00:02
おいしい野菜と勇気を君に
はい、こんにちは。小農ラジオです。 今日は珍しくソロです。
今日はですね、12月5日、世界土壌デーなんですね。ワールドソイルデーです。
ということでですね、マイクとこの機材を新しくしたんで、ちょっと一人でやってみようかなということで、この世界土壌デーにかけてですね、
一人で ちょっと土の話をダラダラとしようかなと思って撮ってます。
前回から機材更新されたんですけども、どうですかね? なんかかなり僕は音良くなったなって感じるんですけども、
やっぱダイナミックマイクはいいですね。 あの環境音がだいぶ減りましたね。
でね、結構言われたのが相方の人の声いいですね。 4人に言われたんですよ。
俺は? まあいいや。そう、4人に立て続けに相方の人の声いいですねって言われて
本当そうですねって言ってたけども、今までね、あの散歩ファームのコジ君と2人でやってたんですけども、
これまでね彼はすごくマイクを無視してね。 なるべくこの近くで話してくれって言っても、すごいこう
なんかスイングしたり、 全然違う方向を向いて喋ったりするんで、かなり声が聞き取りづらかったんですけども
やっぱスタンドにマイク立てると結構集中して喋ってくれたのと、あとやっぱりよく拾ってくれるんでマイクが。
彼の魅力が十分伝わったんじゃないかなと。 あれ?俺は?
まあいいんですけどね。 で、そう
ちょっとね 一人で話してみようかなと思って、これまでねソロで撮ったことあるんですけど
なんかねうまく話せなかったり、ちょっとこう つまんないかなと思って引っ込めてたんですけども
今日はですねこの世界土壌デーということで せっかく有機栽培をやって大秘作りもやってるんで
ちょっと土の話をしようかなと思って今話をしています。 でこの世界土壌デーなんですけども
これがねどんな日かと言いますとですね、2013年の国連総会にて12月5日を世界土壌デーとすることが採択されました。
03:08
世界土壌デーは健全な土壌の重要性の注目を促し、土壌資源の持続可能な管理を啓発する日ですと。
土のね 大切さを
改めて考えましょうみたいな、そんな日ですね。 この日はですね
これを 発案がもともとこれタイからだったのかな
プミポン国王っていうあの国王がいるんですけども プミポン国王はですね土壌保全のために
いろいろ 頑張ってた方でこの方の誕生日を
土壌デーにしようということで12月5日が 土壌デーとなっています。
でこの土壌デーのテーマにもなっているんですけども 元気な暮らしは元気な土からっていう言葉があるんですけども
なんで 元気な暮らしをするために元気な土が必要なんでしょうか
ということでですね この問題は
もうすごく シンプルだけども深い話なんですよ
ということで 今回はですね
ちょっとそのまずはその土というものが どういうものかということについて僕の考えを話したいと思います
まず最初に問題です。じゃじゃん! 月に土はあるでしょうか?
月に土はあるでしょうか? はい
どうですか? そうですよね。こういう聞き方したらないですよ
そうなんです月には土がないんですけどもなんで 月に土はないんでしょうか
逆に月には何があるかというとですね月は
石とか 砂とか
そういうのはあるんですけども土はないんですよ じゃあですね次に
土は一体何からできているでしょうか じゃじゃん!
これわかりますかね2つです 土というのは
2つのものからできている。さあ何でしょう わかりますか
これはね結構難しいと思うけどこれはね 土というのは粘土と
腐食という この2つのものからできているんですね
粘土は粘土ですよ 工作とかの時に色々作ったりした粘土
腐食というのはですね腐は腐るという字で食は植物の食ですね腐食
06:08
この2つのものからできているんですけどもまずこの粘土なんですけども粘土って じゃあどうやってできているのかというと
粘土っていうのが元々はあれ岩なんですよね 最初に岩があってそれが雨とか風とか
紫外線だったりとか そういうのにどんどん晒されて
ボロボロになっていって だんだん細かい粒子になっていくんですね
だんだん大きな岩が 崩れて礫になって砂になって
それが水の作用とかでどんどんどんどん細かくなっていって粒子になったのが粘土なんですよ ただこの粘土っていうのは
工作の時触っててもわかると思うんですけども よく粘と伸びるんですけども
すごくテラッとしてて均一なんですよね
一個一個のこの粒子の大きさが ほぼ同じそういう状態なんですよ粘土っていうのは
この粘土っていうのは植物はね育つことができないんですよ なんで育たないんでしょうか
ちょっと問題ばっかり出してますけども まあそれはちょっと
ここでもうちょっと後で話します
そのまま粘土というのは土ではないんですよね 土の材料2つって言いましたけどまず一つはこの粘土
これ 言い忘れたけどその岩がボロボロになってて最終的に粘土までなる作用を
風化作用と言うんですよ 風化作用で風化作用によってどんどん細かくなっていった状態が粘土
この粘土に腐食が加わることで 土ができるんですよ
この腐食っていうのは何かというと 腐食っていうのはですね
微生物が作り出す粘々した糊みたいなものなんですよ
この糊がですね さっき言ったその粘土の粒子をくっつけることで
例えばこう 粘土が2粒あってそれをくっつけて
でさらにその2粒くっついた2つの塊をまたくっつけて
でどんどんそのまた一つのユニットを 腐食の糊がくっつけてという感じで
どんどんどんどんくっつけていってできるのが 土なんです
だから粘土というのは腐食を含んでないので 土ではないんですよね
09:05
粘土に腐食が加わることで土の構造が変わっていった状態が 土壌なんですよ
わかりますか? ちょっとイメージしづらいかもしれないけども 土っていうのは
均一じゃないんですよね 中が いろんな大きさのユニットがくっついて
でそれが
そういう状態が 土なんですよ
なんでそういう状態がいいかというと まずこの状態を
弾流構造というんですよね 弾流構造
でこの弾流構造というのはですね 粘土と比較すると粘土というのはさっきも言ったけど
同じぐらいの大きさの粒がぎゅーっと詰まっているような状態なんですよ なんだろうな例えば小麦粉がいっぱい詰まっている
粘土でもいいんだけど小麦粉とかがいっぱい詰まっている状態って あれ全部ちっちゃい粒子じゃないですか
でもあれがぎゅーっと詰まっていると すごく中に隙間がほとんどないような状態になっているんですよ
それに比べて土の弾流構造が進んでいると そのユニット同士の大きさにいろんなばらつきがあるんで
そのユニットとユニットの隙間が結構大きかったりして 中に
空間が結構あるんですよねこれがすごい大きな違い 土はその土の中に空気があるんですよ
粘土はあるけど非常に少ない そういう違いがあるんですね
ここでもう一つ大事なことがあるんですけれども植物というのは 呼吸してるんですよ
皆さんあれ植物というと二酸化炭素を吸って 酸素を出して
交互性をしているというイメージがすごくあると思うんですけども これは日中あの日が強い時間帯
お昼日が昇っている時間帯 交互性をしてるんですけども
普通にね日が暮れた後は植物も呼吸してて 酸素を使って二酸化炭素を吐き出すっていうような
動物と同じような呼吸をしてるんですよね 動物に比べればね圧倒的にこの
代謝量が少ないので 全然量は少ないんですけども
日中もね呼吸はもちろんしてるんですよ ただ見かけ上をその
交互性で出す酸素の方が多いので 交互性しかしてないように見えるんですけども
植物は呼吸をしてるんですね で
12:02
忘れがちなのは植物の根も呼吸してるんですよ で根は
交互性はしないですよねあの 根って白いじゃないですか緑色の部分じゃないと交互設定できないんですけど
猫は 呼吸してるんですよだから猫はね酸素がすごく必要なんですよ
だから土の中にしっかり酸素がある状態を 維持してあげないと植物はね健康に育つことができないですね
そのために弾流構造を維持してあげるということが すごい大事なんですよね
であともう一つねよくこう 忘れがちなのがさっき言ったこの土の
構成する粘土と腐食って言いましたけどこの腐食っていうのは 消耗するんですよなくなるんですねだんだん
なんで 腐食は根がどんどんなくなっていくと要は粘土だけに戻っていっちゃうんで
土の中の空気がなくなって植物が健康に生きることができないということになっ ちゃうんですね
もしかしたらこれ今犬の声が結構入っているかもしれないですね ちょっとお隣さんがね犬をいっぱい飼ってるんで
その声がもしかしたら入っちゃうかもしれないですけども 何の話だっけ
そう弾流構造じゃなくてその腐食が消耗するという話ですよ だから腐食は
足してってあげないとだんだん消耗していくんですね で最終的には砂漠になっちゃうわけですよ
砂漠化が進んでいるっていうのは この腐食がどんどん消耗して弾流構造が破壊されてどんどんその弾流から弾流
弾流はですね応援団の弾2粒で弾流なんですけど 弾流っていうのは単一の
弾2粒で弾流状態になっちゃうんですね そうなると
空気もないし 水も維持できないような感じになっちゃって植物が健康に生きることができない
ということで土が健康じゃないと その植物がうまく育つことができなくて
まあ僕らも健康に過ごすことができないということで 土の健康というのはすごく大事なんですよ
じゃあどうやったらこの土壌の健康を維持できるかというとですね そこで出てくるのはこの耐火だったり有機物を供給するということなんですよ
どういうことかというとですねこれまでの日本の歩みを見るとわかるんですけども まあ
化学肥料が出る以前は当然ながら全員有機栽培だったわけですよね 家畜粉耐火とか落ち葉を耐火化したりとか
15:03
そういったの肥料として使ってたんですけども まあこの
耐火を しっかり上げることで
有機物が供給されて で微生物がそれを食べて
で 暖流化まあその腐食ができて暖流化が進んで
土が健康な状態を維持できてたんですけれども 化成肥料が
出てきたじゃないですか でこの化成肥料というのはですね
植物は嬉しいんですよね植物が吸収することができる 養分を含んでいるんで
ただ微生物は ご飯とおかずがセットで欲しいのにおかずだけが入ってきているみたいな状態で
食べはするんですけども 微生物のこの多様性がどんどんどんどん低下していっちゃうんですね
化成肥料だけを上げていると 化成肥料だけをやり続けることによって
この腐食が 増産されなくなってくるんですね
でそうなると土が硬くなってしまうと だから化学肥料が出てくる以前に昔前の農家は
大量のこの腐食を 土の中に貯金してたんですよ
ただそれが化学肥料が出た時にその貯金をどんどんどんどん使ってたんですよね でもその時は
概念としてはもちろんあったと思うんだけどやっぱ化学肥料の効きもすごく良かったと思うん ですよね
さらに腐食もたっぷりある状態で めちゃくちゃ
収穫量が上がったんですよ それは本当に魔法みたいだったらしいです
それはそうですよね まあなんか想像できるな
だから化学肥料が出た最初の頃にその魔法にかかってしまったので みんなどんどんどんどん化学肥料
化学肥料だけでいいっていう感じになっちゃったんですよ それってねその貯金がある間は
すごくうまくいくんですよね でもそれをずっと使い続けていくと
その腐食がどんどんなくなっていくんですよね 消耗して
そうなると土がどんどん硬くなっていって そうすると
植物の生育が悪くなるんですよ これは養分が足りないから生育が悪くなるわけじゃなくて
その土がね 暖流構造が
なくなっていって 根っこがこううまく広がることができない状態になることで植物は元気がないんだけど
肥料が足りないんだといって化学肥料をどんどんどんどん追加していくんだけど それでもうまくいかないと
18:06
さらにですねまあこれちょっと付け加えると 暖流構造状態になっているとですね
一個一個のこのユニットの 表面がですねあの静電気を帯びているような状態になっているんですよね
この静電気を帯びることによっていろんな肥料分とかをそこにくっつけて 保持することができるんですよ
土っていうのはこれはねすごい 大事なポイントなんですけども
これが暖流構造が維持されなくなるとこの静電気のある粒は少なくなってですね 今これチャイムなってるんだけど拾ってるのかな
そうすると肥料を保持する力がないので肥料をやってもどんどんどんどん地下に 肥料分が水と一緒に流れて流防しちゃうんですよね
まあそれが結局川とか海に流れて赤潮とか そういった水質汚染にもつながるんですけども
まあそういった感じで 化石肥料
悪いとかそういう話じゃないんだけども使い方によってはですね 土をどんどんこう痩せさせてしまうということがあるんですよね
今日本の農業御用みあの作業御用みとかを見ても 観光栽培でも最初に土作りのために大秘を入れましょうみたいなのがやっぱあるんですよね
これっていうのは やっぱそういう化石肥料だけでやってたらどんどん土が硬くなっていってしまったので
大秘も使って有機物の供給をして暖流構造も維持しようっていうのを改めて今 しっかりやろうという考えなんだと思います
だから発展途上国ねあのフィリピンとか僕も行った時もそうだったんだけど 化石肥料効くんですよね
まず不織の貯金があるから
まあ膜量もね大秘に比べると圧倒的に少なくていいし 楽なんですよね
でも値段は高いんだけどな
まあそれを やってどんどん続けていくとだんだん効かなくなってくるからもっと肥料を入れようって
なるんだけどそれでも効かないとで土は硬くて サトキビがあんま大きくなんなくてみたいな感じになっちゃうんですよね
だからその土の健康を維持するためにもやっぱ大秘 はね絶対必要なんですよね
で まあその大秘のね品質も実はピンキリで
いい大秘とね悪い大秘とかあるんですよ まあそこらへんの話はねまた今度で
21:05
大秘のことをもっと勉強したいなと思ったそこのあなたは来年の4月からですね 僕の今やっている大秘の学校の第2回が始まりますのでここに来ればですね
もっとディープに勉強できますのでぜひ ウォッチして申し込んでください
えっとですねまぁちょっと いっぱい話してしまいましたけれども
これはつまり土壌デイン思い出してほしいのですね 土が健康であることで
我々も元気な暮らしをできるということでですね 土をね大事にしてほしいなと思います
まあどこにでもある土なんですけども 土にちょっと意識を向けてですね
土のおかげなんだなぁみたいな感じに思ってもらえると嬉しいなと思います
やっぱりねソロで喋るのはなかなか難しいですね 結構ねでもこの話は
もっともっとね かなり簡単に今日は話したんですけど土の話はね
もっといっぱい話したいことがあるんで 誰かと話している方がいろいろ
もっとこう話せるかなって感じするからこれからももうちょっと土の話 していこうかなと思います
でねここで一つお便りをいただいております 石垣島で
今はですねパイナップルを作っている農業法人で働いている パイナップルファーマーさんから
ツイッターで dm をいただきましたどうもありがとうございます 石垣島の農業法人でパインかぼちゃ
ゴーヤピーマンを作っているものです 今年からちょっとずつ独立していきます
最近農業系ポッドキャストを聞き漁っていて 松濃ラジオさんには先日たどり着きまして一通り聞き終わったところです
今はガチガチの観光農家で仕事をしていますが 週の前は兵庫県で有機農業の勉強をよくしていました
兵庫県の有機農家さんのところに研修を当てる働きに行ったり それこそ小岩井さんの講座に行ったりしてたのでブロフの話とか
堆肥の話とかなんだか懐かしい話で楽しかったです パイナップルファーマーさんですね
最後に書いてあるんですけれども個人的には もっと堆肥のこととかを聞きたいですね
緑肥との違いとかも見解を聞いてみたいですということでですね これを受けてちょっと堆肥だったり土の話をしようかなと思ったんですけども
僕のこのショーのラジオを聞いてくださっている方が大体 300人ぐらいなのかなリスナーの方がいるみたいなんですけども
24:05
多分ねもっと有機農業だったり堆肥の話聞きたいのかなぁと思って これからちょっとそっちの方の発信をもっと増やしていこうかなと思ってますので
堆肥のこととかですね 知りたいことがあればですねぜひリクエストもらえたらそれのテーマでも話したいと思いますので
ショーのラジオのツイッターアカウント ショーのラジオで検索してもらえば出ますのでそちらの方に dm いただけると
嬉しいです ということで
いいのかなこんな感じで
はい 初のソロ回ということでしたけれどもいかがでしたでしょうか
次回はですね 同じ平川町で
ケーキと野菜作りをやっている週の2年目のですね 穂木本
にこの間行ってきてインタビューしてきたのでそれを放送したいと思います やっぱり次回は何ですとかみたいな感じにしてちょっと番組っぽく
ちゃんとやっていこうかなとか最近いろいろ考えてるんで ショーのラジオ再起動したのでもっと面白くやっていきたいと思います
ソロも これを聞き直してみて面白かったらいい感じだったらまたやろうかな
ということで今日は終わりたいと思います どうもありがとうございました
さよなら