東京チェンソーズとやまとわの自然資本論〜
東京チェンソーズの高橋です。
やまとわのくだです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
ちょい久しぶりに高橋さんと2人喋りですけど、
そうですね、はい。
なんか、マジでもっと自然で働く人というか、自然のそばで生きる人を増やした方がいいだろうなみたいなのを。
本当ですよね。それだけでも生活の快適さがだいぶ上がってくる気がするんですけどね。
確かにね。なので、今回ちょっと自然のそばで働く編みたいなのができたらどうかしらと思って。
良いですね。働き方編ですね。
そうですね。なんか都市で働くのと、ローカルとか自然、田舎でも田舎の中で自然の仕事をするっていうのと、田舎にいながら別のことをやるっていろいろあると思うんですけど。
はい。
フォレストカレッジってやってまして、今年最終年度で5年目?5年目で今年終わりなんですけど。
そうなんですね。今年終わりなんですね。
今年で終わりなんですけど、今年も本当100人ぐらい申し込みしてくれて。
素晴らしい。
最初すげえ不安。最初大丈夫かなって毎年不安なんですけど。
結果的にたくさん応募いただいて、その中で参加してもらえるのちょっと少なくなっちゃうんですけど。
だから、やっぱ自然のそばで働きたいとか自然のことをやりたいって人は今もたくさんいるなって気はしてて。
でも結構都市圏とかから来るんだけど、多分どうやって働けばいいのか分かんねえみたいな人がたくさんいるんだろうなと思って。
そうですね、確かに。僕は性質的にそういうところ多分あるなという気がするんですけど、
やっぱり企業をできる人とできない人でまず踏み出すハードルが一歩ある気もしていて。
企業できるメンタルとか思っている人は意外とスパーンっていって、自分でちょっと何かやってみようみたいな。
確かに。あとなんとかなるやろ感の人ね。
でもちょっとやっぱり安全に行きたいなって思っている人は、楽しい組織というか、自分が行きたいと思う組織の中にやっぱり入りたいっていう人たちがいると思うんで。
ボリューム的にはそっち側が多いんだろうなっていう気はしてます。
そうっすよね。その時にさ、やっぱなんか最近ローカル人材的なノリのイベントとかにすげえ呼んでもらうんですよ。
奥田さんが登壇する側としてね。
そう、登壇とか基本登壇して、ローカルの街、例えば地域課題をどう捉えるかとか、そういう人足りないですよねみたいな話で。
よく呼ばれていって、なんか最近思ったんだけど、例えば地域プロデューサーみたいな、例えばね、いろんな言い方あると思うんですけど、
その地域課題解決人材を増やそうみたいなときに、何でそれずっと言われてんじゃんみたいな思って。
確かに。
多分10年以上前からそういう議論ってあるよなって思ってて。
確かにありますね。
でも全然増えないじゃんみたいなのが、増えないというか増えてるんだとは思うんだけど、増えてるけど足りないねみたいな話のときに、なんか仕事ないんだろうなって思ったんですよ。
そうですね、多分それでかいと思います。めちゃくちゃ、やっぱその箱があったらいける人たちは結構いる気がするんですよね。
その箱がないっていうのが、そもそも多分ローカルから出ていく、例えば僕だと地元新潟からで働く、その働き口、自分が理想とする働き口がないから、やっぱり都市に出ていくとか、
多分一番の地元とかを出ていく理由って、それがめちゃ強いと思っているんで、面白そうに働ける箱がありさえすれば、多分人は残ったりすると思うんですよね。
だからなんか2つあって、マジで地域に足りない仕事を作りたいんだったら、地域に足りない職能を作りたいんだったら、その仕事を誰か作んないと無理やろっていうのと、
確かにね。
で、すでにやってる人は1人とかチームで、例えばギルドっぽく連携しながらやっていくっていうのはありなんだけど、次のプロデューサーを雇い入れるみたいなことしないと、例えば地域林業、地域農業とかをどうするみたいな時に、そこの仕事ってないわなっていうのが最近すげえ感じたっていう感じなんですけど。
まあそうだよね、確かに。特殊な職能の人たちはやっぱり、弟子入りしてってわけじゃないけどね、会社に入るとか弟子入りして何かを学んで、で独立っていうスタイルが取れるけど、ローカルは確かにね、最初からプロデューサーになろうみたいになって、結構ハードル高いしね。
そうですね、確かに。
そこだけで考えると。
高谷さんみたいに東京なり都市圏で大企業で勤めて、いろんなスキルを仕事の中で獲得して、行って地域に戻りますみたいなのもあるじゃないですか。
そうですね。
それもすげえいい話だなと思うんだけど、結局そこのスキルを生かす場がまあまあない。
いや、そうだね。本当にそうだと思うね。そうなんだよな。会社がありさえすれば来たいっていう人絶対たくさんいるんだけど、最初にそれをゼロイチで作っていく人たちのハードルの高さたるやだよね、この地方での。
まあそうですね、確かに。それが難しいから困ってるんですもんね。
確かにわからないんだけど、街に必要だと思う機能を行政サイドから発信してやってくれれば一番簡単なんだけど、
なんか呼び込んで、建築家が足りないって言ったら街に建築家を呼ぼうみたいなことでね。じゃあ事務所を作りましょうかみたいな。事務所だけ作っておくんで入ってくださいみたいなのでやってもらうとかっていうことでね、やったりとか。
農家が足りない。農家はねきっとどこでも今足りなくなっちゃってるかもしれないけど。
例えばね、パン屋さん全然ないけどみんなパン欲しがっているからパン屋さんじゃあ作ろうよみたいな。じゃあパンの設備は全部投資するからパン屋作ってください誰かみたいな。
確かにそういうのあるな。なんかこの間埼都市、宮崎の埼都市行った時にすごい面白かったんですけど、農家の研修用ハウスがあるんですよ。
研修用ハウス?
ハウス栽培をするのに農家さんが、埼都って結構ハウス栽培がピーマンとかマンゴーとか作ってて、結構ちゃんと高価価値なものを作っている地域なんですけど、
このハウス、なんかすごい何等かハウスバンバンバンってあって、こういうのも誰か使ってるんですか?みたいに聞いたら、これはJAが建てた研修用のハウスですと。だから農業をやりたい人はそのハウスに入って、まず研修を受けると。
新規収納を助けるための研修をJAが行っているってことですか?
JAがやってて、しかもめっちゃいいなって思ったのが、あっちにハウス団地がありまして、みたいな話があって。
ハウス団地?
そう、そんなハウスがいっぱいあるところがあるんですねって言ったら、そこに新規収納の人がここで研修を終えて、ハウスを投資して建てるんですか?って聞いたら、それも違くて、JAが投資して建てるんだって。
ハウスを?
そう、ハウスを建てて、農家はその場所を借りてやると。
なるほどね。
施設園芸ができるようにするのに、たとえば本当に数千万がお金がかかるじゃないですか。
そんなにかかるの?僕全然そう思わない。
ちっちゃい、よく道端とかにある幅4メーターから5メーターぐらいで長さ15メーターとかの丸いやつあるじゃないですか。
ビニールハウスの丸いやつ。
ビニールハウス。あれはそんなにしない。
なるほどね。
全然そんなにしないんですけど、もうちょっと。
しっかりした?
ハウスって大きくなれば大きくなるほど、気温管理とかしやすくなるんですよね。
ちっちゃいとすぐに外の温度で変わっちゃうから、なるべく大きく建てて、
例えば窓の開け閉めとかいろんなところで管理ができるっていうのがあって、
そうすることで収量予測がやりやすくなったりするっていうのがあるんですよね。
だからコントロールができるようになっていくってことですね。
そう、コントロールしやすくなるっていうのがあって、
これは別の地域だけど、この間ネバー村行った時にも若手の30くらいの人が施設ハウスを3棟くらい1棟借りて2棟建てましたみたいな。
自分の投資して?
感じだったんですけど、
そうそう、それが本当1棟あたり数千万かかるんだけど、
でもトマト栽培やってて、春先から12月くらいまでトマトが採れ続けるっていうのは計算できるから、
若手がやる農業としてはこれがすごい面白いんですみたいなのを言ってて、
めっちゃおもろいなと思ったんですけど、
その時にJAさんがサイト農業をやるのを応援するぞっていうことで、
そういうのをやってるんですっていうのが、
JAすげえじゃんってめっちゃ。
いやでも本当すごいよね、それ。
なんかそれくらいやってくれると、
最悪だって最初は借り上げでビニールハウス借りてて、
ある程度安定したらJAさんから買い取るとかじゃないけど、
もしかしたらそういう方法も生まれてきたりする可能性もあるもんね。
最終的には自分のものにさせてもらってとか、
でも先行投資で誰かやってくれたところがあればめっちゃ新規の収納やりやすいね。
だからJAが体力あるからこそできるって言えるんだと思うんですけど、
その形はめっちゃいいなって思って、
それが別の産業、例えば林業でもそうだし、
そういう地域プロデューサーみたいな話もそうで、
それを開拓するのが当たり前だろうみたいなのを開拓してきた人たちは思っちゃうんですけど、
でもそれできる人少ないんですっていう、
そんなにいっぱい開拓できるっていうのは、
その人の能力っていうより、やっぱり僕運の部分も結構あるなと思うんですよ。
そうですよね。たぶんそれは本当にきっとあるんだろうね。
それがわからないわけじゃないけど、
開拓した人は自分たちが開拓したっていう、おそらく自負を持っているでしょうから、
もちろん運だけじゃ絶対ないんだけど、
それも含めてっていうところがちょっと見えなかったりするのかもしれないね。
僕のことを振り返っても、
マジでたまたま運良かった、運良かったというか、
たまたまいろんなお声をいただいてありがたかったな、
そこに一生懸命やってたらこうなったな、みたいな感じで。
だってね、奥田さんの場合は編集デザインやってたところに、
今の中村社長から声がかかって一緒に立ち上げてっていうのは、
たぶん一回自分である程度の実績とかが作られた上でスタートしたりしてるっていうところのタイミング的なのもおそらくあるしね。
いや、めっちゃあるんですよ。
中村さんが困ってるところで一回デザイン相談したいっていうところで出会いが始まってるから、
それもたまたまマルシェに出展してて、中村さんが横にいて、
お客さん少なくて、暇っすねって言いながら中村さんのやってたスツール作りのワークショップに参加して、
話してたらこういう家具作りのところで迷ってるからちょっとデザインのビジョン作り手伝ってよとか言われて、
そこから盛り上がって、じゃあ一緒に会社やりますかまで言ってるんですけど、
これマルシェお客さんいっぱい来てたらなかった現在かもしれないです。
いや、そうだよね。結構奇跡的な出会いだよね、そういう意味でタイミングを作るって。
そうそう。そこから何年か、5年ぐらいやってきて、
ヤマトワがそれなりにちょっと頑張ってきたねっていうタイミングで、
いなしにインキュベーション施設できますみたいな話で、誰か中身やれないかみたいな話から、
いろいろ会っていなしさんとご紹介させてもらうことになってるんですけど、
これもどっちかにずれてたりすると、たぶん僕らがやってないんですよね。
確かに。ヤマトワ2年目とかじゃそこ行かないもんね。
そうそう。絶対ないじゃないですか。
ないですね。
で、その後はもう稲谷シーズンじゃなくて、三角館連携拠点施設っていうので、
筆文字で木に書かれた、全国の公民館スタイルになってた可能性があるんですけど、
どこの地域行っても、なんちゃら推進協議会みたいなやつ、木の板に筆で書いてあるよね。
あるね。好きな方がいらっしゃる。
これにピンとくる人は田舎の人なんですけど。
好きな方がいらっしゃる。会館とか大体絶対そうなってるからね。
そうそう。下手な場合、2個ぐらい名前載ってたりするもんね。2つの機能があったりして。
確かに。
どっちの何?みたいな。
それはいいんだけど、それでインキュメーションやってますみたいなところで、僕も考えることが増えて、
地域のどうやったら地域続いていく街作れるんだろうなみたいな視野とか視座が広がっていくわけじゃないですか。
だからなんかすごい偶然、そうやって面白い仕事いろいろやらせていただいてるなっていう感覚がめっちゃあるんですけど、
だからやっぱりローカルに何かやりたいとか、そういう働き手を増やすんだったら、
特にプロデューサー業っていうのは仕事ないわなってめっちゃ思うんで。
そうっすよね、確かに。
なんかちょっと奥田さんに聞いてみたかったんですけど、割と僕の地元なんかでもプロデュース業みたいなものが、
行政だったりとか、あと街作りのDMOとか、そういうところから仕事が出たときにやっぱり東京の大手のコンサルとかばっかりじゃないんだけど、
旅行業やってるところとか、いろいろなところが取ってちゃって、別にそれが悪いとは全然言わないんだけど。
苦しいよね。
でもやっぱり地元にいる人がその仕事を一番本当は考えられそうというか。
いや間違いないっすね、間違いないと思う。
考えてくれる、最初の出来栄えがそんなに良くなったとしても、多分実行っていう段階でめっちゃ手足動かせる人たちっていうのが多分地元にたくさんいると思うんですけど、
プロデューサーがいないがゆえに、単発で例えばデザインができるとか動画が作れるとか、
そういう職能を持った人たちがぽつぽついるけどまとまらないみたいなことがなんかある。
僕の地元見てても結構あるなと思ってて、
なんかそれをプロデューサー業、さっき言ってたギルドみたいなものが立ち上がって取りに行くっていうことができた方が、まだ地元にとって良いんじゃなかろうかみたいなことは結構思うんですけど、
なんかそういう形ってどう思います?
なんかやっぱりプロデューサー業をやってる人たちと会社立ち上げて取りに行くっていうのが一番勢力力もあるし、多分行政の人たちも任せやすいんだと思うんですけど。
ギルド、そうですね。プロデューサー的な立ち回りというかがなくても、例えばさっきのデザイナーがいるとかウェブヤーがいるっていう中で、その人たちがプロデューサーのように振る舞うということは全然できると思うし、
やっぱりそうなんですよね。地域に住んでいるとか通えるってすごい大事だと思うんですよ。僕ら今、別の地域の仕事もやらせてもらってますけど、やっぱり地元の人たちと連携しないことにはっていうのはあるし、
日々の変化とか日々起こることっていうのがいっぱいあるから、なんか月一来てるだけだと多分見えない部分ってたくさんあると思うんで、その地域の映像を撮るにしたって、ちょっと今日いい夕焼けだから撮っとこうぜみたいなことが言えるほうが絶対いいじゃないですか。
で、それを行政の人たちがなんで感覚的に地元にいるのにちょっと遠方に出しちゃうんだろうみたいなのを考えると、これは僕がすげえたまたま行政のプロポーザルの審査員をやらせてもらったんですよね。
前に話聞いたことある気がする。
その時に審査員側の目線になったら何が一番大事かみたいなのをめっちゃ学んだんですけど、明らかに体制なんですよ。
チーム編成っていう。
そう、実行体制に対する信頼感ってすごいあって、例えば企画はいいよねとか企画は面白いんだけど、このメンバーでちゃんとやれるのみたいなのが割と出てくる意見として出てくるんですよね。
で、僕も審査員側の席に座っている時には、いや確かにこれ絶対この企画面白いけど、この人忙しい、普段から忙しいから、この人員だと多分後回しになるんじゃないみたいなのが見えちゃうんですよね。
近くの人だとしてもね。
そう、近くの人だからこそ見えるんですよ。
そういうことか。なるほど、地域の行政だからね。
例えば東京で、東京のそういうのをできる会社、プロデュースできますっていう会社さんがいた時に、こういうメンバーサインして頑張りますって言った時に、その人たちが今どれくらい忙しいかって見えないじゃないですか。
わかんないですね。それは絶対わかんないだろうね。
そう、だからそっちの頼みをやってくれるだろうが生まれちゃうんですよね。
それって地域行政の方、奥田さんお仲間中華の方の近しい人たちだからより見えてるってところはきっとあるんだろうなと思うんですけど、行政サイドの方も結構その辺ってなんとなくの肌感をつかんでるっていう感じなんですか?
つかんでる場合多いですね。何でかっていうと、小さければ小さいほどそれが顕著だと思うんですけど、前に一緒に仕事したことがある場合が多いんですよ。
なるほど。
そう、どっかしらで、例えば部長が移動する前の時にこの人と案件やってたけど、ちょっとねみたいなこととかのすごい心象があるわけですよ。
なるほど、なるほど。いや、それ地域だとでかそう。
だからローカルのプロデュースみたいなのをギルドで取っていこうぜってなったら、本当にやれるPM、プロジェクトマネージャーとか、コミュニティのことを立ち回れる人とか、その人たちが結構本気で関わろうとしているよっていうことを見せてあげるのがすごい大事だと思う。めちゃめちゃ実務的な。
いやいやいや、面白いな。ギルドで取りに行くこと自体は別にNGでは全然ないけど、その時のチーム体制と、ちゃんと業務がやれるかやれないかっていうところが、はっきり示せるような体制が整えられてれば一番いいってことなんだな、きっと。
なるほど。
働き方として。
そうだよね。でも業務委託とかでやってくださる方がそういう、最初のタッチポイントとして森とか自然に触れられる仕事みたいなのが増えてきたりとかね。
それが農業とかでも全然一時産業全般で全然いいと思うんですけど。
そう。
なんかその辺から門戸が開かれていくと、その後に帰ってくるみたいなところが出てくる気がするんだよな。
いやそうだよね。実際たぶんあるんですよ。例えば東京にいてやってほしいことみたいなやれることとかで、
例えば商品の営業一緒にやりましょうとか、その活動が森とつながっているよとか一緒にやってますよということはあるんだけど、
その人そのものが森の近くに来れないようなのを、一旦はしょうがないよねって、東京で暮らしたいし森にもかかりたいという時に森のプロダクトを一緒に売るっていうのをやりましょうみたいなのはめっちゃいいなと思うけど、
もちろん営業してどんどん売りましょうみたいなのもあるけど、すげー大口でボンボン営業決まりましたみたいなのを受け入れられるほどの生産量はなかったりするじゃないですか。
そうですね確かに。
ローカル生産に。
そうですね。
そこら辺がやっぱりこっち側の成長もすごい求められるなと思ってて。
確かにそれはそうだ。
僕らがちゃんと大きくそういう販売戦略とかに対して生産できるものづくりをしているとか、それが地域資源の中でまだまだ木と森にとっていい状態っていうのを考えながらっていうのは全然まだ余白があるとか余裕があるはずだから、そこはもっと頑張れ大和はですよ。
まあそうだよね。でもまあ自分たちだけで完結できないところとかもね、やっぱりたくさんあるからね。
そうですね。
そういうところがね。
簡単に速度は上がるもんじゃないですか、生産の。
いや本当にそうだよね。なんか自分たちがいくら頑張ってもスピード上げられないっていうことはね、いくらでも多分ローカルだと出てくるだろうから、まあでもそのスピードにあったらどうだね。
働き方は多分あるだろうし。まあでもそうか、そうだよね。それを簡単には増やせないもんね。
そう、でもそこはなんかコブというかすごい感じてるんですよ。
例えばそういう東京の面談社ですげえいい人ってあるんですけど、その素敵な人たちがたくさんいる中で、この人とも一緒に仕事できたらいいよなと思ったときに、ちゃんと生産力あるとか売れるとか、一緒に企画回せる案件あるとかっていうのは最高にいいなって思ってるんで。
いやそうですよね。
そこのバランスはありますけどね。
そうだよね。まだまだ生産キャパはあって、生産いくらでも増やせるから売ってきてくださいの状態がどれだけ作れるかっていうところは確かにローカル側の使命だね、それは本当に。
そう、本当にそれ最近思ってる。大事やーって。
本当そうだね。簡単ではないにせよっていうところ。でも本当それがそうだね。それも増えてくるからこそ都会の方と一緒に仕事ができるパターンもたくさん出てきそうだな、そう考えるとね。
お互いにいい関係で、そのローカル側でさっき言ったみたいないろんな雇い方とか企画の打ち出し方が増えてて、既に地域におもろい経営者とかおもろいフリーランスの人めっちゃ増えたと思うし、めっちゃいるんですよ本当に。
だからその人たちがちょっと雇ってみたらいいかもねみたいな気持ちになるとか、雇っても成長できるよみたいな成長というか面白くなるよみたいなこととか、都市圏側でやって欲しいことがもうちょっと生まれて、
ちゃんとその人たちに対価払ってでもお願いしたいぐらいにちゃんと生産ができているとかっていう、そっち側の頑張りは重要やなって思ってるんですけど。
そうだよね、わかりますそれは。チェーンソーズにいても、確かに生産スピードを上げられない問題とか材料の確保とかも含めてだけど、そんなに簡単にやっぱ効率よくうまくいかせられるっていうところまで到達しないっていうところがやっぱりこの一時産業の難しさでありローカルの難しさである気がするから、制約条件多いんだよねやっぱね。
多い多い多い。これってたぶんめっちゃ最初の方、自然消耗のめっちゃ最初の方の話だけどさ、なぜかその地域の、どういった都市圏でそのものを作ろうとしている人たちが、日本全国の生産地とかもっと言えば海外からの生産地を含めて、再現なくスケールさせていく中で、僕らなぜか地域資源を背負うという謎いカルマを仕掛けている。
カルマを仕掛けた状態で。
やってるよねーみたいな。それが面白いんだと思うんですけどね、僕は。
普段なかなかスケールさせられない状態を自ら背負いつつ、最終的にはスケールさせていくという、難題を解いていかないといけないですからね、ローカルにいる限りは。
そうそう、なんかさ、バターのいとこって超大人気商品あるじゃないですか。
あの、ナスのね。
あ、そうそうそう、ナスの、なんか使えないホエーみたいなやつを使ってるんですよね。
脱脂粉乳じゃない?
脱脂粉乳か。
確か。
あー、あ、わかったわかった。なんかバター作る時に、牛乳から4%がバターになって、90%が蒸し豚乳っていう脱脂粉乳として安価に販売されてますって、そういうことですね、脱脂粉乳でした。
そうですよね、はい。
さすが。で、あのバターのいとこ売れすぎて、ナス中の脱脂粉乳はもう無くなったっていう話なんですよ。
えー、すごいね。
そう。で、これってもともと価値が低くて、安価に販売されてた脱脂粉乳を、の商品開発で生まれたじゃないですか。
そうですね。
ナスの問題は解決したけど、日本中のそれが解決したわけじゃないからって。で、次北海道行って。
そうですよね、グドニック。
北海道で会社作ってやってるっていうのを聞いて、なんかそういうスケールの仕方ありますねって思いました。
まあそのね、ローカル一個成功させて、次のローカル行くみたいなね。
その牛乳が多いところにまた行って、問題解決するみたいな。
だから、僕らにやれることがまだいっぱいある。
まあそうだね。あのまあ、たぶん木が足りなくなることはほとんどないと思うんだけど。
生産者が足りなくなる。
生産者が足りなくなる。
仕事ありましたよね。
そうですね。
そのクラフトマンになろうって。
そうですね。いやーでもそうか。バタのいとこはすごいですね、そういう意味では。
そう、だから、たぶんバタのいとこみたいな世界観で、そのもったいないものを使って販売していくっていうもので、
茄子の牧場とかに関わる仕事っていうのがいっぱい生まれて、
それが働き口になり、東京での営業の仕事が生まれ、次に北海道行ってみたいな感じで、
こうやってたぶん自然の循環の中で、ちゃんと仕事を作っていくってことによって、
自然のそばで働ける人とか、働くってことにイメージが湧く人が増えていくとすごい思うんで。
確かに。でも本当あれですね、僕ちょっとそのグッドニュースのものは、いろんな雑誌とか記事とか読んだりしてすごく思ったんですけど、
やっぱりそのローカルに商業施設的な、そこは本当に観光地、一大観光地でもあるからうまくいってるってところもおそらくあると思うんですけど、
あんま名前出しすぎてすげー怒られそうなあれもあるんだけど、やっぱりイオンさんとかが結構集客がすごい。
それは僕らの今いるところも、日野原村も秋留野市も日野出町ってところにイオンがあって、
やっぱ土日になると、僕も行っちゃうんですけど、そこに人がめっちゃ集まってるから、そこってやっぱり別に地元のものは何も使ってないじゃないですか。
必要なものはたくさんあるけど、そこには特に地元の資源が集まってるわけではなくて、
っていうところが、地元の資源を使っていろんなものが生産販売されているような商業施設とか、ちょっと大掛かりになっちゃうんだけどね。
そういうのが生まれてくると、自然にそこの地域でも仕事も生まれるし、資源の活用っていうところもうまく回っていくんだろうなってグッドニュースを見ててずっと思っていたので。
おだしょー ああ、そうなんだ。なるほどね。
またの一所だけが成功してるわけじゃ多分ないだろうから、きっとあそこは。そういう街づくりの大きいところもうまくローカルの独自性みたいなのが出てくるようになると、すごく面白い展開が多分できるようになるんだろうなって、ちょっと見てて思いました。
おだしょー いや、いいですね。そうですね。間違いないです。もう日本中でグッドニュースを作りましょう。
本当そうっすね。各ローカルでね。