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はい、シェアする落語のshikeです。
今日、1月28日は、浅草園芸ホール、1月下関ひるのぶ、行ってまいりました。
久しぶりですね、乗席の寄せ行くっていうのは。
本当に久しぶりだなという感じですね。
今回のこのひるのぶの工業は、4代目、かつらみきすけ23階域、水前工業ということになっています。
今のみきすけ師匠、みきおくんからのみきすけですね、は5代目になります。
3代目のみきすけが、しばはまのみきすけ、昭和の名人の一人ですね。
この4代目、かつらみきすけというのが、僕が高校ぐらいかな、テレビタレントとしてもすごく売れていた人で、
やなげやこきんっていう名前だったんですよね、2つ目の頃。
2つ目の頃から、コント55号の番組に出てましたね。
野崎民子さんって名前覚えてる人います?
懐かしいな、というところなんですけども。
それでテレビタレントで売れた後に、お父さんのかつらみきすけという名前を就名して、
いよいよ落語に本越を入れていって、ものすごく期待されてたし、賞もとってたし、人気もあったんですが、
突然亡くなられてしまったということなんですね。
寄せなんで、出てる人がいっぱいいるんで、いっぱい喋ってると30分40分すぐ経っちゃうんで、ちょっと飛ばしながらいきますね。
今回のこの芝居を行きたいなと思ったのは、
四代目みきすけの唯一の弟子だった三友邸司師匠の講座が聞きたいなと思っていたということもあります。
司師匠の寄せでの講座っていうのは、僕はちょっと最近行ってなかったので、ここは行きたいなというふうに思っていて、
この工業の趣旨と言いますか、またその三代目みきすけのおかみさんが、つい最近までお亡くなりになったというようなお話をして、
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三代目の勝田みきすけにお話をされて、そこからスパッと看板のピン。かっこよかったですね。
最初の方に出てくる親分みたいな人が、
とても素敵でした。
屋内屋藩司師匠が祖骨長屋。藩司師匠はどうしても三四ネタ対とかいうあたりが、いつも当たってたんですけども、
祖骨長屋は良いですね。普通にクラシックな感じで良かったと思います。
それとですね、ちょっと飛ばしながら行くと、初めてお目にかかったのがおしどり。
針金もパパパッとやってかっこいいですけども、全体のテンポを真子さんの方がアコーディオンで作っていく。
あの切れ目の無さがすごく音楽漫才だなっていうですね。
音楽で切れないで行く感じ。ポンポンポーンと繋がっていく感じって最近聞いてなかったんで、いいなと思ったのと、
なんとあそこでテルミンが出てくるっていうのが面白いですね。
テルミンを使ったパントマイムってめちゃめちゃ面白かったですね。
象徴師匠の酔っ払いですね。変わり目の前の方のあたりも良かったし、
講演師師匠ね。芸が太くなってきていいですね。
あとね、もう一人初めてこれもね、もうお名前は本当に僕も子供の頃から知ってますけども、
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林谷新平師匠を初めて聞いたんですよ。漫談でしたけどもね。やっぱ面白いですね。
やっぱ面白いし、仙台三平の香りがこうしてくるような自由自在な感じの漫談でしたね。
で、大演でですね、橘谷文蔵師匠と柳谷小満師匠というまたここも豪華な、
まあ残念ながら小浅師匠がね。四代目三木助とすごく仲が良かった。兄貴分だった。
春風邸小浅師匠がお休みで、まあ代わりに小満師匠で。小満師匠がね、時そばでしたよ。
いやー江戸前でしたね。文蔵師匠の目薬もね、かっこよかった。
ああいう炎症落語ですけどもね。
どっちかというと、ああいう炎症落語を、まぬけでエロい落語ですよね。
スパッとやると、かっこいいなって僕は思っちゃいますね。
そしてそういうお二人と交代称なのが、林谷平先生です。
ギター漫談の平先生ね、これほんと久しぶりに聞いて。
今のあれなんですね、ギターがゾンさんなんですね。
前はアコースティックギターで、しかもあんまり弾かないで、なんかこう杖みたいにして寄っかかってたんですよ。
結構弾いてましたね。結構弾いてて、ちょっと面白かったのは、ちょっとわかりにくいギャグがあったんですよ。
だけど僕わかっちゃって、結構前の方の席に座ってたんですけど、そのギャグでですね、大笑いしてたら、
舞台上の平先生からありがとうと言われました。珍しいですね。
あとですね、ちょっとこれネタのこの演目がよくわかんないんですけど、
旬風帝隆昌師匠がすごく珍しい話をしていましたね。僕あれは初めて聞いたなぁ。
あの、そうそうそうそう、彦六の肖像師匠の御命日が明日なんだそうですよ。
で隆昌師匠が、まあですから彦六一門ですよね。
ということで、彦六の肖像が描けていた話ということで、
神学者が大阪から江戸に来て、神学を無料でやるんだけども、電学と間違えられるっていうですね。
なんだそれというような面白い話でしたね。なかなか珍しくてよかったです。
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で、にゃんこ金魚先生を膝にして、東大勝田美樹助、5代目。
やっぱりね、この人はね、2つ目の途中からグッと上手くなった人ですよね。
あの、もう功績がすごい綺麗で、いいですね。久しぶりに聞きましたけどもね。
あの、なんていうのかな、若さがまだありますから、若さのこの勢いと、
この古典、正統派な古典落語の折り目正しさみたいなものを、
ちゃんとこう強調させながら、面白い落語を作り上げてるって感じでしたね。
ネタはお化け長屋でした。
後半は切るところで下げをつけて落としてましたけども、
まあ寄せなんでね、時間限られちゃうから、あんな感じになると思うんですけども。
楽しかったですね。期待以上に今の三木助師匠、いいですね。
まあでもこれだけいろんな人がもうぐっちゃぐちゃに出てるっていうのが、
やっぱ寄せ集めの寄せですよね。
やっぱね、長いですよ。浅草の昼は長い。
長いけど楽しいですね。
最初やっぱ、初心者にあんまりこの長さ進められないかもしれないなとは思いますけども、
だってテルミン鳴らしてる人がいればですよ。
コマンションの江戸前の時そばが聞けるわけですよ。
なかなかこういう空間はないなっていうふうに改めて思いましたね。
そして僕は4代目、桂三木助の楽譜を聞いたことがなくて、
中入りで昔の音源が流れてましたけども、
残念だったなっていうテレビではあんなにしょっちゅう見てたのにね。
ということで、
また今度は司師匠の日本橋司の会に行って、
司師匠の楽譜を聞きたいなっていうのと、
またね、寄せは寄せでですね。
良さがやっぱあるなっていうふうに改めて思いましたんで、
寄せに行きたいなというふうに思いましたというようなところで、
今日はこんな感じ。シェアする楽譜の司家でした。ではまた。