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2023-11-18 28:58

2023-11-18 エフェクチュエーションとタスクシュートとエンジニアリング組織論への招待の話

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エフェクチュエーションとタスクシュートの考え方の共通点について話しました。

サマリー

倉園圭三さんはグッドバイブスコミュニケーションについて話しています。また、南波智子さんは部活行経営について話しています。さらに、エフェクチュエーションとタスクシュートの考え方についても触れています。タスクシュートの考え方から得られる教訓やレッスンがあると思います。また、エンジニアリング組織論への招待という本も紹介されています。

倉園圭三さんのグッドバイブスコミュニケーション
おはようございます。
今日も例によって特に話すことはないんですけど、
今読んでいる本で、2冊ほど今ちょこちょこと読んでいる本があるので、それについて話してみようと思います。
まず1冊目は、倉園圭三さんのグッドバイブスコミュニケーションだったかな。
倉園圭三さんがコミュニケーションについて書いた本で、
この話としては、コミュニケーションというのは恐れるべきものではない。
コミュニケーションによって自分が傷つけられるということはないんだというような話をされていて、
前の本でもそうだったんですけど、お話を聞くとなるほどなと思うところの多い本です。
話のポイントとしては、コミュニケーションというのは物理的に危害を受けるようなものではないので、
コミュニケーションでうまくいかなかったりしても別に問題ない。
もしコミュニケーションでうまくやりたいというふうに思っているとしたら、
それはコミュニケーションをとることについて恐れがあるからだと思いますという話をされています。
逆もそうで、めっちゃ怒ってくる人とか、そういった人は何で怒るかというと、
その心に恐れがあるからなんだというふうに言っていて、
そういうふうに考えるとだいぶ気持ちが楽になるような気がします。
コミュニケーションをスキルとして捉えるんじゃなくて、
コミュニケーションというのはただただ意思疎通をするもので、
そこに対してうまくやりたいとか怖いとかというふうに考えるのは、
そのコミュニケーションに対しての結果、何か恐れていることが起きるんじゃないかとか、
そういった不安があるからだというふうに書いていて、
これはすごく納得のいく話だなと思いました。
南波智子さんの部活行経営とエフェクチュエーションとタスクシュート
もう一つ読んでいる本で、面白いのが南波智子さんの部活行経営です。
南波智子さんはマッキンゼ氏のコンサルタントを受けて、
DNAを創業された方で、DNAを立ち上げて会社を大きくするまでのいろんなトラブルとかについて紹介してあって、
これがすごく面白いです。
考えた通りにいかなかったりとか、外しちゃいけない勘どころとか、
そういった話が書いてあって、よくあるコンサルタントの人の本とはまた違うなというふうに思いました。
部活行経営から何を学べるかというと、チームとして一つになって、
解決策、何かゴールを目指していくということの大事さというのが紹介されていて、とてもいいなと思いました。
あとは、これは本じゃないんですけど、今抱えている問題について少し話をすると、
前からそうなんですけど、会社の事業を新しくどういうふうに立ち上げていくかというのに、とても大きな悩みを抱えています。
これまで私のいる会社は、日本では他の会社が自宅したシステム開発のお手伝いをする、
言い方がよくないかもしれませんが、人出しをこれまでメインでやってきています。
そうすると、これまではそうやって人を出して、会社の社員を増やして、
それで、なんか展望が開けるかなと思ってやってきたんですけど、今のところ、うまく展望が開けていなくて、
それって結局、人を出すということは、時間がなくなるということなんですね。
それで、そういう形で会社を成り立たせていくというのはありなんですけど、
そういう形でやっていくと、全てが運任せになっちゃうんじゃないかなと思います。
例えば、会社でこういうことをやっていこうと思ったときに、新しい取り組みができるかどうか、
新しい取り組みは時間の外でやらないといけないので、残業してもらわないといけないし、
人を雇おうと思ったときも、プロジェクトに入っている人は、残業してやるしかない。
そうすると、新しいことを頑張ろうと思うと、それはサーファーの仕事をしないといけなくて、
それがすごく良くない循環になっているんじゃないかなと思っています。
じゃあ、どうしたらいいかというと、このやり方は捨てないといけないんじゃないかなと思っていて、
だから、昨日か一昨日で話したように、作業を提供するんじゃなくて、
アウトプットとかインパクトを提供するようにしないといけないんだろうなと思っています。
作業を提供するというのは、1時間あたりいくらで仕事をした分だけお金をもらう。
でも、これって単価を上げるぐらいしかできなくて、
結局、新しいことをするための時間はどこにも残らないんですね。
そうじゃなかったらどうするかというと、
そうじゃなかったら結局時間に縛られずに、
ちょっと言い方が良くないな。
時間ベースじゃないビジネスにしないといけなくて、
そうすると、作ったものを売るかサービスを売るか、
あとは多少は使い回しに効くようなアウトプット、
コンサルティング的なものを提供するというような形になるんじゃないかなと思います。
お仕事の話になると、
大きな目標を立てるのはいいんですけど、
そうじゃなくて、できることとか、
あとは今あるリソースとかをベースに考えないと、
スタートアップじゃないので絵に変えて待ちになっちゃうんですね。
スタートアップとかならゼロからお金を集めて、
ないところから組織を作ることができるんですけど、
それって結局どういうビジネスをするかが先に来て、
もちろんピボットして買えるというのはあるんですけど、
ゴールを先に逆算していきます。
エフェクチュエーションという企業についての考え方があって、
考え方が逆で、タスクシュートでいうと、
順算指向になると思うんですよね。
エフェクチュエーションは5つぐらい、
これは元々アメリカの経営学者の方とかだった方が、
モデル化した考え方で、
実際の事業を作った時には逆算してやるんじゃなくて、
違った経路をたどって事業が出来上がってくることがあるという考えをしています。
それで紹介されているのがクレイジーキルトとか、
レモネードとか、
そういったかっこいいキャッチフレーズがついているような、
いくつかの考え方を図書しています。
これは実際に事業家の人から話を聞いて、
事業家の人にはいくつか共通したマインドセットとか考え方があって、
それをキャッチフレーズにつけて紹介しています。
クレイジーキルトだったら、今あるものをベースに何とか商売を作り上げるだったり、
もう一個はクレイジーキルトじゃなかったら、
レモネードとか、
クレイジーキルトの方は今あるもので、
これを使って最大限活用しようというのが一つ。
レモネードのルールというのもあって、
ネガティブな状況を逆にうまく使って、
いいもの、プロダクトを作っていくという話だと思うんですけど、
そういった形で逆境を生かすという考え方だと思います。
そういった考え方で、
クレイジーキルトのエフェクチュエーションの考え方って、
たぶんタスクシュートに似ているところがあって、
今の現状を前と上で何かしら組み立てていくようなところがあります。
そうやって考えると、
タスクシュートで何か新しいゴールを出そうと思った時に、
ゴールを描いて進めるのではなくて、
タスクシュートとエフェクチュエーション
ちょっとでもそれに時間を割いて進めるというようなことを紹介されていて、
それに何かしら時間を割いて、
少しずつでも事業につながるような活動ができるような時間を作るというのが、
タスクシュートの考え方から引き出せるレッスン、教訓なんじゃないかなと思います。
今プロジェクトで仕事している人は、
現状をしっかり見るというのを大事にされている方だなと思っていて、
今この状況から考えてこういうことができるんじゃないか、
これが今やっていることなんだというのを、
もう一度再確認してみんなの中で合意を取っていくというのをしっかりされています。
この取り組み方とかこの考え方というのがすごく、
エフェクチュエーションとかタスクシュートでも大事かなと思っていて、
なので物事を進めるときに、
ゴールはここで、どこに向かっていくんだというのを大きくやるんじゃなくて、
ここで何をやってきたかを見て、
次に何をやろうかとか、
どれだけの時間をここに使おうかというような形で物事に取り組んでいくというのが大事なんじゃないかなと思います。
もう少し踏み込んで考えてみると、
タスクシュート的だったりエフェクチュエーション的に何かに取り組んでいくときには、
プロジェクトの現状把握と組み立て直しの必要性
今どういう状況かというのを繰り返し繰り返る必要があると思っていて、
今の状況がこうで、こんなことができるからこれをしていくという考えを、
その時々で軌道修正をしていく必要があると思います。
軌道修正するからこそ、辛いとか不安とかにはならなくて、
その代わりより良い状態を、より良い結果を引き出せるんじゃないかなと思っています。
あとちょっと思い出したんですけど、
広木大輝さんが書かれた本で、
エンジニアリング組織論への招待という本があります。
この本は、プロジェクトとか事業について、人文科学とかを踏まえた上で紹介されていて、非常に面白かったです。
ポイントとしては、プロジェクトとかというのは不確実性の高い状態から始まって、
不確実性を減らしていくことで収束していくという話が紹介されています。
なので、その不確実性を大きく減らす方向でこのことをどうやって進めるかというのがポイントだと思っています。
その減らし方の一つが、
例えば、プロジェクトのアイデアがあったら、サービスとかを作る前にお客さんを集めてみて、
需要があるかどうかを探ってみるというような進め方をして、情報を収集するというのが一つだったと思います。
確かにそれは非常にわかりやすいアプローチではありますね。
もう一個、これに関して思い出したのは、
これもう少し話が絞ったところなんですけど、
そうやってプロダクトを考えていくというのがある一方で、
もう一つ、これ誰が紹介していたか忘れたんですけど、
A、Bプロジェクト的にいろんなUIを出して形にしていくというのは、
一つリスクを払っていると言っていて、
それのリスクというのは、考えられる可能性というのが小さくなるというリスクという話をしています。
どういうことかというと、
例えばどんな画面にしようとか、こういう機能がいるんだというふうに一回作ってみると、
それに時間を割いて、そこに縛られてしまうんですね。
そうすると、本当はもっと違った正解があったかもしれないのに、
それに気づかないまま、試した可能性だけを見て、これは違うんだなというような結論を出してしまった。
そういう問題がある可能性があると言っていて、
確かにちょっと怖いなと思った覚えがあります。
この話は、エフェクチューションにどうつながっているかというと、
ちょっと今うまく言えないんですけど、
こうやって物事を試すという、新しい事業を作っていこうと思ったときに、
やっぱり少なくとも何かしらかの方向性は必要で、
その方向性を見出してつなげていく必要があります。
今売れるものを、今持っているものを並べて、
誰にどう売るかというのをいろいろとやってみた上で、
事業のアイデアが出てくるというのが確かにそうだなと思います。
一方で、ある程度情報は拾わないといけないでしょうね。
そうしないと、誰に売るのかどう売るのかというのが、
今、頭にある物の中でしか考えられなくなるので、
そういう意味ではちょっともったいないと思っています。
話が収集つかないんですけど、
秘境を一つ収穫としては、
エフェクチュエーションとタスクシュートというのが
考え方として通じるものがあるということと、
プロジェクトでも今の現状を把握した上で、
組み立て直すというのが必要で、
今取り組んでいきたいことだなと思いました。
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