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2024-05-02 1:15:43

108. ハチドリの一雫 Guest.農系ラッパーMC.G

「有機農業ディスってください」から始まる

@MCG_yasainouka との対話


・どうやって自分のやっていることを肯定するか、隙がないようになるか。


・ハチドリの一雫、私は私のできることをやっているだけ


・農業を辞める人の決断を讃えたい


🎧鍬 must buy

00:02
おいしい 野菜と勇気を君に
せーのっ はい、オッケーです。
いや、何話すかって話なんですけど。 何話すかって話ですよね。
いや、あの、まあ
なんか、なんで呼ばれたか、わかります? いや、勇気の無業ディスをしてほしいっていう依頼かなと思ったんですけど。
いや、あの、僕本当はね、あんまり、あの、正直話したくなかったんですよね。
話したくなかったってどういうことですか? いや、呼んどいてこんなこと言うとあれなんですけど。
いや、 ちょっとねー
まあ、なんか怖いなと思ってたんですよ、僕は。 怖い?
確かに怖いですねー。 いやー、危険すぎますからねー。
お前、自分でも危険だなぁとは思いますね。 いや、もう、でも、ずーっと
この人とは話さなければいけないって僕は思ってて。
いや、ほんと危険なんですよね、これ。 どうしていいもんかわかんないんですけど。
MCGさんの、ちょっと自己紹介してもらっていいですか? あ、自己紹介ですね。
えっと、ノーケラッパMCGという名前でラップをやっております。
えっと、Xで
アカウントを持って、ラップとかCD販売したり、
はい、やったりしております。 ちょっと、農家的な自己紹介をちゃんとしてほしい。
農家です。ラッパーでもあるんですけど、農家でもあるっていう。 えー、どっちがメインの
ジョブなんですか? ジョブ的には、気持ち的には半々ぐらいでやってますけど、
仕事的には、99.9%ぐらい農業が仕事ですね。 あ、ですよね。
野菜農家の昼休みって、あんまり最近更新? 最近全然更新してなくて、
更新やれるかどうか、ちょっともはや自信がなくなってきてるんで、 ちょっとどうしようかなと思ってますね。
で、今日は僕から声かけたんですけど、 もう何かちょっとこれ、
2人で話しましょう。リスナー向けに話すんじゃなくて。 ああ、そうですね。
僕もその、たかやさんから話しいただいて、何の話すればいいっていうか、
03:03
有機農業をディスってくださいみたいな話だったから、 ああ、それかーと思って。
いろいろ考えたんですけど、その後。 有機農業をディスる話っていうのを、いろいろ
ディスることはできはするんですけど、
あの、なんか、
茶化すような、礼償するような、 そういう言い方でディスることはできるはできるんですけど、
でもそれやったところで、
あの、 特にこの
庄野ラジオでそんなことやったら、 ただ嫌われるだけじゃないですか。確実に。
いや別に、うん、まあ、 僕は全然そんなことないんですけど。
たかやさんは大丈夫なの、それは分かるんですけど、 多分嫌われるなーと思って。
あの、リスナーの人に。 で、そしてほとんど多分何も伝わらないと思うんですよね。
それだと、なんか嫌な奴が嫌なこと言ってるだけで終わっちゃう。
いや、最初ね、僕そうだったんですよ。 MCさんのラップを聴いたときに、
なんて嫌なこと言う人だろうと思って。 嫌なこと言う人。
じゃあちょっとね、どういう曲だったかとか、 まあちょっとはっきり覚えてないんだけど、なんか、
確かになんかネオニコのやつだったかな。 女装材だったかな。なんかまあそういうノーヤック系のやつで、
なんか、
嫌だなーと思って。 嫌なこと言う人だなーと思って、でもなんか、
でも聴いてて、 多分だから今MCGさんが感じているのはそういうことなんだろうなと思うんだけど。
ああ、そう、
誰かを傷つけるなということはまあ理解してやってますね。
もちろんそれが、だから傷つけたいわけではなくて、 だってなんか問いかけなんだろうなーっていうのを。
そうですね。傷つけたくはないです。できれば。 傷つけたくはないんですけど、
これ、
表現しないといられないものっていうのがやっぱあるわけなんですよね。 あのこれは、あの、
それはまあ、あの、 そうしないと、
あの、 やっぱりそれをしないと頭がおかしくなってしまうからなんだと思うんですよね。
06:02
そんなにですか? そんな、そういうことなんですよね、結局。
それを言わないと、 正常でいられないからだと思うんですよね。
それはMCGさんが? そうですそうです。個人的なことですね。
で、それは誰かを傷つけてしまうんだと思うんですけど、 あの申し訳ないなぁと思ってます。だから。
なんででも、そこまでしてああいう、 まあこう、有機農業ディスってよりは。
まあ有機農業だけじゃなくて、いろいろディスることはあるんですけど、
うーん、やっぱりあの、復讐心みたいなもんですかね。
それは誰に対する?
世界、世界に対するですかね。 進撃の巨人、僕好きなんですけど、エーレンが自分だと思うんですよね、ほんとに。
いや僕ね、途中までしか読んでないんですよ。 読んだかやったか。
そうですね。なんか、まあそういう感じですね。なんかまあそういう、個人的なことなんです。結局。
あの、で僕、誘いかけが、まあ有機農業ディスってくださいっていうのは、 まあなんか別に本当にディスってほしいわけじゃなくて、これで伝わるかなぁと思ってああいう投げ方したんですけど、
要はまあそういう話が、したいなぁと思ってて。
はいはいはい。 僕は結構、
あの、まあ特にXをやってると、いろんな情報がいっぱい入ってきて、
なんかこうちょっと有機農業やってることに後ろめたさすら僕は感じながら今やってるんですよ。 その時に、
なんかこう、誰かにちゃんと言ってほしいなぁと思ってて、 MCGさんと一回話して、
別にそう全部論破したいわけじゃないんだけど、 ちゃんとそういう人と話したいなぁと思って、今日呼んだんですけども。
そうですね。なんか僕はでもですね、有機農業についてどうこうっていうのは、 ほんと言うとあんまり関心がなくてですね、
なんか本当のことを言うとですけど、何でもいいんじゃないかと思っているので、
ただですね、なんていうのかなぁ、
よく考えた方がいいんじゃないのと思ってますね。 それは、あの高谷さんはよく考えてるんですよね。
09:03
いやいやいや。 考えてるからそうなるわけ、僕を呼んだりするわけじゃないですか。
まあまあそれはそうですけど、僕だって全然考えきれてないと思うし、
やっぱり、 みんなもっと考えなきゃいけないとは思う。
自分のやってることが正しいみたいな感じに 思ってはいけない。僕は常にこう結構自分のやってることを疑っていたいなぁと思っている方だから。
そういう意味で言うと、僕も自分のやってることはどうやって疑うっていうか、
基本やっぱ疑ってるんで、僕。 どうやって肯定しようかって自分のやってることはずっと考えてますね。
こういうふうに考えると、今やってることが肯定できるなぁとか、 こういうふうに考えれば好きがないような気がするなぁとか。
好きがないような気がするってわかるな。
そうですね。僕が作ってる野菜だって、 特に春の七草なんて誰がいるの?とか、誰の何のために作ってるの?って。
春の七草は作ってるんですけど、 春の七草ってほとんど有機農業と同義に僕は捉えられると思ってるんですよ。
まじないじゃないですか。変な言い方ですけど。
もし春の七草を食べないと病気になるとか言い出したら、やっぱ終わってる有機農業と同じ論文なんじゃないですか。
だから非常に近しいと思ってはいるんです。
栄養価とかそういうことじゃないし、 本質的に春の七草、まじないなんで結局。
まじないか。まあでも確かにね、そうなんだよな。 有機農業にもそういう側面があるんだよな。
まじないと言ってもいいですし、文化って言ってもいいと思いますし。
文化っていうのはすごいぴったりくる感じがしますね、確かに。
そうですね、伝統ですし。
そこら辺は非常に近しいなと思ってて。
その中でどうやったら、これを隙のない工程ができるのかっていうことはずっと考えますね。
できます?でも。
一応考えております、それは。
多分同じ論法で有機農業も工程できると僕は思ってはいるんですけど。
でもそれがね、なんか自分の中ではまだできてないんですよね。
なんか最後の最後のところが、結局好みとかそういうところにしか行き着けないっていうのが。
12:12
やってる意味は何なんだろうっていうのをずっと考えてて。
だから過剰に期待しすぎるから気もしますけどね。
まあそれはあるかな。
僕は今のところ好きでやってるとか面白いとかそういう方向で自分は納得してるんだけど。
でももっとないのかなみたいな。
ちゃんとこう意味のあることであってほしいなみたいな。
意味のあることであってほしい。
意味はいろいろ見つけられるんじゃないですか、でもやっぱり。
いろいろありますよね。
でも隙はあるんですよね。
そうそうそうそう。
隙はあるっていう感じですよね。
例えばじゃあ、二酸化炭素のトータルの排出量を考えたら有機農業のメリットないじゃんとか。
生産効率とトラクターの掛ける回数とか全部計算したらなんだか汗費用の方が環境には優しいじゃないかとかさ。
そういう風な話も事実あったり栄養価も変わらないしとか。
なんかこう自己満足でしかないのかなっていう風に思ってる時に。
MCGさんのこのラップ。
最近はあんまりそういう感じはしないけど。
結構激しい、自分にガツガツくる頃があって聞くと辛いみたいな。
なるほど。
のがあったりで、
なんかね、一回だからそれでちゃんと俺に言いたいことあるんじゃないかなと思って呼んだみたいな感じですよ。
あ、言いたいことあるんじゃないかってことですか。
言いたいことですか。
呼んでから最近ツイートの方、ツイートっていうかXの方も、
なんかこう、これは絶対俺が誘ったからこういうの返ってきてるんだろうなみたいな感じ。
ブレインストーミングですかね。
ブレインストーミングがガツガツくるしなんかすごいちょいちょいバズみたいな感じになってるし。
これはなんかやられるなと思って。
あれは一回ブレインストーミングで書き出してみて、それから眺めてダメだなと思ったんですよ、やっぱあれは。
あれは自分で書いてみて嫌われるだけだな、これはって。
逆観的に見て。
こんなの何にも良くないなと思って。
全然そんなことはないですよ。
僕はあれを読んで、もういちいち全部、なるほどなと思いながら読んでたし。
そうですね、一つ一つは、そういうふうに実際思ってるところもあるし、ちょっと過剰に言い過ぎてっていうか、
15:10
ディスる目的のために書いてるからそうなっちゃうなみたいなところはあったんですけど。
でもあそこの書いたことの中で、ブレインストーミング的に書き出してみたことの中で、やっぱ僕がやっぱこれは本当にこう思ってるなと思ったことは、
本当にそれでいいと思ってるならやった方がいいと思うんですよね。
本当にそれでいいと思ってないならやめた方がいいんじゃないかなっていうことは思うんですよね。
これは僕の父の話で本当にそう思ったってことなんですけど。
途中どっか、もっと僕は引き際を見失った感じもあって、どっかでちょっと道間違えたなってどっかで思ったんじゃないかと思うんですけど。
これは聞いてる人には一応知らない人もいると思うんであれだけど、MCGさんのご両親は雪の業やってたんですよね。
そうですはい。
ちょっとどこまで話していいのかあれだからMCGさんのほうからちょっと話していい範囲で背景というかそこを。
何でも話していいかなと今回は思って来たんですけど。
そうですね、うちの両親は脱サラして雪の業をした口なんで、もう四十過ぎてから脱サラして雪の業を始めた口で。
僕が中学卒業する段階、高校に入学する時期に両親も脱サラして雪の業を始めたみたいな感じだったんで。
そこから十数年やってましたね。
ただうまくいかずに離脳してしまうってことになったんですけど、その過程を見てたっていうのがやっぱり僕の物事の捉え方とか農業の捉え方にすごく大きな影響を与えていて。
それで言っちゃうんでしょうね。それでラップをしちゃったんですよね。そこから始まりです。
今までそんなこと言ったことなかったんですよ。そもそもが。
18:00
でもラップ始めたらもう止まらないというか。
ラップ始めたら出てくる出てくるそういうことが。
どっちかというと日本語のラップは白い目で僕は見てた方だったんですけど。
最近いろんなところでラップに触れる機会があって、これめちゃくちゃラップだから言えるんだろうなというか、すごいこと言ってるなっていうのが。
それを言えるのはこういう表現の仕方なんだろうなっていうのはめちゃくちゃわかりましたね。
そうですね。そんなこんなで。そういうのがあるから。そういうのがあってここに呼ばれたわけですもんね。
それはね、アグリミュージックの時に、あの時もちらっとそういう話が少しあったじゃないですか。
はいはいはい。
そういうご両親のこととかがあって。僕も40くらいで脱サラして収納して。
いやもう同じじゃねえかなとか思うと、MCGさんに僕はどう映ってるのかなっていうのがちょっと単純に興味が。
僕から見ると非常に、あのたかやさんは非常に賢いなと思ってますね僕は。
賢い。
賢いなあ。やるなあって思ってます。
何目線って感じですけど。
いやいやいや。そんなことないけど。
率直に、なんていうか、たかやさんは僕と話すのが怖いって思ったかもしれないですけど、僕は話しできそうな人だなと思いました。
最近そう思い始めて呼んだんですよ。前はちょっとただ怖い人だなって。
ただ怖い人。
僕のこの今の感じだとこの人と話したらちょっとおっかないことになるかなとか思ったんだけど。
なんかそうですね。僕も庄能ラジオリスナーなんで。
ありがとうございます。
毎度聞かせていただいてます。楽しく。
コメントをたまにこうもらったりして、おー聞いてるーって思って。
面白い面白い。楽しい番組でいいなと思って。
それでやっぱり話しできそうな人だなと思って考えてました。
そうですね。だから僕の両親と非常に似てるんですよね。
ものすごく似てるんだと思うんですけど。
そうなんですよね。年齢的なところとか。
21:02
ただうちの両親よりは賢いです。
あーそうか。
結構ね、これの前に僕はこれまでのすごい詳細なやつを文章でもらってたんですよ。
これちょっとここでは読まないですけども。
あれやばいですよね。
あれちょっとやばいですよね。
やばすぎるっていう。
いやその中で、退避者なんていうワードも出てきて。
はいはいはい。
ここはなんかそのうちラップになるんじゃないかみたいな。
もしかしたら退避者があれば有機農業うまくやれるかもしれないみたいな。
あー。
そういうのを聞いてなんかもうすごく、逆にそれを聞いてがっかりしたっていうようなことが書いてある。
がっかり。
あー僕がですね。
そうそう。
あーこれ。
まあ俺はまあなんか違う意味でうまくその退避のことをやってはいるけども。
うんうんうんうん。
でもあそこでその退避っていうもので、退避でなんかいけるんじゃないか。
有機農業にやっぱ退避ってめちゃくちゃ重要っていうのはもちろんそうなんで。
じゃあそこで退避をどうその経営に生かしていくかっていうことで。
高谷さんが退避そのもので有機農業の価値というか、有機農業の価値そのものを退避を通して商売にしていくというか。
僕は完全に。
そこを押していくっていうふうに考えたのはすごくすごいなと僕は思ってます。
それを自分の畑に入れようって思ったら多分ダメだったと思うんですよ。
そこだけで終わってたら多分。
そこだけで終わったら。
なかなか厳しいでしょうね。
そうそうそうですね。
で、ある程度のスケールを持って退避に取り組み始めたっていうのは素晴らしいなと僕は思いましたけど。
これをちっちゃな甘よけで、自分のところだけの退避で考えてるとちょっと展開がない。
そうですね。僕もやっぱり教えてはいるけども、あんまりそういうちっちゃい規模でやったって、退避って量が必要なもんだから、それじゃしょうがないとは思っている。
だからそこをどう捉えて実際に実践するかは、よくよく考えないと作ることが目的になっちゃうみたいなところがありますね。
また退避って素晴らしいというかすごく面白いところが、神秘的な面があるじゃないですか。
24:07
めちゃくちゃありますね。
神秘性みたいなものがすごく人を引きつけるなっていう、退避そのものが持つ人を引きつける力みたいなのがあって、
そういうものを人と人をつなげる力に転換してるっていうのが、やっぱり高谷さんの目の付けどころの鋭いところだなと思っていて、
それこそ退避のワークショップであるとか、あとは森道での退避のプロジェクトみたいなものですね。
あれっていうのはもう本当に退避の持ってる、ただ肥料とか野菜をうまく作るとか、そういう面だけではない退避の魅力を本当に活用してて、
何ていうのかな、有機農業ってやっぱり人と人を有機的な結びつき、自然の中にある有機的な結びつきっていうものを意識させるというか、
そういうものを大切にするっていうような思想だと思うんですよね。
僕ね、逆に神秘性からどんどん離れたいから、道場医とか科学の勉強したりとかして、極力そういう神秘性みたいなのから離れて、ちゃんと科学的な説明ができるようになって、
現象としてはすごい魅力的であれだけども、ちゃんと解体していくと、これは物理とか科学の法則に則った別に反応であるっていうことを伝えたいなと思ってて、
これまるで観光農家と有機農家が逆で話してるような感じの話だけど。
でもそこに惹かれて人が来るっていうのは、うまく利用してるって言うと言い方悪いけど、そういうふうに感じるであろうし、そこに来た人に少しでもちょっとそういう、
もうちょっとこう、科学的な視点で理解してもらえたらもっと面白いかなみたいな感じでは思ってるんですけど、
MCGさんがそんなふうに感じてるっていうのは逆になんか意外だったな。
いや、僕はそういうふうに思って、なんていうか、いやすごいなーと思ってます。
でもそこに結局有機農家が自分でそれ言っちゃうと、ほらってなっちゃうっていうね。
27:05
そうですね。
だから余計離れるんですよ。ほら出た、この有機農場信者めがみたいな。
いやー、まあそうですね。
そうですね、なんかそういうこと言わないほうがいいんですよね。
いやいや、そんなことない。
言わずに黙ってやるのがいいんですよね。
黙ってやるって、だからすごいいい振る舞いだと僕はすごく思うんだけど、
なかなか黙ってやれないから、これもうボードキャストやってるぐらいだから、
いろいろこう言いたい人だから、なかなかそんなにクレバーにコツコツ地味にやってっていうふうにできないんだけど、
MCGさんのご両親なんかはどっちかっていうと、そういう黙ってコツコツやるタイプだったんじゃないですか。
そうですね、黙ってコツコツやるタイプ。
どちらかというとそうですね。どちらかというとですけど。
僕なんかとはだいぶタイプ的にはちょっと違う感じだったでしょうね。
同じ有機農業やってるとはいえ。
うーん、違うか。
そんなに科学的なものとか、というかその農業に対して、
有機農業だけじゃなくて農業そのものに対するトレーニングっていうのを
基本的にほとんど受けないまま新規収納してしまったっていうのがやっぱりうちの両親だったんで、
そこから始まるつまづきはすごく大きかっただろうなとは思ってますね。
黙ってやるとか、情報発信するとか、そういうこと多く。
時代的にもそういうのはないか。
そうですね。もうちょっとトレーニングしてから始めればよかったのになーって僕は思いますけど。
ちょっと今また文章読んでるんですけど、これちょっと読むのがつらいんだよな。
読むのつらい。
さっきも言ったようにTwitter一通り、ブレインストーミング的にTwitterに書き出して、
有機農業にまつわるいろんなディスレルことを書き出した後に、
これじゃ伝わらんなと思って、やっぱり正直になるしかないなと思って。
せっかく読んでくれたし、正直にならないと何もどうしようもないだろうなと思ったんで。
30:10
ありがとうございます。そんななんかいろいろ考えてくれて。
腹は割りましたって書いてあったから。
説得しましたよほんと。
腹割ってるなと思って。
いやもうだから、ちょっと何でも話しましょう。
僕もまだ言い切れてないところがあるんだけど。
そうですね。
なんていうか、たぶん本当に自分がやってることについて、これでいいのかなっていうのって、
別に有機農家じゃなくて、僕も常日頃からいいのかなっていうか、
どうやったら、さっきも言ったように、
どうやったら自分のやってることを肯定できるのかなっていうのは、いつも考えてますし。
それってあんまりほんとは差がない。
たぶん他の職種でもみんな思ってると思うんですよね。
みんな思うんじゃないかなと思うんですけど。
でも俺サラリーマンの時そんなこと思ってたかな。
どうですか?
サラリーマンの時はあんまりそんなこと考えてたかな。
自分がこなすべきパートみたいなのがはっきりと決まってたから、
他では迷惑かけないというか、スムーズにできるようにしようみたいな気持ちはあったけども、
あんまりそういう高いしざというか、そういうのでは全然考えてなかったような気がするな。
そう思うと農家だからなのか、個人事業主だからなのか、
今はそういう自分の職との向き合い方みたいなのは、
こんなに自分で好きでやってることに対して自問自答してるんだろうみたいな。
みんなこうなのかなとは思ってますね。
僕は少なくともそうですね。そんなに大差ないような気がします。
このツイートの中で、有機農業が社会の中でどのようにあるかは究極どうでもよくて、
有機農業が有機農家の人生の中でどのようにあるかにとてつもない課題があるのではないかと
勝手に心配してるっていうのが。
これブックマークしておいたんだけど。
これどういうことだったのか。
これは僕の父に対する気持ちでしたね。
33:00
全くその通りそういうことを思ってたんで。
それはどのようにあるかっていうのが曖昧だったってこと?
信じきれてないというか、さっき言ってたような。
やっぱ信じきるっておかしいですよね。そもそも言うと。
やっぱり有機農業を信じきるとか、やっぱおかしいなと僕は思いますし。
過剰に期待するべきじゃないと僕は思いますし。
それでもその中で肯定する要素を見つけて、それに取り組んでいくってことだろうと思います。
それは僕は自分のやってる観光栽培ですけど、それにもそういうふうに考えてますし。
過剰に社会的な意義があるとか、環境を保全できるとか、
貧困問題とか格差を解決できるとか、僕もそう思ってたんで。
有機農業はすごいものだと思ってたんだけど。
実際は何にも解決できないじゃないかって、一旦やっぱ思っちゃってから。
でも自分が今観光栽培やってても同じように思いますし。
何も別に解決はできないですし。
でも観光農業って本当に食料供給っていう大きな問題を解決してるじゃないですか。
そうですね。でも僕、米、麦、大豆やってます。
本当にそういう課題解決する人、大豆作ればいいと思うんですけど。
大豆で新規収納する人なんかいないじゃないですか。
本気じゃないからですね。
本当口先だけで食料問題を解決したいとか言ってるだけなんで、そういうことやっちゃうんですけど。
本気でやったらもう麦と大豆やればいいと思いますけど。
そりゃそうですね。
でも自分も麦、大豆はやらないですね。
やっぱり暮らしていけないから。
僕もそういうつもりでやってないし、全然ないんだけど。
でもMCGさん今もちらっと言ってたけど、昔っていうか中学生とか。
幼少の頃はすごい、親が云々の前に有機農業素晴らしいみたいな風には思ってたんだ。
思ってましたね。
そういう本が家にたくさんあったんで、そういう本読んで有機農業が素晴らしいと思ってましたね。
36:00
有機農業っていうとか。
うちにあった本が、ビル・モリソンのパーマカルチャーっていう本と、
福岡政務のわら一本の革命っていう本と、
現代農業がずらーっと、整備用紙がずらーっと揃ってましたね。
揃ってるじゃないですか。
ああいうの読んでたらダメになりますね。
今の現代農業は結構だいぶ良くなったと思いますよ。
そうですか。すみません。
いやいやいや、別にいいんですけど。
僕は読んでます。逆に面白いなと思って。
そういう有機農家なのかもしれないけど。
でもそういうご両親が苦労してる姿とかを見て、
やっぱこっちがうちって、全然今は違う農業をやってるんですよね。
そうですね。
観光栽培もやってみたら楽しいですね。
僕ね、見てはいたんだけど、自分から取り組んだことはないので、正直わかんないんですけど、
面白いっていう言い方するとすごく安っぽいけど、
武器がいっぱいあるのはすごい良いなーって思いますね。
有機の場合って、あんまりそういうのがないっていうか、
結局、割と丸腰な感じで。
武器がなくても楽しいだろうなっていうのは僕もわかります。
でも武器がめちゃくちゃ揃ってて、
僕はよくショーのラジオでも言うんだけど、
環境制御みたいなのめちゃくちゃ面白そうだなって思うんですよね。
僕思ってるのが、環境制御って、
これ慎吾さんとかに聞かれたらあれですけど、
あんまり魅力感じないんですよね、僕。
多分それって有機農家が、農薬化学肥料を使ってる農家がつまんなそうだなと思うのと多分同じなんですよ。
つまんなそうだなとも思わないけど、
正反対っていうか、多分両端なんですよね。
絶対値として。
だから面白そうだなみたいに思うんだけど。
そうでしょうね。全然違いそうですね。
全然違うけど、
ああやって100%に近いぐらい自分で環境制御できるって、
神になってるみたいな感じで。
なんて面白そうなんだろうと思う。
面白そうですね。やれば面白いんだろうなって思いますね。
まあそうかもね。
39:00
それでちょっと話戻るんだけど、
さっき有機農業は問題を解決できないっていう話があったじゃないですか。
僕もそれはすごく思って、やっぱり何の解決もできないだろうなと思ってるんだけど。
でもなんかね、前にすごい心に僕残ってる言葉があって、
もう有機農業やるぞって言って研修をしてた頃にたまたま聞いたんだけど、
有機農業は世界を変えられないけど、
世の中をちょっとマシにすることができるって言った人がいたんですよ。
で、その時は、いまいちよく意味わかんないなと思ったんだけど、
ずっとなんか忘れられなくて、
マシってなんだろう?みたいな感じだったんだけど、
今は僕結構自分のテーマは昨日よりマシな明日みたいなことなんですよね。
だからそれが対比作って何かやってって言ったってさ、
僕のやってる量なんて本当にもうビビたる量で、
世の中のいろいろ問題になっていることからしたら本当にわずかなんだけど、
ちょっとはマシになっている、昨日よりはマシになっているかなみたいな思いでやってて。
なんかそれって結局、ちょっとなんか祈りに近いのかなみたいな。
よく環境問題とかで、環境問題の文脈で使われる話で、
ハチドリのひとしずくっていう話知ってます?
山火事が起きて、ハチドリが口に水を吹くんで山火事を消しに行くんですけど、
他の動物とかはそんなことしても無駄だって言うんですけど、
ハチドリは私は私のできることをやってるだけって言うんですけど、
なんかどっかアフリカかなんかの民話家具はみたいな、そんなものが元ネタだったと思うんですけど、
なんか尊いなあと思いますね本当にそれについては。
それが意味があるとかないとかっていう話でもなくて。
でもハチドリのひとしずくで何かが解決してるかもしれないですよね。
ミミズ一匹そのひとしずくのおかげで助かってるかもしれないじゃないですか、山火事の影響から。
それが何かそれは無駄だって言っちゃうと、もともともないですよね、全部無駄だしそんなこと言ったら。
42:15
全部無駄って言ったらちょっと広げすぎて。
なんかことごとく逆な感じだなあ。
なんか尊いなあと思いますけどね、僕は。尊いなあと思うんですよ。
じゃあハチドリのひとしずくを有機農業でひとしずくずつ口に含んで引き消しに回ろうと思うかどうかって言ったら、
僕は時と場合によって考えると思いますね。
その時考えたことをしようかなと思ってますね。
僕もそうだな。だから世界変えられるとは思ってないけど、やりたい人がいれば教えるし。
ちょっとずつこういうのが広がっていったら何か変わるかもしれないなあみたいなのは心のどこかでは思ってるけど、
押しつけたくはないっていう感じですよね。
ハチドリのひとしずくをやれって言われたら、僕は反発しますね。
ひとしずくずつ口に含んで運べって言われたくはないですよね。
言われたくはないですね。
そうじゃなきゃ間違ってるとか言われたくもないですね。
結構そういう人がすごく増えちゃったっていうか、
わかりやすく目立つから10%人から下にされてるのがちょっとそれは違うなあとは思うんですよね。
なんかショーのラジオのいいなあっていうところは、リスナー層がそんな感じじゃないところ。
そういうとこはいいなあと。
それ大事。だから教祖っていうかね、宗教的になってはいけないなあと思って、すごい気をつけてやってますね。
雪の毛やるんだったら本当に土をよく見てから考えた方がいいと思う。
45:01
それ一番大事ですよね。
もう何千年もかけて出来上がってきた土はね、そんな短期間で変えられないだろうっていう。
なんか高谷さんの収納したところがやっぱり白川がすごいところに収納したなあっていうのが、
僕から見てもやっぱりすごいところだなあっていう。
え、ちょっと待って。すごいはどういう意味のすごいなの?向いてないところ?
僕は有機農業はディスらないんですけど。
やっぱりやめとこうかなこれ。
ここから後編。
有機農業はディスらない。
いや、全然いいです。
場所的に厳しいところっていうのがやっぱりあると思うんですよね。
かなり厳しそうだなあと思ってます。場所的に。
それは限界集落とかそういう意味ですよね。
それもあります。
農業をする上で厳しそうだなあっていうのもありますね。
特には長寿害が厳しそうだなあっていうのもありますね。
長寿害もありますね、思ってますけど。
それに対しては本当にもうその通りだとしか思わないですよね。
長寿害が厳しそうだなあっていうのもありますね。
長寿害が厳しそうだなあっていうのもありますね。
長寿害もありますね、思ってますけど。
それに対しては本当にもうその通りだとしか見えない。
すごい。
僕結構軽いノリで入ってきたんですよ、ここに。
あんまりロケーションがいいなあとか、田舎に住みたいなあみたいなので僕は入ってきて、
じゃあやるんだったら雪の木をやろうみたいなノリだから。
本当に今当時の自分に会って話すんだったらもっとよく考えろよって思うけど、
結果としてここはすごく気に入ってるんだけど、
ここでやることの正当性みたいなことも言い訳探してるみたいになっちゃう。
僕もやっぱり同じなんですよね、それ。
うちも厳しい場所なんで、13館地で。
ただ消費地が近いっていうそれだけが。
それは全然違いますよね。ここだからもう本当に流通のことで。
そうですよね。物を運ぶことのコストがすごいですもんね、やっぱり。
48:04
すごい。
それはね、最近その話ってすごくいろんな意味で野党の地震から出てるじゃないですか。
本当にそこを復興する必要があるのかみたいな話もあるし、
それこそ久松さんとの話でもあったけど、
やっぱり全部を残していくのが無理な中で、
ここを残さなきゃならない理由とかは何だろうってね。
それはね、考えてますね。
いや、有機農業か観光栽培よりもそっちの地域の未来的なところの方が先が暗そうな感じがしちゃうなって思うとこもありますね。
分かんないです。修羅川の方、昔行ったことあるんですよ。
行ったことあるんですけど、子供の頃。
子供の頃、はい。
行ってなかったですけど。
おっしゃる通りで、ここはすごく人口も今減ってて、
重害は何やかんや山の周りに柵を7キロぐらい張り巡らせたんですよ。
年ぐらいかけて。
そこからすごい減ったんで、それの効果は実際あったんですけど、
ただ超高齢化で、この先誰が田んぼの森していくんだろうみたいなのが、
すっごい喫緊の問題なんだけど、あんまり地元の人たちは真剣に向き合ってないっていうか、
まだいけるだろうみたいな感じでいるみたいなんだけど。
まだいけるならいいですけどね。
いやいやでももう、オペが60代ほぼいないですからね。
70代がオペ回しているような状況だから。
いや10年先はもう絶対ないよなと思うんだけど、その組合はね。
うちにも、うちに去年研修生の子が来てて、農業をやりたいっていう若い男の子が、
1年うちで研修受けてたんですけど、
うちの近く、山の中山間地なんですけど、そこで収納させると地域的には嬉しいんですよね。
51:11
地域に入れると担い手になって、やっぱり高砂高基地がどんどんなっていっちゃうんで、
そこになってくれたらすごく嬉しいなと思いはしたんですけど、
この子の未来のことを考えると、ここで収納させたらいけないんじゃないかと思って、
平地の方に農地を探しなって言って、平地の方に土地を借りさせて、
山の方でもちょっと、うちの近くでも農地借りてやってますけど、
主軸は山の下でやるみたいな感じで、基本的には山の下でやっていく方向で考えたほうがいいよって言って、
山を下ろしたっていう、山で研修して。
でも僕も、結構来る人にはちゃんと話してますね。
ここは農業やるのに向いてるとこじゃないですよって。
だから、そこまで分かってここでやりたいんだったら全然いいですけど、
最初に言うと、ここは全然適地ではない。
それを伝えなくて、いわゆるキラキラした部分だけを見せることも全然できて、
そうすれば多分入ってくるんだけど、
本当に未来、その人の未来のことを考えると、
そこまで覚悟して、ここで何かやりたいことがあるとか、そういうのだったらいいけども、
そこは本当に、ちゃんと説明しないとダメですよね。
なんていうか、いやこれまた親の話になるんですけど、
うちの親が農業を始めた時も、多分いいことを聞いてたんですよね。
いいことの情報がちょっと多すぎると思うんですよね。
なんていうか、で、これ言っていいのかな。
ヘタな有機農家に話聞きに行くと、いいこと言うじゃないですか。
めちゃくちゃ言いますよね。
ちょっとそれで責任取れるの?って言ったら、実際責任取れないじゃないですか。
それ本人が選んだことなんだって言ったら、それまでですけど。
54:06
まあいますよね。
そういう、まあ研修生みたいなのも、結構バリバリこう使って、
まあでもそういうふうなところで、現実見たら多分あんまり本当に有機農業で、
いいとこばっかりじゃない面もしっかり見れるからいいのかもしれないけども。
なんか夢抱いてる人にすごくいいことだけ伝えたら、
まあやっぱりもっと素晴らしいなっていうふうに感じちゃうとは思いますね。
まあ全部自己責任だからしょうがないんですけど。
まあそうなんですけどね。でも言うでしょ。ここは言うけどな。
え、え、えっと、良くないところも言う?
いや良くないところめちゃくちゃ言いますよ。
そうですよね。良くないところも言った方がいいと思うんですけどね。
まあ、自分が楽しんでるからそんなに、本当に全部ダメなことは全然ないんだけど、
やっぱ特に経済的な部分で、そんなにこううまくできるかどうかわからないように。
難易度高いですよね。単純に有機農業だけじゃないんですけど、
単純に農業の難易度って高すぎるじゃないですか。
高すぎますよね。
高すぎると思うんですよね。普通に。
確かに。
よう進めないんですけど。
そうなんですよ。
そうなんですよ。
よう軽く進めるなって思う人見ると、えぇーって思っちゃって。
まあそれだけ。
やっぱり自己責任。
でも、自己責任だから、まあ自己責任なんですけどね。
でも、もうちょっとちゃんと伝えた方がいいと思う。
その人がうまくいってても、同じようにみんなできるとは限らないじゃないですか。
僕のとこに来て、僕みたいな形でやりたいっていう人もたまにいるんですけど、
まあそれは全然できなくはないだろうけども、
どうだろうな、そんな簡単じゃないよみたいなことを伝えますね。
だから観光の方がある程度、段取り踏めばそこそこ失敗しないみたいなところが、
57:08
もう道がある程度できてるから、リスクは低いとは思います。
結局はちょっと、なんていうのかな、これ因子が多すぎて。
そうそう。
そこをちょっと舐めてやると、僕も一年目ね、研修先と同じようにやったら全くできなかったっていうのがあって。
それはやっぱり今思うと、全然土作りできてないのに。
いきなり同じものを作付けしたら、土のステージっていうか田んぼから転換して1年目なのに、
水ぴったぴたでできるわけないだろうって今だったら思うんだけど。
そういう基本的なことが分かってなかったから。
うんうん。
なんかやっぱり有機農家が有機農家を誘っちゃうとかいう現象ってあるなと思ってて。
やっぱ寂しいんだと思うんですよね、僕。
寂しいから仲間を探しちゃうんだと思うんですよね。
まあ有機だとね、そういうところあるかな。
観光栽培はそこまではないんですよね。
そんなに寂しくないからだと思うんです。
なんかそこが結構仕組み化されてるじゃないですか。部会っていうものがあるとか。
そうです。
社交的な付き合いみたいだけど、有機の仲間ってもうガップリ寄つみたいな感じで。
うんうん。
ちょっと違いますよね、意味合いが。
だからさっきの社会的にどうあるかっていうことよりも、
有機農家が有機農家をやってることに対する結局は何ていうか、意味っていうか。
言い方変えると自己肯定感とか、孤独とか。
そういったものをどうするかっていうことの方が問題なんじゃないかっていうことを書いたつもりなんですけど。
ああなるほど。
ちょっと僕が書いた、ブックマークしてもらったことの意図なんですけど。
ああ、ようやく分かりました。そういうことだと思った。
なんかやっぱ、メンタルヘルスってことですか?
有機農家のメンタルヘルスってやっぱあると思うんですよね。
1:00:02
それはやっぱ僕の父が精神的に参っちゃったっていうところがやっぱあると思っていて。
なんかね、僕最近別な収録をこの数日前にしてて、その時にそれがまた結構ややこしい話だったんですよ、いろいろ。
問題作なんだけど。
でもいろいろ話して、結局自分に正直でなきゃならない。
自分とちゃんと向き合わなきゃならないっていうような話だったんですよ、最後は。
なんか今、僕の中ではMCGさんの言ってることは結局それなんだろうなっていうふうに思ってて。
自分とだから向き合わなきゃダメで。だからそれが自己肯定感にもなるし。
だからXばっか見てちゃダメなんですよね。
なんか他人軸になっちゃうから。
これがね、僕めちゃくちゃ見ちゃうんだよな、最近の。
見ちゃう。
アプリ消したりするんだけど、もう本当に嫌で。
あー、わかります、それ。
もうマガマガしいことばかりがこう。
人の憎悪を掻き立てるようにできてますからね。
本当にね。
でもうちの父はXなかったですけど、心を病み始めたんで。
それだけじゃないような気がするんですよね。
うーん、そうなんだ。
そうですね。時代的にないですよね。
時代的になかったんですけど、なんだろうな。
なんかじゃあ、うまくいかないっていうのがわかってて、
それを解決できる方法もなんとなく気づいてるけど、やらなかったってことですよね。
うーん、やっぱり辞めるっていう選択をどっかで決断すべきだったタイミングが何度かあったんじゃないかと思うんですよね。
そもそも農業自体を。そこをする、ごまかしてしまったっていうふうに思ってますし、
そうですね。あとメンタルヘルスの話で言うと、やっぱり夫婦喧嘩始めたらまずいなと思いますね。
2人ともすごく有機農業のことを信じてるっていうか、有機農業、ある意味信者だったわけですよね。
うーん、そうです。
え、でもそこにどういう意見の違いがあったんですか?それとも経済的に苦しくなって。
1:03:03
経済的なものもあるし、多分意見もよく違うと思います。
どっちがイニシアチブを握るかみたいなところが、どっちもっていう感じだったんですよね。
なるほど。
鮮度多くして船、山登るってやつですけど。山に登ったって感じですね、船が。
あのー、倉田さんって今も結構有機嗜好じゃないですか。
うーん、嗜好、そうですね、はい。
だけどMCGさんは、僕がちょっと恐れていたMCGさんは割とそういうことに対して批判的な感じだったから、夫婦の間でそこはどう折り合いつけてるのかなと思って。
僕、農産物を差別しないと思ってます。
なるほど。
こっちが良いとかこっちが悪いとか、肌の色とか人種とかそういうので差別しないって決めてるんで。
作り方とか。
何栽培とか気にしないです。
なるほど。
じゃあ全然そういうのは家庭ではないっていう感じなんですね。
そうですね、はい。全然ないです。
なんかラジオで一回、それこそね、ネオニコの話してた回があって、最後まで二人の話はあんまり噛み合わないまま終わっていった感じがしたんだけど。
まあでもなんか別にそれでいいんだなと思って聞いたんだけど、どう二人で、農作業に対してこうした方がいいよとかそういうのは家ではない?
ないですね、それが。
それは先導というか、どっちがイニシアチブを握るかはもうはっきりしてるんで。
僕がイニシアチブ。
二人でやってお互い主張があったり、あるいはそれが違ってたりしたら結構大変ですよね。
そうだと思います、はい。難しいと思いますね。難しいじゃないですか、やっぱ。
別経営にした方がいいぐらい、夫婦で。
そう、なんかあなたがこうだからダメだとか、お前がこうだからダメとか言い出したら別々にやるしかないですよね、もう。
1:06:00
確かに。
夫婦喧嘩始めたらもう何だろうな、何かを考え直した方がいいと思います。
立ち止まるタイミングですよね。
そうですね、だから両親にもそういうタイミングがあったのに立ち止まらなかった。
立ち止まって見つめ直したりする時間取らなかったのかななんて思っちゃいますけど。話し合ったり。
今はもう完全に農業から引退して別の仕事をしてるって聞きましたけど。
はい。
MCGさんの農業に対して何か言ったりすることっていうのはあるんですか、親は。
いや、ないです。
ただ母はもうめちゃめちゃ戦力っていうか、普通にやってもらってます、うちで。
そうなんですか。
雇用してます、うちで。
普通に農作業をここやっといてみたいな感じで。
そうですね、はい。
でもめちゃくちゃ動けるでしょうね、もともとそういうことやってた人たちに。
そうですね、母は途中からうちで働いてもらうようになりました。
割と早い段階で4年目以下ぐらいからですかね。
そうか、もうだからやり方が全然違うじゃないですか。
有機だったのが普通に観光の栽培に変わって。
はいはい。
でももうそこは自分の決めてるところじゃない部分だし、口はもうだから。
そうです。給与払ってるし。
夫婦でやってるときは給与とかじゃないし、ブチブチしちゃおうみたいな感じで。
確かにそうなるとね、ある程度。
どっちがどっちってなんかやっぱり。
必要ですよね。
ヒエラルキーって言ったらなんですけど、序列というか、序列って言ったらおかしいですけど、役割分担が必要ですよね。
いや絶対必要だと思いますよ、それは。
やっぱなんか決めきれなくて、前にも後ろにも動けなくなったら本当に目も当てられないですよね。
農業って難易度高いんでやっぱり。難しい。新規で始めるのってやっぱめちゃめちゃ難しいんで。
やると難しいと思います。
それこそやっぱ農業辞めるって言った人を僕いつもよくぞ決断したって思ってます。
立派だねって立派な決断したねって。素晴らしいねって。
1:09:01
自分の人生に責任を自分で負って自分の人生を生きてるねって思いますね。
辞めれないって言うのは自分の人生を生きてないってことなんじゃないかとすら思いますね。ごまかしていると。
そうかもしれない。
まあこれは僕の、父の話なんで全部。笑笑笑
大丈夫です、今はまだ大丈夫です。
笑い話じゃないですね。笑いながら話をしましたけど。笑笑笑
なんかまだ話したりない気がするけど 一旦今日はここら辺で
そうですね はい
はい
またなんか
嫌われるかな
大丈夫ですよ
嫌われるかな
あの
父をやっぱいじったっていうか 父ぐらいの世代の人に嫌われるかなっていう
いやもうあのそれは あるいは嫌われてもしょうがないぐらいの感じで
しょうがないですね
もうしょうがない
もうあんなラップしてる時点で
あの 確かMCGさんの曲はポートキャストに限っては流していいっていう
はいはいはい
じゃあちょっと最後に一曲流したいんですけども
はいはい
あの送ってくれたあの曲を紹介してもらっていいですか
ノーケルラッパーMCGで
クワマストバイ
はい じゃあ今日はありがとうございました
ありがとうございました
俺の親父は脱サラして有機農業してたんだけど
それが日地もサッチも行かなくてさ
借金がないって
それだけが親父の自慢だったんだけど
それは貯金を切り崩していく生活
当然未来なんか描けないわけで
クワを使って農業してる親父見て
これじゃだめだって
投資して農業機械や施設を整えないと
そう
でも先に逃げて
現実を見ようとしない親父
昼休憩で缶ビール
枕元の紙パックの鬼殺し
ストローで吸って一周運転
俺はクワを下げすんでクワを憎んだ
1:12:01
クワを捨てなければいけない
だから決別して
経営を別にして農業を始めた
ワークワークワークワーク
エブディ
ワークワークワークワーク
マスバイエ
プライズライター
それは構わない
クワはいるが構わなくて構わない
それは悲しいけど
今思い返してもいい判断で
借金をして投資
リスクを負って経営を軌道に乗せた
トラクターに乗り管理機を走らせ
バックホーで水を掘る
クワを使わない農業を実現した
そこから14年
ひょんなことからまたクワを買った
そして驚いたんだ
用水路の泥上げをしたり
マルチの裾を直したり
排水のために水を切ったり
ちょっとした時にめちゃくちゃ便利
鋼で角がしっかり立っていて
そこそこいい値段するやつ
土を切るような感触
力もさほどいらない
クワを否定すること
それをエネルギーにしてここまでやってきた
でもクワっていいもんだったんだなって
クワっていいもんだったんだなって思った
ワークワークワークワーク
ワークエブディー
クワーククワーククワーククワー
マスバイエー
プライツライタイガーの
それは構わない
クワはいるが構わなくて構わない
ずっと歪んでいる関係
まともじゃいられないから
俺はラップを書いた
ねじれた誓いから見える世界
怒りと悲しみと愛が入り混じり
音楽ができた
今、親父は農業を辞めたけど
酒は辞められない
戦って苦しんで逃げて
戦って苦しんで逃げている
ただいつか
クワっていいもんだったんだなって
クワっていいもんだったんだなって
伝えられたらいいな
クワマストバイ
01:15:43

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