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2023-07-04 19:15

#04 【後半】パートナーとの性的同意について

<SISTERSの隠れ家 エピソード04の後半>
ゲストの川上詩子さんをお招きし、パートナーとの性的同意についてお話をいただきました。

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<ゲストの紹介>

川上詩子さん

国際基督教大学4年、Map the Better 共同代表

Twitterアカウント

■詩子さんの過去の出演・登壇経歴はこちら

サマリー

マップ・ザ・ペターは、大学生を対象に性暴力についてのアンケート調査を行っており、性的同意の概念を広めるための取り組みをしています。彼らはどのような活動を行っているのか、性的同意の重要性についての考えを聞きました。お互いに言葉でのコミュニケーションが大切であり、性的同意に関する信号やシグナルを事前に決めることも重要です。

マップ・ザ・ペターの活動
みなさん、こんにちは。SISTERSの隠れ家、あいにぃです。
今日もお越しいただき、ありがとうございます。
私たちが目指すのは、一人でも多くの女性が自身の心地よさを感じ、
息づらさを和らげること。
あなたの声、あなたの体験、あなたの困難がここでは大切に扱われます。
そして共有することで、誰かの力になることを願っています。
あなたの声を共有し、あなた自身が心地よく生きるためのヒントを見つける場所。
それがここ、SISTERSの隠れ家です。
今週も素敵なゲストをお迎えしています。
マップ・ザ・ペター協同代表の川上孝子さんです。
先週に引き続き、今週もこのご登壇いただけることになりました。
孝子さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
先週は、孝子さんにはHPVワクチンのお話であったりだとか、
女性の健康にわたるお話を一緒に聞きました。
今週は、続くマップ・ザ・ペターでは、
性的動員についての活動もされているというお話があったので、
今日はこのお話について一緒にお話をお伺いできたらなと思っています。
よろしくお願いします。
まずはじめに、どんな活動をしているのかというのをお聞きしたいのですが、
活動としては、今大学を卒業されている国際キリスト教大学の中の団体として、
性的動員の活動をされているのですか?
そうですね。
今はマップ・ザ・ペターという学生団体、ICを拠点としていまして、
共同代表を務めているのですが、
こちらの団体が、
昨年度、なので2022年度まで、
Voice Up Japan ICU支部という名前の下で活動しておりました。
前身がVoice Up Japan ICU支部という団体ですが、
そちらの名前として活動していた際に、すごく注力をしていたのが、
性的動員プロジェクトというプロジェクトで、
根本的には、
学校内、キャンパスから性暴力を撲滅するということを目的に掲げていて、
そのためにすごく大事なのが、性的動員という概念を、
男女問わず全ての学生に知っていただくということが大事なので、
性的動員プロジェクトに注力をしていました。
性的同意プロジェクト
ありがとうございます。
大学時代の性的動員の問題は、本当にすごい大切だなという感を、
大学の時代にいろいろといった、
すごい気持ちも悲しくなるような、
何回も聞いてきたので、すごく問題だと思っているのですが、
普段どういう思いで活動を始められているのか、
こういう感じで今動いているよ、みたいなことはありますか。
はい、ありがとうございます。
厳密に言うと、私はそのプロジェクトのメンバーではないのですが、
そのプロジェクトというのは、
やっぱり大学生間の、
大学生にまつわる性暴力って、
被害者も加害者もそれが性暴力だと認識できて、
いないところがすごく大きくて、
私も実際に高校生の頃ですけど、そういう経験がありましたし、
私がそれが、もしかしたら性被害なのかもしれないと知れたのって、
性的動員を知れたから。
なので、やっぱりそういうケースって本当に多く起こってしまっているので、
より多くの学生が、
ちゃんと安全で健全なパートナー間ですとか、
性に関わる生活っていうのができるように、
それがやっぱりキャンパスにおける安心・安全に直結すると思うので、
そのためにICUの環境から変えていこうということで、
具体的にやっていたこととしては、
まずは、
2020年度、コロナ禍ではあったんですけど、
全校生徒を対象に、
性暴力におつわるアンケート調査っていうのを匿名で行って、
その調査結果から、やっぱり性暴力は存在しているんだ、
結構多く実は存在しているんだっていうのが数字で分かって、
現状をもとに、
これは性的同意っていう概念を全ての学生が知ったら、
その数はぐんと減るんじゃないかっていうことで、
このICUに入る学生の方々に、
性的同意ってこういうものなんだよっていうのを、
新入生のオリエンテーションだから、
授業の取り方とか、
それがICUのCGSっていって、
Center of Gender Studiesという施設と協力をして、
実際形になったのが、
性的同意の啓発活動
この性的同意ハンドブックっていうものになります。
大学生の方々は、
どういうふうに教えてもらったんですかね、
教えてもらったんですかね、
教えてもらったんですかね、
教えてもらったんですかね、
教えてもらったんですかね、
大学の最初の入学式の段階とかで知れるのは、
すごい良いことですよね。
たぶん、その時期だとみんな読んでくれると思うし、
ダンクルとか、
長くなった友達同士の飲み会とかですごい怒ってしまうようなイメージが、
やっぱりどうしてもあった時に、
相談できればが本当に少ないなっていうところがあるんですよね。
なんか嫌なことになった時とかも。
本当にそうですよね。
かつ、それを相談してもいいんだっていうふうにも思えない。
そうなんですよ。
その空間とかその場にいた私とか、
結局断れなかった私が悪いっていうふうに、
少なくともそれは誰しも思うことだと思うので、
それが思ったとしても、
それはあなたの責任ではないよっていうところをちゃんと伝えて、
誰でも相談してっていうふうに言ってくれる先っていうのは、
なかなかないですよね。
そうですよね。
なんか絶対にいざ言ったらすごく親身にお話聞いてくれて相談できると思うんですけど、
そこまでのハードルがまだすごく高いなって思います。
そうですよね。
この問題って、
私も別的同意関連で嫌なこととかも何回かあったんですけど、
その受けた男性全員やっぱり知り合いだったので、
ある意味知り合いだったことを憎まなきゃいけないではないんですけど、
それには絶対なるんですけど、
ただ一方で加害した男性も、
すごい悪いとかっていうとあんまりそういうわけではなくて、
グルーミングとはまた別の話ではあるんですけど、
別にちゃんと人としても素敵な部分もあったりだとか、
パートナーにも優しくできるし、
ただなんか純粋に性的同意っていう話を知らなかったが、
故にコミュニケーションがうまく取れなかったみたいな事例が結構あるなみたいなところを思っていて、
もちろん本当に良くない方で無理やり性的同意しずに、
結構呼んで加害する男性もいる以降で、
何故知らなかったことによって、
加害者になってしまったっていう男性も結構いるんじゃないのかなっていうふうには思っていたときに、
それもすごい世界としても、
と言っていい形ではないなみたいなことがいっぱい思ってしまうんですよね。
そうですよね。
やっぱり悪くないっていう方はすごく単純ですけど、
どうしても常日頃から私たちが見るドラマとか映画とか、
そういうエンタメ系のメディアでは性的同意なんてないものが多いし、
逆にその強引なのがロマンチックみたいなのがまだまだあって、
それは私も小中学生の時とか当たり前のように思っていて、
なのでそんな環境の中で逆に性的同意大事なんだって知れる方が難しくなってしまっているので、
そこはやっぱり当事者もそうですけど、
もうちょっと広く社会とかそういうのを作っていく人たちの認知度とか、
そこが変わっていく必要は必ずあると思います。
いや、そうですよね。
ドラマとか少女アニメ、漫画とかも本当に、
私たちが小中学生の時に10年前とかよりかは、
まだマシにはなってきているのっていうところはあるんですけど、
当時見ていた漫画とか、無理やり腕にかかまれてキスされるみたいな、
それに何か時々の展開みたいなやつとかザラになったので、
あれ意味を入れたら本当にひどくないなって思いますよね。
そうなんですよね、それをやっぱり現実世界でやられて初めて、
なんかん?っていう違和感をやっぱりこっちとしては覚えて、
でもやっぱりドラマとか振り返ったりすると、あれでもやっぱりこれが正解なのかなって、
こっちにもやっぱり葛藤がまだ残ってしまって、
あれは本当にコンテンツとして存在し続けることは否定はしないんですけど、
やっぱり社会全体として、現実世界で健全なこの性的な関係っていうのが広まらない限り、
あれはすごい有害だなって思いますね。
本当にそうですよね。
女性的多いっていう言葉が少しずつ今、
ここ2、3年で大学、例えばK-Oであったりだとか、
大阪とかでもイベントとかパンフレットっていうものを配られたりとか、
あと私も東京大学出身なんですけど、大学中もそういった学生団体とかがあって、
当事者間でこういった動きというのが盛り上がっている一方で、
何をしたらいいのみたいな話もあるのかなっていうところはあって、
お互いの性的同意についての基本
歌子さんが考える性的同意のやり方ではないんですけど、
結局こうやったらいいんだよみたいな話ってありますか?
一概には言えないところだと思うんですけど、
まず親しいパートナー感だったら、もちろん言葉で交わすことも大事ですけど、
ある種のシグナルとかを定めて、
言葉で言い表さずともちゃんとNOっていう意思が伝えられるっていうのを、
事前に決めておくっていうのが手だと思います。
もし言葉で言うのが、言葉で言うの自体がちょっと傾向あるなっていう方の場合は、
NOの場合は私こうやってやるから、その時ちゃんと見てねっていうのを決めておくとかもありだなと思うんですけど、
そうでない限りは、やっぱり相互にちゃんと言葉で伝え合うっていうのが大事だと思いますね。
その時にやっぱりお互いちゃんとそれをやっぱり伝えるのって、
まだまだ、例えばもう行為の最中とかだったり、最中じゃなくてもちょっとそういう雰囲気になってしまった時に、
やっぱりちょっと嫌だなってなった時に意思表示をするのって勇気がいることじゃないですか。
でもそこでちゃんとしたからには、相手の人はちゃんとそれを見て、
ちゃんとそれを受け止めて、1回止めてちゃんと会話をするとか、
そこの意思の調が一番大事なのかなって思いますね。
私も実際に、私は全然言うことに抵抗がないので、嫌だなっていう時はちょっとごめんっていうふうに言葉で伝えたり、
そうするとすごく嬉しいなって思うのが、理由とかを聞かずに、
あ、わかったって言って、ちゃんとすぐそれを受け取って尊重してやめるなりしてくれるっていうのが、
言葉以外の性的同意の方法
すごいこっちとしても安心感を与えてくれるような行動なので、
それはぜひとも皆さんに実践を意識してほしいなって思います。
ありがとうございます。すごい具体的に。
今の話聞いて、私の友達がパートナー館で、
静的動揺のループっていうか簡単なハンドブックがあるらしくて、
嫌っていうのはどうしても本当に嫌なのか分かりにくかったりするから、
本当にやめてほしいっていう時は、全く何にも関連性がない。
像とか動物とか食べ物とかを叫ぶらしくて、
ダメとか嫌っていうのがなかなか言えなかったりとか、
関係ないことによって逆に言いやすいらしくて、
像とか叫ぶ方が、みたいなやり方を取ってるような友達とかもいたりとか、
パートナー館とか、パートナー館のコミュニケーションの話に思ったんだけど、
全然すごい面白いのではないんですけど、
そこからそれを決めてることも大切なんですけど、
お互いして話すっていう習慣がどうしても日本だと少なかったりするので、
それをするだけでもすごく有意義なものだなって思いましたね。
そうですね。やっぱりその会話をパートナー館ですることも難しいんですけど、
やっぱりそこが大事なワンステップだと思います。
そうですよね。
パートナー以前の関係性の時のお話になった時には、
その片方はちゃんと確認する側と言う側、それぞれお互いがするべきだなと思うんですけど、
確認する側はどうしてもネットに上がっているようなアダルト系の動画とかに起こっているものが
全てだと思わず、ちゃんと本人それぞれ良いこと悪いことっていうことはちゃんと明確に皆さん違うっていうことを
頭に置いた上でのコミュニケーションをちゃんと取らなきゃっていうところも理解であったりとか、
逆に取る側に関しても、最初ちょっと恥ずかしいとか嫌われたらどうしようみたいなところとかもあるんですけど、
相手にどう回るかとかどうなるかではなく、
自分自身を大切にするっていう考えた時に、それが本当に自分にとって望んでいることなのか、そうじゃないのか、
そうじゃなかったらちょっと怖いかもしれないけど、自分を守る自分のためだと思って、
ぜひなんかこれ今日は嫌だとか、もうそういう関係を求めてないよってことが言えるっていうところができたらすごくいいなっていうふうに
お話し聞いて改めて思いました。
本当にその通りだと思います。
ありがとうございます。
そしたらちょっとお時間にもなってきていましたので、最後にまた今多分性的動員とかでパートナーとなんかできないであったりだとか、
実際にそういったのを見返りなんかあっても、もっと言えないっていう人がすごい多いと思っていて、そんな方に向けて最後にメッセージをお願いできないでしょうか。
そうですね、本当に難しいと思います。
難しいと思っていることが恥ずかしいとか、認めないとかっていうのはもう絶対に思ってほしくないなっていうのはまず一つです。
その葛藤っていうのは誰にでもあるもので、
でもやっぱり頭に入れておいてほしいのが、自分を守るっていうことを第一に考えるっていう、ちょっと自己中心的に聞こえるかもしれないんですけど、
本当にその先にはどういうことが待っているのかわからないし、それで精神的にも身体的にも傷ついてきた人の話を何度も何度も聞いたことがあるので、
やっぱりそこで自分の安心安全をも第一に、嫌だっていう力強い言葉が嫌だったら、そういう言葉を使わなくてもいいし、何らかの形で自分の脳っていう意思表示を是非是非、
頑張ってしていってほしいなって思います。
ありがとうございました。2週間にわたりと参加していただいて、本当に改めてありがとうございました。
こちらこそお呼びいただいてありがとうございます。楽しかったです。
嬉しいです。豊田さんの活動、HPMワクチンとかもっと知りたいという方は、プロフィールに豊田さんの情報なども入れているので、そこから是非入ってみてください。
TEDとかでも先日相談されていて、そこもすごく面白かったので、是非覗いてみてください。
最後になりますが、本当に改めてありがとうございました。それでは、本日はこちらで終わりにさせていただきます。
ありがとうございました。
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