1. 1年後の自分を楽にするラジオ
  2. 行動経済学で覚えておきたい..
2021-03-06 10:00

行動経済学で覚えておきたい3つの人間心理

▼ 「予想どおりに不合理」を無料で読む

https://amzn.to/2OpybUS

00:00
こんにちは、瀬戸内海でマックボックカタカタしながら暮らしているボイスブロガーしゅうへいです。
今日のお話は何かというとですね、行動経済学で覚えておきたい3つの人間心理ということで、
ちょうどキンコン西野さんがボイシーで、行動経済学、今更だけどやっといた方がいいよということで、
僕自身もですね、行動経済学でたくさん損をしてきました。アコムで借金をしたりとかね、
いろんなね、性欲に逃げてしまったりとかね、いろいろありましたけども、
それはどちらかというと、なんかね、人間のこう、ダメな部分というかね、行動経済学じゃないかもしれませんけど。
まあ人間というのはすごく不合理に行動してしまうものなんですね。それはしょうがないんですけども、それを客観的に、
要するに学問としてまとめてくれているのが、行動経済学ということです。というわけで今日はですね、
たくさんあるんですけども、そのうちよく使われたりとか、よく聞くやつ、知っておきたいものをですね、
3つ選んできましたので、シェアしたいと思います。3つ先に言っておくと、1つ目が損失回避ですね。損失回避。これはよく聞く、聞いたことがある人もいるかもしれません。
2つ目が、総局割引の罠ですね。総局割引の罠。で、3つ目が社会的証明。
みんなそうしてるってやつですね。で、1つ目の損失回避なんですけども、これはね、ダニエルカーネマンさんっていう方が、
ノーベル経済学賞を取った研究で言われたやつですね。ノーベル経済学賞を取った研究なんですよ。すごくないですか?行動経済学ってすごい分野なんですよ。
で、どういうことかというと、人は利益を得る選択よりも損失を回避する選択をする傾向にあるということです。だから、
利益を取りたいんじゃなくて損を回避したい方が強く働くということですね。1万円得る喜びよりも1万円失う苦しみの方が大きいということです。
これが損失回避ですね。例えば、何か1万円お得ですよとかっていうよりも、この商品を買わないと、例えばA商品を買わないとB商品になります。
B商品っていうのは年間で維持費が1万円A商品より高いです。だから、同じ値段で買ってもB商品っていうのはランニングコストを含めると損をしますよ1万円で。
っていうふうに言われた方が損の方に行っちゃうんですね。購入の意思決定において損失回避は潜在的利益よりも強い動機づけになる。
利益よりも損失を避ける動機、損を避けたいなっていう、損したくないなっていう動機に人は2、3倍高く変化を起こす意欲を示すということです。
2、3倍、要するに行動を起こしやすいということなんですね。要するに、もし皆さんが何か売りたいとか人に行動して欲しい場合は
損を全面に出した方がいいんですよ。もちろんこれはやり方次第です。めちゃくちゃ下手にやる人もいれば
上手だなあっていうふうに思う人もいたりしますね。これ損失回避性としてももちろん知られていて、もうちょっと詳しく
03:02
話すと、これほぼ同じ話なんですけど、100万円から得られる満足度は1万円から得られる満足度の100倍であり
1万円の損による苦痛は1万円の得による満足度に等しいということですね。
ちょっと何言ってるかわからないですね、これね。僕の読書メモが過去にあるんですけど、要するに
覚えておいて欲しいのは損失を回避したいということですね。ここ大事ですね。利益が大きくなるほど満足度は減っていき損失が大きく
なるほど苦痛の度合いを減っていくということも明らかになっているということです。
例えば100万円儲かるの嬉しいけど、1億円持ってる状態で100万円もらうのって、あんまりもう嬉しくないと思いませんか。わかんないけどね、そうなってみないと。
だから要するに1億円損するのと、100万円損するの嫌ですよね。でも1億円損した後に100万円損するのは別人みたいな。
これも痛みがだんだん減っていくということがわかっているということですね、損失回避。だから皆さんが何か行動を起こして欲しいなと思った時は
こんなことしたらいいよ、得だよ。子供に学校行った方が楽しいよとか言うんじゃなくて、悪いけど学校行かないとこうなるよって。実際どうなるかわかんないけど、そういう言い方した方が人は行動を起こしやすいということです。
悪用厳禁ということですね。続いて送局割引の罠。近くの者ほど価値が高く見えるということですね。送局割引とは行動経済学の理論に出てくる言葉で、人は遠い将来のことよりも近い将来のことを優先するという心の動きです。
これも本当に考えたらバカなことですね。例えば今1万円もらえるのと、1週間後1万5千円もらえるのだったら、どっちがいいですかっていうと、みんな前者の今1万円もらうっていうふうの選んじゃう。これが送局割引の罠です。
どう考えても1週間で5千円増やすって、で、銀行預金の金利とか投資のリターンから考えたとしても、1週間待てば5千円増えるってすごくいいんですよ、コスパがね。絶対にいいんです。
でも、今1万円欲しいんですね。今の価値の方が高くなるということです。だから、例えばこれ好きなこととかを仕事にするっていうのもね、一長一短じゃないじゃないですか。
で、なんでかっていうと、それは好きなことを仕事にしようと思っても、最初っていうのはね、やっぱ時給0円からのスタートなんですよ、ほとんど。うん、仕事にならない状態。
で、そしたら普通にこうね、サラリーマンで出勤してる方が月に30万もらえると。で、だったらサラリーマンに当てた方がいいんじゃないってことですよ、将来の価値。
好きなことを仕事にできて独立できて、行きたくない仕事に行かなくていいとかさ、好きな人とだけ仕事化できる、こんな状態が遠くにあればあるほど価値を感じにくくなる。今すぐ手に入るのでいいんだけどね。
そう、だから時給0円をちゃんと選んで、将来の価値を見定めて行動していかないといけないわけです。近いものに誘惑されるからね。
だからこのラジオでも1年後の自分を楽にするっていうのをテーマにやってるのはそういうことなんですよ。明日の自分を楽にしがちなんですよ、僕たちは。じゃなくて1年後です。
これは送局割引の罠なんで、近いものに誘惑されてるなと思った時に、ふとちょっと思って、今の1万円と1週間後の1万5千円、1年後の100万円、どっちなんだと。
06:01
お金だけで言うとね、他にもいろんな価値があるから一概には言えませんけど、それを必ず意識するということです。
3つ目、社会的証明ですね。これ一番よく使われます。人気ランキングとか定食屋に入ったら人気定食ランキング、カツ丼定食とかね。
ヒレカツ定食とかカツ汁とか、全部カツやんけみたいなね。僕はカツ好きなだけなんですけどね。そういうふうに人気ランキングってみんなが選んでるってことですよね。間違いないよっていうことなんですよ。
要するにみんなサラリーマンですとか、みんな大学行ってるよねって、みんなってやつですね。
で、実は納税基金を守ってもらうための簡単な工夫っていうのがありまして、これ実際にイギリスで行われたことですね。
2009年イギリス国税庁は特速上に、払ってくれないんですよね税金をね。特速上に大多数の国民は納税基金をまでに税金を納めていると一分追加したと。
この一分だけで前年と比較して66%多く大納金を回収できたということです。
要するにもう隣の人も、あの隣の人もみんなね、その人にとってのみんなですよ。大多数の人。
あの人ももしかしたら期限内に納めてるかもしれないと思って払ったという。この一分追加で66%多く大納金を返して相当ですよ。何億ポンドとかじゃないですか。
社会的証明といって人間の行動の大部分は周囲の人間、とりわけ自分と似た者同士だと思っている人々の行動によって決定される人間の基本原理ということです。
人間の基本原理ですね。しょうがない抗えないとこあるんですよ。
で、じゃあなんでみんながそうしてるって協力なのかというと、人間に内在する強い三大欲求ですね。
1、なるべく効率的に正しい判断をしたい。2、他者とつながり、承認されたい。3、自分のことを肯定的に捉えたいという欲求を同時に刺激するから、みんなそうしてるってのは協力なんですよ。
みんながやってることは効率的。みんながそうしていることで自分も仲間入りをする。多くの人がそうしていることをすることで自分も承認されるっていうことですね。
社会的証明っていうのは他の動物にも見られるということですとか、人間だけじゃなくてお猿さんとかね、川うそとかさ、ヌーとかね、そういうかもしれない、ヌーがフンフンって言ってね、
あ、みんなあっちに行ってる、この川を渡ってる、渡ろう、みたいな感じでやってるんですよね。
悲しい事件だとセオル号のね、韓国の沈没事件。あれもかなりの視野数を出したんですけど、あれは沈没する船にみんな残ったらしいんですよ。
みんな残っちゃったからみんな残って、そのまま沈没しちゃったんですね。船が沈没するときってすごい下に行くんで、要するにそっから飛び込んで逃げようと思ったって一緒に沈んじゃうんですよね。
なので多くの方が亡くなっちゃったっていうことが悲しい事件なんですね。
で、これは社会的証明は例えば渋谷駅でおばあちゃんが倒れてたとするじゃないですか。で、ほとんどの人は通り過ぎるんですよ。
まあ、もちろん声かける人もいると思うよ。まあ、あなたはどっちですかってことなんですけど、これが例えば田舎の駅だったらどうかと。
田舎の駅で僕とおばあちゃんしかいない無人駅。おばあちゃん急にううういって倒れ始めたら絶対声かけるしさ、救急車呼ぶじゃないですか。
09:00
でも渋谷駅だと違うんですよ。周りの反応見てるんですね。周りが助けてないからっていうことです。
だから誰かが助け始めるとああって集まってきますよね。そんなイメージです。
うん、だから社会的証明はいいことにも使えるし悪いことにも使えるので、みんなそうしてるみんなが一緒とかね、赤信号みんなで渡れば怖くないじゃないけども、
あなたの中でそういう真理があるかないかっていうのはね、一応チェックするといいんじゃないかなと思います。
今日は損失回避・送局割引のマナー・社会的証明3つのね、基本原理というか原理原則・行動経済学で有名なやつを紹介しておきました。
この他にもですね、行動経済学を学びたいという方は、予想通りに不合理という本のリンクをつけております。
Amazon Audibleだと1冊無料でこれすべて聞けますし、ダウンロードできます。30日間無料で、その後も解約すればその本はずっと聞き続けられるので無料でね。
なので気になる方はこれもね、損失回避ですよね。書店に行って買わないといけないけど、このリンク買ったらすぐダウンロードできるということで、ぜひチェックしてみてください。
また次回お会いしましょう。バイバーイ。
10:00

コメント

スクロール