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  2. #94 家庭内産業革命!? 買おう..
2024-06-22 38:45

#94 家庭内産業革命!? 買おう、学ぼう、3Dプリンタ【3Dプリンタ活用技術検定】

『3Dプリンタ欲しいな・・・でも・・・』

と悩んでいるそこのあなた、欲しいなら買いましょう!!


そして3Dプリンタ活用技術検定を受けるのです。

広がりを見せる3Dプリンタの世界、あなたもその沼・・

じゃなくて、その世界に一歩、足を踏み入れてみませんか?


【参考】

Bumbu lab →https://bambulab.com/ja-jp

3Dプリンタ活用技術検定 →https://www.acsp.jp/3dp/

オススメ書籍 → https://amzn.to/4eMg4jJ

おまつりっすん →https://listen.style/document/omatsulisten

しぶちょーベストセレクション →https://pub.nikkan.co.jp/news/n105320.html?tw


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3Dプリンタ/3Dプリンタ活用技術検定/PRUSA/Bambu lab/フィラメント/DfAM/

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サマリー

3Dプリンターは、3次元の立体物を造形できるプリンタであり、最近は一気に市民権を得て、広がりを見せています。そのため、3Dプリンターの技術を学ぶための検定である3Dプリンター活用技術検定が紹介されています。リンゴの形を3Dスキャンしてモデルを作ることが挙げられるなど、3Dプリンターの活用事例は様々です。また、家庭内での困りごとを解決するためにも、3Dプリンターを活用することができます。家庭内産業革命となっており、自宅で便利な部品やおもちゃを作ることが可能です。さらに、3Dモデルを作るスキルがなくても、無料のCADツールやデータのダウンロードを通じて簡単に活用することができます。3Dプリンターの所有と活用のハードルが下がったため、購入を検討している人に向けてエールを送っています。3Dプリンター活用技術検定についてお知らせしました。東京ビッグサイトでのお披露目イベントや支部長ベストセレクションの企画について話しています。

3Dプリンタの基本と広がり
どうも、しぶちょーです。
ものづくりのラジオは、産業機械の現役エンジニアである私、しぶちょーが、
ものづくりに関するトピックを、ザックバランに語るポッドキャストです。
皆さんは、3Dプリンタって使ったことありますか?
さすがに、3Dプリンタを知らないよって人は、ほとんどいないとは思いますけど、
3次元の立体物を造形できるプリンタです。
紙を印刷する普通のプリンタと、原理的にはそこまで変わらなくてさ、
インクが立体物になる感じかな。
薄い膜を一層一層印刷して、それを積み重ねて立体を作っていく。
それがね、3Dプリンタなんですよ。
ここ10年ちょいで、この3Dプリンタはね、一気に市民権を得て、
我々にとってかなり身近な機械となりつつあります。
とは言っても、実際に3Dプリンタ使ったことあるよとか、
触ったことあるよっていう人はね、まだまだ少数派です。
ただね、活用事例ってやっぱね、すごく確実に増えていて、
3Dプリンタを活用する技術って、専門家以外のあらゆる人にもね、
求められるようになってきてるんですよ。
プリンタでさ、紙を印刷できないって人いないじゃないですか。
それと同じように今後はね、3Dプリンタで印刷できるっていうのが、
当たり前の時代が来るかもしれません。
大げさじゃなくて、3Dプリンタっていうのはね、
思ってる以上に広がりを見せているわけですよ。
じゃあ、その3Dプリンタを活用するための知識とか技術、
どうやって学べばいいのかと、そういう話になりますよね。
はい、来ました。
そんなあなたにおすすめの、
This is 最高にちょうどいい検定がね、あるんですね。
それがね、今日紹介する、3Dプリンタ活用技術検定です。
本当にそのまんまのネーミングなんだけど、
こういうね、マニアックな検定があるんですよ。
当然のことながら、紹介するぐらいですから、
私もこの検定とはね、合格してます。
今日はこの検定の話を中心に、
皆さんが3Dプリンタ欲しくなる、触ってみたくなる、
勉強したくなるようなお話をしていけたらなと思います。
というわけで本日のテーマはこちら。
家庭内産業革命、化を学ぼう3Dプリンタ。
3Dプリンタ活用技術者検定です。
ちょっとタイトル長いんだけどね。
まあそれではね、早速いきましょう。
検定の話をする前に、
まずは3Dプリンタがどれだけ身近なのかっていうのをね、
知っていただきたいと思います。
皆さんが大好きであろうAmazon。
みんな使ってますよね、Amazon。
私も大好きです。
もうポチりまくりなんですけど、
そこで3Dプリンタと検索した時に、
一番最安値で出てくる3Dプリンタの価格って、
いくらだと思いますか?
完成品で独自のソフトウェアがついて、
日本語のマニュアルがついて、
今ならなんと、
12,990円という価格なんですよ。
もうね、価格のバグですよ。
1万円ちょいで3Dプリンタ買えちゃう時代なのよね。
まあさすがに、
この価格帯の3Dプリンタは私は推奨しませんけど、
ちゃんとね、印刷はできるらしいですよ。
ものづくり系のYouTuberたちがこぞってね、
この激安3Dプリンタのレビューしてますけど、
品質はどうあれね、
やっぱそこそこ印刷はできるようです。
まあね、趣味用で旧代店のプリンタ買おうと思ったら、
10万円前後の価格帯で探すのがいいのかなっていうのは、
個人的には思ってたんですけど、
ただそれもね、ちょっと前の話で、
ここ最近ね、3Dプリンタ界隈では、
個人で買うならもうこれ買っとけば間違いないみたいなね、
3Dプリンタ出てきちゃって、
かなりね、勢いがあるんですよ。
バンブーラボの3Dプリンタ
まあそれがね、バンブーラボっていうメーカーが出してる、
A1シリーズってやつだね。
もうね、ほぼこれ一強なんですよ、今のところ。
で、今ちょうどね、このバンブーラボの2周年セールっていうのがやっててさ、
7月のね、初旬というか頭ぐらいまで公式サイトでセールで、
このね、A1ミニっていう、
一番コンパクトなタイプのね、3Dプリンタの価格がなんと、
39,800円と。
もうかなり安いんだけど、
これ印刷品質も相当いいらしくてね、
もうこれ以外の選択肢ないよねって言われてるほどです。
あのね、ちょっといやらしい話で、
セールのタイミングとね、このポッドキャストの紹介のタイミングが相まってしまって、
すげーステマっぽい感じなんだけど、
別にステマとかじゃないですから。
僕はちなみにこのプリンタ持ってないです。
なんなら違う3Dプリンタメーカーさんから、
プリンタのね、レビューっていうのを受け負っていて、
それなりに高価な実機を既にもらってます。
まあまだちょっとね、レビューできてないけども。
だから立場的にはね、
本当はあんまりバンブーラボ押さない方がいいんだけど。
それでもね、やっぱりね、最近の3Dプリンタを語る上では無視できないほど、
流行っててめちゃくちゃ強いメーカーっていうのがね、
やっぱバンブーラボなんですよ。
私の知り合いでね、3Dプリンタ使って、
がっつり仕事をしているプロの方たちいますけど、
その人たちに言わせても、
このサイズ感の3Dプリンタなら、
もうね、バンブーラボの3Dプリンタが完成形だと言わしめるほど、
そのぐらいのクオリティなんですよ。
そういうクオリティのものが約4万円で、
本体手に入ってしまうっていうね、世の中になってるんです。
もちろんオプション品はいろいろありますけどね。
結局いろいろ買ったら高くなるんだけど、
それでも本体は4万円だから。
これはね、ほんと数年前にはね、
全く考えられなかったことなんですね。
私ね、ガジェット大好きな人間なんで、
本当にね、このバンブーラボの3Dプリンタ、
みんながいい、いいって言うからさ、
そんなにいいのかなってね、めちゃくちゃ気になっていて、
もう使ってみたいな、欲しいなっていうのをすごい揺らいでるんですけど、
ただね、今、家に3台3Dプリンタあるんで、
もう1台増やす理由がなさすぎて困ってます。
増やすんだったらね、もう1台増やす理由を、
妻に説明する必要があるんですけど、
その説明がちょっと難解すぎるので、
今のところはね、ちょっと購入を断念してます。
普通に考えてね、もう3Dプリンタ3台あったら、
もう1台は用途的には絶対いらないんだけど、
私の心はね、欲していると。
まぁそんな感じですね。
まぁ一応そのバンブーラボのホームページ、
ポッドキャストの説明欄にリンク貼っておきます。
まぁちょっと話ずれちゃったんだけど、
とにかく最安での3Dプリンタ1万2000円ぐらいで買えるし、
今なら4万円出せばもう間違いのないっていう
3Dプリンタが手に入ってしまうんです。
それほどに3Dプリンタってのはもうね、
我々に手が届きやすい存在になっているということですね。
もうほんとね、すぐそこまで来てます。
もう振り返ったらもう3Dプリンタいますよ。
もうそのくらいの距離感。
あとは3Dプリンタの知識さえあれば、
その恩恵を受けることができるんです。
自由に自分が考えた形を好きな時に生み出すことができるんですね。
だから学びましょう、3Dプリンタ。
活用しましょう、3Dプリンタ。
ということで、3Dプリンタ活用技術検定受けてみませんか?
というお話なんです。
3Dプリンタ活用技術検定
3Dプリンタ活用技術検定とは、
一般社団法人コンピューター教育更新協会が主催する検定です。
検定の概要についてホームページから抜粋した文章をちょっと読み上げますけども。
3Dプリンタ活用技術検定は、3Dプリンタを利用するエンジニアや学生が身につけておくべき知識を評価認定する国内唯一の検定試験制度です。
3Dプリンタは産業分野や建築、建設分野はもちろん、医療、食品など様々な分野にその活用が進んでいます。
しかし3Dプリンタを使いこなすためには、造形方法や材料、後工程、CADデータの取扱いなど様々な基礎知識が求められます。
本試験の合格者は、こうした最先端のものづくりの担い手としてその活躍が求められています。
ということなんで、そうなんです。
3Dプリンタをね、使いこなそうって思ったら、単純に3Dプリンタだけの知識あればいいってもんじゃないんですね。
3Dプリンタで作り出す形状はどういう形がいいのか、どういう材料が印刷に使えてそれぞれの特徴って何なのか、
実際にどういう方法で印刷するのがいいのかと、あとは印刷したものをどうやって仕上げたり綺麗にすればいいのか等々ですね、
割と幅広い知識が求められるんですよ。
もちろんそういうことを知らなくても3Dプリンタを使うことはできるし、使いながらトライアンドエラーで学んでいけばいいっていうのもありますけども、
やっぱり体系的に学ぶっていうのがね、結構効率がいいんですよ。
この3Dプリンタ活用技術検定ではね、3Dプリンタの基礎知識、造形方法や材料の知識、
あとは具体的な活用方法という3つをまとめて学ぶことができるんですね。
3Dプリンタってね、比較的制作自由度が高くて、どんな形でもね、ある程度は印刷できるんですけど、
何でもいいっていうわけじゃないんですよ。
印刷の原理的にはね、積層造形っていって、作りたいものを下から一層一層積み重ねるように薄いものを印刷していって形を作るんです。
すっげえざっくり言えば、薄いペラッペラな積木みたいなイメージ、持ってもらえればいいかなと思います。
木の薄い膜をね、一枚一枚重ねてくっつけていくと、それをどんどんどんどん繰り返していくと立体物になるよ、みたいな感じね。
ちょっとね、ここからなかなか形状を口で説明するのは難しいんだけど、皆さんちょっと脳を働かせてもらってね、
アルファベットの愛という文字あるじゃないですか、ただただまっすぐな棒ですけど、
あの形を積層造形、積み重ねて作ろうと思ったら簡単ですよね。
下からずーっとこうやってね、同じ形のものを積み重ねていけば、愛っていう字になりますよね。
じゃあ、T、Tね、っていう形を作ろうと思った時、それを3Dプリンターで印刷しろってなったら、割と困るんですよ。
Tのね、下の部分です。棒の部分はいいんですよ、愛と一緒ですから。
まっすぐ棒の部分をこうやって積み重ねていけばいいんです、薄いものをね。
3Dプリンタの活用事例
で、上の方まで来てね、このTの横の部分を印刷しようと、そこの形状を作ろうと思った時って非常に困るんです。
なぜなら支えるものがないからね、横に。横の棒の部分をこう一層印刷してもね、飛び出た部分って薄いんで、へなってなっちゃうんです。
本当に空中にこう印刷するような感じになっちゃうんですね。
これだと正しい形状のTの形って積層で作れないんですよ。
結構ちょっとざっくりな例えだし、このね、今の私の話が皆さんの脳内にね、正しく届いてるかちょっとわかんないんですけど。
つまりは3Dプリンターにも苦手な形っていうのがあるということです。
じゃあ例えばそのT、そういう場合どうするかっていうと、一番シンプルなもので言えばTを180度逆さにして印刷すること。
そうすれば横の長い部分っていうのは最初地面についている状態から印刷始まるんで、問題なく積層で印刷できますよねとなります。
そういう具体の話は去っておき、ここで言いたいのはどうやって印刷するかを考えながら物の形を決めていくっていうスキルがね、必要になるということです。
最近ではね、この考え方設計思想をDFAMなんて呼んだりします。
Design for Additive Manufacturingという言葉の頭文字を取ってDFAMでね、DFAMって読みます。
シンプルにね、積層造形のための設計っていう意味ですね。そのまんまですけど。
このDFAMっていうのは今後製造業のエンジニアにとっても重要な考え方になります。
3Dプリントの活用事例というのは増えていくだろうから。
というのと、あと樹脂部品だけじゃなくて、今後はね、金属の部品を3Dプリントするっていう事例も少しずつ増えていくと思うんですよ。
なので、あまり3Dプリンターとかね、積層造形に触れてこなかった技術者たちも3Dプリンターに関する基礎知識を持っておくっていうのがね、重要な時代になっていくと思います。
というところでちょっとね、検定の話に戻るんですけど。あっちゃこちゃ言って申し訳ないんですけど。
3Dプリンター活用技術検定っていうのはテスト自体は60分のテストでCBT方式の試験です。
CBTっていうのはね、パソコンを使って受ける試験で、全国にあるテストセンターっていうところで申し込んで受験できます。
テストセンターっていうのはね、大体町にあるパソコン教室とかがCBTのテストセンターとして登録してあるから、割とね、近所というか皆さん身近で受けれるとは思いますよ。
私もね、ちなみに受けた時ね、普通に人の家でした。個人がやってるパソコン教室がCBTの会場になってて、そこに登録したんだけど受けたいって言ってね。
普通にお邪魔しますって言って、玄関入ってって、キッチンの横を通って、今に置いてあるパソコンで受験してきましたね。
すげえ気まずかったですね。パソコン教室のね、おばさんが1対1で見張ってくれるっていうですね、非常にプレッシャーのある試験でしたけど。
友達インチ、家で受けてきたみたいな感じになりましたね。そんな雰囲気は去っておきですね。難易度自体は、まあ難しくはないです。
1、2週間あれば十分に合格できます。勉強方法は、3Dプリンター活用技術検定公式ガイドブックっていう専用テキストが出てますから、基本的にそれを読んで勉強しておけばOKです。
ただね、このテキストの最後にちょっと問題集みたいなのがついてて、ほぼほぼこれと同じ問題出るかなと思ったんですけど、割とこうちょっと散らしてくるというか、ちゃんとそのテキストを読んでないとわかんない部分が結構出てくるんですけど、それでもまあしっかり読み込んどけばよっぽど合格できるとは思います。
で、この公式ガイドブックという専用テキストが結構出来が良くてさ、この試験受ける受けないにしても技術本として読んでおいても全然良いと思いますね。すごい良いですよ。私も3Dプリンター使うときに未だに見返したりしてますからね、そのテキスト。受けるつもりない人もそのテキストだけ読むのはアリだと思います。
テキスト読んだらね、ちょっと受けてみようかなってなると思いますけどね。で、試験期間っていうのがね、割と限られてて、これ年間2回行われてるんですよ。で、2月と9月に行われてます。で、さっきも言ったけどCBTの試験なんで、基本的にはね、この日っていうのは決まってなくて、その1ヶ月の間、まあどこが好きなタイミングで会場を予約して受けに行けばいいっていう感じだから、
比較的日程の自由度は効くかなという感じですね。次回は9月です。8月から申し込み始まりますんで、もしチャレンジしようかなと思ってくれた人がいるんだったら、ちょうど良さげなタイミングだと思うんで、今から準備しておくといいんじゃないかなと思います。
試験の概要のリンクはこのポッドキャストの説明欄に貼っておきます。3Dプリンターの話をするとさ、別に僕は機械とか掃除とか作らないから無関係ですよねーと思ってる人ね、いると思うんだけど違いますよ。部品を作るだけがね、3Dプリンターの活用ではないですからね。
ちょっと面白いなと思った活用事例1つね、紹介します。これね、リンゴを印刷するっていう活用事例なんですよ。まあね、これだけ聞いても全然意味わからないですよね。これはね、とある会社に実際に舞い込んだ案件らしいんですけど、
農家の方から、今手元に1つリンゴがあるんだけど、これと全く同じものを実寸大で形に残せないかというね、依頼があったようです。これね、どういうことかっていうと、その依頼主の知人がリンゴ農家をやっていたんですけど、その方がね、突然亡くなってしまったんですね。
その亡くなった知人が、最後に作ったリンゴが今ね、手元にあって、これを食べてしまうと亡くなっちゃうと、それはもの寂しいから、なんとかこの思い出としてこの最後のリンゴの形を残しておけないか、まあそういう相談だったんですね。
3Dプリンターを利用して思い出の品を形として残すということが取り組まれたわけ。これさ、なかなかエモーショナルな活用じゃないですか。当然一筋縄ではいかないし、オリジナルのリンゴがね、傷まないうちに複製しないといけないから、時間との勝負なわけ。
高性能な3Dスキャナーを使ってリンゴの形をスキャンしてさ、データとして当然欠損しちゃうものが出てくるから、そこは手で補正してなんとか形の3Dモデルを作るわけ。そしてフルカラーで印刷できるタイプの3Dプリンターを使ってそのデータを印刷すると。
さらには樹脂でリンゴのモデルを印刷しちゃうと、どうしても実物のリンゴより軽くなっちゃうから、材料として石膏を使えるプリンターを使って、実際のリンゴのずっしり感を再現するっていうこだわり用で思い出のリンゴっていうのをなんとか形にしたらしいです。
そうやって本物のリンゴとウリ2つのリンゴを3Dプリンターで作って依頼者に送ったんですね。
依頼者からは感謝の手紙が届いたらしくて、その手紙の一部が書いてあったんで抜粋して読み上げますけど。
このリンゴが収穫されるまで亡くなった果実農家さんは一生懸命リンゴの木を育てて面倒を見てこられたのだと思うと、私にとってこのリンゴは塊のようなものです。
本来なら残せないリンゴの思い出として塊として手元に残すことを可能にしてくれたこの技術に感謝しています。
そういう手紙が届いたっていうことなんですけども、実にいい活用事例ですよねこれ。
部品を作るっていうだけじゃなくて、形自体を価値にするっていう活用事例もあるんですよ。
これね最初にこの事例を知ったときね、わぁ面白いなって思いました。
まあねこれをじゃあ自分でやれって言われたらね、なかなか難しいレベルの技術ではあるんですけど。
部品を作るっていうことだけが価値じゃないよっていうお話ですね。
今はさ、iPhoneとかでも結構いい感じでね3Dスキャンってできるんですよ。
だからこう写真じゃなくてさ、3Dモデルで思い出を残そうなんていうのもね、いいんじゃないかなと思うわけ。
例えばね、自分の子供のさ3Dスキャンをしてみて、3Dプリンターで印刷してフィギュア化するみたいな感じね。
毎年さ自分の子供のフィギュア作って並べておいたら、こんな感じで成長したんだなっていうのが一目でわかるじゃん。
写真じゃなくて立体物として家族の思い出を残すとか子供の成長記録するっていうのは、
まあなかなかやってる人はいないんですけどそんなに。
それはそれでね結構面白いというか、これからの何か思い出の残し方になるんかなって思いました。
実際に自分のスキャン撮ってね、自分のフィギュア作ってる人とかってネット上ではチラホラ見ますよね。
そういう活用面白いなと思ってね。
それこそ家でね、家族写真を印刷するようなノリで3Dプリンターで家族モデルを印刷するみたいな時代がね、もしかしたら来るかもしれませんよ。
家庭内での困りごとの解決
最後に全国のお父さんに向けて家族のために3Dプリンターを買うべきだというお話をしたいと思います。
こうね、家事のちょっとした困りごとを解決するために3Dプリンターってね結構使えるんですよ。
例えば私が作ったもので言ったらね、妻からね、風邪で洗濯物のハンガーが飛んでっちゃうから何とかしてほしいって言われて、ハンガー用のロックをするためのジグっていうのを作ったんですよ。
そんなんね、別に何とでもなるだろうと思うでしょ。
これがね、なかなか難しくてさ。
ハンガーを引っ掛ける時、皆さんイメージしてもらうとわかると思うんですけど。
手を伸ばして片手で引っ掛けるでしょ。
つまり両手は使えないわけね。
ハンガーを引っ掛ける動作の中で、指先だけを使ってハンガーを何かしらロックしなきゃいけないわけです。
ロックするためだけの動作が増えるっていうのは許されないんですね。
それはロックするっていう家事が増えることになるからね。
欲しながら、この動作の中で同時にロックができると。
これがね、妻からの機能要件なんです。
外す時はまたしっかり片手で簡単に解除しなければならないと。
今までの動作を邪魔しない。かつ、恐怖で飛ばないと。
そういうものが必要だったんで、一生懸命ハンガーの寸法を測ってね。
家の自宅のハンガーにぴったり合うものをね、一生懸命作りました。
それはね、そこそこ受けが良くて。
作ったのはね、ほんと3年前くらいだと思うんだけど。
それでもね、未だに活用してますからね。
このね、成功って言っていいのか分かんないけど、まだちょっと改善の余地ありなんだけど。
成功以来、こういったね、3Dプリンターでこれ作れないみたいな依頼がね、ちょくちょく来るようになりまして。
たまに作ったりしてます。
それこそさ、家の棚とかさ、もう別に100均とかでもいいぐらいの部品なんだけど、
売ってない微妙なオリジナルの形のものってさ、あるじゃないですか。家具とかでも。
ああいうものをトレースして作るとか、めちゃくちゃ便利ですから。
家庭内産業革命の始まり
結構ね、活用してます。
そういうね、地味だけど売ってないようなね、ニッチなもの。
作りながらね、家庭に、家事に、ちょっとずつ貢献してるわけです。
子供のおもちゃとかもね、結構よくてさ、絶対売ってないではあろう保守部品みたいなね。
もうこれ壊れちゃったら買い替えてね、みたいな部品も3Dプリンターで作って直したりとか。
うちでいうとね、子供がプラレール好きなんで、売ってない絶妙な長さの半端な長さのプラレールを結構印刷して作ったりしてますね。
こうやってね、3Dプリンターを使って家族の役に立つことで、父親としての尊厳を高めることができるかもしれません。
少なくともね、子供は喜んでますから。
いやでも、支部長さん、私そもそも3Dモデルを作って設計するスキルなんて持ってないんですよ。
っていう方もですね、お任せあれ大丈夫なんですね。
印刷データなんてもうネット上にいっぱい転がってます。手に入ります。
ダウンロードして3Dプリンターにそれぶち込むだけで便利な部品がね、あれよあれよと出力されてきます。
ちょっとね、オリジナルの部品はね、自分で作らなきゃいけないけど。
3D CADっていってね、そうやって3Dモデルを作るツールだって無料のものとか、本当に直感的に誰でも触れるようなものいっぱいありますから。
大丈夫です。
基本的にネットからダウンロードできるものってもう3Dプリンターで印刷するための形で作られてるんでね、全然苦労しないです。
もしも、いやーちょっとネットで探すのちょっとむずいなーという方、やり方がわからない方、大丈夫ですよ。
本がございます。
3Dプリンターの活用方法
おすすめの本ちょっと紹介しますけど、
無料データをそのまま3Dプリント、作業に出会える動画カタログ事例集という本があるんです。
リンクで概要欄に貼っておきますけど、日常生活で便利に使える3Dモデルのカタログ本です。
ジジョグって言ってね、人の動作を助けるような道具が中心となって、この本の中にまとまってます。
QRコード書いてあって、そこにアクセスすればデータ全部アクセスできて無料です。
カタログとして見て、これ便利そうだなと思ったらそこからダウンロードして印刷すればOKという本なんですけど、めちゃくちゃいいですよ。
日頃の日常の痒いところに手が届きそうな事例っていうのは結構盛りだくさんで、
3Dプリンターの初心者でもほとんど負荷なく楽しみながら3Dプリンターの活用がしていきます。
例えばこの本から毎日1個ずつ印刷しようとかやって楽しんでいってもかなり面白いと思いますね。
ちなみにこの本の著者の浜中さんと林さんという方は、私も仕事でよくご一緒する方々なんですよ。
私はファクトリーサイエンティスト協会でIOTを教えるティーティングアシスタントをたまにやってるんですけど、
浜中さんと林さんはそこでご一緒させてもらっている方々です。
知り合いだから本を紹介してるわけじゃなくて、それを全く知らずにこの本面白そうだなと思って買ったらたまたま著者が知り合いだったというパターンの珍しい感じなんで。
この本はすごくいいので、すでに3Dプリンターを持っているという人とか、これから買う予定があるという人はぜひチェックしておくといいと思います。
3Dプリンターの所有と活用のハードルの低下
ここからまとめに入りますけど、3Dプリンターを所有すること、活用することのハードルってめちゃくちゃ下がってます。
私の個人的なおすすめは、まず買っちゃってくださいと。
買っちゃって印刷を試してみるってことをとても推してます。
今言ったように3Dモデルなんて作れなくても、世の中には印刷用の便利なモデルいっぱいありますから、自分で作らなくても3Dプリント自体は楽しめます。
3Dプリンターを動かして印刷するだけだったら、そんなに勉強する必要もないです。
当然一般的な家電とは違って多少トラブルはあると思うんですけど、まあ大丈夫ですよ、なんとかなります。
困ったらSNSで聞きゃいいんです。
で、ある程度使い慣れてきたところで3Dプリンターの基礎についてあれこれ勉強してですね、
今日紹介したような3Dプリンター活用技術検定受けるとか、そういうことをするといいと思います。
その方がね、やっぱり実際にやってみて、ザークで学んでっていうこの2つがね、手に入るんで。
こういう学習と実践って一通になってた方がね、血肉になりますから。
今日のポッドキャストの主題っていうのは、3Dプリンター活用技術検定を受けろっていうことじゃなくて、
3Dプリンター興味あって買おうかな、どうしようかなって迷ってる人の背中にドロップキックをかますことが目的です。
ものすごい勢いで買わせるという感じですね。
実はそこがメインなんですね。
自由に形を作れる環境が家にあるっていうのはね、物作りをする人にとっては生活の次元が変わるほどの革命ですよ。
家庭内産業革命ですよ、マジで。
そういう環境に自分が身を置くこと、そして自分の家族とか子供が身を置くことっていう、その影響っていうのはやっぱり計り知れないです。
本当にね、人生変わるって言っても過言じゃないですよ。
今ならね、たった4万円の投資でそれが手に入るんですよって言い出すと、なんかすげーセールスっぽいというかね、うさんくさいんだけど、
別にバンブラボじゃなくてもね、いろんな3Dプリンターあるから好きなの買えばいいんだけどさ、
3Dプリンター買おうか買わないか迷ってる時間マジでもったいないから買った方がいい、本当に。
迷ってるなら買えと。
いらないって人は買わなくていい。
そういうお話ですよ今日は。
迷ってる皆さんに買う理由を与えましょう。
支部長が言ってるから買えと。
それでいいんです。
僕のせいにしてください。
家庭内産業革命起こしましょう。
ちなみに私が個人的に使っていておすすめしている3Dプリンターは、プルサっていうメーカーなんですけど、
ありがたいことにこのプルサさんから実機レビューの依頼をいただいてまして、最新機種もいただいちゃいました。
ただこっちは結構高くて、普通に買うと15万とか19万くらいするんで、
おいっそりと皆さんに買いましょうよ3Dプリンターとは結構言いにくい価格帯なんですね。
レビューをする予定ではあるんですけど、なかなかポッドキャストでは難しいんで、
YouTubeとかの動画コンテンツにして3Dプリンターのレビューをする予定なんで、
その時はまたぜひとも見ていただけると嬉しいです。
何らかの参考にしてください。
クロージングトークです。
今日の内容は、3Dプリンター欲しくて迷っているエンジニアの同志諸君に贈るエールのつもりだったんですけど、
やばいね、喋っている間にだんだんバンブーラボのA1ミニ欲しくなってきちゃったんですよね。
このセールで4万、めちゃくちゃいいとこついてきますよね、価格帯的に。
ただね、これ4台目の3Dプリンター絶対いらないのね。
それ分かってんのよ、自分でも。
しかもね、僕の書斎2畳半なんですよ、今喋ってるね、この空間。
2畳半の空間で喋ってるんですけど、そんなところに4台の3Dプリンター置けないのね。
すでに置けてないし、自分の居場所なくなっちゃうわけ。
でも、A1ミニってすごいちっちゃい3Dプリンターなんですよ。
置けるんじゃないの?と。
3Dプリンターいっぱいあったら、3Dプリンターの冗長化だと。
何かが壊れても常に印刷ができますよ、みたいな天使と悪魔が自分の中で戦ってます。
ちなみにね、知人の情報によると、バンブーラボのA1ミニっていう3Dプリンターは分解せずにスーツケースに入るらしいんですよ。
つまりね、持ち運べるわけ。
分かってるよ。分かってる。俺も分かってるよ。
3Dプリンターなんてね、絶対持ち運ばないの。
その人は自分でワークショップとか開く人だから、持ち運ぶとき便利だよって言ってただけで、
俺は絶対に持ち運ばないんですよ。
そんなことが分かってんの。
でも、3Dプリンターを持ち運べるっていう選択肢が持てるっていうことが、
プライスレスなんじゃないの?みたいなことでね、天使と悪魔が今戦ってて、
フラフラしてるわけ。
さっき言われそうにね、迷ったら買えとは言ったんだけど、
私が悩んでる時限ってそういう時限じゃないの。だってもうあるから。
いつもだったらね、本当にこういう悩みの時って即談で買うんですよ。
欲しいと思ったらすでに購入は終わってるっていうですね、
プロシュート兄貴の格ゲーみたいな感じで生きてるんですけど、
今回はね、ちょっと状況が状況なだけに悩んでるんですけど、
何回か寝たら来週あたりには買ってそうな勢いですね。
時期もいやらしいんですよ。
もうすぐボーナスだしなっていうね、この気持ちね。
もうこの喋りながらね、自分に一番効いてしまうというね、
ポッドキャストの回でございました。
ということで、ちょっとここからまた別の話で、
最後にね、お知らせ3つあります。
1つ目のお知らせですけど、
このものづくりのラジオ、
おまつりっすん2024っていうポッドキャストイベントに参加します。
京都のリッスンスタジオで行われるイベントで、
1番組30分ずつ喋って、
12時間配信つないでこうぜっていうね、
なかなかのイベントなんですけど、
これで参加することにしました。
会場の様子っていうのはYouTubeライブで無料で見れますけども、
現地で見たいよっていう人は事前にチケットを買う必要があるイベントです。
私の出番は13時から13時半の30分。
その間ね、喋って公開収録っていうのをしますんで、
もしも時間ある人はぜひともチェックしてみてください。
日付言ってなかったね。
日付は7月15日、月曜日。これ祝日です。
私はね、そういう仕事なんですけど、
ちょっと悠久取りました。これ参加するために。
配信でいいんでね、ぜひとも見てください。よろしくお願いします。
2つ目のお知らせなんですけども、
これもイベント系のお知らせで、
9月に東京ビッグサイトで行われる、
東京メーカーフェア2024というイベントに、
私出展することになりました。
これはね、ものづくりのイベントなんだけど、
今ね、個人的に行ってるんですけど、
子供向けの工作機械のおもちゃっていうのを開発してまして、
それのプロトタイプが展示できることになりました。
この話っていうのはね、
エピソード77。
【3Dプリンタ活用技術検定】お披露目イベント
子供たちがものづくりと出会う機械を作りたいっていうエピソードの中で、
思いの丈を話してますけど、
その時にね、語った内容の機械が少し形になってきたんでね、
お披露目という感じです。
9月の21、22の土日、東京ビッグサイトで行われます。
また近くなったらね、細かい告知してきますけど、
私もね、その場に作ったものと一緒に立ってるんで、
是非ともね、見に来たりとか、
しゃべりに来たりしてくれると嬉しいです。
最後3つ目のお知らせ。
今年もやるんですね。
支部長ベストセレクション。
日刊工業新聞社さんと私のコラボ企画です。
去年もやったんですけど、
今年はリビィさんというですね、
何回かゲストに来ていただいてますけど、
技術ブロガー兼YouTuberの方も参加しまして、
支部長&リビィベストセレクション2024という企画に
パワーアップしております。
これは全国の書店で、
私たちが選書したものづくり関係の技術本が、
専用コーナーを設けて展示されるっていうね、企画です。
去年はね、全国の書店60店舗近くでね、
確か開催されたかなって感じで、
各県に1店舗か2店舗くらいあるって感じでしたね。
やっぱね、都市部には多いんだけどね。
今年もね、本屋さん行くと、
私のアフロのね、サングラスのアイコンのコーナーが
もしかしたらあるやもしれませんと。
7月からまた徐々に始まって、
番組のお知らせ
全国に展開していきますんでね。
そのコーナーをですね、本屋さんで見かけたら
ぜひともね、報告していただいたりとか、
SNSで投稿していただけると非常に嬉しいでございますと。
というわけで、今回はここまでとさせていただきます。
私は、支部長技術研究所という技術ブログを運営してます。
週1更新を目標に更新してますので、
そちらもぜひ覗いてみてください。
また、Xでも毎日役立つ技術情報の発信を行っております。
朝7時20分、夕方18時20分に必ず投稿しておりますので、
そちらもチェック、よかったらフォローしていただけると嬉しいです。
あと、ものづくりの視点というVoicyでの音声配信もやってます。
こちらは月曜日から金曜日までの週5で配信中です。
10分ぐらいで聞けるものづくりの話をしてますので、
ぜひともそちらも聞いてください。
あと、ここからすごく重要ですよ。
ものづくりのラジオ、いいと思っていただけたら、
番組のフォロー、また各ポッドキャストアプリにて評価の方もよろしくお願いします。
番組に対するコメントやお便りも募集しておりますので、
そちらも概要欄からぜひとも送ってみてください。
というわけで、今回はここまで。
以上、支部長でした。ではでは。
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