1. そろそろ美術の話を...
  2. #115 アーツカウンシル東京に..
2024-09-14 50:49

#115 アーツカウンシル東京について 前編(アーツカウンシル東京 今野真理子、佐藤李青)

アーツカウンシル東京の今野真理子さん、佐藤李青さんをゲストにアーツカウンシル東京の取り組みについてお聞きしました。 ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://sorosoro-art.vercel.app/ep/11⁠5⁠⁠⁠  番組の感想は、⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠#そろそろ美術の話を⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ でお願いいたします。

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Guest Profile 今野真理子(こんの・まりこ)

  • 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 活動支援部 相談・サポート課 講座事業係長
  • 東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻(版画)修了後、英国ウォーリック大学大学院欧州の文化政策と運営学ディプロマ修了。ダンス・カンパニーでの制作アシスタントを経て、国際文化交流機関、国際舞台芸術祭、国際美術展、公共劇場等にて文化事業の企画制作運営や助成プログラム運営に関わる。2014年4月よりアーツカウンシル東京 シニア・プログラムオフィサーとして助成プログラム運営や人材育成事業を担当。
  • 2023年4月より現職。2023年10月に総合オープンした東京芸術文化相談サポートセンター「アートノト」の講座事業を鋭意企画運営中。

佐藤李青(さとう・りせい)

  • 公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京 事業部 事業調整課 事業調整係長
  • 1982年宮城県塩釜市生まれ。国際基督教大学卒業。東京大学大学院人文社会系研究科(文化資源学)修士課程修了、同博士課程満期退学。企業メセナ協議会インターン、文化資源学公開講座「市民社会再生」運営委員会事務局、小金井市芸術文化振興計画策定の小金井市と東京大学の共同研究グループなどを経験。小金井アートフル・アクション!実行委員会事務局長として運営組織と活動拠点(小金井アートスポット シャトー2F)の立ち上げを経て、2011年6月よりアーツカウンシル東京 プログラムオフィサーとして東京アートポイント計画、Tokyo Art Research Labに加え、Art Support Tohoku-Tokyo(東京都による芸術文化を活用した被災地支援事業)を立ち上げから事業終了まで担当(2011年〜2020年)。ジャーナル『東北の風景をきく FIELD RECORDING』編集長(2017年〜2020年)。2024年4月より現職。


Show Notes 本収録のきっかけについて

アーツカウンシル東京について

東京アートポイント計画について


サマリー

アーツカウンシル東京の今野真理子さんと佐藤李青さんが、同団体の設立背景や機能についてお話しします。彼らは、アーツカウンシルが文化活動を支援する中間支援組織であり、東京都歴史文化財団の一部として運営されていることを説明します。前編では、アートにエールというプログラムの設立背景や、女性プログラムの様々な条件について討論されています。特に、東京都が主催するこのプログラムでは、アーティストや芸術団体への支援の仕組みや審査基準について触れられ、地域の文化イベントの重要性も強調されています。アーツカウンシル東京では、地域の芸術文化活動を支援するためのプログラムが展開されています。特に、東京アートポイント計画を通じて、地域に文化創造拠点が増え、多様な芸術体験を提供する取り組みが行われています。アーツカウンシル東京の活動において、地域住民と共に文化の場を作ることの重要性が語られています。また、アートと地域のつながりを通じて、参加者がどのように生き生きとしたコミュニティを形成するかに焦点が当てられています。アーツカウンシル東京の森川さんと佐藤さんが、東京のアートシーンや美術館巡り、地域の芸術活動について議論しています。

アーツカウンシル東京の紹介
はい、アートテラー・とにのそろそろ美術の話を。この番組は、私アートテラー・とにが アートに関わる方をゲストにお迎えして、トークを繰り広げるポッドキャスト番組です。
本日は、アーツカウンシル東京の今野真理子さん、佐藤李青さんをゲストに トークをしていきたいと思います。
はい、ということでご出演いただきましてありがとうございます。 よろしくお願いします。
初めましてなので、お二人。 はい、初めまして。
初めましてですし、そもそもアーツカウンシル東京、 初めましてというか。
今まで、本当に学芸員さんとかアーティストさんが 本当にゲストが多かったんですけども、
今回機会としてはですね、庭園美術館で、 前にこの番組にですね、76、77のシャープの時に出ていただいた大木さんに、
庭園美術館でこの前ばったりと会って、 今アーツカウンシルにいるんですっていう、ちょっと移動してっていうことで。
ぜひアーツカウンシルについて紹介してください。 そこで売り込みというか、そこからトントンと話が進みまして、
今回に至っているという感じなんですね。
なので、本当に僕もアーツカウンシルって何だろうという状況で、 今アーツカウンシル東京に来ている状態なので、
いろいろと教えていただきたいなと思っておりますので、 よろしくお願いします。
じゃあまず簡単にお二人の自己紹介いいですか? 二人、それぞれ。
はい、どちらがいいですか? どっちでもいいですよ。
じゃあ、アーツカウンシル東京の佐藤理生と申します。
アーツカウンシルの中では事業調整課という課におります。
で、後でお話しする東京アットポイント計画という事業を担当しております。
じゃあぜひその話も聞きたいと思っております。 そしてもう一方。
はい、アーツカウンシル東京の近野と近野真理子です。 よろしくお願いします。
はい、私はアーツカウンシル東京の相談サポート課という部署に今所属しています。
こちらは昨年度、新しく立ち上がった部署なんですけれど、 それについても後で。
はい、わかりました。承知しました。
このお二人の関係性はどんな感じなんですか?
関係性は、職場の同僚です。
同じ課ではないということか。
同じ課ではないですね。
同じ部署にはいますよね。
部?
部も違うんじゃないですか。
違うっけ?
私、活動支援部。
事業部です。
中の人も把握できていない、 そんなアーツカウンシル東京からことになってきましたが。
でも今日はあれなんですよね。今回こういうことでちょっと収録させて欲しいって言ったら、
広報さんから2人送り込まれた2人みたいな。
代表、選ばれたお二人みたいな感じで来ております。
よろしくお願いいたします。
ということで、まずは改めてこのアーツカウンシル東京。
組織の役割と設立経緯
これって一体何なんですか?
たまにロゴは結構美術館。
特に東京都立美術館では見るんですけども、
そもそも一体どんな団体なんでしょうか?
どっちでもいいですよ。
近藤さんからいきますか。
すごく簡単にお伝えすると、
私もちょっと語弊があるかもしれないですけど、
アーツカウンシルという機能というかものが、
そもそも芸術文化の様々な活動とか、
あるいはそれを担う人材などを支援するような機能を持った組織のことで、
中間支援という言い方をしたりするんですけれど、
もともとはイギリスにそういった動きが始まった。
イギリス発祥の芸術文化の専門性を持った人材が、
創造の現場とかクリエーションとかする現場と、
あとその行政とかいろいろな財源を持ったパブリックセクターとかとの間を
つのぐような役割で文化技術をサポート進行していくという機能を果たすべくという組織なんです。
それがイギリス発祥で、そういった機能を日本でも導入したらいいんじゃないかというような議論が、
結構もう10年、20年くらい前になるのかな、から始まってきていて、
国でもそういった議論があって、東京都でもそういう議論が始まっていたんですよね。
実際に東京で本格的にやってみましょう、導入してみましょうということで、
2012年に正式に発館する東京という名前で、東京都歴史文化財団の中に設置される形になりました。
意外と出来てまだ十数年ということなんですね。
そうですね、12年経ったという感じですかね。
その前の東京都が取り組んできている文化政策とか文化行政といわれるような動きの中で、
また発館処理が始まるより前からいろんなことが議論されたり取り組まれたりしていて、
そこと大きく流れが合流するというタイミングもあったりしたんですよね。
それについては佐藤理成さんの方が詳しいので、バトンタッチ。
今この仕事を2011年の6月からやってるんですけど、
立ち上げのちょっと前からってことですね。
そうですね、もともとずっと東京アットポイント計画という事業を担当してるんですけど、
事業自体は2011年に入った時にあって、
ただその時は東京文化発信プロジェクト室という組織がありまして、
そこで東京アットポイント計画事業を担当してたんです。
その東京文化発信プロジェクト室というのも、
さっき言ってた今の東京都歴史文化財団の中にあったんですけど、
実はもともとがオリンピックを招致する話の中で、
オリンピックってプロポーザルを出す時に、
スポーツだけじゃなくて文化取り組みもこういうのをやりますというのを
プロポーザル段階で出さなきゃダメなので、
その時に文化プログラムをどこが担うのかというところの中でできた組織が
東京文化発信プロジェクト室というのが実はあったんですけど、
それがこの前やったオリンピックではなく、その前の前くらいかな。
2016年の五輪を東京に招致するという時のキャンペーンだったんですよね。
石原知事は何回かオリンピックにチャレンジしてるじゃないですか。
最初にチャレンジする時にできて、
実はそれがダメな後も文化発信プロジェクト室は残って、
いよいよオリンピックが決まったという段階で、
文化の部分も力を入れて、より力を入れてやっていく必要があるからというので、
ちょうどそのタイミングでアーツ・カンシェル東京もできていて、
一緒になるか合流する形です。
文化発信プロジェクト室自体は地域のいろんなパートナーの人たちと一緒に事業をやったり、
六本木アートナイトとかフェスティバルをやったりというのをやってたんですよ。
そういう意味で自分たちで事業をやるというよりは、
誰かと組んで都内でいろんな事業を作っていくという、
今アーツ・カンシェルがやっている中間支援的なことをやっていた事業のチームとしていて、
アーツ・カンシェル東京自体は東京都の助成金をまとめて、
一つ組織を作るというので最初立ち上がったんです。
なので、さっき事業部と相談サポートという話もあったんですけど、
そういう事業をやるチームと助成金をやるチームというのが合併して、
アーツ・カンシェル東京というのができたのが最初で、
それが東京都歴史文化財団という組織の中に
一組織としてできるという。
東京都文化歴史財団が、それこそ東京都庭園美術館とか江戸東京博物館さんもあるから、
東京都庭園美術館の大きさがこっちにいる。
組織としては一緒って。
なので、いつもアーツ・カンシェルは何ですかって言われる時に、
ホールディングス会社みたいな東京都歴史文化財団があって、
都立の文化施設を全部所管しているんですよ。
なので庭園美術館もあるし、芸術劇場もあるし、建物園もあるし、
東京都現代美術館もあるし、
言っていくと十何個施設あるんですけど、
の中で唯一施設を持っていない組織がアーツ・カンシェル東京で、
だから助成金を出したりとか、
誰かそういう文化事業をやる人をパートナーとして一緒に事業をやったり、
街中でプロジェクトを作っていくようなのをやるっていうような舞台。
なのでここも今、施設じゃなくて本当にオフィスの中で収録してますけど。
一番財団の中で一番新しい施設が、
今ニックネームでCCBTと言われている施設があるんですけど、
シビッククリエイティブベース東京。
ちょっとかっこいい名前。
渋谷にあるんです。
メディア系の絵ですよね。
シビッククリエイティブベース東京。
それも含めると今本当に11、12ぐらいの文化施設を運営している財団。
なるほど。
施設はないのがアーツ・カンシェル。
逆にアーツ・カンシェルはそういう施設、
人たち一緒にやったりとか、
施設が現場になったりということも結構横断的にやってたりする。
でも女性金っていう話があったじゃないですか。
助成プログラムの重要性
東京都のお金がアーティストさんとか文化イベントに支援されるとなった時に、
本当に素直な疑問というか素朴な疑問なのかわからないですけど、
東京都庁にそれがあればいいのかなと思うんですけど、それとは別なんです。
いいところについてこられますね。
すみません。
すみません、授業仕分けみたいな感じで。
いやいや、違うんですよ。
とてもいいグッドクエスチョンという。
それこそがアーツ・カンシェルっていう機能が大事に思っている部分で、
比率で発祥したときの概念というかって言われているのが、
芸術文化の専門性を持った人材が芸術のサポート支援をしていくための施策立案とか、
どんなことをやっていくことがいいのかということを、
そういった知見を持って取り組んでいくような機能というものが、
アーツ・カンシェルの中で大事にされるべきだというのがあって、
そういう意味で女性菌のプログラムの運営なんかも、
そういった専門人材がきちんと運営することが重要だろうということもあって、
アーツ・カンシェル東京ができる前は、東京都の芸術文化大賞の女性プログラムは、
それこそ都庁がやってたんですよね。
そのプログラムも、アーツ・カンシェルが立ち上がるときに、
ちゃんと専門人材、専門職員が担当する形でプログラム運営をしましょうというふうに批判されて、
そういうふうな形で、
以前にやっていた東京都の時の女性プログラムよりもっと草の根の芸術の活動だったり、
若手がやっている実験的なプログラムとかも女性プログラムをするような、
そういった女性プログラムも何種類も今立ち上がっていまして、
そういった現場のニーズとか必要性みたいなものも我々も全部受け取りながら、
一番いい形のサポートって何だろうということを毎日考えながらやっているという。
大きな予算は東京都からいただきながら、
こういうプログラムがあったらいいよねということとかも我々自身も考えながら、
都庁からのいろんな提案もいただきながら実行していくという形をとっています。
専門性というのが大事なんです。
いわゆるご役人さんの仕事ではなくて、これはこれでプロフェッショナルの人たち。
おこがましいですからね。我々もまだ毎日修行中です。
僕がぱっと思いついたので言うと、
そういえばコロナの時に、僕もいろいろと仕事が大変になっちゃった時に、
東京都に動画を送ったらお金がみたいな。
コロナの時の。
アートにエールの設立
分解で。あれはどこがやっていたの?
あれはアートにエールというプログラムで、
都庁の方も直接、コロナの時に緊急支援としてやるべきだということで立ち上がったものです。
いろいろプログラム、スキームを作る時には、
それこそ、初関する東京の女性の担当部署もいろんなアドバイスとか情報提供をしながら、
一緒に立ち上げていったという形でした。
仕事の一環というか業務の一環でやっぱりあったということですね。
そうですね。
直接は運営しない形で、あれは東京都の主催でされたと思うんですけれど。
ここでちょっと思ったのが、
あれって結構そんなアートのみたいな人も出したりしてたじゃないですか。
一応支援が先だからみたいな話になったけど、
今回そのアーツカウンシル東京さんがプロフェッショナルな人たちだった時に、
例えば変な人って言ったらちょっと語弊がありますけど、
お金欲しさによくわかんないことを言ってお金くれよみたいな人も来なくはないと思います。
そういうのはやっぱり審査するんです。
これはもうアートじゃないというか、何しに来たのあなたみたいなこととかはあるんですか?
審査はしてますよ。
すごい厳正なる審査を。
そこはだから専門性じゃないと、
ジャッジできる人がいないと多分、
そこをどうジャッジするのかなと思うけど、
そこは結構アーツカウンシル東京さんならではなのかなって聞いてて思いました。
今たくさんの女性プログラムがあるので、
それぞれ目的とか趣旨が異なるんですよね。
本当に例えば大型の文化イベントで、
都市の魅力創出とか、
東京都の魅力を形作ってくれるような、
大型の華やかなプログラムなどにも女性にする大きなプログラムもあるし、
もっと違う、まだ若手で実験的な表現活動、
まだ入所料金だって取らないけれどやってみたいみたいなものにも
そういうプログラムもありますし、
だからうぞうもぞというよりは、
やっぱりプログラムごとに大小層を設定して、
私たちも適切に女性金が届くように頑張ってやっているところですね。
ちなみに今更なんですけど、
アーツカウンシル東京さんじゃないですか。
アーツカウンシル日本とか、
もしくはアーツカウンシル新宿とか、
他にアーツカウンシル何々はあるんですか?
またそれもいい質問ですね。
結構今たくさんありますよね。
全国に。
都道府県単位であるものなんですか?
規模はいろいろあるんですけど、都道府県レベルが多いんですかね。
でも大きな市レベルとか、
政令指定都市とか、
東京23区はほとんどここがになっているみたいな感じですか。
東京に関しては、
東京都とアーツカウンシル東京という財団が一緒にやっているという形で。
一緒にじゃないですけどね。
例えば他にも例えば横浜にも確かあったりとか、
ただそれはあるじゃないですか。
ってことはアーツカウンシル東京さんに申請できるのは、
東京都民でないとできないみたいなこともあるんです。
女性プログラムの条件。
コロナの時はちょっと例外的なプログラムもあった気がするんですけど、
違ったかもしれないですけど。
でも基本的には東京に活動拠点があったり、
在住しているアーティストなり芸術団体なりが、
女性プログラムを申請できますよという形をとっています。
女性プログラムの条件
それ以外は条件はないんですか。
ある程度何年間活動していた人とか。
今聞いている人で、
もしかしてちょっとあれ女性してもらえるかもと思っている人もいると思うんですけど、
他に都で活動している以外の条件は。
めちゃめちゃいっぱいあるんですよ。
いろんな条件が。
ただプログラムによって違うんですね。
それこそ若手向けの女性プログラムは、
まだ活動の年数とか実績が何年未満とか。
少ないといけるみたいな。
そういう形のプログラムもあるし、
もう少しキャリア積んでいる方は、
むしろ何年以上やっているとか、
あと個人も対象にしているプログラムもあるし、
団体のみを対象にしている女性プログラムもあったり。
何かしらに引っかかる可能性があるんですね。
いろんなのを調べていけば。
今何種類あるのかな。
多分9種類。
それはホームページとかで見ればわかるんですか。
ぜひチェックしてください。
詳しくはウェブで。
それこそアズカシュートーキョーを立ち上げた頃は、
唯一一つの女性プログラムから始めています。
それはどういうプログラムですか。
今も残っているんですけど、
東京芸術文化創造発信女性という女性プログラムでして、
いわゆるアーティストや芸術団体のクリエーションとか、
創造活動に対しての女性系なので、
プロフェッショナルな活動を、
芸術文化の表現の領域で行っていくぞ、
行きたいぞ、これからも、というような方々のプロジェクトに対して、
活動単位なんですけど、
に対して女性をするので、
展覧会だったり、
あと劇場での公演だったり、
でも街中で何かを行うようなアートプロジェクトとかでも、
いろんな形のプロジェクトを女性対象にしていて、
これはアーティストでも、
絵画とか彫刻だけじゃなくて、
ダンサーとか音楽とかでも?
伝統芸能でもあるし、
ジャンルを横断したような、
ちょっと複合的な表現とかも、
メディアートとダンスパフォーマンスが一緒になってます、
みたいなのとか、
そういったものを挑戦してますし、
僕はもともと吉本公演でお笑いをしてたんですけど、
例えばお笑い芸人の売れないやつが、
ライブやりたいですっていうのもOKなんですか?
お笑いが芸術文化ですっていう、
その説得力が。
落語は大きそうなイメージがあるんですか?
なんとなく、伝統文化で。
でもどうでもないですか?
落語は、
落語は結構微妙なライン。
今、女性の対象になるプログラムはあると思います。
この言ったやつはちょっと違うんです。
相談会って。
難しいじゃないですか。
今、複雑になってしまって、
ちょっと今、直接頼みたいな、
ちょっと分からないみたいな部分もあるんですけど、
でももう一つ、実は活動だけじゃなくて、
今紹介した女性プログラムでは、
ちょっと堅い言葉ですけど、
想像環境の向上っていって、
文化イベントの支援
アトリエとかをリフォームしたいみたいですか?
リフォームはちょっと女性の対象にはならないんですけど、ごめんなさい。
例えば、人材育成というか、
振付家を育てていきたいみたいなプログラムだったり、
あと、表現分野の中のいろんな課題、
例えば、
ハラスメントとか、
女性プログラムのいろんな業界共通の課題だったりもするけれど、
そういうのに対して、
研修をするような、
あるいはシンポジウムを行うとかで、
いろんな知見を共有したりとか、
業界全体とか、
表現分野の改善とか、
より良くしていこうというような、
女性活動にも助成できるスキームがあります。
質問ばっかりであれなんですけど、
これは、例えば何月までに募集して、
この年度はこれとか、
それとも今聞いて、
このホットキャストを聞いて、
ハッと思いついた人が、
今申請もできたりするんですか?
今申請できるプログラムは多分、
何個かあります。
それぞれやっぱり期間というか、
この時期、この年度はこれ、
みたいなのがあるんですね。
そうですね。
例えば年に2回候補があるプログラムもあるし、
年に1回だけというのもあったり、
若手向けのなんかは今年3回あったり、
あと通年で一応受け付けてますよ、
というのもあります。
気になるものがあったら、
相談はしに来た方がいいんですね。
そうですね。
ウェブサイトをまずチェックしていただいて。
確かに確かに。
今なんとなく、
これからそういう話も深掘りするかもしれない。
芸術文化支援をするというのが一つの柱ですけれども、
他にもこのアーツ館を知る東京さん、
柱があると伺ったんですけれども、
どういうものが他には?
そうですね。
あとはさっき李生さんのほうからも、
ご紹介があったような、
大きな六本木アート内のような、
大型の文化イベントをやることで、
東京の文化を幅広く、
いろんな人と人に発信したり、
共同していくというような事業もあったり。
そういうのも支援してもらえるということですね。
そうですね。
女性プログラムでも対応もしますし、
あと、うちアーツ館集東京が、
東京都とかと主催とか共催しながらやる、
そういう文化事業という形のものもあります。
もっと支援だけじゃなくて、
もっと一緒にやるという形で、
事業を作っていく。
女性キーの場合だと、
こういう活動をやりたかったり、
それがある意味で、
みんなもいろんな利益にもなるから、
費用を負担しますという形で、
お金を出す形式じゃないですか。
じゃなく、都内にいろんな文化活動を増やすために、
一緒にいろんなパートナーの人と、
フェスティバルをやったり、
後で話した東京アートポイント計画とか、
結構小さい地域のプロジェクトを、
作っていくものをやったりというような、
一緒にこうやることで、
いろんな活動を増やしていくということをやったり、
あとは今野さんたちがやっているようなのは、
そういうのの担い手を増やしていったり、
困ったことがあったときに相談を受けて、
それはこういう解決策がありますよ、
みたいな形で、
いろんな情報を提供したり、
相談を受けるみたいな形で。
なるほど。
お金だけ出しとくようではないんですね。
例えば六本木アートナイトの場合は、
どういう活動を一緒にやったんですか、
具体的に。
一緒に主催者に入っているという感じです。
なるほど。
サッカーを選ぶとかはまた別の人がやっているけど。
六本木アートナイトを実行するための組織委員会、
実行委員会というのを作っていて、
その中に私たちアーツ関数東京もいたり、
東京都もいるんですけれど、
その中にさらにプログラムを専門的に作るという、
グループというかチーム、プロジェクトチームもいて、
六本木アートナイトに関してはこれまでずっと、
それこそ森ビルさんとか、
そうですね、六本木でやっているからというのもあって、
森美術館の方々とか、
アーツカウンシル東京の役割
そういう方々と共同してプログラムを作っているという。
プログラム作りにも立ち会っていくというか、
ということなんですね。
そうですね。
我々実はこの大型事業のほうであまり担当していなくて、
でもそうして多分都内の芸術文化活動が増えていったり、
より良くなっていったり、
そういう環境整備をすることが、
アーツ関数の大きな仕事ではあるので、
その時に多分お金があればうまくいくこともあれば、
何か困ったことに情報を提供すれば解決することもあるかもしれないし、
一緒にやることで、
ちょっとまた違った動きが出てくるみたいな感じで、
多分全体として盛り上げると言ったらあれですけど、
いろんなことがより良くいくための環境整備を、
中間支援ってさっき言ってましたけど、
間に入ることでより良くしていくみたいなところが目的なので、
その時のいろんな手を返しの向かい、
プログラムオフィサーの重要性
いろんなものを作ったり仕掛けたりしていくっていうのは。
そうですね。
やることいっぱいあるんですね。
やることいっぱいあるし、
やることは、アウトプットは本当に結果というか手段なだけで、
今、李星さんが言ったように、
より良くしていくためにどういう方法が必要かというので、
大型の芸術祭みたいなもので、
文化体験を多くの人に提供したり体験してもらうみたいなことにつなげていったりとかもありますし、
あと、子どもとか若い世代に向けた芸術の体験を提供するような、
伝統芸能の体験の授業とか、そういったものもやってますし。
そうか、そういうのもやってるんですね。
そうなんですよ。
東京の文化を本当により良く豊かにしていくためには、
どんな人たちに向けてどんなことを取り組んでいくと、
それにつながっていくかなということを考えているはずです。
最初に専門性の話もあったじゃないですか。
近藤さん、この女性の説明をしているときに、
女性プログラムという言い方をしていたと思うんですけど、
我々名刺を見ていただくと、
肩書きがプログラムオフィサーと書いてあって、
プログラムオフィサーという仕事をしているんです。
プログラムオフィサー、どういうことですか?
私は今言われていないんですよ。
プログラムオフィサーっていっぱいいるんですけど、
女性菌もさっきの審査の話でいうと、
一個一個のプロジェクトというか案件があって、
それをもちろん選んだり、
これが良いか悪いかというのももちろんあるんですけど、
大事なのはどういう層の人たちにそういう支援のプログラムを作る必要があるのか。
さっきの活動を続けている人に長期的にやる女性菌が必要だというので、
長期的な女性菌ができたり、
若手の人に機会がないからスタートアップのプログラムを作ったりみたいな。
本当はそういう、何を手として打てばいいのかっていうのを考える必要があって、
そこが結構専門性が問われるみたいなところで、
プログラムオフィサーっていうのは、
やっぱり一個一個のプロジェクトというよりも
そういうプログラムを考える人であるっていうので、
アメリカとかの財団とかで最初使ってた名前なんですけど、
そういう環境を見てというか、
何が課題なのかを見て、そのための策を作る役割みたいなところで、
結構アーツカウンシュリーにいる人はプログラムオフィサーという名前を使ったりっていうので、
美術館に学芸員がいるように、
アーツカウンシュリーとかの場合だと、
プログラムオフィサーっていう人を設置したりするっていうのも結構多いですね。
プログラムオフィサーさんがいてプログラムを作っていくってことは、
理論上どんどんプログラムは増えていくってことですか?
こういうのが必要だなと思う?
それとも減らすこともあるんですか?
やっぱりこのプログラムはあんまりいらなかったんじゃない?
基本は増やしていく感じ?
考え方としては減ることもあれば増えることもあるけれども、
あと予算の規模とかにもいますし。
終わるっていう時もありますね、プログラムが。
でもこれって例えば支援してほしいとか、
要するに東京都民とか東京で活動している人が手を差し伸べてくださいって来る。
そこに対して支援もあるじゃないですか。
逆にこっちから投げかけるじゃないけど、
言ってこいよじゃないけど、一緒にやりましょうよって、
こっちから言うパターンもあるんですか、東京さんからっていう。
基本はない。
そういう意味です。
その作っているプログラムが結構メッセージになっていることもあって、
例えば最近だと社会支援助成みたいなのができてくると、
やっぱり今まで文化事業に関われていなかった人が実はいたりするんじゃないか。
そういうのに本当は参加できるような手は必要だし、
でもそのためにやっぱりお金が必要だったり、
何か手が必要なんじゃないかっていうので、
こういったいろんな人が参加できるためのプログラムとかが最近増えてきてたりするんですけど。
そのプログラムをホームページとかでできましたよっていうことによって気づいてもらいたい。
逆にそういう課題みたいなのもやっぱり現場の中でも出てくるし、
同時にやっぱりそれがこうやって公的なお金でやるっていうこと自体が、
東京アートポイント計画
ある意味社会にそういうのも必要だよねっていうことのメッセージにもなったりするっていう意味では、
どっちが先かっていうのはもちろんあるんですけど、
もちろんそこにその課題がないと意味はなさないので、
両方が必要だと思うんですけど。
課題はなくならないからどんどんまた新しい課題も生まれてくるしみたいなことですよね。
その都度だからプログラムオフィサーがまたちょっと変えていったりとか、
新しいの作ったりしていくってことですか。
勝手にはできないですね。
そこまで。
ちなみに職員さんどれぐらいの人数いらっしゃるんですか。
今アーツカンセル東京っていう括りの中には120人ぐらい。
ちょっとびっくりです。
私たちもいつの間にかにすごい。
どんどん増えていく。
いろんなところと一緒に合体とかして、それで増えている。
それぞれいろんな専門職の方がいらっしゃるっていうことですよね。
そうですね。
新しく立ち上がった事業もこの数年はすごく多くて、
そういう部分でもそれで職員もまた新たに増えていったりして、
みんな気づいたらこんなに大きくなって。
最初はほんの10人もいなかったんですよ。
本当に。
2012年に立ち上がったとき。
李星さんがやっていた東京文化発信プロジェクト室は何人だった?
何人だろう。
でも本当に何人だろうね。
そんなにたくさん10人ぐらいでしょ。
20人ぐらい。
そこから考えたらだいぶ。
相当増えましたね。
アーツ監修東京は2012年に立ち上がったときは本当に一桁だったんですよね。
私は2014年にアーツ監修東京に入職したんですけど、
私が入ったときにやっと10人になったかな、ならないかなぐらいな感じで、
何年だっけ、一緒になったのは。
2015年に組織統合。
その辺でやっと3,40人規模を見たくなって、どんどんどんどんあっという間に。
でも元々はオリンピックの誘致のためのって言ってたから、
イメージだと2020年のオリンピック終わったら終わりなのかと思ったら、
そうじゃなかった。
もっと他にもやることがいっぱいあったから、どんどん増えていっちゃったっていう感じなんですね、イメージとして。
そうですね。
東京都がたくさん予算つけてくれた。
今、初めてオリンピックやってよかったなと思ったかもしれない。
いろんな問題があって、オリンピックそのものだけで言うと。
オリンピックがあったからこそ、こういう事業が生まれたってことですね。
ちょいちょいでしたら、リセさんがおっしゃった、東京アートポイント計画。
これは何でしょう?
東京アートポイント計画は、それこそ文化発信プロジェクトの時代からできてた事業なんですけど、
都内の地域を主にベースに活動しているNPOの人たち、
非営利活動を中心にやっている人たちと協賽という形で、
さっきの助成金と違って一緒にプロジェクトをやるというような形式で、
東京都とアートカウンシル東京とNPOが横並びで、
一緒に議論をしながら地域でプロジェクトを作っていくっていう、
アートポイントって文化創造拠点を作るっていうことをテーマで、
文化創造拠点をアートポイントって呼んでるんですけど、
それを都内にたくさん増やしていくっていうことを目的でやってます。
今どれくらい進む?いつから始まった?
2009年にアートポイント計画が始まっていて、
文化発信プロジェクト室が2008年にできたので、2年目にできて、
なので去年の15周年だったんですけど。
そんなに15周年やられて、すごい中で聞くのが大変心苦しいんですけど、
どこでやったんですか?
すみません、それが思いつかないことに今すごく心が…例を1個出したかったんですけど。
なかなかね、見えにくいっていうのは分からない。
例えばどういう…
いろんなところでやってます。
今だと6事業やって、6プロジェクトですね。
アートポイントの特徴って1回のイベントではなくて、
年間を通じてプロジェクトという形で一緒に議論をしながら、
いろんなことを展開していくっていうのを。
かつそれを何年かかけて、今だと5年くらい一緒にやりながら、
その事業をやるっていうことも大事なんだけど、
そういうことを担う担い手だったり組織も一緒に作っていく。
そうすると一緒にやっていく中で、いろいろ事業を作れるようになっていくと、
ある程度関係が離れたとしても、地域で文化活動をやっていったり、
拠点を作ったらそれが人が集まる場所になっていったり、
より続いていく形になっていくので、
そういう続いていく活動を地域にじんわり作っていくっていうのをやっていて、
23区、多摩地域、東京都は島もあるので、
実はこの3つのエリアでは常にプロジェクトをやっていて、
長く続いたので、今今年のまた足立区でやっている、
アウトアクセス足立、音町千住の園っていうプロジェクトがあったり、
足立の場合は芸大も一緒にやっている。
音町、屋台とか作ったりしてませんでした?
変わった形の屋台作るとか。
僕の知り合いが多分一人やっている気がしました。
でもあれもそういうことなんですか?
すみません、僕がうろ覚えで言ってるからですけど、
具体的にはどういうことですか?
音町は音をテーマにした活動をやっていて、
今年はメモリアルリバースっていう大牧千住さんの
シャボン玉を発生させる機械を使った、
メモリアルリバースっていうお祭りですね。
地域との協働による文化事業
地域の人たちと一緒に作るっていうのをずっと十何年やっていて、
それを今年もやるっていうのをやっていたり、
なので比較的、例えば大牧さんが仕掛けると言っても、
大牧さんが全部やるんじゃなくて、
地域の人と一緒にそういう場を作っていったり、
比較的そういう参加をしていく、
関わった人がみんなそういう文化の担い手になっていくみたいな形式のものが
多いので、そういう意味で、
メモリアルリバースとかはすごいたくさんの人が訪れるんですけど、
他でやっている事業の場合だと結構十数人ぐらいで定期的に集まって、
拠点を運営したりとか、
地域の中にアートとか文化があることで、
ちょっと違った出会い方が生まれて、
そこで知り合いが増えていったり、
いつの間にか参加しているつもりが、
自分がその拠点の担当になって、
店番していたりみたいな感じで、
文化事業というとイベントをやって、展覧会を見ていくとか、
公演を見るみたいな形のイメージも多いんだけど、
実は地域の中で自分が暮らしながら、
何か文化に触れたり、
自分自身もそうやってアーティストと一緒に何かをやったり、
場所を作ってしまうみたいなこともできるんだよっていうのを、
ハートポイントって拠点と言っているんですけど、
そこには場所があるんだけど、
活動が常に行われているっていうことを、
広くハートポイントっていう言い方をしていて、
そういう場所がいっぱい地域の中に生まれると、
そこに暮らしている人も楽しいし、
意外とその地域に行くきっかけにもなったり、
っていうのをやってたりします。
テラトテラプロジェクトの紹介
ちなみに李星さん、一発目にやったのはどことか覚えてる?
一発目?
最初…。
多摩エリアの授業に関わることが多いんですよ。
スタッフが複数の授業を担当して、
伴奏していくっていう形で、
NPOのスタッフとかといつも授業を作るとかの話ですよ。
多摩エリアで、
テラトテラっていう授業をやってまして、
中央戦演戦を舞台にしたプロジェクトというので、
20年度までかな、10年くらい続いたんですけど、
テラとテラ、
吉祥寺のテラ、
公園寺のテラ、
国分寺のテラ。
そっか、遠征にテラがつく…。
テラは途中で伸びていったんですけど、
最初国分寺まで伸びていた。
テラとテラの間の区間で、
いろんなイベントをやろうというので、
年に1回、
テラトテラ祭りっていう、
中央戦演戦での結構大型の展覧会をやったりとか、
吉祥寺にアートセンターオンゴーイングって、
オンゴーイングの小川さんが中心で、
地域のテラっ子って呼ばれるボランティアスタッフを集めて、
そのメンバーが最終的にみんなで展示を作ったり。
オンゴーイングもアートポイント計画と一緒にやってるところの一つなの?
そうですね。
オンゴーイングの小川さんとそのテラトテラっていうプロジェクトで、
小川さん自身はオンゴーイングっていうアートセンターを運営してるんだけど、
やっぱりそこにある地域の、
少し街中を舞台とした活動をやっていくって言った時に、
テラトテラっていうプロジェクトを作って、
小川さんはずっとディレクターだったんですけど、
最終的にはそのプロジェクトをやっていくと、
徐々にテラっ子っていうボランティアスタッフが出てきたんですけど、
瀬戸内芸術さんで言う小江美太とかみたいな感じのボランティアメンバーみたいな。
メンバーがいたんですけど、
中央線は飲み屋がなかなかいいので、
もうみんな会議して、ミーティングして、
アーティストの人とかも一緒に何やるかっていうのをやって、
みんな飲み行ってて、
すごいそのコミュニティが仲良くなって、
引っ越す人とかも出てきたりして、
中央線、沿線に。
最終的にやっぱり、
最初は小川さんが結構ディレクションとかやってたんですけど、
そういうテラっ子が本当にアーティストと一緒に、
一個一個の展示を作っていったりっていう、
そういうコミュニティみたいなのがすごいできていて、
あれは結構、中央線というならではな感じもあるんですけど。
でもそれでだからやっぱり住みたくなるぐらい、
一つ魅力ができたと思うんですよね。
アートっていう魅力。
あと関わりたくなるっていう人たちも増えて、
そのボランティアっていう形で、
そういうプロジェクトに参加していて、
いつのまにか自分が、
同じようなプロジェクトを立ち上げる人になっていったり、
10年以上やってると、
実はテラっ子が、
元テラっ子みたいな。
元テラっ子の方々が新しく団体とか立ち上げたり、
別のアートセンター作ったりとか、
ちょっとずつ広がったり、
点と点が繋がっていくっていう、
アートポイントってすごいな。
国立アートセンターの企画
すごいですね。
それはすごいですね。
でもみんな仕事を辞めて専業になるとかじゃなくて、
やっぱり仕事を持ちながら関わる人がすごく多かったりすると、
でも逆にいろんなスキルを持ってる人が集まるので、
意外といろんなことができたり、
その設定によって出てくる話とかも増えたりするっていうのは、
結構面白いところ。
これは仕事になっちゃうとみんなも、
ちょっとあれかもしれないけど、
緩やかに集まってるからこそっていうのはある。
それでもガッチリアーティストの人と組んで、
作品作っちゃう人ももちろんいたり、
さっきみたいにアートセンターを自分の住んでるエリアで作ったりっていう人もいるんですけど、
でもなんとなく自分の生活の中にアートとの関わりみたいなのができて、
よりも生きることが楽しくなるじゃないですか。
アーティストっていう存在がいるんだっていうので、
すごい仲良くなって、
各地で展示とかすると行って手伝ったりとか、
そこのエリアの作品見に行ったら、
作品に映ってたりとか、
そういうのも嬉しくなっちゃうし。
一緒に作る人になってたりっていう。
だからみんな自分なりのアートの楽しみ方を見つけるのが上手い人たちがやっぱり、
最終的に集まってくる。
それは別に年代も関係ないですよね。
男性女性も関係なくそういう人が出てくる。
それがまた面白いと思います。
すごいバリバリやってた、
結構年配の人がいるんだけど、
学生でアートに関わりたいんだよっていう人が来て、
一緒に話ししてたりとか、
ああ、そういうことあんだみたいな。
でもそれこそ、
この番組聴いてる方はアートに関わりたいって人も結構多いんですけど、
アートに関わるとなると、
これまでのこの番組だと、
学芸員にならなきゃいけないんじゃないかとか思ってたけど、
結構緩やかな。
アートポイント今こういうところでやってますよ、
ホームページで見れるんですか?
見れます。
自分の近場のアートポイントを探してみて、
ちょっと行ってみるとかもいいんですね。
そうですね。
いろんなところで。
今だと多摩エリアでやってたり、
国立でやっていたり、
後は江東区の方でも拠点を持ってやっていたりとか、
結構いろんなところで。
いろんなところでやってます。
あと、だいたいその複数年でやるんですけど、
今までだと45事業ぐらいかな。
結構やってますね。
いろんなことやってたので、
いろんなエリアに実はそういうアートポイントの種みたいな人たちが
いろいろいて活動もやっているんで。
そのアートポイントシールみたいなの貼ってあったりするんですか?
貼ってないですね。
アートポイントに貼ってなかったですね。
これから分かるような。
ここアートポイントなんだなっていうのは。
マークとQRコード。
言っても分かんない。隠れてるという。
そうですね。
今せっかくなので、
今ちょうどこういうの見たらいいよとか。
そうですね。
今ちょうど国立の話をしたんですが、
10月になると、
10月5日から20日まで、
16日間、国立アートセンター2024という企画があるんですけど、
これどういうのかっていうと、
国立、ちょっと国分寺とか立川も行政区として入るんですけど、
国立って結構自転車とかでエリア回れるぐらいの広さのところで、
そんなに坂もなかったりするところで、
結構アトリエがあったりとか、
ちっちゃいギャラリーがたくさんあるんですけど、
それをその期間国立アートセンターという企画で、
マップを持って巡って見てたり。
普通の通常のギャラリーもあるんですけど、
アトリエみたいな、
普段は開いてないといけないようなところも。
実際そこで活動してる方のアトリエに行ける?
そうですね。
そこに人がいるっていうのは、
展示がされてたりみたいな感じの開き方だったりもするんですけど、
普段はアーティストがスタジオで使っているようなところで展示をしたりとかっていうのを、
今年は18ヵ所。
お店ですね。
お店の中で展示させてもらったりとかっていうので、
なんとなく街中を歩いたり、
自転車で巡れるような企画が。
一般の方は無料で見れるんですか?
場所によるんですけど、
途中はカフェとかお店もあったりもするんですけど、
基本は巡るのは無料で、
ウェブサイトを見るとマップがあったりとか、
たぶんいくつかイフォメーションがあるので、
国立駅から行くか、
国立って南部線のヤホ駅。
南の方にあるので、
その近くにプロジェクトの拠点があるので。
拠点はなんていうところですか?
埼玉洋品店っていう。
洋品店なんですか?
もともと洋品店だったところを、
今は違うんですか?
アクトっていうプロジェクトなんですけど、
アクトのチームが自分たちで改装して、
逆に洋服は買えないんですね?
洋服は残念ながら買えないですけど、
でも本当にヤホ駅出て、
数分というか30秒ぐらいのところにあるところなんですけど、
そういう拠点があったり、
あと国立駅、中央線の方ですね。
駅前の国立の旧駅舎があるんですけど、
その辺にもたぶんチラシが置いてあったりすると思うので、
それでマップを見ながら巡ったり、
今なら漏れなく富士山の景観を壊してたマンションも見えますからね。
話題の国立話題のマンション。
なくなっちゃいますからね。
なくなっていいんですけどね。
国立も街がいろいろ密集してあるので、
そのギャラリーを探してというよりは、
東京のアートシーン
移動していると結構いろんなお店があったりするかもしれない。
建築好きな人は一橋大学とかもいい建築があったりとか、
本の街でもありますしね。
なので街を歩くのも楽しい場所なので。
確かに僕なんかは仕事からいろんな美術館に行くので、
美術館がないと逆に行かないんですよ、あんまり。
だから国立ってミュージアムがゼロとは言わないですけど、
ミュージアム巡りしているとなかなか行かないエリアだけど、
こういうのがあるとちょっと行ってみようかなとなりますよね。
あと都内ならではというか、
やっぱり作品だけ目指して動くじゃなくて、
間にいろんなものがあるので、
途中山川とかじゃなくてお店がいっぱいあったり、
国立は結構面白いお店もたくさんあったりするので、
たぶん本当に全部巡るっていうのももちろんやっていただきたいですけど、
結構寄り道しているといろいろ時間が経っちゃったりするけど、
でも都内だからたぶん何回も行けたりとか。
しかももしわからなかったら、
さやき洋品店に行ったら地元の方とかがいらっしゃるから、
いろいろと教えてくれるかもしれないということですね。
プロジェクトのスタッフがいたら話しかけたら、
何か教えてくれるかもしれないですけど。
そういう交流ができるのもいいですね。
なんとなくそういうことって、
芸術祭的なのは東京から離れないといけないみたいな、
それこそ苺詰まり肉だとか瀬戸内肉みたいなことで、
東京じゃないところでやっているみたいなイメージがあったけど、
全然都内でもいろいろと探せばいっぱいあるんですね、
こうやってやっていることが。
収録と次回予告
やっぱ多摩エリアはアトリエを作っている人が
結構場所を持っていることも多かったりするので、
そういうところを本当は巡ったりする機会とかがもっとあったりすると、
さっきの美術館を目指したりギャラリーを目指すだけじゃない形で、
実はいろんな活動があるんだっていうのも気づけたりするのかなという。
いいですね。
これが5日から16日まで入っているということですね。
アジアートセンターで検索してもらえると、
たぶんウェブサイトが出てくると思います。
さあ、ということでまだまだ聞きたいこと、
河野さんに聞きたいこともあるんですが、
それは後半ということで、そろそろ収録が終わりということでございます。
今日出たような支援とかの女性事業なんかは、
ホームページを見ていただければということですね。
はい、ぜひ。
ということで、ではその辺は、
詳しい話はまた後編にも続けていきたいと思います。
はい、次回もアーツカウンシル東京のお二人を、
ゲストにトークを続けていきたいと思います。
50:49

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