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2024-08-27 19:44

【Career insight】UXデザインで「デジタルサービス開発」はどう変わるのか?UXデザイナーの中島さんにプロジェクトの実例から話を聞いてみたーUXトレンドでは「ユーザービリティ向上への原点回帰」に注目

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#15は【Career insight】ということで、ゲストのお仕事や向き合う価値観から日々のスパイスを発見しようというコーナーです。

今回はスパイスファクトリー株式会社のデザイン部門でもあるInterface & Experience Design Division(通称:IXD)でVice President of Design を務めている中島大賀(なかじまたいが)さんにお話を聞いています。


今回のテーマも「UX(ユーザーエクスペリエンス)で何が変わるのか?」を軸にお話をしていきました。 実際のデジタルサービス開発の事例から、UXデザインがあることによってどう変わるのか、どういった影響を与えられるのかその効果などについても詳しく解説しています。またVPoDの視点から、昨今のUXトレンドについても聞いてみました。


最後までお聴き逃しなく♪


▼ラジオ内で紹介したプロジェクトの事例 AIを活用したDtoD(医師同士)のコミュニケーション・プラットフォームを運営する株式会社エクスメディオ様では「ヒポクラ × マイナビ 血液内科 Pro」として血液内科領域の医師専用の会員制コミュニティサービスを提供されています。当社では、同サービスのアクティブユーザーや質問・回答の増加を目標としたデザインリニューアルを担当しました。 https://spice-factory.co.jp/works/16827/

ラジオの感想はハッシュタグ #スパイスファクトリーのラジオ でSNSでどしどしお待ちしています。

00:11
皆さん、こんにちは。スパイスファクトリーのラジオ)仮です。この番組は日々のスパイスになるようなお話をということで、毎週土曜日の朝10時にスパイスファクトリーの今をお届けする、みんなで育てて成長するラジオです。
番組を通じて関わった皆さんと一緒に番組を育てながら、成長過程も含めて公開していきます。パーソナリティはスパイスファクトリー株式会社でパブリックリレーションズを担当している前田がお届けします。よろしくお願いします。
はい、今日もですね、前回に引き続きゲストをお迎えしております。スパイスファクトリー株式会社インターフェイス&エクスペリエンスデザインディビジョン、通称IXDでVPODを務めている中島太賀さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
前回に引き続きありがとうございます。
はい、こちらこそありがとうございます。
はい、じゃあ簡単に自己紹介お願いします。
はい、中島と申しまして、部署がIXDでUXデザイナーだったりとかデザインディレクターをやってます。普段は業務システムだったりとか、サービスを作るUXデザインをしているというような感じですね。
ありがとうございます。中島さんのUXデザイナーとしての強みって何なんですか?
強み。
俺これ得意だぜみたいな。
そうですね、なんだろうな。やっぱり物を作る、結構UXデザイナーなんですけど、ディレクターとかそういうポジションも兼任することが多くて、クライアントと一緒に意思決定をしていく、物事をどんどんどんどん推進させていくのは強いかなって思うのと、
あと、こういう手法をやってみようとか、こういう考え方でやってみようとか、今回はこういうプロセスでやってみようみたいな、引き出しは多いかなって思います。
いつもプロジェクトが始まるときにワークショップみたいなのやってるじゃないですか。
はいはい。
自己開示というか、皆さんのことをそれぞれが知っていく?
はいはい。
あれで中島さん自分の弱みみたいなのはどうやって書くんですか?
弱みですね。デザイナーなんですけど、絵が得意じゃありません。
それで言うと、ワークショップとかも実は自分が作ったので、結構ツールを社内で開発するみたいなところは、デザイナーっぽくはないんですけど、好きかなって感じですね。
あれ中島さんが発祥だったんですね。
そうなんです。
03:00
ありがとうございます。続いてですね、スパイスファクトリーの最新情報のコーナーということで、最新情報なんですけど、最近中高生のキャリア教育支援だけじゃなくて、最近大学生のキャリアワークライフバランスに関してお話ししてましたよね、会社で。
そうですね、今週大学生の皆さんに。
何お話しされてたんですか?
今まで社会人歴何年かの中でどういうふうな波があったかとか、どういう仕事の仕方をしてるかとか、あとはワークライフでライフなんで、結婚してるかとか、将来どういうふうに子育てとか子どもと考えてるかみたいなことをもらって、
全部包みかく話しながら。
武蔵野大学の有明キャンパスの人間科学部の皆さんが、15、6名ぐらいいらっしゃってましたよね。
そうですね、多かったと思います。
どんな反応があったんですか、その後、学生の皆さんからは。アンケートもいただいてたと思うんですけど。
なんかこの、やっぱり気になってたのは、大企業で働くとかベンチャー企業で働くとかっていうのが、多分気になってらっしゃったのかなって思っていて。
なんか、ベンチャー企業って、大学1、2年生の人からしたらどんなものかっていうのがちょっと、分かりづらいかな、そういうところが分かってよかったなみたいな。
声がありました。
そうですね。
それはすごい有益な時間でしたね。
あとオフィスがすごい綺麗とか。
ありがとうございます。
本当にありがとうございます。
本当にオフィスは好評なんで、気になる方いらっしゃいましたら、いつでもいらっしゃっていただいて結構ですのでお問い合わせください。
それではですね、本題に入っていきたいと思います。
今日もキャリアインサイトということで、ゲストのお仕事から日々のスパイスを発見しようというコーナーになっています。
今回の中島さんのテーマも前回と同じく、ユーザーエクスペリエンスで何が変わるのかっていうところをテーマにしながら、中島さんのキャリアや価値観をひも解いていきたいと思います。
それでは早速、前回はユーザーエクスペリエンスの仕事に出会って何が変わりましたかみたいな話で、キャリアの中からひも解いていったんですけれども、
今回はより具体的なところで、UXによって何が変わったのか、ちょっとイメージがあんまり若ない方も多いかなと思っていて、
最近テレビ局の方と話したときに、UI、UXデザインの支援とかもしてるんですみたいな話したときに、UXデザインって何ですか?みたいな感じになったりしたんですよね。
06:08
まだまだ存じ上げてない方とか、具体的にイメージがつかない方も多いかなと思うんですけれども、中島さんが携わったプロジェクトの中で、UXによって何かが変わったなっていうのが分かりやすい事例とかってあったりしますか?
そうですね。会社の事例にもあって、血液内科プロっていうプロダクトがあるんですけど、どういうものかっていうと、血液内科っていう、全国で3000人ぐらいしかいないような、すごい希少な診療科のお医者さんだけのコミュニティサイト。
ここで結構UXデザイナーとして入っていて、このサイトっていうのはお医者さん同士がですね、いろんな質問をし合う、言うなれば質問掲示板みたいなものなんですけども、
なんでこの血液内科っていうのに絞ったかっていうと、これはクライアントのXメディオさんが血液内科に絞ろうっていう風に決めて、その後に我々に来たんですけども、
やっぱり同じ、ちょっとでも違う科がいたりすると、質問の深さとが違ってくるから、いわゆる同じコミュニティで話したほうが、いろんな深い話ができるんじゃないかって言って、そういう風な、本当3000人ぐらいしか入れないようなものを作ったんですけど。
なるほどですね。血液内科医同士のってことですね。
そうですね。なんか血液内科医同士のSNSみたいなイメージなのかなと思ってるんですね。
そこで、やっぱりお医者さんって臨床って言って、現場のことを臨床って言うんですけども、現場で起きている様々なことを教科書にも載ってないとか、そういうものを質問したいんだけども、全国に散らばってる3年にがなかなか聞きづらい、聞きにくいっていうところで、そういうサイトを作った。
それを聞きやすい、要は質問しやすいようにする。自発的に何か発信できるようにするっていう動線とかを作ったりとかっていうのをやってましたね。
それがUXになるんですか。
そうですね。ユーザーエクスペリエンスを設計する。
さもすれば、そういうサイトに質問する人はいいけども、質問するのもお医者さんってちょっとやっぱり上下関係とか、違う大学病院、医局って言うんですけど、医局だったら質問しづらいみたいな心理的衝撃があったりとか。
逆に、回答する側ってあんまりメリットないじゃないですか。回答してあげるんですけど、時間もかかるし、専門的な話であればあるほど回答に時間かかると思うんですね。
09:08
それに対してメリットとかっていうのって、別にお金を渡しするわけではないのでメリットないじゃないですか。
でも、答えたくなる。答えてあげたくなる。その質問に対してみんなが応援したくなるっていうような雰囲気だったりとか、導線を醸成した。
ここは、ある種ユーザーエクスペリエンスを設計するっていうものなのかなと思ってます。
そのUXの導線を作ったっていうところにおいては、このXメディオ様のプロジェクト、血液内科プロにおいては、その後どういった結果というか、体験的な変化に落とし込めたんですかね、そのプロジェクトにおいて。
あのですね、例えばなんですけど、はじめいいねとかよくSNSにあるハートマークとかっていうのでやってたんですけど、それを例えば気になるとか、ちょっとした変化ですよ。
ちょっとした変化です。気になるとか、参考になったとかっていうボタンに変更したりすることで、ボタンを押しやすくするとかっていうのもあります。
ボタンを押しやすくして、押しやすくなると今までいいねって押さなかった人がアクティブになるわけです。
押しやすくなるからアクティブユーザーが増えたりとか。
あと、押してもらったらもちろん自分が投稿して押されたらそれも通知くるので、もっともっと性のスパイラルというか量のスパイラルになっていって、だんだんより参加してくれる人が多くなったっていうような結果が出てますね。
じゃあ、UXって体験を設計するとか、ユーザーの行動をデザインするみたいな感じなんですか?
そうですね、そういう側面もあるかなって思っています。
他方でUXの中でもユーザビリティっていう話があって、ひたすら使いやすさを追求するみたいなものもあって、
例えばなんですけど、使いづらいアプリとかシステムって多分皆さん1回は経験したことがあるかなと思うんですけども、
そういうようなものをなくすためにひたすら改良していくっていうようなデザイン、UXデザインもあるかなって感じですね。
結構複合的な感じなんですか?
そうですね、UXっていうのがなんでわかりづらいかっていうと、非常に多岐にわたるから。
さっきの動線を作るっていうのも、単に自分がすごい才能があって、こうじゃないみたいな感じで作るっていうわけじゃなくて、
その前段でしっかり調査分析をして、こういうコンセプトがいいんじゃないっていうのを仮説を立てて、
これに1回落としてみて、さらにもう1回これが実装された時にインタビューしてみてみたいな、結構やってることが多いんですよね。
12:08
なのでUXって何って言われると、いつもちょっとううってなるというか。
簡単に説明できないですね。
一言で言いづらいというか、一言で言ったところによって理解が深まるものでもないというか。
そうですね。
ありがとうございます。
デザインの視点、UXデザインの視点で、今後のシステム開発だったりサービス開発において、社会的にこれからどうなっていくんですかね。
アクセシビリティとかユーザビリティとかって、今でこそ結構北海性の影響とかもありながら、注目度とかはだんだん高まってきてはいると思うんですけれども、
これからどう変わっていきそうですかね。
そうですね。ユーザビリティって結構UXの基礎根本みたいなところで、その上で使いやすさとか、単純に日本語にすると使いやすさみたいな感じで、
使いやすさとかっていうものの上に、もうちょっと快適なとか、ちょっと何々したくなるみたいなのが、さらに上積みのUXデザインだったりするんですけど、
今、いろんなイベントとか聞き回っている中で、参加している中で思うのは、結構ユーザビリティに原点回帰してきているというか、っていうふうなことは思っていて、
そうですね。これからは、例えばなんですけど、守りのITって言われている業務システムとか、要は社内で経費削減のためにシステムを入れて、より便利にしていくみたいな、今の名だたるメガベンジャーとか、SaaSで事業を持っている企業ってそっち系が意外と多かったりするんですよ。
あるいは、人事系のとか、経費計算系のとか、ああいうところはもう対等になっていますけど、やっぱりああいうところを筆頭にユーザビリティの良さっていうところが、すごい注目されているのかなというふうに思っています。
そうですね。ユーザビリティの向上に関心が集まるようになっているような、私は気がしています。
一方で、いわゆる攻めのIT、これでビジネスを成り立たせよう、これで会社としていろんなところに出行ったりとか、これで新しい概念を作っていこうみたいなサービスの開発っていうのは、デザイナーはもう少し設計とか、いわゆる見えるものの設計とかだけではなくて、ビジネスだったりとか、
戦略の設計にデザイナーが加わっていく未来っていうのが、もうあるんですけど、さらに色濃くなっていくんじゃないかなというふうに思っています。
15:00
これから現場をたくさん見られていると思うんですけれども、今の実際にご依頼いただくプロジェクトとか、お客様の動向から見ても、やっぱりそこのニーズって結構あるんですか、今でも。
そうですね。あとはニーズをしっかり、僕提案するときから入っているんですけど、しっかり認知してもらうことによって、それが意識付けられるっていうのもあるかもしれないですね。
実際に採用されたケースは結構あるんですか。
そうですね。やっぱりユーザビリティテストっていうのは、お金かけてもしないままコケる、要はリリースしたときにひたすらクレームくる方が辛いんで。
そうですね。使われないとかね。
ちょっとお金とか期率、リリースのタイミングが伸びたとしても、途中途中でちゃんとそれが使いやすいかどうかっていうのは検証しましょうねとかっていう話は初めにさせていただいたりとか。
結果、お客様はお納得いただけて。
そうですね。納得いただいて、実際そのユーザビリティを検証するためにはユーザビリティテストっていうものをやるんですけど、テストの現場にも参加していただいたりとか。
実際やってみて、課題が出たことを、今こういうちゃんと何て言うんですかね。
今分かってよかったね。
分かってよかったねっていうのが多かったりとかっていうのはありますね。
すごく大事ですね。
そうですね。
ありがとうございます。
最後の方の質問に行きたいなと思うんですけれども、これからUXデザイナーとして中島さんが1ピクセルずつ世界をより良いものにするという当社のパーパスのためにやっていきたいこと。
世界を少しでも良くするためにやっていきたいことみたいなのってありますか。
そうですね。僕の心情みたいなものが会社とは別にあって、良いものづくりは良いチームから始まるっていうふうに思っているんですね。
ということは、じゃあものづくりって別にエンジン屋とかデザイナーのもの、特権みたいなものでも全然ない。
僕らはクライアントもベンダーも立場上は型書き上はあるけれども、一つのチームだっていうふうにシームレスにものづくりやっていきたいと思うので、
シームレスで強固なチームを作ることっていうのが一つと、そういうためにはクライアントの方にも勉強していただいたりとか、そういう文化を醸成するようにサポートしなくちゃいけないなっていうふうに思っていて、
世界をより良く少しでもするためには、そのためのどういうふうにシームレスにすればいいか、研究、教育っていうのももちろんだし、
自分自身も自己研鑽しなくちゃ、もっともっと最先端の、もっともっと深く勉強しなくちゃいけないなって思ってるし、
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そのこと自体をもっともっと世にPRしていくっていうのも大切かなっていうふうに思っていて、今自分はそういう役目なのかなっていうふうに思っています。
ありがとうございます。最後にスパイスファクトリーを一言で言うとどんな会社ですか。会社のイメージでもいいですし、こういう存在とかこういう体感を得るものとか全然何でも大丈夫です。
でも、進み続ける会社っていうのが、個人的にはフェイルファストとかって言ってるじゃないですか、早く失敗すると。
経営人とかも、もちろんメンバーもなんですけども、失敗を繰り返しながらもどんどんどんどん前進していって、
より良い会社にしていくぞっていう気質があると思うんで、進み続けてるというか歩み続けてるなっていうようなイメージ。
結構みんな違うんですよね、これ聞くと面白いって。
それではですね、ここであっという間にお時間が来てしまいました。たくさんUXのお話を含めて、これからどうなって、デザインがシステム開発だったりサービス開発にどうなっていくのかという未来までお伺いできてとても勉強になりました。
ありがとうございます。それではここで終わりにしたいと思います。
この番組は360度デジタルインテグレーターとしてDX支援を事業展開しているスパイスファクトリー株式会社がお送りしています。
それではまた次回お楽しみに。
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