せみやまが最近、ずっとプレイしていた恋愛シミュレーションゲーム「ときめきメモリアル4」についてお話しました!
・皐月先輩と白ドラ
・響野さんとノイズキャンセル
・大倉都子というキャラ
BBブロスのときメモ4回
https://open.spotify.com/episode/0lcljNMkcyCV3avcC022oc
白ドラ特集(変ドラ研究所)
https://hen-dora.com/legacy/dora_sp/siradora/siradora.htm
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みなさん、こんにちは。自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、恋愛シミュレーションゲーム、ときめきメモリアル4についてお話ししたいと思います。
前回に続いてのゲーム回になるんですが、
前回のメタルマックス2は、僕が小学校、高学年から中学生にかけて遊んでいたゲームで、
ときめきメモリアル4、通称ときめも4については、今年になってから初めてプレイして、つい先日オールクリアしたゲームになります。
ここ数ヶ月は、ゲームといえば、ほぼときめも4しかプレイしてなかったですね。
あとは、弟のゆうすけが作ったスマホ用のRPGくらいですかね。
弟のゲームについては、AppleやAndroidのアプリストアで、30分RPGで検索していただくと、ヒットすると思いますので、
皆さん、よかったらチェックしてみてください。
今回、ときめも4についてネタバレありでお話ししていきますので、ご注意いただければと思います。
早速、ときめも4についてお話ししていきたいんですけども、
このゲーム、僕は今年の3月から7月にかけてプレイして、隠しキャラも含めて全12人のキャラクターのエンディングを見ることができました。
始めたのは今年の3月なんですけど、実は購入したのは去年の2月なんですよね。
ほぼ同時期に、ときめも2もアーカイブで購入して、そっちを進めてたり、ときめものドラマシリーズをやってたり、なんやかんやで購入してから、1年ほど寝かせてしまいました。
購入したきっかけは、以前の配信でもお話ししたんですが、僕がときめもに復帰するきっかけになった、
レトロゲームのポッドキャスト番組、ブライトビットブラザーズ、通称BBブロスや、以前ときめもをテーマにコラボさせていただいたバンドマンポッドキャスターの旬チャールズさんが、ときめも4を高く評価されてたので、
これは自分でもやってみるしかないということで、アマゾンのマーケットプレイスで中古ソフトを1226円税込総量込みで購入しました。
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最近レトロゲームが全体的に高騰気味ではあるんですが、ときめも4を含めたPSPのソフトは、まだまだ安く買えるものが多いですね。
1226円で4ヶ月遊べたということで、驚くべきコストパフォーマンスなんですけども、
ときめも4に関してはBBブロスで3回に渡って詳細にご紹介されているのと、パーソナリティの2P長谷川さんのプレイレポート会も含めて、ときめも4だけで全4回配信されてまして、
この度僕はときめも4オールクリアしたということで、その全4回を一気に聞きました。
本当にときめも4の魅力や成り立ちの経緯なんかを余すところなく的確にかつ面白く語られていて、全編深く頷きながら拝聴させていただきました。
BBブロスのときめも4回概要欄に貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。
ときめもシリーズについて改めて軽くご説明させていただくと、1994年に第1作目がPCエンジンで発売し、
先日30周年を迎えたばかりの恋愛シミュレーションゲームの金字塔で、ときめもが出たことによって恋愛シミュレーションゲームというジャンルが生まれたと言われるパイオニア的な作品です。
1作目に関して言うと、主人公は私立きらめき高校という名門高校に通う一男子高校生として、高校生活3年間を幼馴染の藤崎しおりを始め、個性豊かな女の子たちと交流しながら思い出を紡いでいく、そういうゲームになります。
ときめものナンバリングタイトルに関して言うと、過去3作品はすべてスウェオキ型ゲーム機で発売されてたんですが、このときめも4はPSPのソフトとして発売されました。
ときめも4が出たのは2009年なんですが、1年前の2008年にはPSPでモンスターハンターポータブルセカンドGが発売されて、これがものすごく売れまして、PSPのゲームハードとしての注目度が爆上がりしてた時期だったんですよね。
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そこに狙いを絞った販売戦略だったんだろうと思います。
最初にオールクリアしてみての全体的な所感を述べたいと思うんですが、すごく良かったです。
ときめもらしく、ビニーリ、サイニーリ、いろんな所が作り込まれていて、制作スタッフの情熱を感じることができましたし、過去作に無かった追加要素もゲームに新しい面白さを生み出すことに成功しているなと思いました。
だからこそ今回お話ししたいなと思ったんですよね。
僕はときめものナンバリングタイトルは1と2はオールクリアしていて、3は未プレイで、今回4をオールクリアしたんですけども、結構1,2と比べてさっきも言ったように、システム面でいろいろと追加要素や変更点があって、慣れるまで少し時間がかかったんですが、慣れてしまえばとても快適にプレイすることができました。
まず、電話にびっくりしましたね。
1日に電話を複数回、しかも平日にかけられる。
これ、ときめもプレイされたことがない方は、
セミヤマ何を言ってるんだという感じじゃないかと思うんですが、順を追って説明していきますね。
まず、恋愛シミュレーションゲームであるときめもは、お目当ての女の子と仲良くなるために、女の子に電話をかけてデートに誘う必要があるんですよ。
これは4でも過去作でも変わらないんですが、
ときめもって3年間の高校生活をざっくり言うと、平日パートと休日パートに分けていて、それぞれできることが違うんですが、
1とか2だと、電話ってその休日パートにしかかけられなかったんですよ。
しかも、女の子に電話かけてデートに誘って、運が良ければOKしてくれるんですが、断られることもあるんですよ。
その子があんまり好きじゃないスポットとかに誘うと、高確率で断られるんですけど、
で、電話でデートに誘ったその結果の違和感に関わらず、それで休日1日潰れるんですよ。
この日は電話って決めたら、電話しかできないんですよね。
これ、不遂とは知りつつ、現実に置き換えるとだいぶおかしいですよね。
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せっかくの休日に1回電話かけて、あとは1日中退屈割りでもしてるの?って言いたくなるんですけど、
ときめもの1、2は、電話に関してはそういうシステムだったんですよ。
で、対して4だと、平日でも休日でも好きなタイミングで電話がかけられるんですよ。
しかも1日に何度でもかけられるんです。
もう革命ですよね。
ときめもの世界にもIT革命が起きてたんだなって思いました。
ただし、そこでまたかけ放題にしてしまうと、ゲームバランス的にちょっとしっくりこないなという判断だったと思うんですが、
1ヶ月にかけられる電話の回数に制限があるんですよ。
ときめも4が出たのが2009年で、まだガラ系が主流の時期だったので、主人公もそういうガラ系を持ってて、
それを使って女の子に電話をかけるんですが、一定回数電話をかけるとバッテリーが切れて、その月はもう電話がかけられなくなるんですよ。
充電しろよって普通に思うんですけど、そこはゲームバランスという大人の事情があるわけですよね。
で、なぜか月が変わるとそのガラ系のバッテリーがフル充電になって、また女の子に電話がかけられるようになるわけです。
で、実は月が変わるのを待たずにガラ系を充電する方法もあって、
ゲーム内の通貨リッチを使ってお店で携帯電話予備バッテリーというのを買って使うと、消耗していたガラ系のバッテリーが満充電になるんですよ。
あとこのゲーム内のお店ではバッテリー以外にも洋服とかいろんな効果のあるアイテムを購入することができます。
これもトキメモの1とか2にはなかった仕組みなんですよね。
最初このゲーム内のお店で服が買えるということを知って、これって攻略中の女の子の好きな服装とか選ばないとうまく進められなかったりするのかなと思ったんですが、
特にそういうことはなくて、服を買って装備すると用紙というパラメーターがアップするんですが、別に購入しなくてもクリアはできるバランスになっていて、そこは安心しました。
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あとトキメモ1、2になくて4にあるシステムといえば特技ですね。 ゲームの攻略に役に立ついろんな特技を主人公に覚えさせることができるんです。
主人公は日々の高校生活の中で勉強したり運動したり部活したりいろんなことをやることになるんですが、
それらのアクションをこなしていくことで経験値がたまっていろんな特技がある中で欲しい特技に経験値を割り振ることでその特技を身につけることができるんです。
特技は例えば勉強が得意になるとか病気になりづらくなるとかいろいろあるんですよ。
この特技も最初はいろいろありすぎてどれをつけたらいいかよくわからないなぁと思いながら進めてたんですけど、どんな特技があるかだんだんわかってくると
今理系のパラメーターを伸ばしたいからこれつけようとか、この女の子の攻略にはこの特技が有効じゃないかとか、いろいろ自分で工夫しながら特技を選べるようになってきてすごく面白いシステムだなぁと思いました。
面白いのが女の子にも特技があって、しかもその多くは主人公に負荷をかけるマイナス特技なんですよ。
例えばリュウコウジさんっていう喧嘩が強い女の子がいるんですが、この人の眼力っていうマイナス特技が発動すると主人公の体調がどんどん悪くなってくんですよ。
リュウコウジさんと仲良くなりたくて会えば会うほど不健康になるっていう悪循環に陥るんですけど、主人公に女の子のそういうマイナス特技を打ち消す心の解除術という特技があって、これを主人公に覚えさせるとリュウコウジさんの眼力も受け流すことができるんですよ。
あとマイナス特技に関してもう一つ言うと、日常パートを実行中にたまに女の子のSDキャラが画面に登場してタイミングよくボタンを押すとその女の子に話しかけることができるんですけど、
きょうのさんっていう音楽を愛してやまない学校でもいつもヘッドホンをつけている女の子はノイズキャンセルというマイナス特技を持っていて話しかけてもスルーされちゃうんですよね。
このあたりゲームとしてとても面白いなと思いましたし、シナリオ面やセリフだけではなくてそれぞれの特技でも女の子の個性が表現されてるんですよね。
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ここからは僕がトキメモ4をプレイする中で印象的だったところをいくつかお話ししていきたいんですけども、
トキメモ4はメインヒロインが二人いまして、一人は同級生で明るく元気で親しみやすい女の子、星川さんという人で、もう一人は一学年先輩で勉強、スポーツ、万能、しかも市議会議員の娘という学校内の高音の華的存在、
さつき先輩という人なんですね。 4の舞台はワンと同じ私立きらめき高校なんですが、実はこのさつき先輩、かつてきらめき高校に通っていたワンの伝説的ヒロイン、藤崎しおりの親戚であるという設定があるんですよ。
このさつき先輩、メインヒロインということでキャラデザー的にもかなり力が入っていて、すごくかわいいなと思うんですが、一個だけ気になるところがあって、あまり仲良くない時にさつき先輩をデートに誘うと割とOKしてはくれるんですが、そのデートがどれだけ盛り上がっても、じゃあそろそろ帰りますか。
という段になると、急にスンって真顔になるんですよ。 実際のところ、私さしてあなたに興味ありません。みたいな顔するんですよね。
いや、さっきまでの笑顔、何だったの?って思うんですけど、まあこれが仲良くなってくると、その別れ際のスン顔もなくなりますし、ちょっと心のハードル高めの女の子の方が攻略していて、仲良くなれた時、嬉しいっていうのはありますし、
さつき先輩好きなキャラなんですけど、僕はそのさつき先輩のスン顔を見るたびに、何というか、ちょっと何を言ってるかわからないと思うんですが、お前は白ドラかって思ってました。
ちょっと色々と補足が必要ですよね。 順を追って説明していきますね。この白ドラって何かというと、国民的アニメ漫画作品ドラえもんの関連ワードなんですよ。
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特に漫画版のドラえもんに顕著に見られるんですけど、漫画版のドラえもんってたまにすごく無の表情してる時あるんですよ。
テストにアンキーパンっていうドラえもんが出してくれた食パンの形をしたアンキーパンっていう秘密道具に算数の公式なんかを書いて食べると、勉強が苦手なノビタでもそれを覚えられるというエピソードがあるんですが、
そのテストにアンキーパンの扉絵で巨大なアンキーパンをドラえもんがノビタの口に押し込んでるっていう絵があるんですけど、そのドラえもんの表情、一切の感情が欠落してるんですよ。
ノビタは口に巨大なパンを詰め込まれてすごく苦しそうにしてるのに、ドラえもんはどこ吹く風邪なんですよね。
他にも漫画版ドラえもんの至るところで、ノビタが泣いたり笑ったり感情をむき出しにしてるのに、隣に立っているドラえもんはスンっていう無の表情してる時、結構あるんですよ。
で、僕が好きなヘンドラ研究所っていうドラえもんのファンサイトがあるんですけど、そのヘンドラ研究所でそういう無の表情をしたドラえもんのことを白ドラと名付けて特集ページを作ったりしてるんですよ。
白けきったドラえもんの略で白ドラだと思うんですけど、このヘンドラ研究所の白ドラ特集ページ概要欄に貼っておきますので、ぜひチェックしていただきたいんですけども。
で、話を時計の方に戻して、そのさつき先輩のデート終了時のスン顔を見せられると、いやお前は白ドラかって毎回思うんですよね。
本当にわかりやすく、一切感情がこもってない表情するので、思わず白ドラと結びつけてしまったんですけど、さつき先輩はそのデート楽しかったわ。また誘ってね。からのスン顔がすごく印象的ですね。
あと、さっきもちらっとお話しした、今日のリズミさんというヘッドホン女子がいるんですが、この人はいわゆるエヴァンゲリオンの綾波とか、鈴宮遥の永人とか、最近のアニメそんなに詳しくないので例を挙げられないんですが、
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多分最近のアニメにも一定数いるであろう、感情を表現するのが苦手な、そういうキャラなんですけども、音楽の才能に恵まれた天才肌で、高校生ながら商業ベースでの作曲のお仕事をしたりしてる人なんですよ。
で、デートの約束をすると、来てはくれるんですけど、ちょいちょい遅れてくるんですよ。他の女の子だと遅れた理由に服を選ぶのに時間がかかっちゃって、みたいな納得できる理由が多いんですけど、この今日のリズミさんは一味違ってて、その理由というのが、来る途中に見かけた小鳥のさえずりが気持ちよくて、
つい聴き入ってしまったと。で、そのさえずりから新しい曲の旋律が思い浮かんで、考え込んでしまって、遅れたって言うんですね。で、そんな今日のさんに主人公も、いい曲できたって聞くんですけど、この辺のやりとりもめちゃくちゃマイペースな今日のさんのキャラが表現されてて、良かったですね。
で、これだけだと超マイペースな浮世離れした天才肌の子かなという感じになるんですが、それだけじゃなくて、今日のさんルートを進めていくと、今日のさんが生徒会から学校の参加の制作を依頼されるんですよ。
賛美する歌と書いて参加ですね。今まで商業ベースで作曲をコンスタントにこなしていた今日のさんなんですが、学校に関しては仕事の関係上休みがちで、私に学校参加なんて作れるのかなと思い悩んだり、そこで主人公がそっと背中を押してあげたりするんですけども、
商業ベースの作曲とは違う、学校参加の制作と今日のさんが向き合っていくという流れになるんですよ。これがいいんですよね。
今一つ学校とコミットできてなかったり、他の生徒ともボス交渉だった今日のさんが参加の制作を通じて、いろんな人の思いに触れたり向き合っていくというのが、すごくグッとくるいい展開でしたね。
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そして大倉美亜子というキャラの話をしたいんですが、美亜子はときめも4の中で僕が一番のインパクトを受けたキャラでしたね。
ときめも4をオールクリアした人の多くがそう感じたんじゃないかなと思います。 人気投票でもダントツ1位のキャラなんですよね。
この大倉美亜子なんですが、他のキャラを攻略する時と美亜子を攻略する時とでかなり印象が違うんですよ。
美亜子は主人公の隣の家に住んでいる幼なじみの女の子で、主人公と同じきらめき高校に通う同級生でもあるんです。
そして他キャラの攻略の時は女の子同士の情報網を駆使して、主人公に女の子の情報を教えてくれるありがたい相談役になってくれるんですよ。
例えばさっきもお話しした、さつき先輩とデートして仲良くなりたいとなった時、
美亜子に電話するとさつき先輩の電話番号を教えてくれたり、登場している女の子の主人公に対する評価、好感度がどれくらい来てるかなんかを教えてくれたりするんですよ。
ときめもワンだと主人公の親友のさおとめよしおというキャラがいまして、この人に電話すると女の子の情報を教えてくれてたんですが、
ときめもワンのよしおの役割をときめもフォーでは美亜子が受け持ってくれてるんですね。
で、そんな美亜子に電話をかけると一つ気になる選択肢が出てくるんですよ。
女の子の情報を知りたい、女の子の評価を知りたいという相談役としての選択肢のほかにデートしようぜっていう選択肢があるんですよ。
ただ試しにそれを選んでみると、今さらそんな間柄でもないでしょ?的なことを言ってあっさりかわされちゃうんですよ。
なので通常、美亜子って攻略対象にならないし、デートに誘うこともできなくて、あくまで女の子の情報を教えてくれる相談役として機能するんですよ。
なので、例えば今日のさんを攻略しようとなった場合、美亜子に情報をもらいつつデートを重ねて好感度を上げて、卒業式の日までに好感度が一定以上になっていれば女の子から告白してくれるという流れになるんですよ。
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女の子によってはパラメーターを一定数上げないといけないとか、他にも追加の条件を満たす必要があったりいろいろあるんですが、おおむねそんな感じなんですよ。
で、他の女の子の攻略中、特に美亜子の方から主人公に関わってくることはないんですよね。
1点、なぜか毎月のお小遣いに関しては美亜子が主人公のお母さんから預かって、主人公は美亜子から受け取るというルーティーンになるんですが、それくらいですね、ここまでが他キャラを攻略する場合の大倉美亜子の立ち位置になります。
で、大倉美亜子を攻略対象とした場合はどうなるかなんですが、まずどうやって攻略対象にするのかというと、さっきも言ったデートしようぜという選択肢を何度も何度も選ぶんですよ。
その選択肢は1回の電話で一度しか選べないので、日を改めながら何度も何度も美亜子に電話してデートしようぜと言い続けると、最初は相手にしなかった美亜子の態度が徐々に変化してきて、もうしつこいな、わかったわよ、みたいな感じで
そこからは一緒にデートに行けるようになるんですよ。美亜子はそういう簡単にはデートに誘えない隠しキャラだったんですよね。
で、美亜子と何度かデートしてると徐々に美亜子の態度も変化してきて、朝迎えに来てくれたり、子供の頃に一緒に遊んだ河川敷の草むらを見ながら思い出を共有したり、幼馴染という設定を駆使したいい感じのイベントが発生するようになるんですよ。
で、そんなある日、美亜子から主人公に屋上で一緒にお弁当食べないって誘ってくれるんですよ。
で、美亜子は主人公の好物ばかりが入った手作りのお弁当を食べさせてくれるんです。
主人公も大喜びで食べて、美亜子はいいお嫁さんになるなぁ。
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ほ、本当?嬉しい。もっと食べてね。みたいな余ったるいやりとりも発生するんですけど、そこで主人公が美亜子の結婚式には呼んでくれよ。
幼馴染代表として出席するから、みたいなことを言うんですよね。
そうすると、美亜子の表情が一変するんです。
え? みたいな感じで
で、私バカみたい。もういい。と言って、その場を立ち去っちゃうんですよ。
後に残された主人公はポカーンとして、俺何か気に触ること言ったかな?みたいなことを言ってるんですけど
時も歴代主人公はものすごく鈍感という伝統がありまして、この4の主人公もその鈍感さによって開けてはいけない扉を開くことになるんですね。
主人公が自分のことを本当に単なる幼馴染としか思ってないんだと思わされた美亜子は
このお弁当のイベントをきっかけに精神に不調をきたすことになるんですよ。
第2段階に移行するんですよね。この第2段階に移行した美亜子は見た目も雰囲気もBGMも一変します。
髪はほつれて喋り方も隠うつな感じになってBGMもこの世の終わりみたいな重くどんよりした雰囲気の曲調になるんですよ。
この状態でもデートに誘うことはできるんですけど、人が多いところは嫌だと言って場所によっては絶対に来てくれなかったり
来てくれても黒魔道士みたいな漆黒に赤のラインが入ったその服どこで買うの?みたいな異様な服装で着たりするんですよ。
言動もいわゆるヤンデレ的な感じになって全体的に怖いんですよね。
ヤンデレ状態の時も以前みたいに屋上で一緒にお弁当食べましょうって誘ってくれるんですけど、主人公の苦手なものばかり入ってたりするんですよね。
なんかご飯もドス黒くて、何ですかねこのドス黒いご飯は
イカスミパエリアなのかな?お弁当としてはちょっと重いですよね。
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初めて宮古ルートをプレイした時、この状態が本当に辛くて、早く元の明るい宮古に戻ってくれって思ってましたね。
宮古の声は福縁美里さんという声優さんが演じられてるんですが、宮古の声のオーディションが実施された時、このヤンデレの宮古の演技が抜群に上手かったということで、それが採用の決め手になったんだそうです。
ちなみ余談なんですが、この福縁美里さん、1982年1月10日生まれなんですが、僕が1982年1月5日生まれということで、誕生日が5日違いなんですよ。
なので、勝手にすごく親近感を覚えたりもしています。
で、ヤンデレ状態になってしまった宮古なんですが、この時期に異様な存在感を発揮してくる要素がもう一つありまして、それはウサギさんなんです。
このウサギさん、宮古が大事にしているピンク色のウサギのぬいぐるみなんですが、目のところがボタンになっていて、しかも左右でボタンの色やサイズが違うんですよ。
もともとちょっと異様な雰囲気のあるぬいぐるみなんですけど、宮古がヤンデレ状態になると、このぬいぐるみ喋り出すんですよ。
しかもその声は主人公にしか聞こえないんですよね。
さらに主人公が他の女の子とデートしたり仲良く話したりしてると、このウサギさん、鉄パイプを持って襲いかかってくるんですよ。
これ実際、RPGみたいな戦闘が発生するんですよね。
で、ウサギさんはめちゃくちゃ強くて、主人公はだいたいボコボコにされるんですけど、運動という戦闘力に直結するパラメーターを上げまくっていると、撃退することも可能だったりします。
でも、撃退しても他の女の子とデートをすると、ウサギさんは何度でも襲いかかってきます。
で、勝っても負けても、戦闘が終わると主人公はベッドの中にいて、「はっ、今のは夢だったのか?」ってなるんですけど、僕、宮古ルートは2回プレイしたんですけど、2回目はこのウサギに勝ちたくて、主人公をムキムキに鍛えまくって、卒業後の進路としてはそのまま格闘家を目指すことになりました。
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で、そのウサギさんとの戦闘が終わった後、ヤンデレ状態の宮古に話しかけられるんですけど、「デート楽しかった?」って聞かれるんですよ。
な、なんで知ってるんだ?と主人公が恐る恐る聞くと、「わからない。でも、私知ってるの。」って言われるんですけど、つまりこのウサギさんって宮古のスタンドなんですよね。
もちろんトキメモ4の作品中ではスタンドとは呼ばれてないんですけど、スタンドというのはジョジョの奇妙な冒険という漫画の第3部から登場した概念で、スタンド使いと呼ばれる能力者の背後にすっと浮かんで、いろんな能力を発揮してくれる存在で、スタンド使いとスタンドは魂のレベルで繋がってるんですけど、
宮古とウサギさんもそういうレベルで繋がってるんですよね。で、さらに言うと宮古のスタンドであるウサギさんはジョジョで言うところの遠隔自動操縦タイプですね。
つまり、宮古自身が意識的に他の女の子とデートした主人公への攻撃をウサギさんに命じているわけではなくて、むしろ宮古の無意識とリンクしたウサギさんが、宮古の意にそぐわない行動を取った主人公を鉄パイプで懲らしめにやってきている。そういう感じだと思います。
で、このウサギさんと戦闘になるとき、寂しいんだよ。寂しいって言ってんだよ、セニョール!というセリフとともに襲いかかってくるんですよ。なんでスペイン語?って思うんですけど、これがまた異様な迫力を感じさせるんですよね。
で、この樹仏のようなスタンドのようなウサギさんなんですけど、さっき左右でボタンが違うというお話をしたんですが、実は宮古が幼い頃から肌見放さず、どこに行くにもウサギさんのぬいぐるみを持ち歩いてたんですが、幼い宮古が片方のボタンを引っ掛けて固めになってしまったんです。
で、取れたボタンも見つからなくて、泣き止まない宮古に幼い主人公が自分の服のボタンをむしってこれ使えよと言ってくれた。そのボタンを縫い付けてたから左右のボタンのサイズが違ったんですよね。
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その時のことを宮古はずっと覚えていて、それもあってなおさらウサギさんを大切にしてたんです。
で、ヤンデレ状態の宮古は幼い頃、主人公と一緒によく遊んだ河川敷の草むらでウサギさんに話しかけて過ごすことが増えてたんですが、
そんな中、幼い主人公にもらったその思い出の詰まったボタンを草むらでなくしてしまうんですよ。
で、主人公と一緒に探すんですが見つからないと。暗いからもう諦めて帰ろうという主人公に対して、
宮古は大切なボタンだから絶対に諦めない、残って探すって言うんですね。そんな宮古に主人公は分かったと言って、
幼い頃と同じように自分の服のボタンをむしって渡すんですよ。もうなくさないようにしっかり縫い付けておけよと言って、
そのことをきっかけに固くないなっていた宮古の心もほどけて見違えるように明るくなるんですよ。
髪型もポニーテールに変えるんですけど、ヤンデレ期以前のサバサバした幼馴染の宮古とも違う第三段階に移行するんですよね。
この段階になると宮古は主人公との恋愛にすごく積極的になって、もうかなりラブラブな感じになるんですよ。
ときめもプレイしていて、お前ら早く付き合っちゃえよって思うことはちょいちょいあるんですが、ラブラブ期の宮古と主人公に関しては
もう早く結婚すればいいのにって思いながらプレイしてました。
サバサバした幼馴染からのヤンデレ期、そしてラブラブな展開と、宮古のルートは緩急がすごくてものすごく揺さぶられましたね。
最後に宮古と爆弾についてお話ししておきたいんですが、ときめもには初代から続く爆弾という要素がありまして、ときめも4にもあるんですが、通常はこの爆弾を意識しながらプレイすることになります。
ときめもってゲームシステム上、登場するすべての女の子が主人公のことをある程度意識してるような仕組みになってまして、全然デートに誘わないとか、学校で見かけても話しかけずに無視するとか、
42:16
そうすることで昇進度という画面上には出てこない裏パラメーターみたいなものがそれぞれの女の子ごとに積み重なって、その昇進度が一定以上までいくと、その女の子に爆弾が発生するんですよ。
そしてその爆弾を放置した場合、ある日爆発音が聞こえて、爆弾がついていた女の子と登場するすべての女の子の好感度が大きく下がって、ゲームの進行上非常にまずい状況になるんですよ。
なので爆弾がついたら早めに対処する必要があるわけです。この爆弾は爆弾がついた女の子とデートをすることで解除することができます。
なので通常トキメモ4のプレイにおいては、狙いの女の子とだけデートしていれば良いわけじゃなくて、爆弾がついた女の子とのデート、通称爆弾処理も行う必要があるわけです。
対してミヤコルートなんですが、ミヤコはトキメモのシステム上非常に異質な存在で、まずミヤコは爆弾の影響を受けないんですよね。
トキメモにおいて爆弾が爆発したという状態は、具体的には〇〇さんのことを主人公が傷つけた。〇〇さんに主人公が冷たくしたという噂が広まって、いろんな女の子の好感度が下がるという状況を意味するんですが、
ミヤコが爆弾の影響を受けないというのは、周りの噂に影響されない。幼い頃から主人公のことを知っていて、悪い人じゃないということを知っている。だから、一時主人公の悪い噂が広まったとしても影響を受けないということだと思うんですよね。
で、ミヤコは通常時は女の子の連絡先や情報を教えてくれるナビゲーターをやってくれてたんですが、ヤンデレキ以降は女の子の連絡先や情報を一切教えてくれなくなるんですよ。
なので、誰かに爆弾がついたようだということがわかっても、その子の電話番号を知るすべがなくて、デートに誘えないので爆弾処理ができないんですよね。下校時にたまたま女の子に会った時にデートに誘うことができるんですが、そうするとさっきも言ったように
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ウサギさんが出てきて襲いかかってきたりするので、もうミヤコルートに入ったら爆弾処理は考えず放置するのが一番いいんですよね。
なので、ミヤコルートでは中盤以降は1ヶ月に1回くらい爆発音がして、女の子たちの間で主人公の悪い噂が広まって、ミヤコ以外の女の子からは常に白い目で見られるようになるんですが、ミヤコだけはニコニコと対応してくれるという状況になります。
トキメモの過去作にも幼馴染キャラっていたんですが、その子たちも爆弾の影響は受けていました。
何があっても主人公への思いは揺るがないという大倉ミヤコは歴代最強クラスのヒロインであると同時に、
トキメモのゲームシステムを根底から覆すようなキャラで、だからこそ隠しキャラとして設定されていたのかなと思います。
セミラジオではお便りを募集しています。
Xのハッシュタグセミラジオや概要欄のフォームからお送りいただけると嬉しいです。
今回は恋愛シミュレーションゲームトキメキメモリアル4と主に大倉ミヤコについてお話しさせていただきました。
ご視聴ありがとうございました。
47:00
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