00:02
はい、えー、ちょっと寝ながら録音するっていう。
普段はねー、あのー、京都駅から
コワーキングスペースまで、えーと、高瀬川を上りながら
録音するっていうのを
まあ、習慣にしてるんですけど。うーん、ちょっと
なんか寝るねーから、なんか話す話題ないかなーっていうのを
考えてたら、あーなんかあるかもと思って
えー、録音ボタンを押した次第でございます。
あー、で、そうそう、なんか最近
読んだ小説の感想でも
しようかなーと思って。えーとね、ちょっとね、ネタの、ネタバレ
えー、あります。えー、そこだけちょっと注意で。えーとねー、本
自体はねー、えーと
今32ですけど、28歳ぐらいから急にねー、その
カツジアレルギーがなくなって
そのきっかけが、あのー、橋野一男さんの
えーとね、ノーザンライツっていう本と
旅をする気っていう、あのー、エッセイなんですけど
それはねー、今まで漫画しか読んでないことだったんですけど
あー面白くてですね、そのー、橋野一男さんっていうのは
えーと、動物写真家の方で、えー、アラスカに魅了されて
えー、一人でアラスカに行って
えー、まあ、あのー、ブッシュパイロットっていう
03:04
えー、小型飛行機をね、あのー、操縦、運用してる人に
乗せてもらってね、アラスカの広大な大地に一人
えー、まあ置き去りにしてもらって、テント張ってねー
動物を撮るみたいな、まあ、すごい方なんですよ
で、アラスカを愛して、で、アラスカにね、あのー、妻と一緒に
永住したりとかされてて、でー、その方の
各文章がね、もうね、素朴で、素朴で
あのー、素朴な文章で、そのー、大自然の描写とか
あのー、星野さんが感じたこととか、すごく素敵で
あのー、自然の描写とか、読んでるだけで、心がじわーって
感じて、なんかね、豊かな気分になれるんですよね
豊かな気持ちに、うん、めちゃくちゃおすすめ
まあ、残念ながら星野さんは、あのー、クマに襲われて亡くなられるんですけど
あのねー、アフリカに撮影に行ってる時に亡くなっちゃって
そこだけねー、絶対アラスカで死にたかっただろうなーって
まあ想像、勝手にね、想像していますけど
まあ、そのー、エッセイがひっくりで
まあね、結構本読めるなって、すごくそれはねー、人生にとって
プラスになってるなって、思いますねー
ではー、結構エッセイ、小説読むんですけどね
あー、なんかね、カジュアルにおすすめできるのは
あのー、さくらももこさん、ちーもろこちゃんの
あの方のねー、エッセイもねー、めちゃくちゃ面白くて
めちゃくちゃ笑えますね、あれ
何だったかなー、えーっとねー
06:02
本の名前、持ってたかな
えーっとねー、いっぱいあっちこっちだったから
なんかそんな感じの名前はない
なんかさくらももこさんねー、出版社の人間から
あのー、旅行出すんでどこでも旅行、海外旅行行ってきてくださいって言われて
それに対するさくらももこさんの所感が
こいつらは、あのー、どこぞとももこ海外旅行に行かせたら
エッセイを1本書いてくれるんじゃないかみたいな風に思ってね
書いてあって、面白いしねー
結構その小説、有名どころをね、手を出すようになってですね
最近面白かったのは何だろう
ちょっと今本棚見ながら
何て言うんすかね
あーそうですね、吉本薔薇さんのキッチンっていう小説もね、すごく
何て言うかなー、人間の
小説って大体そうですけど
人間の心の機微とか、その人の
その足りてない部分
足りてないっていうかその
能力的にとかじゃなくて
その幸せじゃない部分とか
まあ大体それもそうか
大体、登場人物は何かしらのもんだろうか書いていて
まあそれをどんな過程で
埋めていくのかとかっていうのがまあ大体
何でもそういうストーリーだと思うんですけど
まあすごくね、何だろう
素敵って言っちゃう
言っちゃったら
ちょっとあっさりしていいですけど
まあ是非ね、キッチンっていう小説は
そんなにね、ページ数もないんで
09:03
おすすめですね
なんかね冒頭の
女の子の主人公はその
当天外孤独みたいになっちゃって
で、その
最後おばあちゃんと暮らしてたけど
おばあちゃんは亡くなっちゃって一人になっちゃって
でね、その
キッチンで寝張るんですよね、その人
で、なんでかって言うとその
冷蔵庫の
うーんっていう音が
なんか孤独を紛らわせてくれるとか
なんかその冒頭がすごく気に入って
買って読んだらすごくよかったですね
あとはね、つぐみっていう
これも一緒にまとまるなさんの小説
これもね、これはね結構過激っていうか
あのー
なんていうか
過激な女の子
ちょっとネタバレすると
なんかね、友達の
会員を
あのー
ヤンキーに殺されちゃって
でね、あのー
脅し穴作って
そこにヤンキー
はめて
土かばせて埋めるっていう
過激な女の話で
うん、でもそれだけじゃないですよね
それはそのすごく
動く一部でしかないんですけど
うん
超おすすめ
まあ有名ですからね
そもそも
あとねー
ちょっと海外小説とかも
ちょろちょろ読んで
あー老人富とかもね
これは説明いらないか
えーとね、あ、すげーね
よくできてる小説1個ね
SFあって
ほしおつごまの
12:03
JP
ヴォーガン
ヴォーガンか
これね、SFなんですけど
めちゃくちゃ設定がよくできてる
SFって大体そうですけど
しかもね、その
結構
謎が序盤からね
拡大されるんですけど
ちょっとだけ内容を説明すると
まあ未来の話で
ある惑星で
すごく人類に
そもそも月だったかな
月で人類とほとんど同じ形をした
生物の死骸が発見されて
そこからね
ものすごい
大論争が巻き起こるっていう内容
しかもね
宇宙服を着てて
その一体は
未知の言語とかも書かれてる
言語学者がそれを解読したりとか
しながら
こいつはどこから来たんだっていう話はね
本筋なんですけど
ルナミリアンだったかな
その月の人間っていう意味でルナミリアンだったかな
っていう名称で言われるんですけど
その一体の人のことをね
年代鑑定とかね
されて
別の惑星で
今度はまた別の
地球外文明の
痕跡がねがっつり見つかるんですよね
でもねそれは結構
人間の何倍ものサイズの
15:02
機械とか
違うな
人間の何倍ものサイズの生物が使用するように作られてる
宇宙戦艦だったのが見つかるんですよね
いろんな学者、生物学者、進化論的な観点から
物を模す
ちょっと頭の固いけど
優秀
かつ
その人ね
頭が固いくせに
組織の命令系統にはすごく
従順で
気に入らねえやつが上司だろうと
その命令はちゃんと遂行するっていうか
やるみたいなところがね
おーこいつかっこいいなって
思ったり
主人公はね
その
まあ
その
海遺跡プロジェクトを統括するような立場で
かっこいいんですよね
何十人も集まって議論するわけですよ
こいつはどこから来て
いつ死んで
なんでこんなとこで
なんでこんなとこで
亡くなってたかみたいなね
まあ議論がね
結構混乱を極める中
ずっと沈黙して
話を聞いてて
でもね
議論の終盤に
話を振られてね
まあその主人公の人は
まあね
かっこいいんですよね
まあそれまでの
言われてた議論の中の内容とかをね
こう
鋭く指摘して
流れを変えるみたいなね
皆さんにそういう
日本ドラマとかでも
でねその
私が個人的にねその
何でも小説だろうと
ドラマだろうと映画だろうと
重視するのが
その納得感なんですよね
理屈とかの
その終わり方がちょっと
18:01
だったりすると
全然気にならないんですけど
この橋を継ぐものっていうのはね
めちゃくちゃよくできてる
その物語の閉じ方とかね
これはもうおすすめですね
で
あの
昔の名作の
小説の文句本とかって
Amazonで1円とかで売ってるんですよね
ソウルだけ200円ちょっとかかるんですけど
なんで
めっちゃ安く買えるんで
ぜひ興味があったらね
ちょっと買ってみてるとか
あー
あと普通にね
図書館とかに置いてんじゃないかな
うん
あとはね
結構
まあ何文読書
初心者なもんで
ミーハーにね
伊坂幸太朗だとか
村上春樹だとか
えー
まあそのとこかな
最近はもう
あの
勉強のために
技術を
うん
読む方に時間を
なるべく割くようになしてて
なんかね
小説
読みたいんですけどね
読む時間がなくて
あーなんだったかな
最後に読んだ小説は
渚優さんの
何時星のごとく
だったかな
ちょっとねこれは
ちょっと自分には刺さんなかったな
っていうのも
その最後の物語の
締め方の
納得感がちょっと
自分的には
あんまりだった
くて
でもねだいぶ
その評価高い
本屋さんが選ぶ
本1位とか
すごい並べられてる
有名な本で
表紙も素敵だったから
買っちゃったんですけど
ちょっとだけ読んで
あーいい感じだなと思って
プロローグとか
うーん
ちょっと刺さんなかったなー
好きな人は好きかもしれない
まあ
そんなもんかな
21:00
村上春樹とかの本有名だから
もう返す質問いらないかもしれないし
あーまあでもちなみに
好きなのは何が好きかできるのかな
エミュエのカフカっていうの
僕意味わかんないけど
まあいいか
村上春樹さんはねなんか
ストーリーが段階で
抽象的な
話を
感じなんですけど
なんていうか
ストーリー自体は面白いんですけど
その文章の
濃厚さ
よくよく
シーズケーキみたいな濃厚な文章
って言うんですけど
その
文章自体がね
読んでてね
すごく心地いい
というか
読み応えがある
っていうのがね
好きで読んでるんですけど
あとは
色彩を持たないタサゲ作ると
彼の巡礼の年
っていうのもね
結構じゃないかな
面白かった
ある日
高校時代に
仲の良かった5人組の
うちの一人が
主人公なんですけど
色彩を持たない
っていうのはね
5人中4人は苗字に
色が入ってて
その主人公のタサゲ作るだけ
色が入ってないから
色彩のないタサゲ作る
なんですけど
ある時から
全員から絶縁されて
それは理由がわからないまま
大人になって
あるきっかけで
その理由を
紐解いていくっていう
ストーリーですね
変わりないので
村上春樹さんが
海外のエッセイを
翻訳している
やつがあるんですけど
これは別に
オススメとかじゃないですけど
最後の瞬間の
すごく大きな変化っていう
これは
なんかどこかで
村上春樹さん自身が
すごく絶賛されてて
絶賛したって言ってるから
えーっと思って買ってみたんですけど
これはね
24:03
もうね
もう頭から
ケツまでもう
ずっとチワ話
ちょっと最初の方が面白かった
なんですけど
ちょっともう胸焼けしちゃって
ちょっと途中までしか読めないなこれ
あーそうそうあとね
外せないのがやっぱり
京都にいますんでね
京都に通ってるんでね
えー
森見智彦さんですね
もう
大体の
場面の場所
行ったことあるし
あーアニメにも
なってましたね四十半端は大抵
あれの
欅とかもやっぱり
廃棄見たらあー大体この辺だろうなー
って思ったり
あのー
清町にいる謎の
占いババアみたいな
あれ実際いますからね
めちゃくちゃ怪しいですけど
うん
今ちょっと
あるのは
そんな感じかな
あとはちょっと単発で
おすすめの小説なのだけると
夏の庭っていうのと
そうだ
んー
あー
あいねくらいに花を散っておく
あいねくらいに
なはとのうち行くか
えー
伊坂幸太郎さんこれは映画化もしてます
えー
あとケリタエ背中
あとね
イヤミスなんかねえげつない
あのコーナー設定とか
好きな方はあの
ミラートカナエさんの食材っていうの
もうねミラートカナエさん
よく
どうやったら
こんな仕事は
不幸な主人公とか
当主人婦としてって思いつくんだろうって
うん
感心してるぐらい
えげつない不幸を背負った
人ができているとしてよく思いつくな
みたいな
あと伊坂幸太郎の
殺し足ですね
えーと
グラスホッパー
マリアビートル
27:01
最後はXOって書いてアックスだったかな
えー
マリアビートルが
ブラピで
映画化されてて
バレットトレイン
っていう名前で
映画化はされていますが
えー
伊坂幸太郎ファンからすると
絶対に文句ありえない
みたいな感じだろうな
っていう印象ですね
でも映画としては面白いらしい
ですね
あーあとね
夜のピクニック
っていう
女
ちょっと作者の名前
間違えすけど
これもね
なんていうか
ハートフルだし
登場人物
なんか高校生なんですけど
みんな登場人物
こんな人間ができた高校生
ばっかりで
なんかねみんなね
優しいしその
心のキミがね
すごくね繊細で
すごくね
いい感じにね
終わるんですよ
うーん
まあ終わったら時間があったら
小説とかエッセイ読んで
また紹介しようかな
あ忘れてた
えっとね外さなかったのが
これがね
これ今まで
なんかね一番オススメかも
あのー
深夜特急
書いてある
えーと佐々木幸太郎さん
深夜特急
自体もねめちゃくちゃオススメですけど
エッセイですねあれ
あの
旅行記ですけど
ちょっとね
1年くらい前に発売されたね
天路の旅人
っていうね
ノンフィクションエッセイ
これね
多分他の本には
ないような内容
なんかね
壮絶な
えーとね
戦時中の日本の密定
の方に
すごく
熱心に眠り強く
インタビューされて
えー
30:00
その方が書かれた原稿と
そのインタビューの内容も
作られてるんですけど
まあその
密定の方は
えーとね
えー出発が
中国だったかな
中国から
中国からもうね
チャリすら使わず
まあもちろんバイクとか車とかも使わずに
歩いて
モンゴルとかとか
モンゴルとか中国とか
えーとね
インドとかね
歩いてですよ
しかも日本人であることを隠して
えーとラマソーだったかな
あの
お坊さんとして
潜入する
ですごく長い
年数
過ごして
ヒマヤヤ山脈とか
7回とか
11回ぐらい
越えたりとか
されててその人の体験談のね
リュウドもね
すごく細かいし
こんな体験してる人
結構
人類史でそんなにいないんじゃないか
っていうくらい
やっぱね
エッセイとかって
そういう他の人の
体験だとか
感じたことだとか
俺の考えっていうのを
知れるっていうのは
すごく魅力ですよね
うん
今日1位のおすすめは
天路の旅人
天路の旅人ですね
沢木小泥さんの
これはね面白かった
うん
あーそう
たまんないな
あとね
僕は
イローでワイトで
ちょっとブルーっていう
ブレディミククさんっていう人の
エッセイもね
これはね結構ね
年差に富んでてね
みんな読んだほうがいいって
教育として
教育
メンバーとかでも
取り上げられてるのかな
読んで
くれたらすごい
いいだろうし
なんかね
今の時代に
必要なものが詰まってる
その多様性を聞ける人とか
その
ナーキックエンパシー
33:01
っていうものをすごく抑えてて
えーとね
シンパシーとエンパシー
似てるんですけど
あの
シンパシーは
自然に
感情から
同じ気持ちになって
同情してとか
助けてあげたりとか
っていう
エンパシーならしいんですけど
エンパシーは
その
感情的には
一緒になれないけど
でも
その理屈として
理論として
相手の
別れてる状況だとか
社会状況だとか
から
相手の事情を
理屈で
想像して
受け入れる
っていうのがエンパシー
の一種らしくて
これは
だからあれですよね
違う
宗教の方とかでも
シンパシーはできないけど
でもその相手にも
相手の考え
主義主張があって
それを
尊重するみたいな
話をされてて
これは
重要なことだなって
思いましたね
まぁそんなもんかな
まぁまた
別の
ショーの時に
今日はこれぐらいにしておこうかな
じゃあ
またまた