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OKファームのOKです。この番組は、農業歴13年の私が、皆さんの思い出をもとに、今夜のこんだてを紹介するラジオです。
今日は、ラジオネームデミグラスソースさん、女性の思い出です。
私の母と母の妹、かっこおばさんと食事に行った時の話です。
80代の母は、だいぶ食が細くなり、一人前を一人で食べられなくなっていたので、ミニカツ丼とお味噌汁を注文。
母より9つ年下の70代のおばは、ステーキセットを注文。
こんながっつりお肉を食べれるなんて、おばは元気だなぁと思いながら、私はハンバーグセットを注文しました。
テーブルにステーキが届き、さっそくナイフでお肉を切り始めるおば。
すると、切ったお肉の3分の2を、「ほら、食べなさい。」と私のお皿にのせてきました。
はぁ、いやいや、一人で食べられないなら注文するなよ。
どうしてもお肉が食べたいなら注文する前に、半分食べてくれる?とか聞いてくれ。
そうしたら私は自分の料理の量を調整したのに。
おばのお肉のせいで、私は自分のハンバーグセットの野菜付け合わせとご飯を完食できずに、残す羽目になりました。
おばの子供、私のいとこは2人とも男の子で、きっと事前の確認なしでおかずの分け合いをしてるんだろうなぁと予想しましたが、
何分私は女の子でして肉食女子でもないので、そんなにたくさん食べられないのですよ。
結縁とはいえ、しょっちゅう合っているわけでもないおばの生活背景を注文前に読み取るのは難しいでござるというデミグラスソースさんからのお便りでした。
これめっちゃわかる。このおばあちゃんあるあるとか親戚あるあるを、僕は胃袋ハラスメントと呼んでいます。
ほうじとか親戚が集まったときに、あんた若いんじゃけぇ、これも食べぇって言われて、2人前から3人前ぐらいのお弁当を食べさせられたりとかするんですよね。
俺の食欲が高校生の頃と変わってないと思ってるのかい!と言いたくなった経験がある方が、僕のほかにも日本中におられることでしょう。
僕のエピソードとしては、高齢者施設に入ってしまいましたが、一緒に畑仕事をしていたばあちゃんがいたんですけども、
お昼ご飯にご飯とおでんを出してくれてですね、お腹いっぱいになったっていうふうにゆっくりしようと思ったところに、
まだ足りんじゃろうと言ってレトルトカレーを山盛りのご飯にかけて持ってきたっていうことがあって、
僕がこんな食べれるわけないじゃろ!って怒ったようなエピソードをこのお話から思い出しました。
とはいえよく聞くお話として、やっぱり戦時中とか戦後に食べ物に困った経験のある世代の方っていうのは、
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自分の子供や孫においしいものをたくさん食べさせてあげたいという思いを持ってらっしゃるとも聞いたことがありますので、
もしかしたらデミグラスソースさんのおばさんもおいしいステーキをめいっこに分けてあげたいというふうな思いもあったのかもしれませんよとね、
少しだけおばさんのフォローをさせていただきます。
そしてOKファームがおすすめする今夜のこんだては、ハンバーグです!
ラジオネームもデミグラスソースさんということですし、お話の中にもハンバーグという単語が出てきたので、
ステーキにしようかなどうしようかなと思ったんですけども、今回はハンバーグでおすすめさせていただきます。
全国的に寒い日が続いていますので、ハンバーグを食べてね、温まってみてください。
そしてハンバーグと一緒に飲んでいただきたいのが、OKファームが作っているごぼうが香るオニオンスープです。
僕が作った広島県のごぼうと淡路島の玉ねぎがたっぷり入っている粉末スープなんですが、
お湯を注ぐだけで出来上がりです。スープを作る暇がないという方は是非お試しください。
概要欄にごぼうスープのAmazonリンクを貼っておりますので、
OKファームのごぼうスープまだ買ったことがないよという方は是非チェックしてみてください。
改めましてデミグラスソースさんお便りありがとうございました。
月曜から金曜の正午にお届けしているこの番組では、あなたからの食べ物の思い出を募集しています。
日常的なものから壮大なエピソードまでどんなものでも大丈夫、匿名でも構いません。
概要欄のリンクをクリックすれば簡単に記入できますので是非よろしくお願いします。
今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。
素敵なお話、ごちそうさまでした。