2021-08-23 15:24

第41回『学習塾を経営しています。これからFC展開を進めていく計画ですが、FC化を進めると当社の精神が薄まってしまうことが心配です。注意すべきポイントを教えてください。』

第41回『学習塾を経営しています。これからFC展開を進めていく計画ですが、FC化を進めると当社の精神が薄まってしまうことが心配です。注意すべきポイントを教えてください。』というテーマで店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が熱く語ります。


【ハイライト】

・FC化を考える経営者のよく悩むポイント

・経営方針を加盟者に根付かせるコツ

・会社の事業の根本は何ですか?

・FC加盟後のフォローの進め方について

・本部から加盟者への想いの共有の重要性


『多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所』のエピソードを文字起こしした版はこちらです。(株式会社常進パートナーズHPブログリンクにアクセスされます。)

https://johshin.co.jp/blog/7284


メインパーソナリティー:      

高木悠(株式会社常進パートナーズ代表取締役)      

「企業が高収益を生み出すための仕組み作りと社員が誇りを持って働ける環境作りをサポートすることで、店舗ビジネスの社会的地位の向上に貢献すること」を基本理念に、日々企業支援に尽力している。      

代表的な著書として、『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』(自由国民社)がある。      


パーソナリティー/ナレーター:      

田村陽太(社会保険労務士)  


番組プロデュース:株式会社サンキャリア


~お知らせ~      

店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、「最速最短で年商30億・店舗数30超を実現する実証されたノウハウ」をコンセプトに、のれん分け制度構築、FC本部立ち上げ・立て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、整体院、美容院等の様々な店舗ビジネスの「多店舗展開」を加速させるために重要な事を、社労士の田村陽太と対談形式で分かりやすくお話しするポッドキャスト・ラジオ番組です。毎週木曜日更新です!     


【書籍案内】  

 本番組のメインパーソナリティの髙木悠がこの度出版した『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』のリンクはこちらです。   

『21世紀型「のれん分け」ビジネスの教科書』

https://amzn.to/3vic8il   


・のれん分けに興味がある方   

・今後の店舗展開のあり方を模索している方 

は是非ともお読みください。   


番組へのご感想、メッセージ等、noteでコメントどしどしお待ちしております!    

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https://note.com/shop_laboratory/n/n214c37905982


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Youtube番組、企業の発展と社員の幸せを探求する『JOHSHINちゃんねる』

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多店舗化・フランチャイズ化を考える店舗ビジネス研究所
この番組は株式会社上進パートナーズの提供でお送りいたします。
店舗ビジネス専門コンサルタントの髙木悠が、最速・最短で年賞30億、店舗数30兆を実現する実証されたノウハウをコンセプトに、
奴隷分け制度構築、FC本部立ち上げ、建て直し、人事評価制度の整備など、飲食店、生誕院、美容院などの様々な店舗ビジネスの多店舗展開を加速させるために重要なことを対談形式で分かりやすくお話しする番組です。
こんにちは。パーソナリティの田村陽太です。配信第41回目となりました。本番組のメインパーソナリティをご紹介します。
店舗ビジネス専門コンサルタントの高木悠さんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、高木さん。
はい。
今日もやっていきましょう。
はい、お願いします。
はい、本日の質問はこちらとなっております。
はい。
学習塾を経営しています。これからFC展開を進めていく計画ですが、FC化を進めると当社の精神が薄まってしまうことが心配です。注意すべきポイントを教えてください。ということなんですけども。
はい。
当社の精神が薄まってしまうというのがやっぱりあるんですかね、心配として。
これはフランチャイズ化を考える経営者が絶対気にするポイントですよね。
はいはいはい。明けがよくある質問なんですか、これは。
これはよくある心配事ですよね。
はいはいはい。
やっぱり直営店舗でやっていると、社内の人材が店舗を経営するわけじゃないですか、運営ですか。
なので比較的理念や経営方針なんていうのを共有しやすいと。
一方でフランチャイズ化していくと、違う経営主体がチェーンの中に入ってくるんですよね。
はいはい。
そうすると、当然本部の経営者と加盟店の経営者で考えが違うことってあるわけじゃないですか。
そうですね。
これ考えが違うと大変で、加盟店の経営者が考えが違うということは、そこで雇用している社員とかスタッフ。
ここも違いが出てくるじゃないですか、本部と。
そうですね、確かに。
本部の理念とか方針とかっていうのが、加盟店舗だと全然反映されてないみたいなことが起きやすいですよね、直営に比べると。
確かに第三者の方が加盟するってことですもんね。
03:00
そうですね。
直営店舗の場合だと、雇用関係になるわけですから、
会社は店舗で変なことをし始めたら、命令してでも直させることができるじゃないですか。
そうですね、確かに。
なんですけど、加盟店の場合って経営主体が違うんで、当然加盟店の経営者に対して命令はできないですし、
ましてや、雇用しているスタッフには本部は全く関係ないわけですから、指導はできても命令はできないわけですよね。
難しいですね、そこら辺ね。
そう。なので、やっぱりこの当社の精神が薄まっていくみたいなことを懸念されてますけど、
フランチャイズ化していくと、そういったことが一般的には懸念されるとしてはある。
なるほど。
その当社の精神が薄まっていくっていうのは、本部がFCの加盟者に対しての距離感を詰めれないところがあって心配されてるみたいな感じですかね。
そうですね。
なるほど。そういうところに対してどんなふうに対策していったらいいんですかね。
これはシンプルなんですけど、結局加盟店が入ってきた時に、本部と加盟店経営者の考えが違うと、
当然薄まっていくじゃないですか。
だから、最もシンプルな方法っていうのは、いろんな方が加盟したいって来た時に、
まずはその中で、ちゃんとその来た方々が本部の理念とか経営方針っていうのを共有できる方なのかっていうところを見極めていく必要がありますよね。
なるほど。それはどんなふうにして見極めていくものなんですか。
例えば、なんでフランチャイズ本部に加盟したいのかみたいなお話ですよね。
その辺を聞くだけでも、単純にフランチャイズ加盟して収益を出したいみたいな方もいるわけじゃないですか。
お金目当てというか。
お金が中心の方も当然いるでしょうし、今事業をやっていて、事業を多角化するために加盟したいっていう人もいるでしょうし、いろんな方がいらっしゃると思うんですよ。
それはいろんな考え方があっていいと思うんですけど、その中で本部が考えている事業を通じて実現したい姿ってあるわけじゃないですか。
やっぱりそこにはかすってないとおかしなことになりますよね。
確かにそうですね。
フランチャイズって、本部が開発した成功する仕組み、加盟店に販売するビジネスモデルなわけですよ。
06:01
成功する仕組みが商品になっているわけですから、やっぱり基本的には加盟するとまず儲かるっていう前提があるんですよね。
だけどそれだけを求めて入ってこられるといろんな問題が生じると思うんですよ。
儲かることは前提条件なんですけど、事業ってそれだけじゃないじゃないですか。
それは深いですよ。何ですかそれは。
事業って何か会社が実現したいことがあって、それを目指していって、でも利益がないと目指す姿って実現できないわけですから、そこに利益がついてくるものなわけじゃないですか。
儲けることが先頭じゃないですよね。
事業コンセプトファーストみたいな感じですか。
何をその事業を通じて実現したいのかっていうことですよね。
例えばコンビニで言ったら、24時間空いていて、生活に必要なものがいつでも買えるわけじゃないですか。
そういったビジネスを展開することで、儲けるってことは当然あるんだけれども、世の中に便利さを提供して貢献していくみたいな理念があるわけじゃないですか。
それの結果として利益もついてくるって話。事業ってそうじゃないですか。
普通、理念とビジネスモデルの2つが大事ですよみたいな話ってあると思うんですけど、理念ないビジネスってなかなか続かないと思うんですよね。
儲からなかったら心折れちゃうし。
なんですけど、フランチャイズっていうのは仕組み上、どうしても利益の方に目が行きがちなんですよね。成功する仕組みを売ってるから。
本部側としてそういう目線になっちゃうんですね。
加盟者もやっぱり本部に加盟したら、成功する仕組みが入って、手に入って儲かるよみたいなイメージをどうしても持ちやすいわけですよ。
そこにボタンの掛け違いがあって、フランチャイズだろうが、普通の事業だろうが、基本的には理念があってビジネスモデルがあるって2つなわけですね。
フランチャイズ本部は、当然ビジネスモデルだけじゃなくて理念も売らなきゃいけないわけじゃないですか。
加盟者も、ちゃんと理念に共感してビジネスモデルを買ってもらわなきゃいけないわけじゃないですか。
そうですね。
そこをちゃんと認識して、特に理念の部分ですよね。
理念は、これは従業員さんを採用する時とかでもそうだと思うんですけど、「なんでこの会社に入ったの?」とか、「希望してるの?」とか、「仕事をしてどんなことを実現したいのか?」とか、そういう質問に出てくるわけじゃないですか。
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だから本部としては、加盟希望者に対して、そういう質問を投げかけて、本当に理念とか経営保障を共有できる方なのかっていうところを見極めるというのが前提ですよね。
なるほど。高木さんが理念が大事っていうところをお聞きして、自身も経営者なので背筋が伸びましたかなと。
よかったです。
ちゃんと意識しなきゃダメだなと思いますね。
どうしても目の前のことに目が向きがちで、忘れてさられてしまうことがあるじゃないですか。
はい、あります。
たまにはそこに立ち返って考えていく必要があると思うんですよ。
そういうことですよね。ありがとうございます。
1個質問なんですけども、最初の経営理念をバチバチと作っていって、実際にFCの加盟者さんを募っていくじゃないですか。
そういう同じ理念を持った方っていうのが多分加盟してくれると思うんですよ、そういう風にしていくと。
ただ、この経営者の方はやっぱり理念が薄まっていく、当社の精神が薄まっていくっていう風なことを心配されてるじゃないですか。
加盟した後のフォローというか、それはどんな風にしていったらいいですか。
まず、今お話しした前提条件ですよね。
まず加盟する段階で共有していなければいけないと。
私のフィーリングでいくと、大体何か問題が起きる時って7割8割入り口が間違ってるんですよね。
なるほど。
だからまず入り口をちゃんと押さえていくと。
でもお話しした通り、入り口を押さえても2割から3割ぐらいは後で問題が起きてくるわけですよね。
そこはアプローチしていかなければいけなくて。
じゃあ、何をするかってお話なんですけど。
はい、聞きたいです。
これ難しい問題なんですけど、理念とか経営方針が今の段階で共有できてるけど、
時間の経過とともにそれが共有できなくなっていくと。
なんでそういうことが起きるのかっていうところを考えたらいいかなと思うんですけど。
はい、教えてください。
私は単純に、理念や経営方針に対するコミュニケーション、
この質と量が不足してるからそういうことになるのかなと思うんですよ。
それはどういうことですか?
だから一番最初って、やっぱりうちの会社はこういうのを目指しているとか、
フランチャイズ本部からしっかりお話をして、
これに共感できる人だけ加盟希望してくださいってお話があるわけじゃないですか。
一番熱い時なわけですよね。
でも加盟したら、加盟店さんも目の前の事業活動に一生懸命になりますし、
本部は本部で、最初ほどのコミュニケーションの量とかってなくなってくると思うんですよ。
熱量が下がってくる感じですか?
熱量も当然下がるでしょうし、圧倒的に下がるのはコミュニケーションの量ですよね。
一番最初は代表者が加盟店の方とお話したりするわけじゃないですか。
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だけどやっぱり一回加盟してしまった後に、本部の経営者と加盟店の経営者が話をする機会がないとかって結構よくあるんですよ。
そこに距離が生まれてしまうと、それは扱ったものだってだんだん冷めていくじゃないですか。
だから裏を返せば、やっぱりそこのコミュニケーションの量は絶対確保しなきゃいけないですよね。
例えば月に1回でもいいですし、それが週に1回とかだとさらにいいんでしょうけど、
何らかの方法で本部の理念とか経営方針を加盟店の方に届けていくような仕組みを用意しておかなきゃいけないですよね。
それは経営者の方というか、本部の経営者が行ってもいいし、スーパーバイザーが行ってもいいしみたいな感じで?
その辺りがコミュニケーションの質の部分だと思うんですけど、
やっぱり私個人的には、本部経営者が一番本部の理念とか経営方針を熟知してるし、そこに対しての熱量も強いと思うんですよ。
だからやっぱり理想は、そういった本部経営者の言葉で何か語りかける。
これは別に直接語りかけなくてもいいじゃないですか。
例えば、月に1回くらい動画を撮って、それを加盟店さんへのメッセージとしてその動画を配信していくことでもだいぶ違いは出るでしょうし。
そういう工夫をしていく必要があるかなと思いますよね。
そこら辺は別にオンタイムじゃなくてもいいけど、セミナー動画とかそういうのを配信していって、そこで月1でもいいから周知していくみたいな感じですか?
そうですね。そこが本部の腕の見せ所だと思うんですけど。
社長が直接加盟店経営者に語りかける場を作るって、やっぱり毎月とか難しいと思うんですよ。
でもそれが一番効果的じゃないですか。
そうですね。
例えば、そういったものは半期に1回やろうと。でも半期に1回だとちょっと量が足りないねと。
だったら月に1回は直接より落ちるけど、社長が喋っている動画を撮って、これをメッセージとして流そうとかですね。
でも月に1回だとちょっと足りないから、じゃあその1週間に1回ぐらいは、今度はスーパーバイザーと言われる本部のスタッフが何かそういったものについてコミュニケーションを取ろうとか。
こんな感じでやっぱりルールを作っていくような感じですよね。
なるほど。
上進パートナーズさんで、本部からFCの仮面者に対してのメッセージの配信の仕方みたいな、そこへのアドバイスとかはしていただけるんですか?
そこは本部の体制を踏まえてですね、理想的なことがまずあるんですけど、その中でやっぱり全部やり切るって会社の状況によってできることとできないことがあると思うので、
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そのあたりを会社の状況に合わせてご提案させていただくようなことをしてますね。
わかりました。ありがとうございます。
本日はFC化を進めるにあたっての当社の精神が薄まっていく際の注意点についてお話しいただきました。
本日はありがとうございました。
ありがとうございました。
15:24

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