1. スパイスファクトリーのラジオ(仮)
  2. 【Special Guest編・後編】文..
2024-06-04 30:29

【Special Guest編・後編】文化放送プロデューサー・村田武之さんが語る、ラジオ継続の秘訣!音声情報の「伝える」と「伝わる」の大切な違いとは?

#6のエピソードは、前回に引き続き文化放送プロデューサーの村田武之さんをお迎えしています。

コロナ禍で企業ラジオが急増しましたが、今では多くの企業がラジオ運営を停止してしまっています。


今回は、企業がラジオ運営を続けるためのポイントを村田さんにお聞きしました。さらに、コンテンツ制作のポイントとして、ラジオを通じた情報について「伝える」と「伝わる」ことの違いもお話ししています。


これから音声コンテンツを制作する方、配信を始めようとしている方、そして現在ラジオ運営に携わっている方にもぜひ聞いていただきたい内容です。最後までお楽しみください。

▼村田さんに関する記事参考記事

⁠メディア、ラジオでつくる事業創造コミュニティ…文化放送プロデューサー・村田武之氏にきく「浜カフェ」の魅力と可能性⁠


⁠「ラジオによる場づくり。人をひきつけ、居所となり、つなげる力」文化放送プロデューサー・村田武之氏・・・2023年のメディア業界展望(4)

00:48
取締役CSOの龍郷がお届けします。
よろしくお願いします。
やっぱりいつも笑っちゃうね。
その二人でよろしくお願いします。
初めのやつですね。
そして、今日も引き続き社外ゲストをお呼びしておりまして、東京のラジオ局である文化放送のプロデューサー・村田武之さんをお迎えしております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょっとまたサイドになるんですけど、簡単に自己紹介をお願いします。
はい、ありがとうございます。文化放送の村田と申します。文化放送というのは、東京にあるラジオ局の起居局になりますけれども、いくつかありますけれども、そのうちの一つでございます。
文化放送はですね、昼間は中高年向けの番組をやっていて、夜はアイドルとか声優さんのラジオとかというようなものをやっていて、結構個性的な番組が多いかなと思います。
その中で、私は結構ビジネス系の番組をやっていることが多くて、今やっているのは、経営学者の入山慶さんと一緒に浜松町イノベーションカルチャーカフェ、略して浜カフェという番組をプロデュースさせていただいております。
この番組はですね、入山さんがMCとなって、毎回テーマを設けて、お二方ぐらいゲストを招きしてディスカッションをさせていただいて、何かそのテーマに関する気づきとか学びとか、イノベーションの種を見つけていこうというような番組でございまして、この番組にもりゅうごさん常連として何度もご出演いただいているというご縁がありまして、今日お邪魔させていただいております。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
先週から放送させていただいたのは、本当にラジオの制作過程というか、ラジオの企画のところだったりか、そもそもコンセプトとかつながりとか、いろいろなお話をさせていただいて、やっぱりコロナ禍でラジオ、企業ラジオというのがすごく盛り上がったけれども、継続的に今もなお続けているところがやっぱりちょっと止まってしまっていたりとかしている背景があって、
どうやったらこういうラジオ番組とかを継続的にし続けられるかというのと、やっぱり皆さんに聞いてもらいたいなと思ったときに、聞かれ続けられるラジオとかっていうのはどういうふうにデザインされていらっしゃるのかなと。
03:15
はい。
いかがですか。
いかがですか。
すごい唐突。
唐突ですか。
ラジオ番組って考えるとすごい大変そうに思うんですけど、おしゃべりなんですよね、基本的には。
そんな軽く考えられなかったんですけど。
で、多分番組がいろんな会社さんがラジオやって、継続できなくて止めちゃうという会社さんが多いのも、何か作らなきゃと思うと、何かすごい企画はどうしよう、何をこの中でやろうっていうのになっちゃうと、やっぱり追い込んじゃうんでめんどくさくもなるし大変になってくるんですよ。
分かります。
で、もうちょっと気楽に、だってどうせみんな毎日喋ってるじゃないですか。
喋ってるじゃないですか。
はい。
っていうぐらいの感じで、何か企画というよりも普通に友達とおしゃべりしている、自分で独り言でもいいんですけど、何か喋ってるぐらいにレベルを下げてあげることがまず大事かなって。
それで習慣化するっていうのは大事かなと。歯磨きするのに枠を歯磨きしなきゃとか思わないじゃないですか。
習慣じゃないですか。
そうですね。
そういうふうに習慣化して、今週も喋ろうかな、喋らなきゃなっていう感じにするっていうのはまず。
で、今週の企画は、今週のゲストは何とかってやると、もう本当に大変で続かないと思います。
ちょっとなりかけてるかもですね。
で、じゃあ何喋っていいのって分かんなくなっちゃうじゃないですか。
基本的によくやるのは、何か一個喋ることを決めておく。
決めておくっていうのはテーマを決めておくっていうので、何でもいいんですけども、今週買い物したものでもいいし、今週びっくりしたことでもいいし、何か一個だけ自分のテーマを決めておいて、そこからあとフリートークにするとか。
あるいはそのフリートークのテーマを自分の中でも一個ではちょっと狭いんで、3つか4つか5つか決めておいて、これを今週は喋ろう、今週はこれにしようって決めておくと、何か転がりやすくなるかなって。
で、聞いてる人も何かそのプッシュプッシュで来られても疲れちゃうのがあるんで、気楽な感じで、番組の種類にもよりますけど聞きたいなっていうのがあるんで、で意外とラジオとか音声って脱線が大事だったりするんですよ。
で、何かを伝えたいときに、プレゼンテーションだったらまだいいですけども、音声って情報が限られていて、中で、やっぱりこうAはBでBでCはDなんですよって言われるのもあると思うんですけど、
何かA、そういえばAって今こういうこともあったんですけどみたいな、ちょっと脱線することによってちょっと空白を間を持たせてあげると、咀嚼しやすいというか受け入れやすくなるっていうのがあるんで。
06:05
そう、ということは逆にさっきの雑談でもいいから喋るっていうことが、意外と本人はこんな話面白くないと思うんですけど、意外と聞いてる本人はそれが心地よかったりとか、本題が入ってきやすかったりとかすると思うので、何か難しく考えずに、とにかく簡単なことでもいいから続ける。
今日のここに来るまでの間に見た人の話とかでもいいんですけど、それ本題喋りたいこと全然違ってもいいんですけど、でもそこがあることによって本題が立ってくるというか、そういうの結構大事かなと。
脱線が大事。
最初に私がいかがですかって聞いたらそう思えて、そこに来るなって。
確かに。脱線しながら、いや何か今日は暑いですね、それはちょっとさすがです。
そういうのもあるかもしれないですけど、暑いですね、ありましたねってなるかもしれないですけど。
そういえば最近ラジオ始めたんですけど、みたいな本題に入っていくナチュラルな感じで。
自然体がやっぱり聞きやすいんですね。
お友達とそれこそカフェに行ったときに、今日何話そうって思わないじゃないですか。
確かに。
聞いてきてこんな話あったんだけどすごくないとかね、びっくりしてさとかそういうことじゃないですか。
そういう話が多分普通の会話で聞きやすいというか、自然なので。
そればっかりであれですけどもちろん喋りたいこととか伝えたいことがあると思うんですけども、
それもありつつそういう普段の会話も結構大事だなと僕は思っているんですけど。
確かに継続するならそのぐらいのちょっとモチベーションじゃないと、本当にきつくなっちゃいそうだなって。
いやけど今始めたばっかりなんで、割となんかその。
分かりました。
村田さんがそのラジオ局というかこのラジオの制作に携わり始めたときそういう気持ちはなかったんですか?
ありますよ。ありますあります。
すごい企画を考えて。
そうすると、例えばラジオ番組で尺、時間が決まっているんですね。
30分番組だとすると30分の中にあれもこれもこれもあれも詰め込もうとするんですよ。
そうすると自分ではいいんだけど聞いてる人はもう疲れちゃうし、
それを一個一個の素材が立たない、お弁当みたいなもんですよね。
おかずが混ぜすぎちゃってもちょっとなんかそれぞれの味が楽しめないみたいなもので、
やっぱりそこはちょっと間引いてあげてっていうのがすごい大事だなと思って。
脱線しつつも意外と話題はそんなに多すぎない方がいいみたいな。
間とか余白って結構大事で、
例えば僕ら民放局なんで、僕らもスポンサーさんがいて、
CM出してもらったりとか、あるいはインフォメーションみたいなのがあって、
これを読んでほしいみたいなのが来るんですけど、
そうすると原稿にぎっしりぎっしりこれも伝えたいあれも伝えたい。
09:05
だいたいインフォメーションって1分くらいに押さえてくださいっていうお願いをするんです。
1分くらい原稿書いてくるんですけど、
なんですかね、プッシュプッシュだな本当に。
それは伝えたいことかもしれないけど伝わらないですと。
押し売り感ですか。
伝わらないと意味がない。せっかくお伝えしても自己満足になっちゃいますよね。
発信して音声で聞いた人があ、そうかって伝わらないと伝えたことにならないですよねと思っているので、
それはすごく大事にしていることで、ちょっと余談ですけど、
ジャパネット高田の前の高田社長がいるじゃないですか。
高田社長ってもともと長崎でラジオショッピングから始まったんですね。
ラジオ伝えることから始まって、それから大きくなっていったんですけども、
高田社長がいつも言ってた言葉っていうのは、伝えたと伝わったは違うんだと。
深いですね。
伝えたと伝わったは違うっていうのは、言葉と似てるんですけど伝えたっていうのは、
こんだけ情報を入れました、こんだけ押し込みましたっていうのは伝えた。
伝わったっていうのが、それは別にラジオじゃなくてもテキストでも動画でもいいんですけども、
受け手に伝わったのかっていうところが大事で、伝わらないとジャパネットの商品も当然売れないじゃないですか。
だからジャパネットの高田さんは伝わることを常に意識して自分で喋ってたんですけども、やってたっていうのは。
これは染みますね。
これは染みますよね。
めちゃくちゃ染み渡ります。
だからめっちゃ気持ちにつながりますけど、何か伝えなきゃ伝えなきゃってやらなきゃって伝えることばっかり考えると疲れちゃうでしょ。
相手も疲れちゃうし、こっちも送る方も疲れちゃうんで、もうちょっと気楽に、
今日これだけ言いたいなってゆだめに話し持って、脱線して一個だけっていう。
僕なんかラジオなんで、番組で正直一つのキーワードとか一つの気づきだけ一個あればいいと思ってるんですよ。
たくさんの情報で伝わらないと思ってて、いうのをやってます。
じゃあそのキーワードというか、本当に一つだけ伝えたいことを絞る、それも結構大事ですね。
そうですね。大事だけど、それも喋っているうちに…
難しい。
変わる時ありますよね。
そうなんですか。
それこそなんか、浜カフェとかにもちろん舞台さんとかってあるんですけど、結構脱線を許してくれる感じなんですよ。
だし、そもそも音声って情報量が少ないんで、送り手と受け手の共同作業で初めて出来上がるんですね。
送り手がこれを送っても、そのまま受け取る人によって受け取り方が違うので、違っていいんですよ。
だって舞台さんとりゅうごさんが僕が喋ってることを感じ方が違ったっていいんですよ。そういうもんなんですよ。
12:03
でも、舞台さんの中のラジオができたり、りゅうごさんの中の僕のラジオができたりするので、ちょっとずつ違っていいと思ってるんですよ。
ダイバーシティを感じた。
私も多様性を感じたし、なんかそういう許容される社会ってすごい優しいなって、関係性って優しい感じました。
これが面白いだろうっていうのもあると思うんですけど、面白いポイントとか気づきのポイントが違ったっていいじゃないですか。
私はこの冒頭の部分が面白かった。私は最初のナレーションの部分がすごく引っかかってるみたいな、そういうのでもあると思うんですよ。
それが面白いとこだった。
なんかいちいちしみますね。
いやいやいや。
ちょっとしみすぎて、すぐに発言がいっぱい。
いやいやいや。
ちょっとまだ体の中に、
遠くを見ちゃった、私も。
何を伝えるかみたいな、いやでも伝える、伝わるっていうのは。
難しいですよ、難しいですけども、常にそれは心に持っていた方がいいなと。
すごい、かなりいいキーワードいただきましたよね。伝えると伝わるは違うよね。
いやPRパーソンとしてめちゃくちゃしみました。
いや本当に、そう思います。
PRパーソンの初期の時って、殴り込みみたいなプレスリリース書いたりする人とか、やっぱり絶対に初期そういう失敗をした。
そういう失敗した方が次成長するんですけど、絶対に売り込みみたいなプレスリリースは書かないようにねって言われるけどやってしまう子。
あれもこれも入れたい入れたいって言って、何回言いたいんだこのプレスはみたいな話。
インナーコミュニケーションにも通ずるものもありますよね。
いろんな人とのコミュニケーションに結構通ずるものがありますよね、ビジネスパーソンとして。
伝わってるってことと伝える伝わるは全然違うよねって。
営業とかもそうですよね。
そうですよね。だけどそういったところを大事にしつつも継続できる。
継続。
継続の大事さって何かあるんですかね。
自分にふたをかけない感じもありますね。
例えばこの配信だと一応決まってるんですよね。毎週火曜日。
毎週火曜日10時からです。
で、収録が2週間。
1週間2回かぐらい。
次のお題を出して1個ずつお題を出して持ち寄るとか。難しいことじゃなくていいんですよ。
でも本当にスパイスファクトリーのラジオにはあったりするので、今っていうのを気楽に伝えられると思ってはいるけれども、
スパイスファクトリーにちょっと張ってみたいとするときもやっぱりあるなって聞いててすごく趣味はどんどん。
スパイスファクトリーも素敵な社員の方がたくさんいらっしゃるので、
15:00
そうなんですよ。
その社員の面白いところ、いいところをつまんでいくだけでも結構たくさんあるような気がしますよね。
それはね、つまんみまくりたいと思っても本当に素敵な方が多くて、
なんかピュアですごい素敵な人たちがものづくりに本当に真剣に一生懸命取り組んでいて、
それはクライアントさんとチームを組んで取り組むのが私たちの一つ一つのプロジェクトだったりするので、
そこでクライアントさんからすごく愛されてるチームメンバーとかの話を聞いたりすると、
そういうの聞きたいですね。
すごい嬉しくなっちゃう。そういうの伝えたいなと。
具体的なエピソードを聞きたいですね。
けど、社内のメンバーもそうですけど、制作者も私たちも含めて、
ラジオに携わることで何が変わるんだろうとか、
自分にとっての利益って結構みんな大事にするじゃないですか。
利益。
なんかラジオに携わって、結構片肘張っちゃうのとかも、
割となんかちゃんとしなきゃみたいなイメージがあるんですけど、
成功事例じゃないんですけど、ラジオをやっててこの人すごく変わったなみたいなのがあるんですか。
でも、喋りって、さっきの話じゃないですか、毎日喋ってるじゃないですか。
例えばアイドルの人とか新人タレントの人は、
ラジオやりましょうってなった時に、
当然その慣れてないから喋れないんですけど、
先ほどの継続をしていくことによって、
どんどんどんどん上手になっていくんですよ。
上手になっていくんですよ。
半年とか1年経てば上手になっていくと、
そうするとその人の価値がすごく上がっていくというか、
ラジオのトークが上がるっていうのもそうだけど、
例えばライブやったMCとか、テレビに出た時のトークとか、
雑誌の取材とか、上手になってくるだけですよ。
そうすると、それだけじゃないと思いますけど、
そうするとその人がタレントとして活動していくというのも、
礎ができるという意味では、なかなか目立たない存在だけど、
意外とその継続的なラジオののはすごく意味があったかしらと思いますし。
でも喋るってすごく、当たり前のようにみんなが喋るんですけど、
さっきの伝える、伝わるじゃないですけど、
どうやって伝えたら相手に伝わるのかなって、
やっぱりお仕事としても皆さんされているわけじゃないですか。
誰かに何かを伝えてお仕事が生まれたりとかするわけなので、
私たちコアバリューとして、ユーザーファーストっていうようなコアバリューを持っているんですけど、
これってクライアントファーストではないんですよ。
クライアントさんがプロダクトに対するユーザー、
仕事しようっていうコアバリューと衝突するんですよね。
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やっぱりクライアントさん、利益も含めてプロジェクトも求められるわけで、
そういったことを上司から言われてますっていう担当者と。
でもユーザーファーストっていう考え方でいうと、
私たちのスパイスのメンバーとかが言うと、
うーんっていうところをもちろん言わして、やっぱり伝えないと。
いやこうなんだよって言ったとって、それも殴り込みと一緒で、
こうでこうで、ユーザーファーストになるからクライアントだけか、
クライアントもこのプロジェクトのためになるんだっていうこととかの、
伝える伝わり方とかっていうのが、
ラジオに出ていただくことがあったらいいのかなって。
そうですね、それはあるかもしれないですね。
ちょっと話はずれるかもわからないですけども、
ラジオって聞いてくださる方に伝えるときに、
ラジオの世界だと、テレビとかもそうなんですけど、
作家さんっているんですね、企画を考えてる放送作家さんっているんですけども、
ラジオの場合も放送作家って当然いるんですけど、
よく構成作家って呼ぶんですね、構成。
それはなぜかというと、ラジオの場合、企画そのものも大事だけど構成が大事なんですよ。
どういう構成で物事を進めていくか、伝えていくかっていうのがすごく大事なんですね。
それはなぜかというと、音声だから、聞き手の情報が限られてるから、
順番がちゃんとしてないと混乱しちゃうみたいなのがあるんですね。
すごい簡単な事例でいうと、
日本語って、私はどこどこで何したりしたりしたりこうしたっていう、
最後に技術語が来るんですけども、私はこうした、なぜならこうした、
英語的な文法をした方が音声では伝わりやすいんですね。
なぜならば、想像するから。
昨日どこどこでダニエル先生とこうやって火事がありました、
じゃなくて、昨日火事がありました、どこどこで原因は?って後付けで就職をしていった方が、
あ、そうかって最初の文字を聞いた時に想像できる。
想像させて初めて価値を成すので、長すぎるとちょっと伝わらないみたいなのがあるじゃないですか。
よく、これもテクニックなんですけども、リスナーのメールを読む時に、
じゃあ足立区の38歳の主婦の方からいただきました。
昨日私は買い物に行っててうんぬかんぬって言った時に、
メールを読んでから、38歳の主婦の方ですって言うのと、やっぱり効果が違うわけです。
最初に38歳足立区の主婦って思って、あ、こんな人かなって。
その下上で内容を聞くのと、内容を聞いてどんな人って、
あ、38歳の主婦だったんだっていうのは使い分けなんですけども、そこも構成の一つで、
何の情報を先に伝えることによって何を伝えたいのかっていうのが、
どういう想像をしてもらいたいのかっていうのを裏方は考えるんですね。
けどテクニカルですね、なんか。
やっぱり伝える情報が音声って限られているので、想像してもらいたい。
21:03
どういう想像をしてもらいたいかっていう時に、
どういう音を使うか、どういう構成で、どういう順番で情報を伝えていくかっていうのは考えるのがあって、
見えればね、見こなくださいって言えるんですけど。
素晴らしい景色を今私たちのスタジオって、素晴らしい景色が見えてはいるんです。
そうですね、今日はよく晴れていて。
あらゆる乗り物が見えます。見えるけど、ラジオでは聞く。
そう、だから今目の前にすごい景色が広がっているんですけども、
これもいろんな方法があって、テレビではバッと見せて、すごい綺麗ですねって言えるんですけど、
ラジオの場合、もちろん一個一個描写していく方法もありますけど、
意外と、えーって、その声が一番物語るみたいなのが。
えー、なんですか、ラジオ。
何この人、こんな驚いてるの?すごい綺麗って言うだけで、
描写はしていないけど、それが伝わるみたいなのがあるじゃないですか。
いや、すごい。
人間の想像力って本当に素晴らしいってことですね。
オーバーリアクション、私みたいにオーバーリアクションの機会がちょうどいいってことですね。
オーバーリアクションね、大事ですよ。
何を伝えたいかによって、ここにあるものをきっちり船が何台、何船あってって伝えたいのか、
この感動を伝えたいのかによって、感動を伝えるときにはそのリアクションのほうが伝わったりするわけですよ。
確かに、目的によって違いますよね。
そうなんですよ。だからそれで何を伝えるかっていうので、
その情報の正確さを伝えたいという場合でも違いますよ、違いますけど、
村田がこの景色を見てすごい感動したっていうことを聞いてる人に伝えたい場合は、
そういう細かいことを言うよりは、そういうほうが伝わるっていう。
めちゃくちゃ有益な情報じゃないですか、これ。
次から私がそれ実践してたら、あ、すごいよく勉強してる。
やたらオーバーリアクションになってる。
やってんなーって。
やってんなーって思われるやつですね。
やってんなーって思う。
確かに、つぶった状態で聞くというか、研ぎ澄ましたものとかっていうのって、
やっぱり視覚通して入ってくるものと少し違いますよね。
違いますね。
面白い、ラジオってやっぱりすごく思いましたね。
村田さんと話してると思いましたね。
やっぱりプロの視点って違うなって、やっぱり経験値が違うんですか。
私たち大体3,4回しか収録まだしていないので、やっぱり村田さんが経験してきただけの回数。
20年、20年いますから。
そこから何か教えてもらえることって本当に気づきしかない。
希望になるなっていうか、ラジオこれからやっていくのが楽しみになるな。
自分はこの例えば20回収録したときにどう変わってるんだろうっていうのが。
そうですね。それが楽しみと思いますし、本当にラジオの世界でも有名タレントのラジオが面白いわけではないんですよ。
無名でもいいんですよ。
24:00
派手な企画が面白いわけではないんですよ。
その人の人間性が出て、その人らしさが出るのが面白いとなっていくんですね。
だから先ほどの冒頭の話につながりますけど、こんな企画やらなきゃ、こんなゲストやらなきゃ、面白いかなっていうのは、最初は考えるんですけど、意外とそこだけじゃないんじゃないかなと。
パーソナリティというか、その人の個性を引き出すためのいい方法とかってあるんですか、そういう。
やっぱり僕ら収録でよく気にするのは、やっぱり初めてだと緊張するし、やっぱり喋んなきゃって気持ちになるじゃないですか。
しかも一応台本というか構成みたいなのがあると。
これ代わりに。
なるべくそこから離れてもらうっていうのを意識するんですよ。
僕らはこういう意図で台本作ってるけど、まあいいんです。
こういう意図なんだけども、別にこれ読むわけじゃないし、お話ししましょうっていうので、事前にこうやって少しアイスブレイクじゃないですけども、お話しさせていただいて、
その話面白いですね、やりましょうよみたいな感じで、ちょっとその人らしさが出てきたところで撮るみたいなのはよくあります。
なんかよっちゃってたかもしれないです、私。なんかその、この通りに喋らなきゃってのっちゃってたかもしれないです。なんか振り返ってみると。
なってたね。めっちゃ面白かったです。前田さんの最初の読み。
だから最初の読みも、情報として伝えるんだったら同じものを使い回せばいいわけですよ。
で、同じものの印象を与えたいんだったら。だけど僕が結構やるのは、毎回同じ文章でも必ず撮り直すんですよ。
インフォメーションとかさっきの冒頭の映像とか。
そうか。使い回すってそういう意味ですね。
そうそう。使い取れば。
それ使えばいい。
使えばいいんだけども。
切って貼ればいいですよね。
情報は一緒なんで。でも情報を伝えたいんじゃなくて、そのパーソナリティの、ちょっと実は声の強弱とか読み方の違いとかを実は伝えたかったりもするので。
ちなみに私超緊張しました、今日村田さんから。
でもそれが例えば20回後の読み比べたらどうなるかっていうことですよ。
そういうのは、別にどっちが正解とかないんですけど、僕はそっちの方が好きだなと思って毎回そういうのを撮るっていうのをやってます。
何どっちの方がいいか。
毎回それこそ切って貼っててもいいわけだけど、やっぱり村田さんが来てくれたからこの読みなんですよ。
だから嘘っていうのはありますよね。
それってやっぱり人間らしさとか人間臭さというか。
いいこと言いましたよ、そうそう。
いいこと言いました。
そうですね、人間らしさですよね。
なんかそれが会話見えるというか、今緊張してるなみたいな。
27:00
だからちょっとつっかえてもそのまま使ったりします。
タレンチさんが読んだときに、それも味だなと思って。
言い直しがその人のキャラクターが出てたりするとそれを使ったりします。
なんかすごく一人一人の個性を尊重されてるようなコンテンツな感じがして。
伝え方としては音声はそうですね。
冒頭多様性の話出ましたけどダイバーシティだよねみたいな。
なんかすごく優しいコンテンツというかいい意味で。
人を大切にする、パーソナリティを大事にする、いいコンテンツだなっていうのをしみじみ感じてきました。
やってよかった?
はい。
嬉しい。そう言っていただけると嬉しいですね。
めちゃくちゃ嬉しいです。いろんなこと聞けて。
僕は嬉しい。こうやって社内ラジオを始めていただけることが嬉しいんで。
やっぱり終わらずにね、継続的に。そんな短くてもいいですし。
今回は雑談だけですでもいいんですけども。
そういうのもちょっと続けていただけることによって、
多分どんどんリスナーも増えていってファンも増えていくんじゃないかなと思います。
実は結構前から相談してたんですよ。
ここに来ていただいたのも5月ですけれども。
結構前?それぐらい前からもしかしたら相談してたかもしれないですけど。
それぐらい絶対に相談して見てほしい人だったんですよ。
嬉しいですね。そんなに嬉しいです。
ゲストに呼んでもいいラジオを作ってしまうとゲストに呼んでもいいんだって思った。
すごく嬉しくなって呼んでしまったっていう。
いい関係性ですね。それもまた繋がるっていう形の。
嬉しいラジオかもしれないですって。え?マジですか?やってくださいみたいな。
多分その反応が、それこそ来ると思わなかったです。
私最初、やっぱりきっちりカッチリラジオ制作。
こうやってやりなさいよみたいな。
お叱りを受けるかなみたいなところも思いつつ、
でも言っちゃえみたいな感じで、
ラジオ事業でラジオ番組をやりたいと思ってるんですけど、
いろいろアドバイスをいただきたいと思ってますみたいなメッセンジャーでお送りさせていただいたら、
全然ウェルカムですよみたいな感じでくれたので。
ありがたいですね。
こちらこそありがたいです。
では、あっという間にですね、お時間来てしまいましたが、
今日、すっごい染み渡りましたし、ハートもなりましたし、
なんかいろんな気づきがあって、
今後、けど村田さんは私たちのラジオの常連になるような。
嬉しいですね。
常連番組で呼ばせていただきたいなと思っておりますので、
今後ともぜひよろしくお願いします。
ありがとうございます。
この番組は360度デジタルインテグレーターとしてDX支援事業を展開している
30:02
スパイスファクトリー株式会社がお送りしています。
それではまた次回、お楽しみに。
30:29

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