質的に活躍できる社会作りを目指して活動しております。
ありがとうございます。やっぱりそういった職人さんとか、実際に現場で働いている人がそういった気持ちで他の人とのコミュニケーションを取っていただけるようになると、
やっぱり世の中がどんどん変わっていくっていうのが本当に意味できますね。
ありがとうございます。
何か松下さんが今まで経験した中で、こういうふうにして実際に変わっていったっていうような、
そういったエピソードもしあれば、ぜひご紹介もいただければと思うんですが。
ありがとうございます。私は震災が宮城県で経験した後、東京に戻ってきまして、
そのときにオーガニックキッチンというオーガニックの食材を作ったお弁当屋さんのマネージャーを務めたことがあります。
そのときに、面接から人事とか教育とか全て任せていただいてたんですが、一番大事にしていたのが経営者の目的、理念を
パートさん一人一人に面接のときに伝えるっていうことをしたんですよ。
なるほど。
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ちなみになんですが、それをギュッとして言うとですね、なぜオーガニックの食材を使ったお弁当をやってるかというと、
創業者は世の中に安心安全で食べられるものが少なすぎると。なのでそれを作りたいと。
ただその当時、オーガニックといえば、高カロー、マズカロー、なんだかよくわからない。
半熟があったわけですよ。で、それを僕が入って、美味しくして盛り付けをきれいにして、
定格にしたっていうことをお手伝いして、それをすることによって、朝自分で作るのは大変。
夜は自分の好きなものを食べたい。じゃあお昼のお弁当で食べてはどうか。
1日1回は体にいいものを食べてはどうかっていうことをしたんですね。
それを消費することによって、その野菜を作ってる農家さんたちも出荷先ができるわけですよ。
農家さんも、2代目3代目の農家さんっていう方たちって実は少なくてですね、
そういった野菜を作る方たちっていうのは、脱サラしてなる方っていうのが多くて、
そうすると土から作らなきゃいけないんで、2年3年食べられないっていう。
で、量が揃ってない、形も揃ってないものを受け入れる場所があると。
それからそれを食べた人たちが健康に近づいていくと。
健康に近づけば当然日本の経済も良くなると。
そんなことを僕はね、面接の時に一人一人に伝えると、パーツのおばちゃんたちは、
私たちはただの弁当の盛り付けのおばちゃんじゃないと。
世の中に良いことをしてるんだ。素晴らしい会社だっていうふうになって。
会社のファンになってくれるわけですよ。
で、なってくると、僕が辞めるときにはですね、面接をしてね、
僕は盛り付けから何から教えてたおばちゃんが、もう涙流しながら、
私は松下さんのおかげで人生の第二の居場所ができたと。
そのおばちゃんが泣くわけですよ。
主人は死んじゃって、息子はもう独立したからやることがなかったけど、
友達もできて、お金ももらえて、世の中の役に立ってるこんな良いとこないって言ってね。
そう言ってファンになってくれるわけですよね。
素晴らしいですね。やっぱりそういった意義とかをしっかり説明して、
理解いただくと、皆さんそういったコミュニケーションをしっかりできて、
働いていただけるんですね。
私はね、私の研修やコンサルを通じてね、そういった会社を、
どんどん増やしていきたいと思って活動しております。
ぜひぜひ、ちょっと今日のお話を聞いて、松下さんに
ぜひ相談してみたいとか、どんなことやってるのかもっと詳しく知りたいという方も
いらっしゃると思いますので、このポッドキャストの説明欄に
松下さんのホームページのURLを掲載させていただいておりますので、
ぜひそこから詳しく見ていただいて、そして何かご質問があれば
お問い合わせもホームの方からしていただければと思いますので、
ぜひチェックしてみてください。
ありがとうございます。
今回はビジネスコミュニケーショントレーナーの松下渉さんに
12:03
お話を伺いました。松下さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
声を思いを世界中に届ける声ラボ
12:27

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